JPS6143592A - 水性インク記録用シ−ト - Google Patents

水性インク記録用シ−ト

Info

Publication number
JPS6143592A
JPS6143592A JP16539284A JP16539284A JPS6143592A JP S6143592 A JPS6143592 A JP S6143592A JP 16539284 A JP16539284 A JP 16539284A JP 16539284 A JP16539284 A JP 16539284A JP S6143592 A JPS6143592 A JP S6143592A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin
group
polymerizable
polymerizable monomer
parts
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16539284A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhide Hayama
和秀 葉山
Akira Yamashita
彰 山下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Petrochemical Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Petrochemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Petrochemical Co Ltd filed Critical Mitsubishi Petrochemical Co Ltd
Priority to JP16539284A priority Critical patent/JPS6143592A/ja
Publication of JPS6143592A publication Critical patent/JPS6143592A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M5/00Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
    • B41M5/50Recording sheets characterised by the coating used to improve ink, dye or pigment receptivity, e.g. for ink-jet or thermal dye transfer recording
    • B41M5/52Macromolecular coatings
    • B41M5/5245Macromolecular coatings characterised by the use of polymers containing cationic or anionic groups, e.g. mordants

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は水性インクを用いる記録用シートに関し特にイ
ンクシエンド記録方式により高画質のカラー画像が得ら
れる紙、プラスチックフィルム、合成紙、金属シートな
どを基材とするインクジェット記録用シートに関するも
のである。
インクジェット記録方式は騒音がなく、現像、定着プロ
セスを必要とせず、高速記録ができ、かつ容易に多色カ
ラー記録が行えることから、ファクシミリ、ワードプロ
セッサー、端末プリンターなどに近年急速に普及しつつ
ある。とりわけ、カラーディスプレイからカラーハード
コピーを作成するインクジェット記録方式によるカラー
プリンターの開発が進んでいる。インクジェット・カラ
ープリンターは、7色の表現色(黄、マゼンダ。
シアン、赤、緑、紫、黒)を用いたカラーグラフィクス
分野を始めとして、最近はグラビア印刷或いは銀塩写真
に近い高画質を得るフルカラーコピー、所謂ビクトリア
ルコピーを作成する高解像度のカラープリンターが開発
されている。
〔従来技術〕
インクジェット記録には、普通紙(PPC,Plain
paper  copy )を使用出来る利点がある。
しかしながら、多色カラー記録に適したインクジェット
記録用紙としては、一般の普通紙では満足されていない
のが実情である。
インクジェット記録用シートに要求される基本的性能は
、 1 ドツト形状が円形で且つにじみなどの拡がりがなく
、ドツト周辺がシャープで解像度が高いこと。
2 ドツト色濃度が高く、鮮明度が良いこと。
3 インキの吸収速度が速く乾燥性に優れ、且つインク
の吸収量が多く、インクのドツトが重なった時、後から
付着するドツトが流れ出さぬなどの多色カラー記録性が
良いこと。
4 記録後の寸法変化が小さく、カール、波打ち、変形
が無いこと。
などが挙げれる。
なかんずく、インクの乾燥性を支配するインクの吸収性
とドツトの拡がシ(滲み)という相反する性質を両立す
ることが当業者間での技術的課題となっている。即ち、
記録用紙のインクの吸収性が速いと一般にドツトの拡が
シが犬きくなυドツト形状もいびつになり、その結果解
像度が悪化する。
加えて、インクが紙層内部に深く浸透する傾向がsb色
濃度とその鮮明度が低下する。
更に最近の多色カラー記録による高画質を得る場合には
、各色のインクが記録シートの同一箇所、若しくは近辺
に短時間で付着するためにインク吸収性と共に、特にイ
ンク吸収容量が大きいことが要求される。さもないと未
吸収のインクが流れ出しくフロー)、その結果、鮮明な
画像は得られないのみか、汚れ発生の原因ともなる。
インクジェット記録紙としては、上質紙などの普通紙を
基本的に使用することが出来るが、記録紙を製造する当
業者が記録方式やその条件或いはインクに合わせてサイ
ズ度、透気度、緊度、平滑度、水中伸度などの紙の諸物
性値を適合させているのが実情である。一方、最近の傾
向である高画質のカラー記録を得るためにはこれらの紙
物性の制御のみでは不可能でアシ、前述の基本的要求項
目を充たした記録性を得るために、シート表面にコート
層を設け、顔料、バインダーなどを最適化したコート紙
タイプのインクジェット記録紙が検討されている。しか
しながら、まだ記録性能は勿論記録部の耐水性、耐候性
、寸法安定性などの点で満足出来る高画質用のインクジ
ェット記録用紙は存在していないのが実情である。最近
の傾向として、紙のみならず含浸紙、プラスチックフィ
ルム、合成紙、金属シートなどの耐水性シートや透明シ
ートなどを基材シートとして用いる要求がある。例えば
、具体的にはパーソナルコンピューターのカラーディス
プレイ化が進むに従い、カラー。
ハードコピー4−0HP(オーバーヘッドプロジェクタ
−)に使用するためのインクジェット記録が可能な透明
フィルムが要望されている。しかしながら、OHPフィ
ルムに使用されるポリエステルなどのプラスチックフィ
ルムは、紙基材と異なって疎水性でsb水性インクの吸
収性が全く無いことから使用出来ない。他の含浸紙など
の紙加工物、合成紙、金属シートなども同様である。
この様な新しい素材を基材ふするインクジェット記録シ
ートの開発には従来の普通紙やコート紙の製造概念に基
づいた取シ組み方では技術的に限界があった。
更に、インクジェット用インク溶剤としては通常水のみ
では蒸発により噴射ノズルに目づまりを生じるため、水
にポリアルキレングリコールや湿潤剤を配合し乾燥によ
る目づまりを生じないように種々工夫をしている。この
ことが逆に合成樹脂フィルム等の記録シートに記録させ
た場合、インクの乾燥性を更に悪くする原因となってい
る。
以上記載の如く記録用シート特にポリエステル等透明な
合成樹脂フィルムに如何にインクジェットによるインク
滴を鮮明にくつきシと付着させ、かつすみやかに吸収乾
燥させるかが当分野における最重要な問題である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明はインクジェットの利点である多色フルカラーコ
ピーを鮮明にくつきシと記録させることができるととも
に、インクの吸収乾燥性の優れる水性インク記録用シー
トを提供するものである。
〔問題点を解決する手段〕
本発明は、特殊のアニオン性の紫外線まだは放射線硬化
型樹脂を主剤とする重合性樹脂をシート状基材の表面に
塗工し、この塗工層に紫外線または放射線を照射して得
られる架橋膜層を記録層として設けることにより水性イ
ンクの密着性を良好とし、にじみのない鮮明な印刷を与
えるものでちる。
即ち、前記架橋膜層によシインク滴の吸収乾燥が良好で
インク滴のひろがりがなく、また内部に深く浸透しない
ためにインク滴が鮮明でくりきシとした像として得られ
るというインクジェット記録性に秀れる。また樹脂自体
が紫外線または放射線照射によシ3次元化されてい、る
ため耐水性も良好で記録用シート自体の記録後の変形も
認められナイ。WK樹脂が電解質ポリマーでおるため帯
電防止性も良好でほこシ等が付着しないという特徴があ
る。
〔発明の構成〕
本発明は、(4)重合性二重結合およびω)カルボキシ
ル基、スルホン酸基、硫酸エステル基、燐酸エステル基
より選ばれたアニオン性基および/またはその中和塩の
官能基を有する重合性樹脂を主剤とする樹脂を支持体シ
ートの表面に設け、次いで紫外線または放射線を照射し
て前記樹脂を硬化させて得た水性インク記録用シートを
提供するものである。
(重合性樹脂) 本発明の@重合性二重結合および(6)カルボキシル基
、スルホン酸基、硫酸エステル基、燐酸エステル基より
選ばれたアニオン性基および/またはその中和塩の官能
基を有する重合性樹脂としては、例えば次の(1) 7
 (v)のものからげられる。
(i)  カルボキシル基含有重合性単量体10〜Zo
o重量%と、疎水性の重合性単量体90〜0重景%との
共重合体樹脂に、更にエポキシ基を有する重合性単量体
を該共重合体樹脂のカルボキシル基含有重合性単量体の
0.03〜0.60?当量と反応させて前記共重合体樹
脂のカルボキシル基の一部をエステル結合させ、しかる
後にアルカリ、アンモニアまたはアミン等の塩基で残存
するカルボキシル基の一部または全部を中和させた樹脂
上記カルボキシル基含有重合性単量体としては、アクリ
ル酸、メタクリル酸等のモノアクリル酸;マレイン酸、
イタコン酸、シトラコン酸等の多塩基酸もしくはこれら
の酸無水物があげられる。
疎水性の単量体としては、メチルアクリレート、メチル
メタクリレート、エチルアクリレート、エチルメタクリ
レート、プロピルアクリレート、プ。
ロビルメタクリレート、ブチルアクリレート、ブチルメ
タクリレート、ヘキシルアクリレート、ヘキシルメタク
リレート、オクチルアクリレート、オクチルメタクリレ
ート、2ウリルアクリレート、ラウリルメタクリレート
、ステアリルアクリレート、ステアリルメタクリレート
の如きアルキルアクリレート、アルキルメタクリレート
、ベンジルアクリレート、ペンジルメタクリレント、エ
トキシエチルアクリレート、エトキシエチルメタクリレ
ート、ヒドロキシエチルアクリレート、ヒドロキシエチ
ルメタクリレート、ヒドロキシプロピルアクリレート、
ヒドロキシエチルアクリレート、スチレン、ビニルトル
エン、酢酸ビニル等が挙げられる。
そしてエポキシ基を有する重合性単量体としてはグリシ
ジルアクリレート、グリシジルメタクリレート、アリル
グリシジルエーテル、スチリルグリシジルエーテル、グ
リシジルシンナメートの如きビニル基とエポキシ基を有
する化合物があげられる。
カルボキシル基を中和する塩基としては、水酸化リチウ
ム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムの如きアルカリ
水酸化物;アンモニア;エチルアミンの如き1級アミン
;ジエチルアミンの如き2級アミン;トリメチルアミン
、トリエタノールアミンの如き3級アミン等があげられ
る。
(11)カルボキシル基含有重合性単量体10〜100
重@%と、疎水性の重合性単量体90〜0重量%との共
重合体樹脂に、水酸基を有する重合性単量体を該共重合
体のカルボキシル基含有重合性単量体の0.03〜0.
60g当量と反応させて前記共重合体樹脂のカルボキシ
ル基の一部をエステル結合させ、しかる後にアルカ1ハ
アンモニアまたはアミン等の塩基で残存するカルボキシ
ル基の一部または全部を中和させた樹脂。
カルボキシル基含有重合性単量体、疎水性の重合性単量
体および塩基は(1)と同一のものが使用でき、水酸基
含有重合性単量体としてはヒドロキシエチルアクリレー
ト、ヒドロキシエチルアクリレート、ヒドロキシプロピ
ルアクリレート、ヒドロキシプロピルメタクリレート等
があげられる。
(iiD  カルボキシル基含有重合性単量体10〜1
00重量%と、疎水性の重合性単量体90〜0重量%と
の共重合体樹脂に、ハロゲン化重合性単量体を該共重合
体樹脂のカルボキシル基含有重合性単量体の0.03〜
0.60F当量と脱)・ロゲン化反応させて前記共重合
体樹脂のカルボキシル基の一部をエステル結合させ、し
かる後にアルカリ、アンモニアまたはアミン等の塩基で
残存するカルボキシル基の一部または全部を中和させた
樹脂。
カルボキシル基含有重合性単量体、疎水性の重合性単量
体および塩基は(1)と同一のものが使用でき、ハロゲ
ン化重合性単量体としてはI・ロアルキルアクリレート
、ハロアルキルメタクリレート、ハロメチルスチレン、
アリルノ1ライド等があげられる。
Gψ エポキシ化合物に不飽和多塩基酸を反応させてカ
ルボキシル基と重合性二重結合を有する樹脂を得、この
樹脂のカルボキシル基の一部または全部をアルカリ、ア
ンモニアまたはアミン等の塩基で中和させた樹脂。
エポキシ化合物としては、ビスフェノールAのジグリシ
ジルエーテル、ビスフェノールFのジグリシジルエーテ
ル、ノボラックエポキシ樹脂、クレゾールノボラック樹
脂、グリシジルアクリレート、グリシジルメタクリレー
ト又は他のこれと共重合可能な他の七ツマ−と共重合さ
せた樹脂等が使用できる。
不飽和多塩基酸としては、イタコン酸、マレイン酸およ
びこれらの無水物が使用できる。
M 多塩基酸基(これらの酸無水物基をも含む)を有す
る樹脂の多塩基酸基(またはこれらの酸無水物基)を水
酸基を有する重合性単量体の水酸基と反応させたのち、
残りのカルボキシル基の一部または全部を前記の塩基で
中和した樹脂。
多塩酸基を有する樹脂としては、イタコン酸・アクリル
酸エステル共重合樹脂、無水マレイン酸・スチレン共重
合樹脂、無水マレイン酸クラフトポリエチレン等があげ
られる。
また、水酸基を有する重合性単量体としては(iDでの
べた水酸基含有アクリレート、水酸基含有メタクリレー
ト等が使用できる。
(VD  (i)〜(iiDの樹脂において、カルボキ
シル基含有重合性単量体の代シに、その一部または全部
ヲスチレンスルホン酸、スチレンサルフェート、2−ヒ
ドロキシエチルアクリロイルホスフェート、2−ヒドロ
キシエチルメタクリロイルホスフェート等のスルホン酸
基、硫酸エステル基または燐酸エステル基を有する重合
性単量体におきかえて得た樹脂。
これら(i)、(ii)、(iDおよび(v)の樹脂に
おいて、前駆体の共重合体樹脂を得るカルボキシル基含
有重合性単量体および/またはスルホン酸基、硫酸エス
テル基まだは燐酸エステル基を有する重合性単量体は1
0〜100重量%、好ましくは20〜80重量%であシ
、疎水性の重合性単量体は90〜0重量%、好ましくは
80〜20重量%の割合で用いられる。また、このカル
ボキシル基および/またはスルホン酸基、硫酸エステル
基または燐酸エステル基を有する共重合体樹脂に対し、
エポキシ基または水酸基を有する重合性単量体、或いは
/・ロダン化重合性単量体は、カルボキシル基および/
またはスルホン酸基、硫酸エステル基または燐酸エステ
ル基を有する重合性単量体の0.03〜0゜60f当量
、好ましくは0.10〜0.50 f当量の割合で用い
られる。
また、(V)の樹脂において、エポキシ化合物は、多塩
基酸1モルに対し、1〜40モルの割合で用いられる。
更に、(■)の樹脂においては、多塩基酸(またはこれ
らの酸無水物)、疎水性樹脂、水酸基含有重合性単量体
は、(10の樹脂のそれぞれカルボキシル基含有重合性
単量体、疎水性単量体、水酸基含有アクリレートまたは
水酸基含有メタクリレートと同量の割合で用いられる。
疎水性の重合性単量体、疎水性の樹脂の割合が前記量よ
り少ないと、重合性樹脂を光硬化させて。
得た架橋樹脂層の塗膜の耐水性が不十分で水性インクの
にじみがでて、鮮明な印刷を得ることができない。逆に
多すぎると光硬化後の塗工膜が疎水化され、水性インク
の吸収乾燥性が悪くなる。
また、カルボキシル基、スルホン酸基、硫酸エステル基
、燐酸エステル基含有重合性単量体の量が少なすぎると
水性インクの吸収乾燥性が不十分となる。逆に多すぎる
と水性インクかにじみ、鮮明な印刷を得ることができな
い。
(任意成分) 上記光硬化性樹脂以外に、塗膜状態等を改良するために
、高級アルコールエトキシレートやポリアルキレングリ
コールのアクリレート、ジアクリレート、ペンタエリス
リトールトリアクリレート、トリメチロールプロパント
リアクリレートの如き特殊モノマーや、湿潤剤、他の電
解質ポリマー、添加剤(例えばクレー、炭カル等のフィ
ラー)等を加えることは何らさしつかえない。
また、樹脂を紫外線硬化させるときは、樹脂100重量
部に対し、0.5〜5重量部の光増感剤を配合しなけれ
ばならない。光増感剤としては、例Lffff−ヘンジ
インンゾインメチルエーテル、ベンゾインエチルエーテ
ル、ペンゾインイソグロビルエーテル、α−メチルベン
ゾイン、α−フェニルベンゾイン等のベンゾイン系化合
物;アントラキノン、メチルアントラキノン等のアント
ラキノン系fヒ合物;ベンジル;ジアセチル;アセトフ
ェノン、ベンゾフェノン等のフェニルケトン化合物;ジ
フェニルジスルフィド、テトラメチルチウラムスルフィ
ド等のスルフィド化合物;α−クロルメチルナフタリン
;アントラセンおよびヘキサクロロブタジェン、ペンタ
クロロブタジェンなどのハロゲン化炭化水素などが挙げ
られる。
また、重合性樹脂に光重合促進剤としてアミンを少量配
合すると、組成物の空気中での硬化時間が著しく短縮さ
れるとともに、光増感剤の使用量も節減される。
かかるアミンとして、ブチルアミン、ヘキサメチレンジ
アミン、ジエチレントリアミン、テトラエチレンペンタ
ミン、ペンタエチレンへキサミノζジメチルアミノプロ
ピルアミン、アミノエチルエタノールアミン、n−アミ
ノピペラジン、m−フェニレンジアミン、ジアミノジフ
ェニルメタン、モノエタノールアミン等の第1アミン;
ジエチルアミン、ジメチルアニリン、シ゛′r、クノー
ルアミン、トリエタノールアミン、テトラキス(2ヒド
ロキシプロピル)エチレンジアミン、ジメチルアミノエ
チルメタクリレートなどの第二及び第三アミンがあげら
れる。
そして、光重合促進剤としてのアミンは重合性樹脂10
0重量部に対し、0.001〜10重量部、好ましくは
0.1〜5重量部の割合で用いる。
更に、ハイドロキノン、t−ブチルハ・fドロキノン、
カテコール、ハイドロキノン七ツメチルエーテルなどの
フェノール類;ベンゾキノン、ジフェニルベンゾキノン
などのキノン類:フエノチアジン類;銅類などの熱重合
防止剤を重合性樹脂100重量部に対し、0.0001
〜3重量部配合してもよい。
(記録用シート) 記録層形成用重合性樹脂の塗工はエヤーナイフコート、
ブレードコート、バーコード、グラビアコート、カーテ
ンコート、ロールコート、スプレーコート法等によって
ポリエチレンテレフタレートフィルム等の基材上に行な
い、溶媒乾燥後に紫外線や電子線等を照射することによ
って重合性の樹脂を架橋せしめて記録層を基材シートの
上に形成させる。記録層の塗工量は0.1〜205’/
m’。
好ましくは0.5〜IOP/lr?の範囲でちる。基材
シートとしてはプラスチックフィルム、合成紙、サイズ
度、透気度、平滑度等を調節した紙及びバリヤーコーテ
ィング層を樹脂塗工或いは熱可塑性樹脂の押し出しコー
ティング等によシ設けた紙加工物、樹脂含浸紙、金属シ
ート等を使用する。これらの基材シートには記録層の接
着性を上げる為に場合により基材にアンカーコートを施
す場合がある。
重合性樹脂を硬化させるに用いる光としては、高エネル
ギー電離性放射線および紫外線があげられる。
高エネルギー電離性放射線源としては例えば、コツクク
ロフト型加速器、パンデグラーフ型加速器、リニャーア
クセレレーター、ベータトロン、サイクロトロンなどの
加速器によって加速された電子線が工業的に最も便利か
つ経済的に使用されるが、その他に放射性同位元素や原
子炉などから放出されるγ線、X線、α線、β線、中性
子線、陽子線などの放射線も使用出来る。
紫外線源としては例えば、紫外線螢光灯、低圧水銀灯、
高圧水銀灯、超高圧水銀灯、キセノン灯、炭素アーク灯
、太陽光などがある。
放射線として前記高エネルギー電離性放射線を用いる場
合には、特に光増感剤を用いる必要はないが、紫外線を
用いる場合には紫外線を吸収してラジカルを発生して重
合を開始する前記光増感剤を用いる。
本発明の水性インク記録用シートは水性インクで描画す
る版下作成用などの製図フィルムや、水性ボールペン、
水性インクフェルトペンなどを用いるX−Yプロッター
用フィルムとしても最適である。特にX−Yプロッター
を用いてOHP (オーバーヘッドプロジェクタ−)シ
ートを作成する場合に現在は普通紙の描画に使用されて
いるカラー水性ペンを油性ペンに取り換えて描画してい
るというのが実情であるが、本発明の記録用シートを用
いれば、従来使用の水性ペンでその侭描画出来、繁雑な
ペンの取換作業を一挙に解消するものである。
〔効果〕
本発明の水性インク記録用紙は、シート状基材の表面に
重合圧二重結合及びカルボン酸、スルホン酸、硫酸エス
テル、燐酸エステルの中和塩を有する紫外線または放射
線硬化性樹脂を塗工し、光架橋させたものである。単に
、カルボン酸、スルホン酸、硫酸エステル、燐酸エステ
ルの中和塩を有する電解質ポリマーをシート上に塗布し
ても水性インクをのせた場合、表面張力によシインクが
拡散してにじみが発生し鮮明な像とならないが、本発明
による如く紫外線又は放射線架橋させることによシかか
る電解質ポリマーに適度な疎水(耐。
水)性を付与させることができ、水性インクが拡散する
ことなく適度な接触角を保ったままシート上の表面層で
ある光架橋樹脂の表面層にインク滴の形状を保ったまま
インクかにじむことなく鮮明に吸収される。
本発明による重合性樹脂は更に、一般にアンカーコート
しなければ密着性が悪いとされているポリエステルフィ
ルムに対してアンカーコートなしでも密着性が良好でめ
るという特徴を有する。
以下、本発明を実施例によシ更に詳細に説明するが、本
発明はこれら実施例により何ら制限されるものではない
。なお、例中の部、%は重量基準である。
樹脂I フラスコ内にメタクリル酸30部(0,35g当量)、
メチルメタクリレート40部、ブチルメタクリレート3
0部、インプロパツール100部および2.2′−アゾ
ビスイソブチロニトリル0.5部を仕込み、窒素雰囲気
下80℃で6時間重合反応を行なった。
次いで、グリシジルアクリレート14.9部(0゜12
f当量)およびテトラメチルアンモニウムブロミド0.
4部を加え80℃で4時間攪拌後水冷し、水酸化ナトリ
ウム9,3部(0,23g当量)、水150部を滴下し
、1時間攪拌し、更に40℃で3時間攪拌して樹脂■を
得た。このメタクリル系樹脂は、 ’ee CO2CH2CHCH20COCI(=CH2CO2・
NaH を分子鎖に含むものである。
1皿上 樹脂Iの場合と同様に、アクリル酸70部(0゜97f
当量)、エチルアクリレート10部、ラウリルメタクリ
レート20部、インプロパツール100部および2,2
′−アゾとスイソブチロニトリ。
ル0.5部を用いて重合反応を行ない、次いで、グリシ
ジルアクリレート53部(0,41?当量)、テトラメ
チルアンモニウムプロミド1.6部、及び水酸化カリウ
ム31部(0,55F当量)、水300部で変性し樹脂
■を得た。
このアクリル系樹脂は、 R を分子鎖に含むものである。
樹脂■ フラスコ内に、アクリル酸50部(0,59P当量)、
メチルアクリレート20部、ブチルアクリレート30部
、1.4−ジオキサンioo部および2.2′−アゾビ
スイソブチロニトリル0.5部を仕込み、窒素雰囲気下
80℃で6時間重合反応を行なった。
次いで℃ドロキシエチルアクリレート32部(o、zs
r当量)、パラトルエンスルホン酸1.0部を加え、8
0℃で4時間攪拌後水冷し、トリエタノールアミン30
.5部(0,20f当量)と水250部を滴下し、1時
間攪拌し、更に40℃で3時間攪拌して樹脂■を得た。
このアクリル系樹脂は、 (−CHzC:E(÷          ÷−CH2
CH÷を分子鎖に含むものである。
樹脂■ フラスコ内に、アクリル酸45部(,0,63F当量)
、メチルアクリレート25部、ブチルアクリレート30
部、インプロパツール100部および2.2′−アゾビ
スイソブチロニトリル0.5部を仕込み、窒素雰囲気下
80℃で6時間重合反応を行なった。
次いでクロロエチルアクリレート28部(0,217当
量)、ピリジン16.6部を加え、50℃で4時間攪拌
後水冷し、水酸化す) IJウム16.7部(0,42
f当量)と水250部を滴下し、1時間攪拌し、更に4
0℃で3時間攪拌して樹脂■を得た。このアクリル系樹
脂は、 を分子鎖に含むものである。
樹脂■ フラスコ内に、グリシジルメタクリレート30部(0,
211F当量→、プチルンタクリレート70部、インプ
ロパノ−/I/100部およびジメチルバレロニトリル
0.5部を仕込み、窒素雰囲気下60℃で6時間重合反
応を行なった。
次いでイタコン酸27.3部(0,42f当量)、テト
ラメチルアンモニウムプロミド0.8部を加え、60℃
で8時間攪拌後水冷し、水酸化す) IJウム8.3部
(0,21?当量)、水150部を滴下し、1時間攪拌
し、更に40℃で3時間攪拌して樹脂■を得た。このメ
タクリル系樹脂は、 ÷CHzC+         CH2CozCYh 
CHC&0CQCH2cco’?#JH を分子鎖に含むものである。
樹脂■ フラスコ内に、無水マレイン酸49部(12当量)、ス
チレン51部、メチルエチルケトン150部および2,
2′−アゾビスインプチロニ)+フルo、5部を仕込み
、窒素雰囲気下80℃で6時間重合反応を行なった。
次いでヒドロキシエチルアクリレート38.7部(0,
33r当量)、ピリジン1.2部を加え、80℃で4時
間攪拌後水冷し、水酸化カリウム37.3部(0,67
rat )、水250mt=滴下L、1時間攪拌し、更
に40℃で3時間攪拌後、減圧下40℃で水150部を
添加しながらメチルエチルケトン150部を溜去して樹
脂■を得た。この無水マレイン酸系樹脂は、 ÷OH−CM÷ CH2<HCChCzルoco coT−1を分子鎖に
含むものである。
樹脂■ 樹脂Iの製造の場合と同様に、スチレンスルホン酸50
部(0,27g当量)、スチレン50部、イソプロパツ
ール150部および2.2′〜アゾビスイソブチロニト
リル0.5部を用いて重合反応を行ない、次いで、グリ
シジルアクリレート12.1部(0,09f当量)、テ
トラメチルアンモニウムプロミド0゜4部および水酸化
ナトリウム7.0部(0゜18f当量)、水100部で
変性し、樹脂■を得た。
樹脂■ 樹脂Iの製造の場合と同様に、スチレンサルフェート5
0部(0,25f当量)、スチレン50部、イソプロパ
ツール150部および2,2′−アゾビスイソブチロニ
トリル0.5部を用いて重合反応を行ない)次いで、グ
リシジルアクリレート11.8部(0・091F当量)
、テトラメチルアンモニウムプロミド0.4部および水
酸化カリウム8.8部(0,161当量)、水100部
で変性し、樹脂■を得た。
樹脂■ 樹脂■の製造の場合と同様に、2−ヒドロキシエチルア
クリロイルホスフェート55部(0−561当量)、メ
チルアクリレート20部、エチルアクリレート25部、
イソプロパツール150部およヒ2,2′−アゾビスイ
ソブチロニトリル0.5部を用いて重合反応を行ない、
次いで、グリシジルアクリレート28.7部(0,22
を当量)、テトラメチルアンモニウムプロミド0.9部
、および水酸化ナトリウム13.4部(0,34f当量
)、水150部で変性し、樹脂■を得た。
比較樹脂■ 樹脂Iの製造の場合と同様に、メタクリル酸36部(0
,42f当量)、メチルメタクリレート35部、ブチル
メタクリレート29部、インプロパツール100部およ
び2,2′−アゾビスインブチロニトリル0.5部を用
いて重合反応を行ない、次いで、グリシジルアクリレー
ト1.5部(0,01f当量)、テトラメチルアンモニ
ウムプロミド0.05部、および水酸化ナトリウム11
.8部(o、a o r当量)、。
水200部で変性し、比較樹脂Iを得た。
上皇皇亘1 樹脂Iの製造の場合と同様に、メタクリル酸90部(1
,05を当量)、ブチルメタクリレート10部、イソプ
ロパツール150部および2,2′−アゾビスイソブチ
ロニトリル0.5部を用いて重合反応を行ない、次いで
グリシジルアクリレート89.3部(0,70f”3(
量)、テトラメチルアンモニウムプロミド2.7部およ
び水酸化ナトリウム14部(0,35?当量)、水40
0部で変性し比較樹脂■を得た。
次に、上述の樹脂を用いた実施例につき説明する。
! 樹脂I、100部あたり、3部のストファー社製開始剤
VICURE55を配合した組成物の水/イソプロパツ
ール(”/1重量比)10%希釈液を、あらかじめ東洋
インキ社製アンカー処理剤(アンダーラッカーRU、 
 0.5 t/rr?)で処理したポリエステルフィル
ム(100μm厚+)VCバーコーターを用いて固凰分
塗布量が42/−になるように塗布した。
ついで乾燥後、紫外線照射装置(B)本電池製7271
強さ160W/cM)を用いてコンベア速度10m/分
で紫外線硬化せしめてインクジェット記録用透明フィル
ムを得た。
実施例2 樹脂II、100部あたり3部のストファー社製開始剤
VICUREssを配合した組成物の水/イソプロパツ
ール(1部1重量比)10%希釈液を、未処理のポリエ
ステルフィルム(100μ”Jlu)にバーコーターを
用いて固型分塗布量が41/lr?になるように塗布し
て乾燥後、実施例1と同じくコンベア速度10m/分で
紫外線硬化せしめてインクジェット記録用透明フィルム
を得た。
実施例3〜9 樹脂Iの代りに樹脂■、■、■、■、■、■、■を用い
て、実施例1と同様の方法でインクジェット記録用透明
フィルムを得た。
実施例10 樹脂Iの水/イソプロパツール(1/+重量比)10%
希釈液をあらかじめアンカー処理したポリエステルフィ
ルムにバーコーターを用いて固型分塗布量が4f/ff
1′になるように塗布して乾燥後・、電子線照射装置(
エレクトロカーテン・エネルギーサイエンス社製)を用
いて加速電圧150KV。
電流2.0 mAで電子線照射量1.0Mrad照射し
てインクジェット記録用透明フィルムを得た。
実施例11 樹脂■、100部あたシ3部の開始剤VICURE55
を配合した組成物の水/イソプロパツール(1部1重量
比)10%希釈液をコート紙(SKコート山山国国策パ
ルプに乾燥固形分量が5.01/dになるようにパーコ
ーター塗布して乾燥後、紫外線照射(コンベア速度1o
rn/分)してインクジェット記録用紙を作成した。
比較例1〜2 比較樹脂I−I[を用いて実施例1と同様の方法でイン
クジェット記録用透明フィルムを得た。
これらのインクジェット記録用シートと市販の上質系イ
ンクジェット記録用紙(参考例1)、及び実施例11に
用いたコート紙(参考例2)、についてインクジェット
記録性を次の方法で評価した。
(1)、ドツト濃度及びドツト径の測定:さくらデンシ
トメーターPDM−5(小西六写真工業社製)を使用し
た。
(2)、ドツト径状の観察:実態顕微鏡で観察したドツ
トの形状とエツジ部分○(円形でシャープ)×(不整い
でにじみ大)で評価した。
(3)、インク乾燥速度:シャープ力ラーイメージプ0
ツタ−IO−0700を用いテストパターンを記録する
際に用紙押えローラーを印画部分にセットし、記録直後
にフィードしてインキの未乾燥量に依存する尾引き汚れ
の長さく■)で評価した。
(4)0表面固有抵抗値:20℃、65%相対湿度の条
件下タケダ理研社製絶縁抵抗計TR−8601で測定し
た。
(5)、耐水性ニスボイドで一定量の水滴を塗膜上に滴
下し、直ちに拭き取った時の塗膜の損傷度を評価した。
○:全く損傷なし、Δ:ややあり、×:全て拭きとられ
る。
結果を表−1に示す。
本発明による実施例1〜1oのインクジェット記録用透
明シートにカラーイメージプロッター(シャープ社製l
0−0700)を用いて印画したところ、比較例1〜2
に較べ水性インクの乾燥性に優れ、印画部は擦過しても
全く脱落しない良好な密着性を示し、しかも印画した画
像は色濃度が高く、かつ鮮明で、解像度が高く、カラー
オーバーヘッドプロジェクタ−用フィルムとして最適で
あった。一方基材のポリエステルフィルムに印画した場
合にインクが全く乾燥せず、ハジキが出て指触で脱落し
た。
実施例11のインクジェット記録用紙の印画物は、色濃
度が高く鮮明で、解像度の高い画像が得られ、基材とし
て用いた一般コート紙(参考例2)及び上質系のインク
ジェット記録用紙(参考例1)に較べて格段に浸れたカ
ラー画質を有するものであった。
本発明による実施例1の記録シートにX−Yプロッター
PL−2000(横河電機製作所裂)を用いて水性イン
クベン(黒・赤・黄・青)で描画したところ、各色の水
性インクの画線、インクの乾燥性は良好で、優れた描画
性を示しオーバーヘッドプロジェクタ−用フィルムとし
て最適であった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)、(A)重合性二重結合および(B)カルボキシル
    基、スルホン酸基、硫酸エステル基、燐酸エステル基よ
    り選ばれたアニオン性基および/またはその中和塩の官
    能基を有する重合性樹脂を主剤とする樹脂を支持体シー
    トの表面に設け、次いで紫外線または放射線を照射して
    前記樹脂を硬化させて得た水性インク記録用シート。 2)、重合性樹脂がカルボキシル基含有重合性単量体1
    0〜100重量%と、疎水性の重合性単量体90〜0重
    量%との共重合体樹脂に、更にエポキシ基を有する重合
    性単量体を該共重合体樹脂のカルボキシル基含有重合性
    単量体の0.03〜0.60g当量と反応させて前記共
    重合体樹脂のカルボキシル基の一部をエステル結合させ
    、しかる後にアルカリ、アンモニアまたはアミン等の塩
    基で残存するカルボキシル基の一部または全部を中和さ
    せた樹脂であることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の水性インク記録用シート。 3)、重合性樹脂が、分子中に次の基を含むものである
    ことを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の水性イン
    ク記録用シート ▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R^1、R^2、R^3はHまたはCH_3で
    あり、MはLi、Na、K、NH_4またはアミン残基
    である。〕 4)、重合性樹脂が、先に多塩基酸基を有する樹脂と、
    水酸基を有する重合性単量体とをエステル反応させて得
    たビニル基とカルボキシル基を有する樹脂を得、この樹
    脂の残存カルボキシル基を後にアルカリ、アンモニアま
    たはアミン等の塩基で残存するカルボキシル基の一部ま
    たは全部を中和させた樹脂であることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の水性インク記録用シート。 5)、重合性樹脂が、分子中に次の基を含むものである
    ことを特徴とする特許請求の範囲第4項記載の水性イン
    ク記録用シート ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R^1はHまたはCH_3であり、MはLi、
    Na、K、NH_4またはアミン残基であり、Aは炭素
    数2〜6のアルキレン基である〕。 6)、重合性樹脂がカルボキシル基含有重合性単量体1
    0〜100重量%と、疎水性の重合性単量体90〜0重
    量%との共重合体樹脂に、水酸基を有する重合性単量体
    を該共重合体のカルボキシル基含有重合性単量体の0.
    03〜0.60g当量と反応させて前記共重合体樹脂の
    カルボキシル基の一部をエステル結合させ、しかる後に
    アルカリ、アンモニアまたはアミン等の塩基で残存する
    カルボキシル基の一部または全部を中和させた樹脂であ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の水性イ
    ンク記録用シート。 7)、重合性樹脂がカルボキシル基含有重合性単量体1
    0〜100重量%と、疎水性の重合性単量体90〜0重
    量%との共重合体樹脂に、ハロゲン化重合性単量体を該
    共重合体樹脂のカルボキシル基含有重合性単量体の0.
    03〜0.60g当量と脱ハロゲン化反応させて前記共
    重合体樹脂のカルボキシル基の一部をエステル結合させ
    、しかる後にアルカリ、アンモニアまたはアミン等の塩
    基で残存するカルボキシル基の一部または全部を中和さ
    せた樹脂であることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の水性インク記録用シート。 8)、重合性樹脂が、分子中に次の基を含むものである
    ことを特徴とする特許請求の範囲第6項または第7項記
    載の水性インク記録用シート ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R^1、R^2、R^3はHまたはCH_3で
    あり;MはLi、Na、K、NH_4またはアミン残基
    である〕。 9)、重合性樹脂がエポキシ化合物に不飽和多塩基酸を
    反応させてカルボキシル基とビニル基を有する樹脂を得
    、この樹脂のカルボキシル基の一部または全部をアルカ
    リ、アンモニアまたはアミン等の塩基で中和させた樹脂
    であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の水
    性インク記録用シート。
JP16539284A 1984-08-07 1984-08-07 水性インク記録用シ−ト Pending JPS6143592A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16539284A JPS6143592A (ja) 1984-08-07 1984-08-07 水性インク記録用シ−ト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16539284A JPS6143592A (ja) 1984-08-07 1984-08-07 水性インク記録用シ−ト

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6143592A true JPS6143592A (ja) 1986-03-03

Family

ID=15811525

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16539284A Pending JPS6143592A (ja) 1984-08-07 1984-08-07 水性インク記録用シ−ト

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6143592A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3635745A1 (de) * 1985-10-21 1987-04-23 Mitsubishi Petrochemical Co Aufzeichnungsblatt fuer waessrige tinte
JPS62242578A (ja) * 1986-04-16 1987-10-23 Oji Paper Co Ltd 透明なインクジェット記録用シ−ト
JPH01139256A (ja) * 1987-11-26 1989-05-31 Kanzaki Paper Mfg Co Ltd 記録用シート
EP1955858A1 (en) * 2007-02-06 2008-08-13 FUJIFILM Corporation Undercoat solution, ink-jet recording method and ink-jet recording device
US8192803B2 (en) 2006-09-29 2012-06-05 Fujifilm Corporation Ink jet recording method and ink jet recording device

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3635745A1 (de) * 1985-10-21 1987-04-23 Mitsubishi Petrochemical Co Aufzeichnungsblatt fuer waessrige tinte
JPS62242578A (ja) * 1986-04-16 1987-10-23 Oji Paper Co Ltd 透明なインクジェット記録用シ−ト
JPH0473710B2 (ja) * 1986-04-16 1992-11-24
JPH01139256A (ja) * 1987-11-26 1989-05-31 Kanzaki Paper Mfg Co Ltd 記録用シート
JPH0566865B2 (ja) * 1987-11-26 1993-09-22 Kanzaki Paper Mfg Co Ltd
US8192803B2 (en) 2006-09-29 2012-06-05 Fujifilm Corporation Ink jet recording method and ink jet recording device
EP1955858A1 (en) * 2007-02-06 2008-08-13 FUJIFILM Corporation Undercoat solution, ink-jet recording method and ink-jet recording device
US8541063B2 (en) 2007-02-06 2013-09-24 Fujifilm Corporation Undercoat solution, ink-jet recording method and ink-jet recording device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6294379A (ja) 水性インク記録用シ−ト
US7279506B2 (en) Ink jettable overprint compositions
JPS60143991A (ja) 水性インク記録用シ−ト及びその製造法
JP2009256552A (ja) 光硬化性コーティング組成物、オーバープリント及びその製造方法
JP2009256553A (ja) 光硬化性コーティング組成物、オーバープリント及びその製造方法
JPS6143592A (ja) 水性インク記録用シ−ト
US20200215828A1 (en) Image forming method
JP6683208B2 (ja) 感光性樹脂組成物および感光性樹脂版原版
JPS6254253A (ja) レリ−フ形成方法
JPH01286886A (ja) 記録用シートの製造方法
JPS6254254A (ja) レリ−フ形成方法
JPS6094486A (ja) 印字適性を有する剥離性処理剤
JPS6294380A (ja) 水性インク記録用シ−ト
JP4758755B2 (ja) 印刷物の製造方法およびその方法で得られる印刷物
JP2009209248A (ja) 光硬化性コーティング組成物、オーバープリント及びその製造方法
JPH0222370A (ja) 紫外線硬化型インキ組成物
JP2019005992A (ja) 塗工物の製造方法、塗布装置、及び、活性エネルギー線硬化型インク
JP3006420B2 (ja) 光硬化性印刷インキまたは被覆組成物
JPS61270197A (ja) ホワイトボ−ド用シ−ト
JPH0247A (ja) 写真印画紙用支持体
JPS63183443A (ja) 画像形成方法
JP3923347B2 (ja) 感圧複写紙用減感インキ
WO2023189272A1 (ja) 印刷物の製造方法および活性エネルギー線硬化型インキ
JPH07157668A (ja) 放射線硬化型樹脂組成物及びその硬化物
JPH06198829A (ja) シート状支持体