JPS6143552Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6143552Y2 JPS6143552Y2 JP18607582U JP18607582U JPS6143552Y2 JP S6143552 Y2 JPS6143552 Y2 JP S6143552Y2 JP 18607582 U JP18607582 U JP 18607582U JP 18607582 U JP18607582 U JP 18607582U JP S6143552 Y2 JPS6143552 Y2 JP S6143552Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steam
- pipe
- water
- separator
- hot water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 52
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 23
- 238000000605 extraction Methods 0.000 claims description 2
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 9
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 230000005514 two-phase flow Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000011017 operating method Methods 0.000 description 1
- 239000007921 spray Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Degasification And Air Bubble Elimination (AREA)
- Cyclones (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は気水分離器に関する。
例えば、地熱発電プラントにおいて地熱々水と
蒸気とを分離するために使用される公知の気水分
離器では、第１図縦断面図に示すように、密閉さ
れた鉛直方向の外筒０１内に上端が開口した内筒
０２が同軸的に固定され、水平方向の流入管０３
と水排出管０４がそれぞれ内筒０２と交差するよ
うな位置関係で外筒０１側面の上部，下部に挿入
され、内外筒間の液面０５は水排出管０４より上
の水位に保持されている。
蒸気とを分離するために使用される公知の気水分
離器では、第１図縦断面図に示すように、密閉さ
れた鉛直方向の外筒０１内に上端が開口した内筒
０２が同軸的に固定され、水平方向の流入管０３
と水排出管０４がそれぞれ内筒０２と交差するよ
うな位置関係で外筒０１側面の上部，下部に挿入
され、内外筒間の液面０５は水排出管０４より上
の水位に保持されている。
このような気水分離器内に流入管０１を経て接
線方向に吹き込まれる蒸気０６と熱水０７は、第
２図−拡大断面図に示すように二相流となつ
て内筒０２の周囲を旋回するので、遠心分離作用
により蒸気０６と熱水０７は分離され、分離され
た蒸気は上昇し、熱水は下降し、気水分離器内
は、次々に送り込まれる二相流によつて高圧とな
つているから分離された蒸気は内筒０２により送
り出され、一方、熱水は水位が一定以上にならな
いように水排出管０４により排出されるようにな
つている。
線方向に吹き込まれる蒸気０６と熱水０７は、第
２図−拡大断面図に示すように二相流となつ
て内筒０２の周囲を旋回するので、遠心分離作用
により蒸気０６と熱水０７は分離され、分離され
た蒸気は上昇し、熱水は下降し、気水分離器内
は、次々に送り込まれる二相流によつて高圧とな
つているから分離された蒸気は内筒０２により送
り出され、一方、熱水は水位が一定以上にならな
いように水排出管０４により排出されるようにな
つている。
しかしながら、このような従来の気水分離器に
おいては、分離された熱水の液面０５が気液二相
の旋回流と直接接触する関係上、液面０５の乱れ
が激しく、一度分離された熱水が再飛散し、分離
効率を低下させるという問題があり、また、液面
０５の乱れにより熱水の液位検出が困難となり、
気水分離器の運転方法が複雑になるという問題が
ある。
おいては、分離された熱水の液面０５が気液二相
の旋回流と直接接触する関係上、液面０５の乱れ
が激しく、一度分離された熱水が再飛散し、分離
効率を低下させるという問題があり、また、液面
０５の乱れにより熱水の液位検出が困難となり、
気水分離器の運転方法が複雑になるという問題が
ある。
本考案はこのような事情に鑑みて提案されたも
ので、液面の乱れを小さく、一度分離された熱水
が再飛散しミスト状の液滴として内筒上端に流れ
蒸気と混入することなく分離効率高く、しかも、
熱水の液位検出の容易な気水分離器を提供するこ
とを目的とし、密閉された鉛直方向の分離器本体
と、該分離器本体内上部に接線方向から気水を導
入する気水流入管と、該分離器本体と同軸的に挿
入された鉛直方向の気体取出管と、該分離器本体
下部に配設された液体取出管とを具えてなる気水
分離器において、上記気水流入管を上下部に分岐
させ、上部は気水流入管とするとゝもに下部は液
体流入管としたことを特徴とする。
ので、液面の乱れを小さく、一度分離された熱水
が再飛散しミスト状の液滴として内筒上端に流れ
蒸気と混入することなく分離効率高く、しかも、
熱水の液位検出の容易な気水分離器を提供するこ
とを目的とし、密閉された鉛直方向の分離器本体
と、該分離器本体内上部に接線方向から気水を導
入する気水流入管と、該分離器本体と同軸的に挿
入された鉛直方向の気体取出管と、該分離器本体
下部に配設された液体取出管とを具えてなる気水
分離器において、上記気水流入管を上下部に分岐
させ、上部は気水流入管とするとゝもに下部は液
体流入管としたことを特徴とする。
本考案の一実施例を図面について説明すると、
第３図はその縦断面図、第４図は第３図の−
に沿つた拡大断面図、第５図は第３図の−に
沿つた水平断面図、第６図は第３図の−に沿
つた水平断面図である。
第３図はその縦断面図、第４図は第３図の−
に沿つた拡大断面図、第５図は第３図の−に
沿つた水平断面図、第６図は第３図の−に沿
つた水平断面図である。
上図において、１は外筒、２は内筒、３は流入
管でその右端は後記する３ａ，３ｂ，３ｃを経て
外筒１内に開口している。
管でその右端は後記する３ａ，３ｂ，３ｃを経て
外筒１内に開口している。
３ａは流入管３の分岐部下面を一部切欠き、こ
の切欠き部に流れ方向に下向きの傾斜を有する分
割管体を接合させた熱水分離管体、３ｂは流入管
３の軸線方向に延びる蒸気管、３ｃは熱水管で流
入管３と外筒１との間に配置されており、蒸気管
３ｂは、第１図の構造と同様に、外筒１上部に接
線方向より配設され、熱水管３ｃは左側が流入管
３及び熱水分離管体３ａに接続され、右側が外筒
１下部の液面５下に内筒２の方向に噴出するよう
に配設されている。４は水排出管、５は液面、６
は蒸気、７は熱水である。
の切欠き部に流れ方向に下向きの傾斜を有する分
割管体を接合させた熱水分離管体、３ｂは流入管
３の軸線方向に延びる蒸気管、３ｃは熱水管で流
入管３と外筒１との間に配置されており、蒸気管
３ｂは、第１図の構造と同様に、外筒１上部に接
線方向より配設され、熱水管３ｃは左側が流入管
３及び熱水分離管体３ａに接続され、右側が外筒
１下部の液面５下に内筒２の方向に噴出するよう
に配設されている。４は水排出管、５は液面、６
は蒸気、７は熱水である。
このような構造においては、外筒１に熱水７，
蒸気６がほとんど分離され流入するので、外筒１
上部付近に在存する熱水が少なく、よつて下部に
旋回流で落下する熱水量が少なくなる。
蒸気６がほとんど分離され流入するので、外筒１
上部付近に在存する熱水が少なく、よつて下部に
旋回流で落下する熱水量が少なくなる。
また、ほとんどの熱水が熱水管３ｃより液面５
下に流入し、しかも内筒２に向けて噴出するため
旋回流が起こらず、液面５の乱れが少ないので、
ミスト状の熱水又は液滴が内筒２上端より下流側
へ流出することを防止することができる。
下に流入し、しかも内筒２に向けて噴出するため
旋回流が起こらず、液面５の乱れが少ないので、
ミスト状の熱水又は液滴が内筒２上端より下流側
へ流出することを防止することができる。
さらに、また、液面５が安定し、液位検出が容
易になるので、気水分離器の分離効率が向上し、
またその運転方法を簡略化することができる。
易になるので、気水分離器の分離効率が向上し、
またその運転方法を簡略化することができる。
要するに本考案によれば、密閉された鉛直方向
の分離器本体と、該分離器本体内上部に接線方向
から気水を導入する気水流入管と、該分離器本体
と同軸的に挿入された鉛直方向の気体取出管と、
該分離器本体下部に配設された液体取出管とを具
えてなる気水分離器において、上記気水流入管を
上下部に分岐させ、上部は気水流入管とするとゝ
もに下部は液体流入管としたことにより、気液の
分離効率が高く、液面の乱れが小さく、液面検出
の容易な気水分離器を得るから、本考案は産業上
極めて有益なものである。
の分離器本体と、該分離器本体内上部に接線方向
から気水を導入する気水流入管と、該分離器本体
と同軸的に挿入された鉛直方向の気体取出管と、
該分離器本体下部に配設された液体取出管とを具
えてなる気水分離器において、上記気水流入管を
上下部に分岐させ、上部は気水流入管とするとゝ
もに下部は液体流入管としたことにより、気液の
分離効率が高く、液面の乱れが小さく、液面検出
の容易な気水分離器を得るから、本考案は産業上
極めて有益なものである。
第１図は公知の気水分離器を示す縦断面図、第
２図は第１図の−に沿つた拡大断面図、第３
図は本考案の一実施例を示す縦断面図、第４図は
第３図の−に沿つた拡大断面図、第５図は第
３図の−に沿つた水平断面図、第６図は第３
図の−に沿つた水平断面図である。 １……外筒、２……内筒、３……流入管、３ａ
……熱水分離管体、３ｂ……蒸気管、３ｃ……熱
水管、４……水排出管、５……液面、６……蒸
気、７……熱水。
２図は第１図の−に沿つた拡大断面図、第３
図は本考案の一実施例を示す縦断面図、第４図は
第３図の−に沿つた拡大断面図、第５図は第
３図の−に沿つた水平断面図、第６図は第３
図の−に沿つた水平断面図である。 １……外筒、２……内筒、３……流入管、３ａ
……熱水分離管体、３ｂ……蒸気管、３ｃ……熱
水管、４……水排出管、５……液面、６……蒸
気、７……熱水。
Claims (1)
- 密閉された鉛直方向の分離器本体と、該分離器
本体内上部に接線方向から気水を導入する気水流
入管と、該分離器本体と同軸的に挿入された鉛直
方向の気体取出管と、該分離器本体下部に配設さ
れた液体取出管とを具えてなる気水分離器におい
て、上記気水流入管を上下部に分岐させ、上部は
気体流入管とするとゝもに下部は液体流入管とし
たことを特徴とする気水分離器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18607582U JPS5993604U (ja) | 1982-12-10 | 1982-12-10 | 気水分離器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18607582U JPS5993604U (ja) | 1982-12-10 | 1982-12-10 | 気水分離器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5993604U JPS5993604U (ja) | 1984-06-25 |
| JPS6143552Y2 true JPS6143552Y2 (ja) | 1986-12-09 |
Family
ID=30402019
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18607582U Granted JPS5993604U (ja) | 1982-12-10 | 1982-12-10 | 気水分離器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5993604U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4504256B2 (ja) * | 2005-06-08 | 2010-07-14 | 武郎 吉田 | サイクロン分離器 |
-
1982
- 1982-12-10 JP JP18607582U patent/JPS5993604U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5993604U (ja) | 1984-06-25 |
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