JPS6346127Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6346127Y2 JPS6346127Y2 JP1982001780U JP178082U JPS6346127Y2 JP S6346127 Y2 JPS6346127 Y2 JP S6346127Y2 JP 1982001780 U JP1982001780 U JP 1982001780U JP 178082 U JP178082 U JP 178082U JP S6346127 Y2 JPS6346127 Y2 JP S6346127Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hot water
- water separator
- brackish water
- steam
- separator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 58
- 230000032258 transport Effects 0.000 claims description 16
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 claims description 13
- 230000005514 two-phase flow Effects 0.000 claims description 6
- 238000010248 power generation Methods 0.000 claims description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Degasification And Air Bubble Elimination (AREA)
- Cyclones (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、地熱生産井から汽水分離器までの間
を、１本の輸送管で蒸気と熱水を二相流輸送する
地熱発電プラントの改良に関する。
を、１本の輸送管で蒸気と熱水を二相流輸送する
地熱発電プラントの改良に関する。
第１図は従来のこの種地熱発電プラントの概略
を示した系統図である。この図において、１は地
熱生産井２から汽水分離器３へ蒸気４と熱水５を
二相流輸送する輸送管である。これら蒸気と熱水
は汽水分離器３において分離され、蒸気は蒸気口
６から、また熱水は熱水口７から夫々導出され、
図示しない負荷等へ供給される。
を示した系統図である。この図において、１は地
熱生産井２から汽水分離器３へ蒸気４と熱水５を
二相流輸送する輸送管である。これら蒸気と熱水
は汽水分離器３において分離され、蒸気は蒸気口
６から、また熱水は熱水口７から夫々導出され、
図示しない負荷等へ供給される。
ところで、輸送管１は汽水分離器３の直前で垂
直に立ち上る構造となつており、この立ち上り部
８があるために、流体の速度の遅い部分負荷時に
は、熱水５が汽水分離器３まで押し上げられず、
熱水５による閉塞流を生ずる欠点があつた。
直に立ち上る構造となつており、この立ち上り部
８があるために、流体の速度の遅い部分負荷時に
は、熱水５が汽水分離器３まで押し上げられず、
熱水５による閉塞流を生ずる欠点があつた。
本考案は、地熱発電プラントにおいて熱水によ
る閉塞流の発生を防止することを目的としてなさ
れたものである。
る閉塞流の発生を防止することを目的としてなさ
れたものである。
すなわち本考案は、地熱生産井から地上を二相
流輸送する輸送管の立ち上り部の下部に設けられ
前記輸送管より下方に熱水溜りを形成する補助汽
水分離器と、この補助汽水分離器の上部に連通す
る前記立ち上り部に接続された導入口、下部の熱
水口および内部上方に開口する蒸気口をそなえた
主汽水分離器とを具備することを特徴とする地熱
発電プラント用汽水分離装置にある。
流輸送する輸送管の立ち上り部の下部に設けられ
前記輸送管より下方に熱水溜りを形成する補助汽
水分離器と、この補助汽水分離器の上部に連通す
る前記立ち上り部に接続された導入口、下部の熱
水口および内部上方に開口する蒸気口をそなえた
主汽水分離器とを具備することを特徴とする地熱
発電プラント用汽水分離装置にある。
以下本考案の一実施例を第２図を参照して詳細
に説明する。
に説明する。
第２図に示すものは、汽水分離器３の直前に補
助汽水分離器１０を設けたことを特徴としてお
り、他の構成は従来のものと同様である。すなわ
ち、地熱生産井２から地上を水平に延びる輸送管
１は、汽水分離器３の手前で立ち上り部８を形成
するが、この立ち上り部８の下部すなわち輸送管
１の水平に延びる部分の端部に補助汽水分離器１
０を設けてある。この補助汽水分離器１０はその
下部、輸送管１より下方に熱水溜り１０′をそな
え、この熱水溜り１０′の下部は熱水管１１に接
続している。他方、補助汽水分離器１０はその上
部で前述の立ち上り部８に連通しており、この立
ち上り部８の上端は汽水分離器３の上部の導入口
９に連通している。汽水分離器３はさらに、下部
に熱水口７をそなえ、また内部上方に開口する管
の形とした蒸気口６を有している。
助汽水分離器１０を設けたことを特徴としてお
り、他の構成は従来のものと同様である。すなわ
ち、地熱生産井２から地上を水平に延びる輸送管
１は、汽水分離器３の手前で立ち上り部８を形成
するが、この立ち上り部８の下部すなわち輸送管
１の水平に延びる部分の端部に補助汽水分離器１
０を設けてある。この補助汽水分離器１０はその
下部、輸送管１より下方に熱水溜り１０′をそな
え、この熱水溜り１０′の下部は熱水管１１に接
続している。他方、補助汽水分離器１０はその上
部で前述の立ち上り部８に連通しており、この立
ち上り部８の上端は汽水分離器３の上部の導入口
９に連通している。汽水分離器３はさらに、下部
に熱水口７をそなえ、また内部上方に開口する管
の形とした蒸気口６を有している。
このような構成であるので、輸送管１中を二相
流輸送される蒸気４と熱水５はまず補助汽水分離
器１０に導入される。そしてこの補助汽水分離器
１０内で蒸気と予備的に熱水とを分離し、熱水は
熱水溜り１０′へ落し、ここから熱水管１１で取
り出す。他方、なお水滴を含んだ蒸気は、垂直に
立ち上つている立ち上り部８に導かれ、ここから
汽水分離器３の導入口９に送り込まれ、この汽水
分離器３内で本格的に蒸気と熱水とに分離される
のである。
流輸送される蒸気４と熱水５はまず補助汽水分離
器１０に導入される。そしてこの補助汽水分離器
１０内で蒸気と予備的に熱水とを分離し、熱水は
熱水溜り１０′へ落し、ここから熱水管１１で取
り出す。他方、なお水滴を含んだ蒸気は、垂直に
立ち上つている立ち上り部８に導かれ、ここから
汽水分離器３の導入口９に送り込まれ、この汽水
分離器３内で本格的に蒸気と熱水とに分離される
のである。
このような本考案によると、蒸気と熱水の二相
流体から補助汽水分離器１０によつて予め熱水が
分離され、水滴を含んだ蒸気だけが立ち上り部８
を通して汽水分離器３へ導かれることになる。従
つて垂直な立ち上り部８において熱水による閉塞
流を生ずることはなく安定した二相流輸送が可能
となり、その実用上の効果は大きい。
流体から補助汽水分離器１０によつて予め熱水が
分離され、水滴を含んだ蒸気だけが立ち上り部８
を通して汽水分離器３へ導かれることになる。従
つて垂直な立ち上り部８において熱水による閉塞
流を生ずることはなく安定した二相流輸送が可能
となり、その実用上の効果は大きい。
第１図は従来の地熱発電プラントの概略を示し
た系統図、第２図は本考案に係る地熱発電プラン
ト用汽水分離装置の一実施例を示す概略的な系統
図である。 １……輸送管、２……地熱生産井、３……汽水
分離器、４……蒸気、５……熱水、６……蒸気
口、７……熱水口、８……立ち上り部、９……導
入口、１０……補助汽水分離器、１０′……熱水
溜り、１１……熱水管。
た系統図、第２図は本考案に係る地熱発電プラン
ト用汽水分離装置の一実施例を示す概略的な系統
図である。 １……輸送管、２……地熱生産井、３……汽水
分離器、４……蒸気、５……熱水、６……蒸気
口、７……熱水口、８……立ち上り部、９……導
入口、１０……補助汽水分離器、１０′……熱水
溜り、１１……熱水管。
Claims (1)
- 地熱生産井から地上を二相流輸送する輸送管の
立ち上り部の下部に設けられ前記輸送管より下方
に熱水溜りを形成する補助汽水分離器と、この補
助汽水分離器の上部に連通する前記立ち上り部に
接続された導入口、下部の熱水口および内部上方
に開口する蒸気口をそなえた主汽水分離器とを具
備することを特徴とする地熱発電プラント用汽水
分離装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP178082U JPS58107404U (ja) | 1982-01-12 | 1982-01-12 | 地熱発電プラント用汽水分離装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP178082U JPS58107404U (ja) | 1982-01-12 | 1982-01-12 | 地熱発電プラント用汽水分離装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58107404U JPS58107404U (ja) | 1983-07-21 |
| JPS6346127Y2 true JPS6346127Y2 (ja) | 1988-12-01 |
Family
ID=30014784
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP178082U Granted JPS58107404U (ja) | 1982-01-12 | 1982-01-12 | 地熱発電プラント用汽水分離装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58107404U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0646084B2 (ja) * | 1986-04-24 | 1994-06-15 | 川重冷熱工業株式会社 | ボイラにおけるブロ−装置 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5524568A (en) * | 1978-08-11 | 1980-02-21 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Steam-drain separator |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54105810U (ja) * | 1978-01-11 | 1979-07-25 |
-
1982
- 1982-01-12 JP JP178082U patent/JPS58107404U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5524568A (en) * | 1978-08-11 | 1980-02-21 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Steam-drain separator |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58107404U (ja) | 1983-07-21 |
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