JPS6143413Y2 - - Google Patents

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JPS6143413Y2
JPS6143413Y2 JP830783U JP830783U JPS6143413Y2 JP S6143413 Y2 JPS6143413 Y2 JP S6143413Y2 JP 830783 U JP830783 U JP 830783U JP 830783 U JP830783 U JP 830783U JP S6143413 Y2 JPS6143413 Y2 JP S6143413Y2
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razor
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cover
blade
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JP830783U
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JPS59114880U (ja
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  • Dry Shavers And Clippers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は刃体をカバーするカバー付のT型カミ
ソリに関するものである。
一般に、T型カミソリにはその刃体を保護する
キヤツプや保護紙が取付けられている。そのた
め、このカミソリの利用者は浴場等においてキヤ
ツプを紛失したり、紛失したキヤツプを踏みつけ
て定に怪我をすることが多い。又、浴場内ではカ
ミソリの捨てられた保護紙や、紛失したり捨てら
れたりしたキヤツプによつて風呂水の排水溝が詰
まつたりすることが多い。
そこで、本考案の目的は上記の問題を解消する
ために、カミソリの刃体を覆うカバーをカミソリ
本体から離脱不能に形成し、このカバーが紛失し
たり紛失したことに基づく怪我や排水溝の詰まり
等を防止し得るようにしたT型カミソリを提供す
ることにある。
以下、本考案を具体化した実施例を図面につい
て説明すると、1はT型カミソリのカミソリ本
体、2はそのプラスチツク製のホルダー部であつ
て、断面溝形状をなしている。3は同ホルダー部
2を構成する左右一対の側板、4は両側板3をそ
れらの背側において連結する背板である。5はホ
ルダー部2の両側板3の前半部(第1図左半部)
の外側面を段差状に切欠いて形成した薄肉部であ
つて、ホルダー部2の長さ方向全体にわたつて延
びている。薄肉部5の前後幅はホルダー部2の基
端(下端)側が広く先端側が狭くなつている。
6はホルダー部2の先端に取付部7を介して固
定した地板、8は同地板6の前部に一体形成した
ガード部である。9は地板6の上面に取付けた2
枚の刃体、10は両刃体9を地板6に固定するプ
ラスチツク製の天板である。
11は特に第5,6図に示すように、前記ホル
ダー部2の基端に突設した連結部であつて、その
厚さはホルダー部2の溝幅と同一となつている。
12は連結部11の下端後面に突設した係合突起
13は連結部11の前後両側面上に突設した一対
の軸である。
14は前記カミソリ本体1のホルダー部2基端
に取付けたプラスチツク製のカバー部材、15は
その断面溝形状をなすアーム部であつて、一対の
側板16とこれらを背側で連結する背板17とか
らなつている。なお、両側板16の先端前角部は
斜状に切欠かれている。18は特に第8,9図に
示すように、両側板16の上端前角部に透設した
一対の軸孔であつて、これらの軸孔18に前記カ
ミソリ本体1下端の一対の軸13を回動可能に挿
入することにより、カバー部材14はカミソリ本
体1のホルダー部2に対して回動可能に取付けら
れている。なお、取付状態ではカバー部材14の
両側板16がカミソリ本体1の連結部11外側面
に接触しており、この接触摩擦によりカバー部材
14が適度な堅さで回動されるようになつてい
る。
このカバー部材14のアーム部15は第1図に
示すように、カミソリ本体1のホルダー部2と一
直線状に並ぶ位置から、第2図の状態を経て、第
3図に示すようにカミソリ本体1と若干重なる位
置まで回動されるようになつている。
カバー部材14のアーム部15の左右幅及び前
後幅はカミソリ本体1のホルダー部2基端の左右
幅及び前後幅と同じになつている。又、アーム部
15は第1図の状態では、カミソリ本体1のホル
ダー部2とともにT型カミソリのホルダーHを構
成している。
19は特に第9,10図に示すようにアーム部
15の両側板16内側を切欠いて形成した凹部で
あつて、アーム部15を第3図に示すようにカミ
ソリ本体1のホルダー部2と重なる位置まで回動
させたときに、第4図に示すように同ホルダー部
2の一対の薄肉部5を嵌入し得るようになつてい
る。
20は特に第8,9図に示すように、アーム部
15の背板17上端に一対のスリツト21によつ
て区画形成した舌片であつて、バネ作用をなすも
のである。22は同舌片20の先端前側に突設し
た係合突起であつてアーム部15をカミソリ本体
1のホルダー部2と一直線状にしたときに、同ホ
ルダー部2下端の係合突起12に係止されるよう
になつている。このように係止されるときには、
カバー部材14上の係合突起22が舌片20のバ
ネ作用によつて、第2図に示すようにカミソリ本
体1の係合突起12を乗越えてその上面に係合
し、係合状態ではアーム部15がホルダー部2と
一直線状となつたままに保持される。
なお、このような両係合突起12,22の係合
時には、これと同時にカバー部材14の両側板1
6と背板17の上端がカミソリ本体1の両側板3
と背板4の下端に当接される。
23はカバー部材14のアーム部15先端に一
体形成した刃体カバーであつて、同アーム部15
と直交する方向へ延びている。同刃体カバー23
は正面ほぼ円弧状をなしており、その長さは前記
カミソリ本体1の刃体9の長さとほぼ一致してい
る。この刃体カバー23はカバー部材14を第3
図に示すように折りたたんだときに、刃体9の刃
先を前上方から覆うようになつている。
さて、上記のように構成したT型カミソリを使
用する場合には、第1図に示すようにカバー部材
14を真直に伸ばす。この状態ではカバー部材1
4のアーム部15がカミソリ本体1のホルダー部
2と一直線状をなし、両者2,15でカミソリの
ホルダーHを構成している。又、このようにアー
ム部15を伸ばした状態では、その上端の係合突
起22のカミソリ本体1のホルダー部2下端の係
合突起12に係合されているので、アーム部15
がその軸13着部を中心として簡単に前方へ折れ
曲がつてしまうことはない。従つて、使用者は前
記のホルダーHを手に持つことによりこのカミソ
リを普通のT型カミソリと同様にして使うことが
できる。
前記のカミソリは、使用後は第3図に示すよう
にそのカバー部材14を前方へ大きく折る。この
ときには、カバー部材14のアーム部15をその
軸13着部を中心として若干強く前方へ折る。す
ると第2図に示すように、アーム部15上端の係
合突起22が、その舌片20が後方へ若干撓むこ
とによつてホルダー部2下端の係合突起12を乗
越えてその下方へ外れる。
外れた後は、カバー部材14をさらに前方から
上方へ回動させる。すると、カバー部材14がカ
ミソリ本体1に接近するに従つて、同カバー部材
14のアーム部15の凹部19内へカミソリ本体
1の両薄肉部5が徐々に入り込み、最後には第3
図に示すように、カバー部材14の一対の側板1
6開口端縁16aがカミソリ本体1の両側板外側
面の段差部3aに当接する。そのため、この当接
によつてカバー部材14のそれ以上の回動が規制
される。
又、このようにカバー部材14が折りたたまれ
たときには、同時にカバー部材14先端の刃体カ
バー23がカミソリ本体1先端の刃体9を覆う。
すなわち、カバー23の基端部がカミソリヘツド
のガード部8に当接し、カバー23の先端部が刃
体9の刃先縁を前部上方から覆うのである。
このようにカバー部材14を回動させる場合、
同カバー部材14はカミソリ本体1の連結部11
との摩擦力により適度な堅さで回動される。その
ため、カバー部材14が第3図に示すように完全
に折りたたまれたときには、折りたたみ状態に確
実に保持され、自然に開いてしまうようなことは
ない。
従つて、前記のように刃体カバー23で刃体9
を覆えば、カミソリの使用時における刃体9によ
る危険を確実に防止することができるばかりでな
く、カバー23がカミソリ本体1から離れて紛失
してしまうようなことも確実に防ぐことができ
る。従つて、紛失したカバー23を人が踏付けて
怪我をしたり、又このカバー23が浴場等の排水
溝に詰まつたりすることもない。又、カバー部材
14を折りたためばカミソリのホルダーHの長さ
が短くなるので、全体がコンパクト化され、携帯
にも便利なものとなる。
第3図に示すように閉じたカバー部材14を第
1図に示すように開く場合には、閉じる場合とは
逆に、カバー部材14を軸13着部を中心にして
前方から下方へ回動させ、カバー部材14の係合
突起22がカミソリ本体1の係合突起12下面に
当接した後は、カバー部材14を若干強くさらに
下方へ回動させる。すると、第2図に示すように
カバー部材14の係合突起22は舌片20のバネ
作用によつてカミソリ本体1のの係合突起12を
後方へ乗越え、同係合突起12の上面に係止され
る。そして、カバー部材14がカミソリ本体1と
一直線状に並ぶ。
前記実施例ではカバー部材14を閉じた状態に
保持するために、同カバー部材14の両側板16
とカミソリ本体1の連結部11との間の摩擦力を
利用したが、これに代えて第11図に示すよう
に、カミソリ本体1の薄肉部5外側面と、これを
嵌入するカバー部材14の側板16内側面とに、
互いに離脱可能に係合する凹31及び凸32を形
成し、これらの凹凸31,32の嵌合によつてカ
バー部材14を閉状態に保持するようにしてもよ
い。
又、カミソリ本体1とカバー部材14との軸1
3着部はカミソリ本体1のホルダー部2最下端で
はなく、より上方の位置に変更することもでき
る。さらに、カバー部材14はこれを開いたと
き、カミソリ本体1と一直線状に並ぶ位置からさ
らに後方へ回動されたところに位置するようにし
てもよく、又刃体カバー23は刃体9のみでな
く、カミソリ本体1のヘツド部分全体を覆うよう
に設けることもできる。
以上詳述したように、本考案はカミソリ本体1
のホルダー部2に対してアーム部15を回動可能
に取付け、同アーム部15の折曲げ時にカミソリ
本体1先端の少なくとも刃体9をその刃先側上方
から覆うように、アーム部15の先端側に刃体カ
バー23を同アーム部15に対し略T状になるよ
うに形成し、又同アーム部15を、広げた状態で
このアーム部15とホルダー部2とによりホルダ
ーHを構成するように、それらに係合部12,2
2を係脱可能に設けたので、刃体カバー23がカ
ミソリ本体1から離脱することはない。従つて、
刃体カバー23が紛失するのを確実に防止し、特
に浴場等において、紛失したカバーを踏みつけて
足に怪我をしたり、このカバーが排水溝に詰まつ
たりするのを防ぐことができる。又、アーム部1
5をホルダー部2に対し広げてそれら全体をホル
ダーHとして使用することができ、ホルダーHが
長くなつて手に持ち易くなるとともに、アーム部
15の刃体カバー23はホルダーHを手に持つた
とき手の下側の支えにもなつてホルダーHを握り
易くなる。さらに、アーム部15をホルダー部2
に対し折りたたむことができ、ホルダーHの長さ
が短くなつて全体がコンパクトかされ、携帯にも
便利になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を具体化したT型カミソリをカ
バー部材を開いた状態で示す正面図、第2図は同
じくカバー部材を若干折曲げた状態で示す正面
図、第3図は同じくカバー部材を完全に折曲げて
刃体カバーで刃体を覆つた状態を示す拡大断面
図、第4図は第3図の状態におけるカミソリ本体
の側板とカバー部材の側板との嵌合状態を示す断
面図、第5図はカミソリ本体の一部省略正面図、
第6図は同じく側面図、第7図はカミソリ本体の
ホルダー部の拡大断面図、第8図はカバー部材の
正面図、第9図は同じく側面図、第10図はカバ
ー部材のアーム部の拡大断面図、第11図は本考
案の別例を示す一部正面図である。 カミソリ本体1、ホルダー部2、刃体9、刃体
カバー23。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. カミソリ本体1のホルダー部2に対してアーム
    部15を回動可能に取付け、同アーム部15の折
    曲げ時にカミソリ本体1先端の少なくとも刃体9
    をその刃先側上方から覆うように、アーム部15
    の先端側に刃体カバー23を同アーム部15に対
    し略T状になるように形成し、又同アーム部15
    を広げた状態でこのアーム部15とホルダー部2
    とによりホルダーHを構成するように、それらに
    係合部12,22を係脱可能に設けたことを特徴
    とするT型カミソリ。
JP830783U 1983-01-24 1983-01-24 T型カミソリ Granted JPS59114880U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP830783U JPS59114880U (ja) 1983-01-24 1983-01-24 T型カミソリ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP830783U JPS59114880U (ja) 1983-01-24 1983-01-24 T型カミソリ

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Publication Number Publication Date
JPS59114880U JPS59114880U (ja) 1984-08-03
JPS6143413Y2 true JPS6143413Y2 (ja) 1986-12-08

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ID=30139797

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JP830783U Granted JPS59114880U (ja) 1983-01-24 1983-01-24 T型カミソリ

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100855646B1 (ko) * 2007-04-12 2008-09-03 주식회사 엘지생활건강 각질 또는 체모 제거기
KR100855647B1 (ko) * 2007-04-12 2008-09-03 주식회사 엘지생활건강 접이식 각질 또는 체모 제거기
KR100855026B1 (ko) * 2008-05-22 2008-08-28 주식회사 엘지생활건강 각질 또는 체모 제거기

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JPS59114880U (ja) 1984-08-03

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