JPS614334A - コ−ドレス電話装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、電話回線に接続される親局と、この親局と無
線でリンクする複数の子局を備えるコードレス電話装置
に関するものである。

従来例の構成とその問題点 近年、無線で電話することのできるコードレス電話装置
は、便利であることから一般に急速に普及してきている
。

以下、図面を参照しながら、上述したような従来のコー
ドレス電話装置について説明を行なう。

第１図は、従来のコードレス電話装置の基本的な構成を
示すブロック図である。

第１図において、１は電話回線、２は電話回線に接続さ
れる親局である。３は電話回線と接続しインターフェー
スをとるための電話回線接続部、４は子局へ送信するた
めの親局送信部、６は送信アンテナ、６は子局からの電
波を受信するだめの親局受信部、７は受信アンテナであ
る。

８は親局としての制御を行なう親局制御部、９は電話回
線からのベル信号を検出するベル信号検出部である。

１０は子局であり、無線で親局とリンクすることにより
、電話回線１を介して通話することができる。

１１は受信アンテナ、１２は親局からの電波を受信する
子局受信部である。１３は送信アンテナ、１４は子局送
信部である。

１５は通話するための送受話器部、１６は子局の制御を
行なう子局制御部、１７は使用者が操作するダイヤルボ
タンやトークスイッチ等の操作部である。親局２の送信
周波数は子局１ｏの受信周波数であり、子局１ｏの送信
周波数は親局２の受信周波数となっており、この２つの
周波数は異なっているので電話として重要な機能である
同時通話を行なうことができる。

以上のように構成された従来のコードレス電話装置につ
いて、以下その動作について説明する。

まず待受状態について説明すると、親局２．′？局１０
両方とも受信状態にあり、送信はしていない。子局１ｏ
の送受話器部１６は子局制御部１６によってミュートさ
れている。

次に子局１０から発呼する場合について説明する。使用
者が操作部１７のトークスイッチを操作すると、子局制
御部１６は送受話器部１５のミーートを解除すると同時
に子局送信部１４を制御して送信アンテナ１３よシ、パ
イロット信号で変調された電波を送信させる。

この電波は親局の受信アンテナ７で受信され、親局受信
部６でパイロット信号が復調されて親局制御部８へ与え
られる。

親局制御部８は、このパイロット信号を検知することに
より、電話回線接続部３を制御して、リレー等で回線を
閉結する。また同時に親局送信部４を起動して親局の送
信を開始する。

この時点で電話回線１と送受話器部１５との間のリンク
が確立し、通常の電話機におけるオフノック状態となる
。

電話回線１がオンフック状態となると、その回線に接続
されている交換局はダイアルトーンを送出してくる。使
用者は受話器からこのダイアルトーンを聞くことによっ
て交換局が応答したことを確認して操作部１７のダイヤ
ルボタンを操作する。

子局制御部１６は、押されたダイアル番号に従ってパイ
ロット信号を断続して送信させる。

親局２では、復調されたパイロット信号が断続すること
によりｍ局制御部８が電話回線接続部３を断続すること
によシダイアル信号を送出する。

交換局が相手先を呼び出して相手が応答すれば、通話す
ることができる。

通話が終了すると、使用者は操作部１７のトークスイッ
チを戻す。子局制御部１６は子局送信部１４を制御して
送信・を停止し、待受状態へ復旧する。親局２は親局受
信部６で復調されていたパイロット信号がなくなるため
、親局制御部８は電話回線接続部３を制御して回線を切
り離すと同時に親局送信部４を停止して待受状態へ復旧
する。

次に電話回線１に着信があった場合について説明する。

電話回線１に着信があると、ベル信号検出部９がこれを
検出して、親局制御部８へベル検出信号を出力する。親
局制御部８はこの信号を受けると親局送信部４を制御し
、コール信号で変調された電波を送信させる。

この電波は、子局の受信アンテナ１１で受信され、子局
受信部１２で復調されたコール信号は送受話器部１５と
子局制御部１６とに与えられる。

子局制御部１６はコール信号を受けると、送受話器部１
５の受話器のミュートを解除し、これによって受話器か
らコール信号を鳴音し、使用者に着信を知らせる。

使用者がコール信号を聞いて、操作部１７のトークスイ
ッチを操作すると、前述と同様に子局１゜はパイロット
信号を送信し、親局２は電話回線接続部３によって回線
を閉結し、同時にコール信号の送出を停止して通話する
ことができる。

以上、従来のコードレス電話装置について説明してきた
が、このようなコードレス電話装置において子局が複数
ある場合を考えてみる。

い情子局１０と同じ子局がもう１つあるとするとたとえ
ば家庭内において、親局は玄関に設置しておき、１つの
子局は１階に置いておき、もう１つの子局は２階に置い
ていると、１階と２階の間で子局を持っていかなくとも
、それぞれの階の子局を使用して無線で電話をすること
ができ便利である。このように子局を増すことにより、
使用する上で便利となる。

ところで、このように複数の子局がある場合に子局と子
局との間で通話ができれば、さらに便利であることはい
うまでもない。

しかしながら、上述のような従来のコードレス電話装置
は、子局の送信周波数、受信周波数がそれぞれ同じであ
るから、子局と子局との通話を行なうことは不可能であ
った。

発明の目的 本発明は上記欠点に鑑み、複数の子局を備えるコードレ
ス電話装置においで、子局と子局との間の通話を可能と
したコードレス電話装置を提供するものである 発明の構成 この目的を達成するために本発明のコードレス電話装置
は、子局が、送受話器部と、ダイヤルボタン等の操作部
と、子局の全体を制御する子局制御部と、送信部と、受
信部と、前記送信部の送信周波数と前記受信部の受信周
波数とを反転する手段とから構成されており、この構成
によって子局どうしが通話すること、できるようになる
。

−実施例の説明 以下、本発明の一実施例について、図面を参照しながら
説明する。

、第２図は本発明の一実施例におけるコードレス電話装
置の構成を示すものである。

第２図において、２０は電話回線、２１は電話回線に接
続される親局である。２２は電話回線と接続し、インタ
ーフェースをとるための電話回線接続部、２３（ｒ：ｒ
、親局変調器であり、電話回線接続部２２からの音声信
号あるいは親局制御部３２からのデータ信号でキャリア
に変調をかける。

２４は親局送信用ＰＬＬであり、キャリアの周波数を７
エーズロツクループで決定する。また親局送信用ＰＬＬ
は親局制御部３２の制御によシ複数のチャンネルを切換
ることかできる。

２５は親局送信用アンプ、２６は親局送信用フィルタで
あシ、本実施例においては４６庫帯のバンドパスフィル
タとなっておシ、４６石帯の送信のキャリアをアンテナ
２７から電波として出力する。

２８は親局受信用フィルタであり本実施例においては４
９石帯のバンドパスフィルタである。

２９は親局受信用アンプであジ、アンテナ２７で受信し
た子局からの電波を抽出し、増幅する。

３０は親局、復調器であり、子局からの信号を復調する
。３１Ｆｉ親局受信用Ｐ、ＬＬであり、親局復調器３０
ヘロ一カル周波数を与える。この親局受信用ＰＬＬは親
局制御部３２の制御により複数のチャンネルを切換るこ
とかできる。

３２は親局制御部であり、親局の全体の制御を行なう。

３３はベル信号検出部であり、電話回線２０からのベル
信号を検出し、親局制御部３２へ検出信号を与える。

３４．３５は子局であり、その内部構造は同じものであ
る。３６は子局の送受信アンテナ、３７は子局送信用フ
ィルタであり本実施例においては４９１１ｔｈ帯のバン
ドパスフィルタであり、３８は子局送信用アンプである
。

３９は子局変調器であり送話器からの音声信号や子局制
御部４６からのデータ信号でキャリアに変調をかける。

４ｏは子局送信用ＰＬＬであり、送信のキャリアの周波
数を７エーズロツクループで決定する。また子局送信用
ＰＬＬ４０は、子局制御部４００制゛御により複数のチ
ャンネルを切換ることかできる。

４１は子局受信用フィルタであり本実施例においては４
６動帯のバンドパスフィルタであり、４２は子局受信用
アンプである。

４３は子局復調器であり、親局からの信号を復調する。

４４は子局受信用ＰＬＬであり、子局復調器４３ヘロ一
カル周波数を与える。この子局受信用ＰＬＬは子局制御
部４６の制御により複数のチャンネルを切換ることかで
きる。

４６は通話をするための送受話器部、４６は子局の全体
の制御を行なう子局制御部である。

４７は、使用者が操作するダイヤルボタンやトークスイ
ッチ等の操作部である。

４８．４９．５０は連動して動作するスイッチでありフ
ィルタ３７．４１をそれぞれ送信アンプ３８、受信アン
プ４２に切換えて接続すると同時に、接点５０によって
子局制御部４６へ現在どちら側へ切換えられているかの
情報を与えている。

以上のように構成されたコードレス電話装置について、
以下その動作を説明する。

まず待受状態について説明する。

親局２１は受信状態にあり、送信アンプ２５はミーート
状態にある。親局制御部３２は、親局受信用ＰＬＬ５１
を制御し、周期的に受信の各チャンネルを切換えながら
、子局からの発呼信号がこないかどうか監視状態にある
。

また子局３４．３５は、同様に受信状態にあシ、送信ア
ンプ３８はミュートされている。子局制御部４６は子局
受信用ＰＬＬを制御して、周期的に受信の各チャンネル
を切換えて、親局からの呼出信号がこないかどうか監視
状態にある。

次に子局３４から発呼する場合について説明する。使用
者が操作部４７のトークスイッチを操作すると、子局制
御部４６は前記待受中に使用されていないチャンネルで
あることを確認していた空？　　　　　　　　チャンネ
ルに子局送信用ＰＬＬ４０を固定し、子局送信用アンプ
３８のミュートを解除する。

ついで子局変調器３９に発呼信号のデータを与える。発
呼信号で変調されたキャリアは子局送信アンプ３８、子
局送信用フィルタ３７を介して子局アンテナ３６よシミ
波として出力される。子局制御部４６は、その後送受話
器４６のミュートを解−除する。またこれらの発呼動作
と同時に、子局受信用ＰＬＬ４４を制御して、送信キャ
リアとベアの受信キャリア周波数に固定する。

親局２１は、前述したように各チャンネルを周期的にス
キャニングしているので、子局からの電波があると、親
局制御部３２は親局送信用ＰＬＬ２４、親局受信用ＰＬ
Ｌ３１をそのチャンネルに固定する。

親局アンテナ２７で受信された電波は、親局受信用フィ
ルタ２８、親局受信用アンプ２９を介して親局復調器３
０で復調される。

復調された発呼信号が親局制御部３２で認識されると、
親局制御部３２は電話回線接続部２２を信を開始する。

この時点で電話回線２０と子局の送受話器部４６との間
のリンクが確立し、オフフック状態となる。

電話回線２０がオフフック状態となると、その回線に接
続されている交換局はダイアルトーンを送出している。

使用者は受話器からこのダイアルトーンを聞くことによ
って交換局が応答したことを確認して、操作部４７のダ
イヤルボタンを操作する。子局制御部４６は、操作され
たダイヤルボタンにしたがって、対応したダイアル信号
を子局変調器３９に送出し、送信させる。なおこの間送
話器はミュートさ、れる。

親局２１で受信され、復調されたダイアル信号は親局制
御部３２で認識され、親局制御部３２は電話回線接続部
２２を制御して、リレー等で回線を断続することによシ
、回線にダイアル信号を送出する。

交換局が相手先を呼出して、相手が応答すれば通話する
ことができる。

通話が終了すると、使用者は操作部４７のトークスイッ
チを戻す。子局制御部４６は終話信号を子局変調器３９
へ与え、送信させ、その後子局送信アンプ３８をミュー
トして、待受状態へ復帰する。

また、との終話信号を認識した親局制御部３２は親局送
信アンプ２６をミュートし、電話回線接続部２２を制御
して電話回線２ｏを開放して待受状態へ復帰する。

次に電話回線２Ｑに着信があった場合について説明する
。電話回線２０に着信があると、ベル信号検出部３３が
これを検出して、親局制御部３２ヘベル検出信号を出力
する。親局制御部３２はこの信号を受けると、親局送信
用ＰＬＬ２４　、親局受信用ＰＬＬ３１を空チャンネル
に固定し、親局送信アンプ２６のミュートを解除し、親
局変調器２３に親局コール信号を送出し、送信させる。

子局３４は、各チャンネルを周期的にスキャニングして
いるので、親局２１からの電波があると、子局制御部４
６は子局送信用ＰＬＬ４０．子局受信用ＰＬＬ４４をそ
のチャンネルに固定する。

受信された親局コール信号が、子局制御部４６で認識さ
れると、子局制御部は受話器からコール音を鳴音し、使
用者に着信を知らせる。

同様の動作が子局３５でも行なわれ、子局３６もコール
音を鳴音させる・ 使用者がコール音を聞いて、操作部４７のトークスイッ
チを操作すると、子局制御部４６は前述と同様に発呼信
号を送信する。ただしこの時にはチャンネルは固定した
ま１である。

親局制御部３２は、この発呼信号を認識すると電話回線
接続部３２を制御して、電話回線２０を閉結することに
より、通話状態となる。

次に子局どうしでの通話を行なう時の動作について説明
する。

子局３４から子局３６を呼出そうとする時、操作者は１
ず連動スイッチ４８，４９．５０を図示の状態から反対
の状態へ切換える。

するといままで子局受信用フィルタであった４６ル帯の
フィルタ４１が子局送信アンプ３８に接続され八またい
ままで子局送信用フィルタであった４９馬帯のフィルタ
３７が子局受信アンプ４２に接続される。

また子局制御部４６は、接点５０によって入力が変化す
ることにより、連動スイッチが操作されたことを認識し
、子局送信用ＰＬＬ４０を本来親局側の送信周波数であ
る４６市帯の空チャンネルに固定する。また同時に、子
局受信用Ｐ　Ｌ　Ｌ　４４を制御して、本来破局側の受
信周波数帯である４９肌帯のチャンネルて固定する。

次に操作者が複数ある子局のうち、どの子局を呼出すか
をダイヤルボタン１桁を押すことによって指定した後ト
ークスイッチを操作すると、子局制御部４６ば、送信用
アンプ３８のミュートを解除し、指定子局番号を含んだ
子局コール信号を子局変調器３９へ出力し、４６用帯で
送信する。

他の子局３５等は、この子局コール信号を受信すること
により、各々の子局制御部の制御によって子局コール音
を鳴音する。ただし、指定子局番号が一致しない場合は
鳴音しない。

このような子局コール信号受信状態において、呼出され
た子局の操作者がトークスイッチを操作すると、その子
局は応答信号を送出する。

子局３５は、この４９勉帯の応答信号を受信すると子局
コール信号の送出を停止し通話状態に入る。

この時点で、子局どうしでのリンクが確立し通話するこ
とができる。

以上のように本実姉例によれば、子局の送信用フィルタ
、受信用フィルタを、送信用アンプ、受信用アンプに切
換えて接続する連動スイッチと、この連動スイッチの切
換によって、送信用ＰＬＬ受信用ＰＬＬの周波数帯を反
転させる手段を設けることによシ、子局どうしの通話を
可能とすることができる。

なお本実施例において、送信受信系はＰＬＬを使用した
ものを示したが、他の回路であっても送信と受信の周波
数帯を反転する手段をもつものであればよいことは言う
までもない。

発明の効果 以上のように本発明は、コードレス電話装置において、
その子局か送信周波数帯と受信周波数帯とを反転させる
ことのできる手段を備えることにより、子局どうしの通
話を行なうことができ、その実用的効果は犬なるものが
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のコードレス電話装置の構成図、第２図は
本発明の一実施例におけるコードレス電話装置の構成図
である。 ２ｏ・・・・・・電話回線、２１・・・・・・親局、２
２・・・・・・電話回線接続部、２３・・・・・・親局
変調器、２４・・・・・・親局送信用ＰＬＬ、２５・・
・・・・親局送信アンプ、２６・・・・・・親局送信用
フィルタ、２γ・・・・・・親局アンテナ、２８・・・
・・・親局受信用フィルタ、２９・・・・・：親局受信
アンプ、３０・・・・・・親局復調器、３１・・・・・
・親局受信用ＰＬＬ、３２・・・・・・親局制御部、３
３・・・・・・ベル信号検出部、３４．３５・・・・・
・子局、３６・・・−・・子局アンテナ、３７・・・・
・・子局送信用ンイルタ、３８・・・・・・子局送信ア
ンプ、３９・・・・・・子局変調器、４０・・・・・・
子局送信用ＰＬＬ、４１・・・・・・子局受信用フィル
タ、４２・・・・・・子局受信アンプ、４３・・・・・
・子局復調器、４４・・・・・・子局受信用ＰＬＬ、４
５・・・・・・送受話器部、４６・・・・・・子局制御
部、４７・・・・・・操作部、４８　、４９　。 ６Ｑ・・・・・・連動スイッチ。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第２
図 Ｉ ［。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 電話回線に接続される親局と、前記親局と無線でリンク
   する複数の子局を備え、前記子局が送受話器部と、少な
   くともダイヤルボタンを有する操作部と、前記子局の全
   体を制御する子局制御部と、送信部と、受信部と、前記
   送信部の送信周波数と前記受信部の受信周波数とを反転
   する手段とを備えるコードレス電話装置