JPS6143335B2 - - Google Patents

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JPS6143335B2
JPS6143335B2 JP6089878A JP6089878A JPS6143335B2 JP S6143335 B2 JPS6143335 B2 JP S6143335B2 JP 6089878 A JP6089878 A JP 6089878A JP 6089878 A JP6089878 A JP 6089878A JP S6143335 B2 JPS6143335 B2 JP S6143335B2
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JP
Japan
Prior art keywords
palladium
formula
producing
cycloalkenone
yield
Prior art date
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JP6089878A
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JPS54154725A (en
Inventor
Ryoji Noyori
Masaaki Suzuki
Seiji Kurozumi
Yoshinobu Hashimoto
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Teijin Ltd
Original Assignee
Teijin Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は3―シクロアルケノンの製法に関す
る。
更に詳細には本発明は医薬、農薬の中間体とし
て有用な3―シクロアルケノンを1,2―エポキ
シ―3―シクロアルケンの異性化反応により有利
に製造する方法に関する。
3―シクロアルケノンは近年、広範囲な生理活
性を有するプロスタグラジンを始めとする医薬品
等の重要な中間体として注目されている化合物で
ある。
従来、3―シクロアルケノン類の製法としては
3―シクロアルケノールを酸化する方法(L.D.
Hessら.J.Amer.chem.Soc,89,1975(1967)
参照)、2―シクロアルケノン類を塩基で異性化
する方法4N.HeapらJ.Chem.Soc,(B)164
(1966)参照)及び1,2―エポキシ―3―シク
ロアルケンを熱異性化する方法(D.J.Whalenらj.
Amer.Chem.Soc,96,3678(1974)参照)等が
知られている。
しかしながら、これらの方法は収率が低く、副
生成物も出来るので工業的に満足すべき方法とは
言い難い。
また、従来、エポキシドを異性化してカルボニ
ル化合物にする方法としては、三沸化ホウ素等の
ルイス酸又は臭化マグネシウム等の塩を用いる方
法が知られている(H.O.HonseらJ.Amer.Sos,
77,5083(1955)参照)。
しかしこれらの方法は異性化の方向が一定でな
い、収率が低いなどの欠点がある。
本発明者らは、かかる点に着目し、上記諸方法
の欠点を克服し、1,2―エポキシ―3―シクロ
アルケンを特異的に異性化し3―シクロアルケノ
ンを得る方法を見い出すべく鋭意研究した結果、
本発明方法に到達したものである。
すなわち本発明は下記式〔〕, 〔式中、Zは炭素数1〜4の環形成アルキレン
基である。〕 で表わされる1,2―エポキシ―シクロアルケン
をパラジウム系異性化触媒の存在下に異性化せし
めることを特徴とする下記式〔〕, 〔式中、Zの定義は前記に同じ。〕 で表わされる3―シクロアルケノンの製法であ
る。
本発明方法において原料化合物として用いられ
る、上記式〔〕で表わされる原料である1,2
―エポキシ―3―シクロアルケンは本発明者の1
人が別途に提案した様にシクロアルカー1,3―
ジエンをモノエポキシ化することにより容易に得
ることが出来る。また公知の方法(ケミカル・レ
ビユー(Chem・Rev.)、71,395(1971);オル
ガニツク・リアクシヨン(Org.React.),20,133
(1973)〕により得ることが出来る。
上記式〔〕中、Zは炭素数1〜4の環形成ア
ルキレン基である。
本発明方法は上述の如き上記式〔〕で表わさ
れる1,2―エポキシ―3―シクロアルケンをパ
ラジウム系異性化触媒の存在下に異性化せしめる
ことにより行われる。
パラジウム系異性化触媒としては金属パラジウ
ムまたは塩化パラジウムが好ましく使用される。
場合によつては金属パラジウムまたは塩化パラ
ジウムに助剤としてトリ有機ホスフインを使用す
るのが好ましい。かかるトリ有機ホスフインとし
ては例えばトリフエニルホスフイン,トリトリル
ホスフイン,ヘキサメチルホスホラストリアミ
ド、またはトリブチルホスフイン等を挙げること
ができるがなかでもトリフエニルホスフインンが
好適である。これらトリ有機ホスフインの使用量
はパラジウム化合物に対して0.1〜10当量、より
好ましくは3〜5当量である。
更に、金属パラジウムまたは塩化パラジウムお
よびトリ有機ホスフインが下記式〔〕 PdXm(PR3)l ……〔〕 〔式中、Xはハロゲン原子,Rは1価の有機
基,mは0又は2,lは1又は4である。〕 で表わされる化合物を形成している触媒、すなわ
ちパラジウムテトラキストリフエニルホスフイン
錯体等も使用される。特にパラジウムテトラキス
トリフエニルホスフイン鎖体が好んで用いられ
る。この場合にもトリ有機ホスフインを反応の円
滑な進行のためにパラジウムテトラキストリフエ
ニルホスフイン錯体に対して0.1〜10当量、より
好ましくは3〜5当量加えるとよい。
また更には、パラジウムのアセトニド錯体、す
なわち、例えばパラジウムトリビスベンジリデン
アセトニド パラジウムアセチルアセトニド等も本発明の異性
化触媒として好適である。
また、原料化合物が下記式〔〕′ (式中、Aは水素原子又は炭素数1〜10の1価
の有機基である) で表わされる1,2―エポキシ―3―シクロペン
テン類であるとき白金テトラキストリフエニルホ
スフイン、臭化リチウム、臭化マグネシウム又は
過塩素酸リチウムは異性化触媒として好適に使用
される。
用いられる異性化触媒の使用量は触媒量の添加
でよいが具体的には原料化合物に対して2.5〜
0.0001重量%、好ましくは0.5〜0.001重量%、更
に好ましくは0.1〜0.005重量%が用いられる。
反応は0〜170℃好ましくは10〜150℃でスムー
ズに進行する。それ故通常室温で反応を行えばよ
い。反応をよりスムーズに進行させるために溶剤
を用いることがある。これらとしてはエーテル、
テトラヒドロフランイソプロピルエーテル等のエ
ーテル類、ペンタン、ヘキサン、等の炭化水素
類、ベンゼン、トルエン等の芳香族炭化水素類、
ジクロロメタン、ジクロロエタン、クロロフオル
ム等のハロゲン化炭化水素類等の非プロトン性溶
剤が挙げられる。
これらの溶剤は一種又は二種の混合溶剤として
用いることが出来る。
反応の進行状況及び終点は、薄層クロマトグラ
フイー等により、原料のスポツトが消失すること
により判定出来る。反応生成物は反応終了後パラ
ジウム化合物を過、遠心分離等により分別し、
通常の処理法、濃縮、蒸溜、クロマトグラフイー
等の方法で精製して製取することが出来る かくして本発明方法によつて得られる化合物と
しては、例えば、3―シクロペンテノン、3―シ
クロヘキセンノン、3―シクロヘプテノン、3―
シクロオクテノン等を好適なものとしてあげられ
る。
かくして本発明方法によつて得られた3―シク
ロアルケノン類、例えば3―シクロペンテノンは
これをエポキシ化し異性化することにより4―ヒ
ドロキシ―シクロペンテノンとすることが出来
る。このものは近年注目されているプロスタグラ
ンジンの有用な中間体である。このようにこれら
の化合物は種々の医薬、農薬、香料の出発原料と
して有用な化合物である。
本発明方法の特長は、上述の有用な化合物を
1,2―エポキシ―シクロアルケンより触媒量の
パラジウム化合物を用いて、非常に温和な条件、
即ち室温、中和条件で容易に高収率で与える所に
ある。
以下に実施例をあげて本発明方法を詳述する。
実施例 1 200mlシユレンク管を反応容器に用い、スター
リングバーを入れ、温度計をとりつけた。内部を
アルゴン置換し、シリンジにて脱気したジクロロ
メタン140mlを入れた。パラジウムテトラキスト
リフエニルホスフイン126Kg(10μmole)、トリ
フエニルホスフイン2.4mg(12μmole)を含むジ
クロロメタン(10ml)をシリンジにて加えた。シ
ユレンクに―2℃の食塩水―氷浴をとりつけた。
溶液はよく撹拌し、3,4―エポキシシクロペン
テン15.93g(0.194mole,このサンプルはジクロ
ロメタンを含んでいてもかまわない)をシリンジ
にて液温を5〜7℃に保ちながらゆつくりと加え
た、液温が、パス温まで低下した後、反応液を蒸
留した。留分はヴイグロ―カラム(10φ×350)
を使用して、常圧にて濃縮し、3―シクロペンテ
ノンを13.94g(0.17mole)含むクロロメタン溶
液29.03gを得た。
反応の収率はNMRからの知見より計算して88
%であつた。
NMR(δppm); 2.9(4H,singlet),6.1(2H,singlet) なお、ここで得られた3―シクロペンテノン
は、既知の方法により合成されたそれとNMRの
比較により固定された。
実施例 2 3ml封管内をアルゴン置換し、これにパラジウ
ムクロライドを4.1mg(23μmole)、トリフエニル
ホスフインを5.7mg(22μmole)、テトラヒドロフ
ランを1.0ml、ガスクロマトグラフイ―(GC)収
率測定用試料約30μl(3,4―エポキシシクロ
ペンテン約15mg、約180μmole含む。)を入れ
た。再び軽くアルゴン置換し封じて50℃にて時間
反応後、GCにて収率を測定した。得られた3―
シクロペンテノンの収率は、33%であつた。
実施例 3 3ml封管内をアルゴン置換し、これに、パラジ
ウムトリスビスベンジリデンアセトナイドを約5
mg(3μmole)トリフエニルホスフインを約3
mg(11μmole)、ベンゼンを1.0mlおよびGC収率
測定用試料約30μl(3,4―エポキシシクロペ
ンテン約15mg(約180μmole)含む。)を入れ
た。再び軽くアルゴン置換し封じて50℃にて11時
間反応後、GCにて収率を測定した。得られた3
―シクロペテノンの収率は65%であつた。
実施例 4 3ml封管内をアルゴン置換し、これにトリフエ
ニルホスフインを5.2mg(20μmole)、アセチルア
セトナイドを6.0mg(20μmole)、ベンゼンを1.0
mlおよびGC(収率測定用試料約30μl(3,4
―エポキシシクロペンテンを約15mg(約180μ
mole)含む。)を入れた。再び軽くアルゴン置換
し、封じて50℃にて11時間反応後、GCにて収率
を測定した。得られた3―シクロペンテノンの収
率は53%であつた。
実施例 5 3ml封管内をアルゴン置換し、これに白金テト
ラキストリフエニルホスフインを9.0mg(7.2μ
mole)、トリフエニルホスフインを1.8mg(6.9μ
mole)、ベンゼンを1.0mlおよびGC収率測定用試
料約30μl(3,4―エポキシシクロペンテン約
15mg(約180μmole)含む。)を入れた。再び軽
くアルゴン置換し、封じて室温にて50時間反応
後、GCにて収率を測定した。得られた3―シク
ロペンテノンの収率は、39%であつた。
実施例 6 3ml封管内をアルゴン置換し、これに臭化リチ
ウム―水塩を7.0mg(67μmole)、エーテルを1.0
mlおよびGC収率測定用試料約30μl(3,4―
エポキシシクロペンテン約15mg(約180μmole)
含む。)を入れた。再び軽くアルゴン置換し、封
じて50℃にて23時間反応後、GCにて収率を測定
した。得られた3―シクロペンテノンの収率は、
14%であつた。
実施例 7 3ml封管内をアルゴン置換し、これに臭化マグ
ネシウムを約3mg(16μmole)、エーテルを1.0ml
およびGC収率測定用試料約30μl(3,4―エ
ポキシシクロペンテンを約15mg(約180μmole)
含む。)を入れた。。再び軽くアルゴン置換し、封
じて50℃にて11時間反応後、GCにて収率を測定
した。得られた3―シクロペンテノンの収率は29
%であつた。
実施例 8 3ml封管内をアルゴン置換し、これに過塩素酸
リチウム・三水塩を3.2mg(20μmole)、エーテル
を1.0mlおよび収率測定用試料約30μl(3,4
―エポキシシクロペンテンを約15mg(約180μ
mole)含む。)を入れた。再び軽くアルゴン置換
し、封じて50℃にて11時間反応後、GCにて収率
を測定した。得られた3―シクロペンテノンの収
率は33%であつた。
実施例 9 5mlコツク付封管内をアルゴン置換し、これに
パラジウムテトラキストリフエニルホスフインを
3.2mg(2.8μmole)と、トリフエニルホスフイン
を0.8mg(3.1μmole)含むベンゼン3mlを入れ、
この中に、3,4―エポキシシクロヘキセン溶液
301.8mg(3,4―エポキシシクロヘキセン225mg
(2.34mmolle))をシリンジにて加えた。40時間
後、さらにパラジウムテトラキストリフエニルホ
スフイン10mg(8.7μmole)とトリフエニルホス
フイン2.2mg(8.4μmole)を、反応液1mlに懸濁
させて加えた。さらに12時間反応後、反応液は、
蒸留(約0mmHgバス温120℃、ドライアイス―
メタノールでトラツプ)し、留分は、ヴイグロ―
カラム(9φ×100)を用いて常圧蒸留した。こ
こで得た留分は、再び同様にして0.5mlまで濃縮
し、先の濃縮液とともに、GC分析(9mm×2m10
%ポリエチレングリコールon uniport、80〜100
メツシユ、80℃、展開時間約3分)し、3―シク
ロヘキセノンを、141mg(1.47mole)(収率63%)
(GC収率79%)得た。
実施例 10 ガラス管に、パラジウムテトラキストリフエニ
ルホスフイン40mg(35mmole)、およびトリフエ
ニルホスフイン10mg(39mmole)をセライトに付
着させたものをつめ、N2気流中にて120℃に加熱
した。3,4―エポキシシクロヘプテン200mg
(1.8mmole)を気化させてカラムに通じた。反応
後のN2は、ドライアイス―メタノール浴にて冷
却し、3―シクロヘプテノン(小量の不純物を含
む)112mg1.0mmole(収率56%)を得た。
実施例 11 コツク付70ml封管内をアルゴン置換した。この
中へ、パラジウムテトラキストリフエニルホスフ
イン210.6mg(182μmole)とトリフエニルホスフ
イン48.1mg(180μmole)を含むベンゼン約35ml
を導入し、3,4―エポキシシクロオクテン4.04
gをシリンジにて加えコツクを閉じた。封管は、
液体窒素にて冷却し、溶液を凝固させた後、コツ
クを開いて管内を真空にし、コツクを閉じ110℃
にて41時間反応させた。反応液は、蒸留(バス温
120℃、〜0mmHg、ドライアイス―メタノール
でトラツプ)し、得られた留分を濃縮して、3―
シクロオクテノン2.51g2.02mmole(収率62%
(GC収率81%))を含むベンゼン溶液5.81gを得
た。
このものの物性値は次の通りであつた。
NMR(100μHz,CDcl3,δppm); 1.5〜2.3(6H),2.5(2H),3.1(2H),5.7
(2H), 参考例 1lのフラスコに、メカニカルスターラー、滴下
ロートバブラーをとりつけた。フラスコ内に粉砕
したNa2CO3180g(1.70mole)と、CH2Cl2480
ml、シクロペンタジエン29.04g(0.44mole)を
入れ、氷浴をとりつけた。激しくかくはんしなが
ら、CH3CO3H0.44moleを45分かけて滴下した。
30分後氷浴をはずした。室温にて20時間反応後、
反応液に水1lを加え、かくはんし有機層を分離し
た。有機層は、20%K2CO3200mlずつで2回洗
い、10%K2CO3200mlずつで2回洗つた。有機層
はNa2SO4で乾燥し、ヴイグロ―カラム(15φ×
800)を用いて常圧で濃縮した。濃縮後は、100ml
ナス型フラスコに入れ、(15φ×300)のヴイグロ
―カラムを使用し減圧蒸留して3,4―エポキシ
シクロペンテン26.49g(0.323mol,収率=73
%)を得た。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 下記式〔〕, 〔式中、Zは炭素数1〜4の環形成アルキレン
    基である。〕 で表わされる1,2−エポキシ−3−シクロアル
    ケンを、パラジウム系異性化触媒の存在下に異性
    化せしめることを特徴とする下記式〔〕, 〔式中、Zの定義は前記に同じ。〕 で表わされる3−シクロアルケノンの製法。 2 パラジウム系異性化触媒が金属パラジウムま
    たは塩化パラジウムである特許請求の範囲第1項
    の記載による3−シクロアルケノンの製法。 3 パラジウム系異性化触媒が金属パラジウムま
    たは塩化パラジウムおよびトリ有機ホスフインで
    ある特許請求の範囲第1項の記載による3―シク
    ロアルケノンの製法。 4 金属パラジウムまたは塩化パラジウムおよび
    トリ有機ホスフインが下記式〔〕 PdXm(PR3)l ……〔〕 〔式中、Xはハロゲン原子,Rは1価の有機
    基,mは0又は2,lは1又は4である。〕 で表わされる化合物を形成している特許請求の範
    囲第3項の記載による3―シクロアルケノンの製
    法。 5 トリ有機ホスフインがトリフエニルホスフイ
    ンである特許請求の範囲第3項又は4項の記載に
    よる3―シクロアルケノンの製法。 6 パラジウム系異性化触媒がパラジウムのアセ
    トニド錯体である、特許請求の範囲第1項の記載
    による3―シクロアルケノンの製法。 7 下記式〔〕′ (式中、Aは水素原子である。) で表わされる1,2―エポキシ―3―シクロペン
    テン類を白金テトラキストリフエニルホスフイ
    ン,臭化リチウム,臭化マグネシウム又は過塩素
    酸リチウムの存在下に異性化せしめることを特徴
    とする下記式〔〕′ (式中、Aは上記定義に同じである) で表わされる特許請求の範囲第1項の記載による
    3―シクロペンテノンの製法。
JP6089878A 1978-05-24 1978-05-24 Production of 3-cycloalkenone Granted JPS54154725A (en)

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JPS54154725A JPS54154725A (en) 1979-12-06
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JPS54154725A (en) 1979-12-06

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