JPS6142989Y2 - - Google Patents

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JPS6142989Y2
JPS6142989Y2 JP16249381U JP16249381U JPS6142989Y2 JP S6142989 Y2 JPS6142989 Y2 JP S6142989Y2 JP 16249381 U JP16249381 U JP 16249381U JP 16249381 U JP16249381 U JP 16249381U JP S6142989 Y2 JPS6142989 Y2 JP S6142989Y2
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JP
Japan
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reciprocating element
rotor
reciprocating
stator
tooth
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JP16249381U
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JPS5867138U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、シヨツクアブソーバにおける減衰力
調節装置に関し、主として電気的手段によるが、
要すれば手動手段によつても操作できる歩進機構
を介してして油圧室間のオリフイスの調節を行う
ようにした調節装置に係るものである。
その目的とするところは、歩進機構を極力簡異
易に構成し、これをピストンロツド又はピストン
内に収納し、装置全体をコンパクトに形成し、車
体等への組込みを容易にする一方、消費電力の節
約を計ると共に要すれば手動操作をも可能にした
減衰力調節装置を提供せんとするもの、特に歩進
機構に確実な作動を企図したものである。
以下図面に示した実施例に基いて本考案の要旨
を説明する。
第1図は本考案装置の一実施例を示す一部切欠
縦断正面図で、第2図は第1図のA−A線部分の
断面図であり、第3図乃至第5図は歩進機構の作
動の状態を順序的に示すものである。図面におい
て1は中空部2を有するピストンロツドで、上端
にソレノイドコイル3を連設し、ソレノイド鉄芯
(又は鉄片)4aに連結し、スプリング(図示せ
ず)等によつて上方へ弾圧された操作ロツド4を
貫通してある。5は操作ロツド4の前端に設けた
往復子で、その端面には鋸歯状のカム送り面5a
を形成すると共に該往復子5は、ピストンロツド
1の内面縦長方向に突設した複数個の固定子6に
よつて回転はできないが、上下方向の往復運動は
自由に行い得るようにしてあり、その端面に後述
するガイド歯6aを形成してある。7は上下方向
への摺動と回転とを自由に行い得るようにした回
転子で、その上端面には鋸歯状の対向カム面7a
を形成し、スプリング8によつて上方へと弾圧し
てある。
これらのカム送り面5aとガイド歯6aと対向
カム面7aとは、第3図乃至第5図の各歯列の展
開図に示されるように同方向の同傾斜角度に形成
され、固定子6を挾むように形成した往復子5の
送りカム面5aの1ピツチ巾に対して固定子6の
ガイド歯6aはその1/4ピツチ巾であり、回転子
7の対向カム面7aは1/2ピツチ巾の歯列に形成
してある。
この回転子7には、口径の異なつた複数個のオ
リフイス9を設けてあり、ピストン10に設けた
連通孔10aに対向し、後述するように回転子7
の位相を変換することにより、所望口径のオリフ
イス9を連通孔10aに対向せしめ、油圧室1
1,12間の減衰力の調節を行うようにしてあ
る。13,13′はピストン10に設けた逆止
弁、14はシリンダである。
以上のような構成からなる本考案装置における
作動の態様を説明すると、第1及び第3図に示す
ようにソレノイドコイル3を励磁しない状態にお
いては、往復子5と回転子7とは固定子6に対し
て図示の状態を保ち、回転子7の対向カム面7a
はガイド歯6aによつて上方への移動と回転とを
阻止された状態を保持し、これに設けたオリフイ
ス9の一つを連通孔10aに対向させているもの
である。
そこで、別のオリフイス9に変更する場合に
は、ソレノイドコイル3を励磁すると、可動鉄芯
4aが吸引され、操作ロツド4を介して往復子5
が固定子6に沿つて押下され、そのカム送り面5
aで対向カム面7aを介して回転子7を押し下
げ、第4図に示すように、そのカム送り面5aを
固定子6のガイド歯6aと一線に整合する結果、
回転子7は前述の1/4ピツチ巾だけ、スプリング
8の弾圧力によつて回動されることゝなる。
次にソレノイドコイル3の励磁が解かれると、
往復子5が持ち上げられ、回転子7の前述の1/4
ピツチ巾以上の回動を阻止していたカム送り面5
aが上昇するため、第5図のように回転子7は固
定子6のガイド歯6aの斜面に沿つて摺動回転
し、第4図の状態と同様の状態となり、回転子7
は、その一歯分だけ回転が行われることゝなる。
このように励磁作用を断続することにより、所
望の回転角度を得ることができるため、複数個の
オリフイス9を回転子7に配設すればオリフイス
9の選択を楽に行うことができ、更に操作ロツド
4に連動する指針を設けることにより、オリフイ
ス9の選択を確認し得るようにすることは云うま
でもない。
また要すれば、操作ロツド4を手動にて押下操
作を繰返すことにより、回転子7を回動すること
は容易であるから、電気関係の故障に対応するこ
とが可能である。
以上述べた如く本考案によれば、構造を極力簡
易化し、特に歩進機構において回転子7は常時固
定子6又は往復子5に接触しつゝその作動が行わ
れるため、回転子7が独自で運動して誤動作を生
ずる惧れは全くなく、従つて確実な作動を行い得
る利点を具有すると共に装置全体をコンパクトに
構成し得るため、車体等への組込みを容易にする
一方、節電にも役立ち、実用上の利益は多大であ
る。尚、実施例において、ソレノイドコイル3を
ピストンロツド1の外端に設けたが、点線で示す
如くロツド1に内装し得ることは云うまでもな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置の一実施例を示す一部切欠
縦断正面図、第2図は第1図A−A線部分の断面
図、第3図乃至第5図は歩進機構の作動状態を順
序的に示す要部の拡大展開図である。 1……ピストンロツド、2……中空部、3……
ソレノイドコイル、4……操作ロツド、5……往
復子、5a……カム送り面、6……固定子、6a
……ガイド歯、7……回転子、7a……対向カム
面、8……スプリング、9……オリフイス、10
……ピストン、11,12……油圧室、13,1
3′……逆止弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ソレノイド鉄芯と一体の操作ロツドの下端に、
    鋸歯状のカム送り面を有する往復子を設け、該往
    復子の上下方向の往復運動を案内許容するが回転
    運動を阻止するようにした固定子を中空ピストン
    ロツドの内面に配設すると共に該固定子の端面に
    前記往復子のカム送り面の一歯の1/4ピツチ巾に
    相当するガイド歯を形成する一方、複数個のオリ
    フイスを具えると共に上端に前記往復子のカム送
    り面の一歯の1/2ピツチ巾に相当する鋸歯状の対
    向カム面を有する回転子を回動且つ摺動自在に弾
    設し、前記往復子の一往復動作によつて回転子を
    その一歯分だけ回動せしめることを特徴とするシ
    ヨツクアブソーバにおける減衰力調節装置。
JP16249381U 1981-10-29 1981-10-29 シヨツクアブソ−バにおける減衰力調節装置 Granted JPS5867138U (ja)

Priority Applications (1)

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JP16249381U JPS5867138U (ja) 1981-10-29 1981-10-29 シヨツクアブソ−バにおける減衰力調節装置

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JP16249381U JPS5867138U (ja) 1981-10-29 1981-10-29 シヨツクアブソ−バにおける減衰力調節装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5867138U JPS5867138U (ja) 1983-05-07
JPS6142989Y2 true JPS6142989Y2 (ja) 1986-12-05

Family

ID=29954803

Family Applications (1)

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JP16249381U Granted JPS5867138U (ja) 1981-10-29 1981-10-29 シヨツクアブソ−バにおける減衰力調節装置

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL8503031A (nl) * 1985-11-05 1987-06-01 Koni Bv Elektrisch verstelbare schokdemper.
JP6434838B2 (ja) * 2015-03-25 2018-12-05 株式会社ショーワ 圧力緩衝装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5867138U (ja) 1983-05-07

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