JPS6142522Y2 - - Google Patents

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JPS6142522Y2
JPS6142522Y2 JP1982032444U JP3244482U JPS6142522Y2 JP S6142522 Y2 JPS6142522 Y2 JP S6142522Y2 JP 1982032444 U JP1982032444 U JP 1982032444U JP 3244482 U JP3244482 U JP 3244482U JP S6142522 Y2 JPS6142522 Y2 JP S6142522Y2
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JP
Japan
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spring
slider
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knife
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JP1982032444U
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JPS58136075U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はカツターナイフとくに、クリツク止
めロツク型ステツプスライド式カツターナイフに
関するものである。
一般にクリツク止めステツプスライド式カツタ
ーナイフは、リツプつきみぞ形をなしリツプの内
縁にクリツク止め凹凸を形成したブレードホルダ
のみぞ内で、ブレードの切先と反対の端部を係止
し、これとともにみぞに沿つて摺動するスライダ
に、該移動の間、クリツク止め凹凸と係脱するば
ね性かけ止め片を設けて、刃先の進出位置を、格
納姿勢とともに保持する形式で実用化されたもの
が多く、ときには上記のクリツク止めをさらに拘
束するためのストツパを付設したもの(特開昭54
−102700号公報など)もある。
しかるに前者は、刃先にかかる過大な外力でロ
ツクが脱れるうれいがあり、また後者はストツパ
の操作を、スライダの操作に先行させねばなら
ず、かような二段操作は実用上不便である。
そこでこの考案は、スライダに組込んだスラス
トノブだけを単独に進退作動させるワンタツチ操
作で、ブレードの使用−格納両位置への移動と、
各位置での確実なクリツク止めロツクとが実現さ
れる簡易な構造を工夫したものである。
第1図に、この考案によるカツターナイフの外
観を、操作側の側面について示し、第2図aはそ
のA−A断面、また第2図bに同図aのB−B断
面、さらに第2図c,dにて、C−C,D−D各
断面を拡大図示した。
図において1は必要に応じて附加するを可とす
る合成樹脂成形体のグリツプ、2はリツプつき溝
形に成形した板金属を可とするブレードホルダ、
2aはそのリツプの内縁に形成されたクリツク止
め凹凸、3はこの例で刃先3aの折取り刻み3b
による更新が可能な替刃式のブレード、4はブレ
ードホルダ2のみぞ内でブレード3の更新切先の
反対の端部を係止してこれとともにブレードホル
ダ2の溝に沿つて移動するスライダで、4aはそ
の係止突起である。
スライダ4は係止突起4aを設けた前端に、ブ
レード3をのせる段座4bを切下げた基部4cの
後半主体部分に、ブレードホルダ2のリツプ間に
立上つた中空部分4dを有し、この中空部分4d
の側壁に開口する窓孔4eから、部分的に突出し
てリツプのクリツク止め凹凸2aと係脱可能な、
ばね性かけ止め片5を、中空部分4d内に納め
る。このばね性かけ止め片5は、図のようにリー
フばねとすること、またそのクリツク止め凹凸2
aと面する巻回端を有すること、さらには巻回端
の空洞内に充てん物を有することが、何れもより
好ましい。
スライダ4の中空部分4dには、その上面にか
ぶさり、これに沿つて進退作動可能なスラストノ
ブ6の天井壁から垂下し前方に突出して中空部分
4dの頂壁4fの下面と係合する抑止垂片6aを
納め、抑止垂片6aの前端には、ばね性かけ止め
片5の中空部分4d内への退去変位を拘束するロ
ツク端6bと、その前後で上記の退去変位を自由
ならしめる斜面6cおよびくぼみ6dとを設け
る。
従つてスラストノブ6を前または後に押しやる
と、ばね性かけ止め片5を背後から第2図a,b
の固定位置に拘束していたロツク端6bが、その
拘束を脱して、ばね性かけ止め片5は、くぼみ6
dまたは斜面6cに向けて自由に退去変位をする
ことができる。
このスラストノブ6の進退作動による、クリツ
ク止めの拘束解除を経てはじめてスライダ4の追
従移動を生じるわけであるが、第2図a,b,d
ならびに第3図に示すように復元ばね7をもつて
スラストノブ6とスライダ5との間を連結してお
くことにより、クリツク止め凹凸2aの1ピツチ
分に相当した上記スライダ4の追従移動の度毎
に、復元ばね7が、ばね性かけ止め片5の再拘束
をもたらし、そのときになおスラストノブ6に推
力が加わつている限りは、その操作を止めるま
で、上記の作動がくり返えされて、いわゆるステ
ツプスライド式の進退移動をスライダ4に、ひい
てはブレード3に強いることとなり、その切先き
の突出位置または格納の両位置では、ばね性かけ
止め片5のクリツク止めロツクが、確保されるわ
けである。第4図a,bに、スラストノブ6の前
後への、スライダ4に先行した推動ステツプのあ
りさまを示す。
復元ばね7は、図示したような密着巻きに近い
コイルばねを有利に使用できるが、スラストノブ
6の上記先行推動を経たスライダ4の追随進退を
もたらすことができれば板ばねや、比較的硬質の
ゴム棒などでもよい。
復元ばね7は、図に示したように中空部分4d
および抑止垂片6bの下面に穿つたU字溝4g,
6eに係止するのが好ましいが、透孔であつても
よいのはいうまでもない。
かくしてこの考案によればスラストノブに加え
たワンタツチ操作で、軽快なブレードのステツプ
スライド移動により使用または格納両位置への誘
導を適切に行えてしかも上記各位置でブレードの
クリツク止めが確実にロツクされるので、不用意
な切先きの突出による危険や、使用中の切先にか
かる外力下でのブレードの後退などの不利が操作
性の劣化を伴うことなしに、簡易な構成によつて
有利に防止され得る。
【図面の簡単な説明】
第1図はカツターナイフの操作側の側面図、第
2図a,b,cおよびdは各部の拡大断面図、第
3図はスラストノブとスライダの分解斜視図であ
り、第4図a,bはスラストノブの前、後各先行
推動によるロツク解除のありさまを示すそれぞれ
要部断面図である。 2……ブレードホルダ、3……ブレード、4…
…スライダ、5……ばね性かけ止め片、6……ス
ラストノブ、6a……ロツク端、7……復元ば
ね。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 リツプつきみぞ形をなしリツプの内縁にクリ
    ツク止め凹凸を有するブレードホルダと、この
    ブレードホルダのみぞ内でブレードを係止して
    これとともに該みぞに沿う摺動を可能としたス
    ライダおよびこのスライダにその上記摺動中の
    上記クリツク止め凹凸に対する係脱を可能とし
    て取付けた、ばね性かけ止め片とをそなえる、
    クリツク止めステツプスライド式カツターナイ
    フにおいて、 ばね性かけ止め片のクリツク止め凹凸に対す
    る係合位置での拘束を司るロツク端をもつスラ
    ストノブを、スライダの上面に沿う前後移動の
    各極端位置で上記ロツク端による上記の拘束を
    解除する進退作動可能としてスライダにはめ合
    わせて、その前後移動の両極端位置のみで生じ
    るスライダのステツプスライドの度毎に上記拘
    束を自動的に再現する復元ばねを介しスライダ
    と合体して成る、クリツク止めロツク型ステツ
    プスライド式カツターナイフ。 2 ばね性かけ止め片がリーフばねである、実用
    新案登録請求の範囲1に記載したナイフ。 3 リーフばねがクリツク止め凹凸に面する巻回
    端を有する実用新案登録請求の範囲2に記載し
    たナイフ。 4 巻回端が内部充てん物を有する、実用新案登
    録請求の範囲3に記載したナイフ。 5 復元ばねが、スライダおよびスラストノブを
    それらの前後移動の方向と直角に貫通して伸び
    る配置である、実用新案登録請求の範囲1,
    2,3または4に記載したナイフ。 6 復元ばねが、密着巻きないしこれに近い巻き
    形状のコイルばねである、実用新案登録請求の
    範囲5に記載したナイフ。 7 復元ばねが、比較的硬質のゴム棒である、実
    用新案登録請求の範囲5に記載したナイフ。
JP3244482U 1982-03-10 1982-03-10 クリツク止めロツク型ステツプスライド式カツタ−ナイフ Granted JPS58136075U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3244482U JPS58136075U (ja) 1982-03-10 1982-03-10 クリツク止めロツク型ステツプスライド式カツタ−ナイフ

Applications Claiming Priority (1)

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JP3244482U JPS58136075U (ja) 1982-03-10 1982-03-10 クリツク止めロツク型ステツプスライド式カツタ−ナイフ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58136075U JPS58136075U (ja) 1983-09-13
JPS6142522Y2 true JPS6142522Y2 (ja) 1986-12-02

Family

ID=30044048

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3244482U Granted JPS58136075U (ja) 1982-03-10 1982-03-10 クリツク止めロツク型ステツプスライド式カツタ−ナイフ

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2207073B (en) * 1987-07-24 1991-05-15 Nippon Tenshashi Kk A knife
JP5284579B2 (ja) * 2006-12-12 2013-09-11 株式会社Tjmデザイン カッターナイフのスライダー

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54102700A (en) * 1978-01-30 1979-08-13 Kai Cutlery Center Co Knob for sliding cutting element of cutter

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS54102700A (en) * 1978-01-30 1979-08-13 Kai Cutlery Center Co Knob for sliding cutting element of cutter

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JPS58136075U (ja) 1983-09-13

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