JPS6142514B2 - - Google Patents
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- JPS6142514B2 JPS6142514B2 JP6871479A JP6871479A JPS6142514B2 JP S6142514 B2 JPS6142514 B2 JP S6142514B2 JP 6871479 A JP6871479 A JP 6871479A JP 6871479 A JP6871479 A JP 6871479A JP S6142514 B2 JPS6142514 B2 JP S6142514B2
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- 230000006698 induction Effects 0.000 claims description 13
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 5
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- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02P—CONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
- H02P1/00—Arrangements for starting electric motors or dynamo-electric converters
- H02P1/16—Arrangements for starting electric motors or dynamo-electric converters for starting dynamo-electric motors or dynamo-electric converters
- H02P1/26—Arrangements for starting electric motors or dynamo-electric converters for starting dynamo-electric motors or dynamo-electric converters for starting an individual polyphase induction motor
- H02P1/32—Arrangements for starting electric motors or dynamo-electric converters for starting dynamo-electric motors or dynamo-electric converters for starting an individual polyphase induction motor by star/delta switching
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Relay Circuits (AREA)
- Motor And Converter Starters (AREA)
- Electronic Switches (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は三相誘導電動機を始動させる際に制御
されるためのY−△用タイマに関するものであ
る。三相誘導電動機Mの始動として一般に始動電
流を減少させて始動するY−△始動が用いられて
いる。この方法は、始動時に三相誘導電動機Mの
固定子巻線AをY結線で、運転時には△結線とす
るもので第1図はその回路図である。始動時に図
中のスイツチSを左側に入れればリレーRy1が動
作し、Y結線となり、右側に入れればリレーRY1
が復帰し、リレーRy2が動作し△結線となる。図
中ACは三相電源である。
されるためのY−△用タイマに関するものであ
る。三相誘導電動機Mの始動として一般に始動電
流を減少させて始動するY−△始動が用いられて
いる。この方法は、始動時に三相誘導電動機Mの
固定子巻線AをY結線で、運転時には△結線とす
るもので第1図はその回路図である。始動時に図
中のスイツチSを左側に入れればリレーRy1が動
作し、Y結線となり、右側に入れればリレーRY1
が復帰し、リレーRy2が動作し△結線となる。図
中ACは三相電源である。
ところで第1図回路はスイツチSを手動により
Y−△始動を行なうための回路であるが、Y結線
から△結線に切替える際スイツチSを左側から右
側に瞬時に切替えた場合リレーRy1の接点r1がア
ークにより完全に遮断されていない状態でリレー
Ry1の接点r2が入ると、相間短絡の事故が発生す
るため、リレーRy2が完全に復帰した後リレー
Ry2が入る様に切替時間に取らなければならな
い。そこで用いられるのがY−△用タイマであつ
て、Y−△用タイマは前記切替時間が一定に制御
できるようにしたものである。第2図はY−△始
動をY−△用タイマを用いて行なう基本のシーケ
ンス回路を示す。図中Ry1はY結線用のリレー、
Ry2は△結線用のリレー、S2は始動スイツチ、S1
は停止スイツチであつて、TNC,TNOは夫々タイ
マ回路部Tの切替え接点T2のNC端子、NO端子
であり、T1はタイマT回路部のNO接点である。
またVACは操作用の電源である。今図において、
始動スイツチS2を押すとタイマ回路部Tの切替え
接点T2のNC端子TNCを通してリレーRy1が励磁
され、Y結線で三相誘導電動機Mが運転され、同
時にタイマ回路部Tに電圧が加わるため、瞬時
NO接点T1が動作してタイマ回路部Tは自己保持
されるので始動スイツチS2を戻してもリレーRy1
およびタイマ回路部Tは復帰しない。タイマ回路
部Tの設定時間が経過すると切替え接点T2がNC
端子TNCから開離し、リレーRy1が復帰する。切
替え接点T2の切替時間t2後、NO端子TNOが入
り、リレーRy2が励磁され、△結線で三相誘導電
動機Mが運転される。また、リレーRy1,Ry2は
互いの常閉接点r′1,r′2を通して同時に入らない
ようにインターロツクされている。停止スイツチ
S1を押すとタイマ回路部Tの自己保持がとれ、復
帰し、三相誘導電動機Mは止まる。第3図a〜h
は上述の動作の各部のタイムチヤートを示し、同
図aは操作電源VAC、同図bは停止スイツチS1の
オン動作、同図cは始動スイツチS2のオン動作、
同図dはタイマ回路部TのNO接点T1のオン動
作、同図eはタイマ回路部Tの切替え接点T2の
NC端子TNCのオン動作、同図fはタイマ回路部
Tの切替え接点T2のNO端子TNOのオン作動、同
図gはリレーRy1の励磁動作、同図hはリレー
Ry2の励磁動作を夫々示し、同図g,h中のt1は
制御時間、t2は切替時間を夫々示す。
Y−△始動を行なうための回路であるが、Y結線
から△結線に切替える際スイツチSを左側から右
側に瞬時に切替えた場合リレーRy1の接点r1がア
ークにより完全に遮断されていない状態でリレー
Ry1の接点r2が入ると、相間短絡の事故が発生す
るため、リレーRy2が完全に復帰した後リレー
Ry2が入る様に切替時間に取らなければならな
い。そこで用いられるのがY−△用タイマであつ
て、Y−△用タイマは前記切替時間が一定に制御
できるようにしたものである。第2図はY−△始
動をY−△用タイマを用いて行なう基本のシーケ
ンス回路を示す。図中Ry1はY結線用のリレー、
Ry2は△結線用のリレー、S2は始動スイツチ、S1
は停止スイツチであつて、TNC,TNOは夫々タイ
マ回路部Tの切替え接点T2のNC端子、NO端子
であり、T1はタイマT回路部のNO接点である。
またVACは操作用の電源である。今図において、
始動スイツチS2を押すとタイマ回路部Tの切替え
接点T2のNC端子TNCを通してリレーRy1が励磁
され、Y結線で三相誘導電動機Mが運転され、同
時にタイマ回路部Tに電圧が加わるため、瞬時
NO接点T1が動作してタイマ回路部Tは自己保持
されるので始動スイツチS2を戻してもリレーRy1
およびタイマ回路部Tは復帰しない。タイマ回路
部Tの設定時間が経過すると切替え接点T2がNC
端子TNCから開離し、リレーRy1が復帰する。切
替え接点T2の切替時間t2後、NO端子TNOが入
り、リレーRy2が励磁され、△結線で三相誘導電
動機Mが運転される。また、リレーRy1,Ry2は
互いの常閉接点r′1,r′2を通して同時に入らない
ようにインターロツクされている。停止スイツチ
S1を押すとタイマ回路部Tの自己保持がとれ、復
帰し、三相誘導電動機Mは止まる。第3図a〜h
は上述の動作の各部のタイムチヤートを示し、同
図aは操作電源VAC、同図bは停止スイツチS1の
オン動作、同図cは始動スイツチS2のオン動作、
同図dはタイマ回路部TのNO接点T1のオン動
作、同図eはタイマ回路部Tの切替え接点T2の
NC端子TNCのオン動作、同図fはタイマ回路部
Tの切替え接点T2のNO端子TNOのオン作動、同
図gはリレーRy1の励磁動作、同図hはリレー
Ry2の励磁動作を夫々示し、同図g,h中のt1は
制御時間、t2は切替時間を夫々示す。
ところで上記シーケンス回路に用いられたY−
△用タイマ回路部Tとしては第4図に示す回路が
従来用いられ、第5図に示すシーケンス回路を構
成していた。これらの回路は始動スイツチS2を押
し、タイマ回路部Tに電源VAC電圧を印加すると
タイマ回路部TではトランスTrを通し全波整流
用ダイオードDB、平滑コンデンサC1で内部回路
に直流電圧が加わり、リレーRyAは瞬時に動作し
NO接点T1を構成するリレー接点を閉じて第5図
回路において自己保持回路を形成するが、トラン
ジスタQ1,Q2,Q3は非導通であるからリレー
RyB,RyCは共にオフしている。リレーRyCの切
替えリレー接点からなるタイマ回路部Tの切替え
接点T2はNC端子TNC側に閉鎖したままであり、
リレーRy1が励磁され三相誘導電動機MはY結線
で始動され運転を開始する。同時にタイマ回路部
TのコンデンサCYが抵抗R4,R5可変抵抗VYを
通し、ICからなる時限設定回路Xに設定されて
いる定電圧まで充電を始め、コンデンサC△も
又、抵抗R1,R2、ダイオードD3を介してツエナ
ーダイオードZDのツエナー電圧まで充電されて
いく。これらの充電が進むとまずトランジスタ
Q1のベース電流が流れ始めてトランジスタQ1が
導通し、リレーRyBが励磁される。このリレー
RyBはNC接点T3を開放して△結線用のリレーRy2
が動作しないようにし、Y結線での運転が終了し
ても瞬時に△結線運転に切替らないようにする。
その後、コンデンサCYの充電が進んで所定電圧
まで充電されると、時限設定回路Xがオンしトラ
ンジスタQ3の導通により後段のトランジスタQ2
も導通しリレーRyCが励磁され切替え接点T2が
NC端子TNCからNO端子TNOに切替わる。従つて
リレーRy1が復帰し三相誘導電動機MのY結線で
の運転が終わる。しかし、リレーRyBのNC接点
T3が開放しているので、リレーRy1は動作せず△
結線で運転することはない。トランジスタQ3の
導通と同時に導通するトランジスタQ2の導通に
よりコンデンサC△に充電々流は流れなくなりコ
ンデンサC△に充電された電荷は可変抵抗V△を
介してトランジスタQ1のベース・エミツタを通
し放電される。この間、トランジスタQ1はこの
放電々流によつて導通を維持し、コンデンサC△
の放電が進行し、コンデンサC△の電圧がトラン
ジスタQ1の導通維持に充分でなくなつたとき、
トランジスタQ1は非導通に移り、リレーRyBは復
帰する。リレーRyBの復帰により、NC接点T3が
閉じると、リレーRy2が励磁され三相誘導電動機
Mは△結線に切替わり運転される。以後、停止ス
イツチS1を遮断するまで運転は続行されるのであ
る。図中D1,D2はサージ吸収用ダイオード、R3
は抵抗である。
△用タイマ回路部Tとしては第4図に示す回路が
従来用いられ、第5図に示すシーケンス回路を構
成していた。これらの回路は始動スイツチS2を押
し、タイマ回路部Tに電源VAC電圧を印加すると
タイマ回路部TではトランスTrを通し全波整流
用ダイオードDB、平滑コンデンサC1で内部回路
に直流電圧が加わり、リレーRyAは瞬時に動作し
NO接点T1を構成するリレー接点を閉じて第5図
回路において自己保持回路を形成するが、トラン
ジスタQ1,Q2,Q3は非導通であるからリレー
RyB,RyCは共にオフしている。リレーRyCの切
替えリレー接点からなるタイマ回路部Tの切替え
接点T2はNC端子TNC側に閉鎖したままであり、
リレーRy1が励磁され三相誘導電動機MはY結線
で始動され運転を開始する。同時にタイマ回路部
TのコンデンサCYが抵抗R4,R5可変抵抗VYを
通し、ICからなる時限設定回路Xに設定されて
いる定電圧まで充電を始め、コンデンサC△も
又、抵抗R1,R2、ダイオードD3を介してツエナ
ーダイオードZDのツエナー電圧まで充電されて
いく。これらの充電が進むとまずトランジスタ
Q1のベース電流が流れ始めてトランジスタQ1が
導通し、リレーRyBが励磁される。このリレー
RyBはNC接点T3を開放して△結線用のリレーRy2
が動作しないようにし、Y結線での運転が終了し
ても瞬時に△結線運転に切替らないようにする。
その後、コンデンサCYの充電が進んで所定電圧
まで充電されると、時限設定回路Xがオンしトラ
ンジスタQ3の導通により後段のトランジスタQ2
も導通しリレーRyCが励磁され切替え接点T2が
NC端子TNCからNO端子TNOに切替わる。従つて
リレーRy1が復帰し三相誘導電動機MのY結線で
の運転が終わる。しかし、リレーRyBのNC接点
T3が開放しているので、リレーRy1は動作せず△
結線で運転することはない。トランジスタQ3の
導通と同時に導通するトランジスタQ2の導通に
よりコンデンサC△に充電々流は流れなくなりコ
ンデンサC△に充電された電荷は可変抵抗V△を
介してトランジスタQ1のベース・エミツタを通
し放電される。この間、トランジスタQ1はこの
放電々流によつて導通を維持し、コンデンサC△
の放電が進行し、コンデンサC△の電圧がトラン
ジスタQ1の導通維持に充分でなくなつたとき、
トランジスタQ1は非導通に移り、リレーRyBは復
帰する。リレーRyBの復帰により、NC接点T3が
閉じると、リレーRy2が励磁され三相誘導電動機
Mは△結線に切替わり運転される。以後、停止ス
イツチS1を遮断するまで運転は続行されるのであ
る。図中D1,D2はサージ吸収用ダイオード、R3
は抵抗である。
ところで従来のY−△用タイマ回路部Tは、瞬
時動作用、Y始動用、△切替用の各タイマ接点に
個々のリレーRyA,RyB,RyCのリレー接点を使
用しており、合計3個のリレーが必要であつた。
そのためリレー取付けのスペースを広くとる必要
があつてタイマ全体の形状が大きくなるという欠
点があり、また消費電力も大きくなるのでトラン
スTrの容量を大きくしなければならず、そのた
め大型化が避けられないという欠点があつた。
時動作用、Y始動用、△切替用の各タイマ接点に
個々のリレーRyA,RyB,RyCのリレー接点を使
用しており、合計3個のリレーが必要であつた。
そのためリレー取付けのスペースを広くとる必要
があつてタイマ全体の形状が大きくなるという欠
点があり、また消費電力も大きくなるのでトラン
スTrの容量を大きくしなければならず、そのた
め大型化が避けられないという欠点があつた。
本発明は上述の欠点に鑑みてなしたもので、そ
の目的とするところは、2個のリレーだけが、自
己保持のための瞬時動作用とY結線用と△切替用
の各タイマ接点を構成することができて、小型化
が可能となり、しかも消費電力も小さいY−△用
タイマを提供するにある。以下本発明を実施例回
路によつて説明する。第6図はタイマ回路部T自
体の回路を示し、第7図はシーケンス回路を示す
ものである。タイマ回路部Tは第4図回路におけ
るリレーRyAを除くとともに、ダイオードD3のア
ノードとトランジスタQ1のベースとの間に抵抗
R7、ダイオードD4を接続した点において第4図
回路とは異なるものであり、またそのシーケンス
回路は第5図回路におけるリレーRyAのNO接点
T1の代りに始動スイツチS2に並列にリレーRyCの
NO接点T4と、リレーRyBのNO接点T5を夫々並
列接続し、また切替え接点T2のNC接点TNCの替
りに、リレーRyCのNC接点T′2に代え、また切替
え接点T2のNO端子TNOとリレーRyBのNC端子T3
との直列回路の代りにリレーRyBのNC接点T′3と
リレーRyCのNO接点T6との直列回路を用いたも
のである。
の目的とするところは、2個のリレーだけが、自
己保持のための瞬時動作用とY結線用と△切替用
の各タイマ接点を構成することができて、小型化
が可能となり、しかも消費電力も小さいY−△用
タイマを提供するにある。以下本発明を実施例回
路によつて説明する。第6図はタイマ回路部T自
体の回路を示し、第7図はシーケンス回路を示す
ものである。タイマ回路部Tは第4図回路におけ
るリレーRyAを除くとともに、ダイオードD3のア
ノードとトランジスタQ1のベースとの間に抵抗
R7、ダイオードD4を接続した点において第4図
回路とは異なるものであり、またそのシーケンス
回路は第5図回路におけるリレーRyAのNO接点
T1の代りに始動スイツチS2に並列にリレーRyCの
NO接点T4と、リレーRyBのNO接点T5を夫々並
列接続し、また切替え接点T2のNC接点TNCの替
りに、リレーRyCのNC接点T′2に代え、また切替
え接点T2のNO端子TNOとリレーRyBのNC端子T3
との直列回路の代りにリレーRyBのNC接点T′3と
リレーRyCのNO接点T6との直列回路を用いたも
のである。
しかして今、始動スイツチS2を押し、タイマ回
路部Tに電源VAC電圧を印加すると、トランス
Trを通し全波整流用ダイオードDB、平滑コンデ
ンサC1で内部回路に直流電圧が加わり、第1の
トランジスタQ1のベース・エミツタ間には、第
1の抵抗R1,R2、第2、第1のダイオードD4,
D3を通し電流が流れトランジスタQ1は導通し、
第1のリレーRyBは瞬時に動作する。リレーRyB
が動作するとNO接点T5は閉じタイマ回路部Tは
自己保持回路を形成する。同時にY結線用のリレ
ーRy1には、NO接点T5、NC接点T′2、△結線用
のリレーRy2の接点r′2を通じて電流が流れて三相
誘導電動機Mの固定子巻線Aを三相電源ACにY
結線して始動させる。またNC接点T′3は開き、△
切替用のリレーRy2が動作しないようにし、Y結
線での運転が終了しても瞬時に△運転に切替わら
ないようにしておく。その後、コンデンサCYの
充電が進んで時限設定回路Xがオンし、第3、第
2のトランジスタQ3,Q2が導通し、第2のリレ
ーRyCが励磁されると、リレーRyCのリレー接点
たるNC接点T′2が開き、三相誘導電動機MのY結
線での運転が終了し、一方NO接点T4は閉じ、リ
レーRyBのNO接点T5の両端間を短絡してタイマ
Tの自己保持回路を形成する。また他方のNO接
点T6も閉じるが、直列に接続したリレーRyBの
NC接点T′3が開いているため△結線に切替わらな
い。ところでトランジスタQ3と同時に導通する
トランジスタQ2の導通によりコンデンサC△に
は充電々流が流れなくなり、C△に充電された電
荷はダイオードD3,D4が放電々流を阻止するた
め、可変抵抗V△を介してトランジスタQ1のベ
ース・エミツタを通して放電する。この放電々流
によつてトランジスタQ1は導通を維持しやがて
非導通に移り、リレーRyBは復帰する。この復帰
によつてリレーRyBのNO接点T5は開くが、リレ
ーRyCのNO接点T′2が閉じているのでタイマ回路
部Tの自己保持回路が形成されるため△運転は停
止スイツチS1を遮断するまで続行されることにな
る。
路部Tに電源VAC電圧を印加すると、トランス
Trを通し全波整流用ダイオードDB、平滑コンデ
ンサC1で内部回路に直流電圧が加わり、第1の
トランジスタQ1のベース・エミツタ間には、第
1の抵抗R1,R2、第2、第1のダイオードD4,
D3を通し電流が流れトランジスタQ1は導通し、
第1のリレーRyBは瞬時に動作する。リレーRyB
が動作するとNO接点T5は閉じタイマ回路部Tは
自己保持回路を形成する。同時にY結線用のリレ
ーRy1には、NO接点T5、NC接点T′2、△結線用
のリレーRy2の接点r′2を通じて電流が流れて三相
誘導電動機Mの固定子巻線Aを三相電源ACにY
結線して始動させる。またNC接点T′3は開き、△
切替用のリレーRy2が動作しないようにし、Y結
線での運転が終了しても瞬時に△運転に切替わら
ないようにしておく。その後、コンデンサCYの
充電が進んで時限設定回路Xがオンし、第3、第
2のトランジスタQ3,Q2が導通し、第2のリレ
ーRyCが励磁されると、リレーRyCのリレー接点
たるNC接点T′2が開き、三相誘導電動機MのY結
線での運転が終了し、一方NO接点T4は閉じ、リ
レーRyBのNO接点T5の両端間を短絡してタイマ
Tの自己保持回路を形成する。また他方のNO接
点T6も閉じるが、直列に接続したリレーRyBの
NC接点T′3が開いているため△結線に切替わらな
い。ところでトランジスタQ3と同時に導通する
トランジスタQ2の導通によりコンデンサC△に
は充電々流が流れなくなり、C△に充電された電
荷はダイオードD3,D4が放電々流を阻止するた
め、可変抵抗V△を介してトランジスタQ1のベ
ース・エミツタを通して放電する。この放電々流
によつてトランジスタQ1は導通を維持しやがて
非導通に移り、リレーRyBは復帰する。この復帰
によつてリレーRyBのNO接点T5は開くが、リレ
ーRyCのNO接点T′2が閉じているのでタイマ回路
部Tの自己保持回路が形成されるため△運転は停
止スイツチS1を遮断するまで続行されることにな
る。
本発明は上述のように構成してあるので、タイ
マ回路部の瞬時動作用、Y結動用、△切替用の各
タイマ接点を2個のリレーの各接点にて構成で
き、回路装置の小型化が可能となり、また消費電
力も従来に比べて少なくなるという効果を奏す
る。
マ回路部の瞬時動作用、Y結動用、△切替用の各
タイマ接点を2個のリレーの各接点にて構成で
き、回路装置の小型化が可能となり、また消費電
力も従来に比べて少なくなるという効果を奏す
る。
第1図は従来の手動によるY−△始動のための
回路の回路図、第2図はY−△用タイマ使用の基
本シーケンス回路の回路図、第3図は同上の各部
のタイムチヤート、第4図は従来例のタイマ回路
部の回路図、第5図は同上使用のシーケンス回路
の回路図、第6図は本発明の一実施例のタイマ回
路部の回路図、第7図は同上使用のシーケンス回
路の回路図であり、Mは三相誘導電動機、Aは固
定子巻線、Ry1はY結線用のリレー、r1,r′1はリ
レー接点、Ry2は△結線用のリレー、r2,r′2はリ
レー接点、S2は始動スイツチ、S1は停止スイツ
チ、Tはタイマ回路部、RyBは第1のリレー、
RyCは第2のリレー、T′2,T′3はNC接点、T4,
T5,T6はNO接点、Q1は第1のトランジスタ、
Q2は第2のトランジスタ、Q3は第3のトランジ
スタ、Xは時限設定回路、R1は第1の抵抗、D3
は第1のダイオード、D4は第2のダイオード、
C△はコンデンサ、VACは操作用電源、ACは三
相電源、V△は可変抵抗である。
回路の回路図、第2図はY−△用タイマ使用の基
本シーケンス回路の回路図、第3図は同上の各部
のタイムチヤート、第4図は従来例のタイマ回路
部の回路図、第5図は同上使用のシーケンス回路
の回路図、第6図は本発明の一実施例のタイマ回
路部の回路図、第7図は同上使用のシーケンス回
路の回路図であり、Mは三相誘導電動機、Aは固
定子巻線、Ry1はY結線用のリレー、r1,r′1はリ
レー接点、Ry2は△結線用のリレー、r2,r′2はリ
レー接点、S2は始動スイツチ、S1は停止スイツ
チ、Tはタイマ回路部、RyBは第1のリレー、
RyCは第2のリレー、T′2,T′3はNC接点、T4,
T5,T6はNO接点、Q1は第1のトランジスタ、
Q2は第2のトランジスタ、Q3は第3のトランジ
スタ、Xは時限設定回路、R1は第1の抵抗、D3
は第1のダイオード、D4は第2のダイオード、
C△はコンデンサ、VACは操作用電源、ACは三
相電源、V△は可変抵抗である。
Claims (1)
- 1 三相誘導電動機の始動時に固定子巻線を三相
電源にY結線させるためのリレー接点を有するY
結線用のリレーを駆動し、通常運転切替時に固定
子巻線を三相電源に△結線させるためのリレー接
点を有する△結線用のリレーを駆動するY−△用
タイマにおいて、常閉の停止スイツチと常開の始
動スイツチとの直列回路を介してタイマ回路部を
操作用の電源に接続し、始動スイツチに並列にタ
イマ回路部内蔵の第2のリレーの第1のNO接点
と、第1のリレーのNO接点とを夫々並列に接続
し、タイマ回路部内蔵の第2のリレーのNC接点
と△結線用のリレーの常閉のリレー接点とY結線
用のリレーとの直列回路をタイマ回路部に並列に
接続するとともに第1のリレーのNC接点と第2
のリレーの第2のNO接点とY結線用のリレーの
常閉のリレー接点と、△結線用のリレーとの直列
回路をタイマ回路部に並列に接続して制御用のシ
ーケンス回路を構成し、タイマ回路部では整流平
滑出力に第1のリレーと第1のトランジスタとの
直列回路を接続するとともに、第1の抵抗と第1
のダイオードとを介して整流平滑出力にて充電さ
れるコンデンサを第2の抵抗を介して前記第1の
トランジスタのベース・エミツタに接続しかつ第
1のダイオードと第2の抵抗との直列回路に順方
向の第2のダイオードを並列接続し、第1のダイ
オードとコンデンサとの直列回路に第2のトラン
ジスタを接続し、整流平滑出力に接続して電源入
力時から所定時間後に出力を発生させる時限設定
手段の出力にてオン動作する第3のトランジスタ
を介して第2のリレーを整流平滑出力に接続し、
第3のトランジスタのオン出力にて前記第2のト
ランジスタをオン動作させるようにして成ること
を特徴とするY−△用タイマ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6871479A JPS55160984A (en) | 1979-05-31 | 1979-05-31 | Y-delta timer |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6871479A JPS55160984A (en) | 1979-05-31 | 1979-05-31 | Y-delta timer |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55160984A JPS55160984A (en) | 1980-12-15 |
JPS6142514B2 true JPS6142514B2 (ja) | 1986-09-22 |
Family
ID=13381723
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6871479A Granted JPS55160984A (en) | 1979-05-31 | 1979-05-31 | Y-delta timer |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS55160984A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63114577A (ja) * | 1986-10-30 | 1988-05-19 | Toshiba Corp | 誘導電動機の制御装置 |
-
1979
- 1979-05-31 JP JP6871479A patent/JPS55160984A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55160984A (en) | 1980-12-15 |
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