JPS6142360Y2 - - Google Patents

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JPS6142360Y2
JPS6142360Y2 JP6680781U JP6680781U JPS6142360Y2 JP S6142360 Y2 JPS6142360 Y2 JP S6142360Y2 JP 6680781 U JP6680781 U JP 6680781U JP 6680781 U JP6680781 U JP 6680781U JP S6142360 Y2 JPS6142360 Y2 JP S6142360Y2
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JP
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overflow
lid
hopper
overflow port
paddy
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JP6680781U
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JPS57180536U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、コンバイン、移動脱穀機等に用いら
れる籾処理装置におけるホツパーのオーバーフロ
ー蓋の改良に関する。
一般に、ホツパーにおけるオーバーフロー口
は、籾がホツパー内に最も遅く溜まる箇所すなわ
ち揚穀筒の吐出口近傍のホツパー天板上に設けら
れるが、従来、このオーバーフロー口に設けられ
るオーバーフロー蓋aは、第8図に示すように単
なる平板構造でしかも螺番等によつて鎖線で示す
如くオーバーフロー口を全開してしまう構造であ
つたため、オーバーフロー口よりホツパー内部に
容易に手が入り、その際回転するラセン羽根等に
手が触れてしまう等の危険性を有していた。ま
た、上記のような危険性を回避すべく、第9図お
よび第10図に示すように、オーバーフロー蓋a
が全開しないようにホツパー天板に開口制限スト
ツパーbを別個固設したものが提案されている
が、この構造ではホツパー天板と蓋aの回動支点
近くの部分との間の狭い隙間cに籾Mがはさま
り、それを取除こうとしてもストツパーbにより
蓋aが全開しないため清掃がしにくく、結局清掃
が不十分にしか行なえないことによる籾Mの存在
で蓋aを全閉することができず、それに起因して
蓋aの閉じ切らない間隙から籾あるいは塵埃が飛
散するという欠点を生じていた。
そこで、本考案は、回動支点近傍の蓋の両側部
に側壁を設け、該側壁が常にオーバーフロー口の
口縁に近傍しかつ常時オーバーフロー口内に入り
込んだ状態で開閉するように構成し、更に上記側
壁下辺にオーバーフロー口の口縁下部に当接して
蓋の開度を制限するストツパーを設けるように
し、もつて前述欠点を解消したホツパーのオーバ
ーフロー蓋を提供することを目的とするものであ
る。
以下、第1図ないし第7図に沿つて、本考案に
よる実施例を説明する。
コンバイン1は、第1図に示すように、クロー
ラ2で支持された機体3を有しており、この機体
3の前方には前処理部5が昇降自在に設けてあ
り、また前処理部5の後側上部には運転席6が配
設されていて、この運転席6の後部に本考案によ
るオーバーフロー蓋を備えたオーバーフロー装置
が配設されるホツパー7が設置されている。ホツ
パー7は、第2図に示すように、その下端部にた
とえば2個の籾排出口7a,7bを有しており、
その内部にスクリユーコンベア9を備えた揚穀筒
11を有しており、脱穀部から籾が上記揚穀筒1
1を経てホツパー7内部へ貯溜されるようになつ
ていて、更にその上部の天板12上でかつ上記揚
穀筒11の吐出口11a近傍にオーバーフロー装
置13を有している。オーバーフロー装置13
は、第3図ないし第5図に示すように、天板12
上に開口された矩形状のオーバーフロー口15と
該オーバーフロー口15と同形でそれよりやや小
さい寸法のオーバーフロー蓋16とから成つてい
る。上記オーバーフロー口15は、揚穀筒11の
吐出口11aに近い側の辺にホツパー7内部側に
折曲げられた縁17を有し、その上部にたとえば
螺番等の回動支点19によりオーバーフロー蓋1
6が上方へ回動できるように取付けられており、
また、上記縁17に対向する側の辺に同じくホツ
パー7内部側および天板12に平行するように階
段状に折曲げ形成された縁20を有しており、第
4図に示すように、上記縁20の天板12に平行
する部分20aにオーバーフロー蓋16が閉じた
際蓋16が当接して停止されるようになつてい
る。また、上記オーバーフロー蓋16は、その全
外周に亘つて全閉時ホツパー7内部に向う縁部2
1が形成されており、その縁部21の上記回動支
点19および部分20aに面しない両側部に、第
6図および第7図に示すように、上記回動支点1
9側に近傍して延長部すなわち側壁22a,22
bが設けられていて、更に該側壁22a,22b
の下辺に第5図に示すように蓋16が開いた際に
夫々オーバーフロー口15の口縁15a,15b
に当接して蓋16の開度を制限するストツパー2
3a,23bが外向きに折曲形成されている。な
お、上記実施例において、オーバーフロー蓋16
に設けた縁部21は必ずしも必要ではなく、上述
したように側壁22a,22bとその下辺のスト
ツパー23a,23bに相当する構造が存在すれ
ばよく、また、第3〜5図において符号25a,
25bで示したものは、オーバーフロー口15の
部分20aおよびオーバーフロー蓋16の対向す
る部分に貼着したマジツクテープ(登録商標名)
又は磁石であつて、蓋16の閉鎖時オーバーフロ
ー蓋16がオーバーフロー口15側に確実に密着
するように設けられている。
本実施例は以上のような構成を有するもので、
通常時オーバーフロー蓋16は、第4図に示すよ
うに確実に閉鎖している。そして脱穀部から籾が
順次搬送されてきてホツパー7が満杯になると、
スクリユーコンベアに押出された籾の圧力によつ
てオーバーフロー蓋16は第5図に示すように、
ストツパー23a,23bがオーバーフロー口1
5の口縁15a,15bに当接するまで開放さ
れ、籾はホツパー7の天板12上部に排出され
る。その際、本実施例のオーバーフロー蓋16は
側壁22a,22bを有しているので、籾はオー
バーフロー口15の回動支点19の存在する部
分、すなわちオーバーフロー蓋16の回動支点1
9近傍からその両側へは排出されず、上記回動支
点19と対向する側の前方およびその側方の充分
広い開口から確実にオーバーフローされる。従つ
て、回動支点19近傍に籾が何ら滞溜することな
く、また、その際、側壁22a,22b下辺のス
トツパー23a,23bがオーバーフロー口15
の口縁15a,15bに当接してオーバーフロー
蓋16が手などが入り込めない程度の所定の開口
で開口されるので、安全性が確保される。
以上説明したように、本考案によれば、回動支
点19近傍のオーバーフロー蓋16の両側部に側
壁22a,22bを設け、該側壁22a,22b
が常にオーバーフロー口15の口縁15a,15
bに近傍しかつ常時オーバーフロー口15内に入
り込んだ状態でオーバーフロー蓋16を開閉する
ようにしたので、従来のもののように籾が詰まり
易い間隙等が存在せず、仮に回動支点19から遠
いオーバーフロー口15の部分20a等に籾が残
留しても、ホツパー7内に手を深く入れることな
くその部分の籾を払い落すことができるので、確
実にオーバーフロー蓋16を全閉とすることがで
き、しかも蓋16の開放にあたつて蓋16の先端
側すなわち回動支点19から遠い側は前方そして
両側とも大きく開口できるため、オーバーフロー
口15がことさら狭くなることもなく確実なオー
バーフロー作用が達成でき、また、上記側壁22
a,22b下辺にオーバーフロー口15の口縁1
5a,15b下部に当接して蓋16の開度を制限
するようにストツパー23a,23bを設けたの
で、従来のもののように蓋16が全開とならず、
そのため作業時手などが入り込む心配がなく、安
全性が増し、しかもストツパー23a,23bは
蓋16自体を折曲加工して形成すれば良いので、
格別なストツパー部材が必要なく、構成が極めて
簡単なものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のオーバーフロー蓋が適用され
ているホツパーを備えたコンバインを示す全体斜
視図、第2図は本考案のオーバーフロー蓋が適用
されているホツパーを示す一部破断側面図、第3
図は第2図の部分平面図、第4図および第5図は
第3図の−矢示断面図を示すもので、第4図
はオーバーフロー蓋の閉鎖状態を示し、第5図は
同じく開放状態を示し、第6図は第4図の−
矢示断面図、第7図は第4図の−矢示断面
図、第8図は従来例を示し、そして第9図および
第10図は他の従来例を示す平面図および側断面
図である。 7……ホツパー、12……天板、13……オー
バーフロー蓋、15……オーバーフロー口、15
a,15b……口縁、16……オーバーフロー
蓋、19……回動支点、22a,22b……側
壁、23a,23b……ストツパー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ホツパー上部に開口されたオーバーフロー口に
    オーバーフロー蓋を回動自在に設けたホツパーの
    オーバーフロー装置において、回動支点近傍の蓋
    の側部に側壁を設け、該側壁が常に上記オーバー
    フロー口の口縁に近傍しかつ常時オーバーフロー
    口内に入り込んだ状態で開閉するようになし、更
    に上記側壁下辺にオーバーフロー口の口縁下部に
    当接して蓋の開度を制限するストツパーを設けた
    ホツパーのオーバーフロー蓋。
JP6680781U 1981-05-09 1981-05-09 Expired JPS6142360Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6680781U JPS6142360Y2 (ja) 1981-05-09 1981-05-09

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6680781U JPS6142360Y2 (ja) 1981-05-09 1981-05-09

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57180536U JPS57180536U (ja) 1982-11-16
JPS6142360Y2 true JPS6142360Y2 (ja) 1986-12-02

Family

ID=29862830

Family Applications (1)

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JP6680781U Expired JPS6142360Y2 (ja) 1981-05-09 1981-05-09

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JPS57180536U (ja) 1982-11-16

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