JPS6142095Y2 - - Google Patents

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JPS6142095Y2
JPS6142095Y2 JP2359881U JP2359881U JPS6142095Y2 JP S6142095 Y2 JPS6142095 Y2 JP S6142095Y2 JP 2359881 U JP2359881 U JP 2359881U JP 2359881 U JP2359881 U JP 2359881U JP S6142095 Y2 JPS6142095 Y2 JP S6142095Y2
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JP
Japan
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movable body
bimetal
temperature
spring
output
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JP2359881U
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JPS57138028U (ja
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Publication date
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Priority to JP2359881U priority Critical patent/JPS6142095Y2/ja
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Publication of JPS6142095Y2 publication Critical patent/JPS6142095Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、料理用レンジ等に用いられ、周囲温
度が所定値になると検知出力を生じる温度センサ
ーに関する。
この種温度センサーとして、検知素子にサーミ
スタを用い、周囲温度が設定値になると電気信号
を出力し、ヒータ等を自動的にオン、オフさせて
温度制御するものがある。しかし、このような温
度センサーは、検知素子と、制御部(本体側)と
をコードでつないでおく必要があり、操作上わず
らわしい。またコードレスの温度センサーとし
て、周囲温度が設定値になると音を出し、この音
をひろつて手動または自動的にオンオフさせるも
のがある。これは焼ばめを利用したもので、温度
上昇による膨張で、しめ代分がなくなり、元の位
置にもどるとき復帰音を出すものである。しか
し、このものは、しめ代が一定であるため、動作
温度は1つしか設定できず、種々の設定値を必要
とする場合は、このようなセンサーを複数個設け
ねばならないという問題点を生じる。
本考案の目的は、複数の設定値を任意に選択で
き、しかもコードレスの構造により操作上のわず
らわしさを解消した温度センサーを提供すること
にある。
以下本考案を図面に示す一実施例を参照して説
明する。第1図において、11は本体ケースで、
その内部にはバイメタル12を配設する。このバ
イメタル12はその一端を上記本体ケース11と
一体にその外面に突出して感熱部13としてお
り、周囲の温度変化、例えば温度上昇に伴い2点
鎖線で示すように下方に向つてたわむ。またこの
バイメタル12はその図示上面に、長さ方向に沿
つて複数個のひつかけ部14を持つ。16は可動
体で、ケース11の上面に上記バイメタル12の
長さ方向に沿つて形成された案内溝17内に移動
可能に設けられる。この可動体16の上端にはス
ライド釦18を一体に設け、可動体16を案内溝
17に沿つて移動させ易いようにしている。また
その中間部には案内溝17からの抜け止め19を
一体に設け、更にその下端は前記バイメタル12
に形成したひつかけ部14のいずれかと係合す
る。20は上記可動体16に移動力を与えるばね
で、可動体16とケース11の内壁との間に張設
する。21は音による検知出力を生じる出力部
で、可動体16と、これに対向するケース11と
の間に発音体を設けてなり、上記ばね20による
可動体16とケース11側との衝突に伴い発音す
る。
上記構成において、温度設定を行う場合は、ス
ライド釦18を介して可動体16を案内溝17に
沿つて移動させ、バイメタル12に形成したひつ
かけ部14の任意の1つと係合させる。この状態
において、周囲温度が変化すると、例えば温度上
昇が生じると、バイメタル12は2点鎖線で示す
ように下方にたわむ。このたわみ量が一定値以上
になると、可動体16はバイメタル12のひつか
け部14から外れる。このため可動体16はばね
20の張力により図示右方に移動し、出力部21
に設けた発音体が互いに衝突して音による検知出
力を生じる。
ここで、設定温度を変化させたい場合は、スラ
イド釦18により可動体16を移動させればよ
い。すなわち、可動体16を図示右方のひつかけ
部14に係合させると、少量のたわみ、つまり小
さな温度上昇に対してもすぐに可動体16との係
合が解かれ、検知出力を生じる。反対に、可動体
16を図示左方のひつかけ部14に係合させる
と、バイメタル12のたわみ量が大きくないと可
動体16との係合が外れないので、大きな温度上
昇を得たい場合はこのように設定すればよい。
上記実施例は、可動体16を直線状に移動させ
ることにより設定温度の調整を行つているが、第
2図及び第3図に示す実施例は可動体16を円周
状に移動させて設定温度の調整を行うものであ
る。以下この実施例につき説明するが、第1図と
対応する部分には同一符号を附している。
この実施例ではバイメタル12としてうず巻き
状のものを用いている。そしてその内端部にはテ
ーパー状の感熱部13を設け、この感熱部13を
ケース11の外部に突出させて固定する。またバ
イメタル12の上面には、その長さ方向に沿つて
複数のひつかけ部14を設ける。このひつかけ部
14は図示のように爪片を切起して形成する。可
動体16はクランク状に形成し、その一端はケー
ス11の上面に設けた支点孔27を介して外部に
突出させ、操作用のダイヤル28と結合する。こ
のように構成すると、ダイヤル28を回動操作す
ることにより、可動体16の先端はバイメタル1
2の上面をその長さ方向に沿つて移動する。従つ
てバイメタル12上に形成された複数のひつかけ
部14のいずれとも係合できる。ばね20は、第
2図で示すように、ケース11の内部上面に、そ
の内周面に沿つて形成された仕切壁25内に配置
し、第3図で示すように、ケース11の内周壁
と、可動体16の先端側との間に張設する。従つ
て可動体16は、常時第3図における左回りの回
動力を受ける。出力部21としては上記可動体1
6の移動軌跡上に発音体を配置しておく。従つて
可動体16のばね20による図示左回りの回動に
伴い、これと衝突し、検知音を発する。またこの
出力部21は可動体16のストツパも兼ねる。
上記構成において、温度設定を行う場合は、ダ
イヤル28を回動操作し、可動体16の先端をバ
イメタル12の長さ方向に沿つて円周状に移動さ
せ、バイメタル12上に形成したひつかけ部14
のいずれかと係合させる。バイメタル12は周囲
温度が上昇した場合、その変化量に対応してたわ
み、第2図の2点鎖線で示す如く、その先端から
下降し始める。従つて前記実施例と同様に、可動
体16の先端をバイメタル12の先端に近いひつ
かけ部14と係合させると、周囲温度のわずかな
上昇によつても可動体16はひつかけ部14との
係合が解かれる。反対に、バイメタル12の内端
固定部に近いひつかけ部14に可動体16を係合
させると、バイメタル12が充分大きくたわまな
いと可動体16がひつかけ部14から外れない。
従つて大きな温度変化を検知する場合は、バイメ
タル12の内端固定部に近いひつかけ部14に可
動体16を係合させればよい。上記ひつかけ部1
4との係合が外れると、可動体16はばね20の
張力により第3図における左回りの方向に移動
し、出力部21に設けた発音体と衝突し、音によ
る検知出力を生じる。
上記各実施例では、設定温度に達したとき検知
出力を生じる出力部21として、音による検知出
力を生じるように発音体を用いているが、この代
りに電接点や近接スイツチ等を設け、検知出力と
して電気信号を発するようにしても構わない。
以上のように本考案によれば、温度変化を検知
する部分と、設定温度に達した場合に出力を生じ
る制御部(本体側)とを一体化したコードレスの
構成であり、操作上のわずらわしさが解消できる
と共に、設定温度も複数種任意に選択できるの
で、従来のこの種温度センサーの問題点を一掃で
き、使い易く、使用範囲の広い温度センサーが得
られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による温度センサーの一実施例
を示す断面図、第2図及び第3図は本考案の他の
実施例を示す側断面図及び平断面図である。 12……バイメタル、14……ひつかけ部、1
6……可動体、20……ばね、21……出力部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一端が固定されかつ長さ方向に沿つて複数のひ
    つかけ部を有するバイメタルと、このバイメタル
    の長さ方向に沿つて移動可能に設けられかつ上記
    複数のひつかけ部と常温時それぞれ係合し温度変
    化に伴うバイメタルのたわみにより上記係合を解
    く可動体と、この可動体に対し一方向への移動力
    を与えるばねと、このばねによる可動体の移動に
    より動作し検知出力を生じる出力部とを備えたこ
    とを特徴とする温度センサー。
JP2359881U 1981-02-21 1981-02-21 Expired JPS6142095Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2359881U JPS6142095Y2 (ja) 1981-02-21 1981-02-21

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2359881U JPS6142095Y2 (ja) 1981-02-21 1981-02-21

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57138028U JPS57138028U (ja) 1982-08-28
JPS6142095Y2 true JPS6142095Y2 (ja) 1986-11-29

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ID=29821346

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JP2359881U Expired JPS6142095Y2 (ja) 1981-02-21 1981-02-21

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DE102013103889A1 (de) * 2013-04-17 2014-10-23 Aesculap Ag Sterilanzeige für einen Sterilbehälter

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JPS57138028U (ja) 1982-08-28

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