JPH088428Y2 - 定温式スポット型感知器及びそのバイメタル - Google Patents

定温式スポット型感知器及びそのバイメタル

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JPH088428Y2
JPH088428Y2 JP1989120888U JP12088889U JPH088428Y2 JP H088428 Y2 JPH088428 Y2 JP H088428Y2 JP 1989120888 U JP1989120888 U JP 1989120888U JP 12088889 U JP12088889 U JP 12088889U JP H088428 Y2 JPH088428 Y2 JP H088428Y2
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JP
Japan
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bimetal
constant temperature
peripheral wall
sensitive plate
type sensor
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Application number
JP1989120888U
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JPH0360040U (ja
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高之 田辺
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Nohmi Bosai Ltd
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Nohmi Bosai Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、バイメタルの熱による反転を利用した定温
式スポット型感知器及びそのバイメタルに関するもので
ある。
従来の技術 バイメタルを用いた定温式スポット型感知器では、感
熱板のバイメタル収容部の凹面を利用して、バイメタル
を載置し、そして、感熱板の凹面の周縁となるように形
成された本体と嵌め合わせることにより、バイメタルを
反転可能に収容している。
考案が解決しようとする課題 従来例の定温式スポット型感知器では、バイメタルを
収容するのに、感熱板側に置いてから本体と合わせる事
が必要であり、逆にすると、バイメタルがずれて嵌め合
わせることができないと言う欠点があった。
また、バイメタルを感熱板側に置くときに、バイメタ
ルの表裏が判別しにくいので、その表裏を逆に重合して
しまうことがある。
さらに、所定の位置にバイメタルをセットしても、振
動などによりその位置がずれてしまうことがある。
この考案は、上記事情に鑑みバイメタルを所定位置に
正確にセットし、しかも、その状態を維持できるように
することを目的とする。
他の目的は、バイメタルの表裏を逆に取付ないように
することである。
課題を解決するための手段 この考案は、感熱板取付台に形成されたバイメタル支
持部と;該バイメタル支持部の周壁と係合し、内面側に
起立して複数の突出片を設けたバイメタルと;を備える
ことにより、前記目的を達成しようとするものである。
作用 バイメタルをバイメタル支持部の真上に位置せしめ、
該バイメタルを該支持部の周壁に向かって載置して、該
周壁にバイメタルの突出片を係合すると、バイメタルは
該支持部の所定位置に変位可能に固定される。
また、このバイメタルには、複数の突出片が設けられ
ているので、その表裏は簡単に判別できる。
実施例 この考案の実施例を添付図面により説明するが、同一
図面符号はその名称も機能も同一である。
バイメタル3は、第2図に示すように、椀状に形成さ
れ、その周縁部3aには方形状の突出片11が内面3b側に起
立して等間隔に3本形成されている。この突出片11は周
壁10との係止片の役割を果たすもので、その形状や本数
は必要に応じて適宜選択される。
このバイメタル3は、バイメタル支持部16により支持
されるが、この支持部16は、本体1の感熱板取付台15の
中央部に設けられた円筒状の突起で、周壁10が形成され
ている。
この周壁10に前記バイメタル3の突出片11を係合させ
て固定する。
この時、バイメタル3の周縁部3aを周壁10方向に押圧
すると、該突出片11は周壁10に簡単に係合し、かつ、正
確に所定位置にセットされるとともにその位置はそのま
ま維持される。また、バイメタル3の内面3bは、常に周
壁10側になるので、バイメタル3の表裏を間違って取り
付ける恐れはない。
なお、バイメタル3の周縁部3aの内径は、周壁10の外
径と略同径であればよく、載置するときにバイメタル3
がぐらつかない大きさであればよい。次に、バイメタル
3の上に感熱板2を重合し、該感熱板2を複数の樹脂性
のピン14により感熱板取付台15に固定する。
この感熱板2はブロテクタ4により保護されている
が、該プロテクタ4は脚部内側に作動確認灯Sを収納す
る切欠部9が形成されている。
なお、5はプリント基板6に設けられた電気接点部、
7はバイメタル3の熱による変位を電気接点部5に伝え
るロッド、13は本体1の段部12に設けたリング状のパッ
キン、をそれぞれ示す。
この実施例の作動について説明する。
周壁10にバイメタル3の突出片11を係合させた状態の
定温式スポット型感知器20を天井等に設置する。火災に
より熱気流が発生すると、該熱気流を感熱板2が受け、
その熱をバイメタル3へ伝えて変位させ、ロッド7を介
して電気接点部8を閉じて受信機等へ火災信号を送出す
る。
その時、バイメタル3がぐらついたり、ずれたりしな
いので、バイメタル3の変位がロッド7へ正確に伝わ
る。又、この時、バイメタル3の突出片11はバイメタル
3の反転時に外側に開くように動くので、周壁10はバイ
メタル3の反転の邪魔にならない。
そのため、バイメタル3の変位が円滑に行われるの
で、ロッド7を正確に摺動させることができる。
考案の効果 この考案に係る定温式スポット型感知器は、以上のよ
うに、バイメタルの周縁にバイメタル支持部の周壁と係
合する複数の突出片を設けたので、該突出片を周壁に係
合させてバイメタルを変位可能に固定することができ
る。
そのため、従来例と異なり、バイメタルは所定位置に
セットされ、その位置を正確に維持することができると
ともにバイメタルの表裏を反対に取り付ける恐れはな
い。
又、感知器の組み立て時に、感知器本体側にバメタル
を置くことができ、更にバイメタルの突出片により表裏
の区別がしやすく、機械的に選別を行いやすいので、工
程の自動化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本考案の実施例を示す図で、第1図は
縦断面図、第2図はバイメタルを示す斜視図、第3図は
第1図の要部拡大図である 1……本体 2……感熱板 3……バイメタル 10……周壁 11……突出片 15……感熱板取付台 16……バイメタル支持部 20……定温式スポット型感知器

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】感熱板取付台に形成されたバイメタル支持
    部と;該バイメタル支持部の周壁と係合し、内面側に起
    立して複数の突出片を設けたバイメタルと;を備えたこ
    とを特徴とする定温式スポット型感知器。
  2. 【請求項2】周縁に、バイメタル支持部の周壁と係合
    し、内面側に起立して複数の突出片を設けたことを特徴
    とする定温式スポット型感知器のバイメタル。
JP1989120888U 1989-10-18 1989-10-18 定温式スポット型感知器及びそのバイメタル Expired - Lifetime JPH088428Y2 (ja)

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JP1989120888U JPH088428Y2 (ja) 1989-10-18 1989-10-18 定温式スポット型感知器及びそのバイメタル

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JP1989120888U JPH088428Y2 (ja) 1989-10-18 1989-10-18 定温式スポット型感知器及びそのバイメタル

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Publication Number Publication Date
JPH0360040U JPH0360040U (ja) 1991-06-13
JPH088428Y2 true JPH088428Y2 (ja) 1996-03-06

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4570148A (en) * 1984-01-23 1986-02-11 Therm-O-Disc, Incorporated Snap disc condition sensor and method for producing the same
JPH02176432A (ja) * 1988-12-27 1990-07-09 Canon Inc 定着用回転体用サーモスイッチ

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JPH0360040U (ja) 1991-06-13

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