JPS6141362Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6141362Y2 JPS6141362Y2 JP892880U JP892880U JPS6141362Y2 JP S6141362 Y2 JPS6141362 Y2 JP S6141362Y2 JP 892880 U JP892880 U JP 892880U JP 892880 U JP892880 U JP 892880U JP S6141362 Y2 JPS6141362 Y2 JP S6141362Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ceiling
- ventilation
- panel
- hanging hardware
- board
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 claims description 29
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 claims description 5
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 3
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000005553 drilling Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、盤内の換気を天井部構造を改良した
閉鎖配電盤に関する。
閉鎖配電盤に関する。
従来閉鎖配電盤などの天井部構造は、第１図に
示すように、盤フレーム１の上面に取付られた天
井板２に穴をあけ金網をはつて換気口３を形成
し、これを取付足５を介して上部板４により覆う
ことにより排気口部６を構成し、盤内換気と盤上
方からの塵の侵入防止をはかるようにしていた。
また吊り金物７を天井部の四隅に設けて盤全体の
吊り上げを行なうようにしていた。しかしながら
このような構造では、換気口部６を構成するため
に天井板２に穴をあけたり、取付足５を取付けた
りする工数に時間を要し、また盤内収納機器が変
更になり換気量を変更したい場合には換気口３の
穴の大きさを変え、それに応じて取付足５の位置
や上部板４の大きさも変更しなければならないの
で、製作工数が多くなつて高価となる欠点があつ
た。
示すように、盤フレーム１の上面に取付られた天
井板２に穴をあけ金網をはつて換気口３を形成
し、これを取付足５を介して上部板４により覆う
ことにより排気口部６を構成し、盤内換気と盤上
方からの塵の侵入防止をはかるようにしていた。
また吊り金物７を天井部の四隅に設けて盤全体の
吊り上げを行なうようにしていた。しかしながら
このような構造では、換気口部６を構成するため
に天井板２に穴をあけたり、取付足５を取付けた
りする工数に時間を要し、また盤内収納機器が変
更になり換気量を変更したい場合には換気口３の
穴の大きさを変え、それに応じて取付足５の位置
や上部板４の大きさも変更しなければならないの
で、製作工数が多くなつて高価となる欠点があつ
た。
本考案は上記欠点を除去するためになされたも
ので、その目的とするところは部品点数および組
立工数の削減によるコストダウンをはかることが
でき、しかも換気量の変更に対しても容易に対応
できる天井部構造を有する閉鎖配電盤を提供する
ことにある。
ので、その目的とするところは部品点数および組
立工数の削減によるコストダウンをはかることが
でき、しかも換気量の変更に対しても容易に対応
できる天井部構造を有する閉鎖配電盤を提供する
ことにある。
以下本考案を図示する一実施例を参照して説明
する。第２図は本考案における閉鎖配電盤の天井
部構造を示している。図に於いて、盤フレーム１
の上面に取付けられる天井板８は前後面側にそれ
ぞれ配置された天井板８ａ，８ａ及びこれらと間
隔を介して盤中央部に配置された天井板８ｂとに
分割されており、これら天井板８ａ，８ｂ，８ａ
間の間隔は第３図で詳細に示す如く、盤の幅方向
に沿つた換気口１１を形成するとともに盤フレー
ム１の一部を露出させる。この換気口部分に露出
する盤フレーム１に、スペーサ１０を介してしや
へい板部を有する吊り金物９を締付ボルト１２に
より取付け、この吊り金物９及び盤フレーム１を
介して盤全体を吊り上げるようにする。この吊り
金物９は水平板部及び垂直板部を有する、いわゆ
るＬ形鋼で形成され、その水平板部の幅寸法Ｚが
換気口１１の幅寸法Ｘより大きくなつている。ま
たスペーサ１０の幅寸法Ｙが換気口１１の幅寸法
Ｘより小さく、厚さ寸法Ｖが天井板８ａ，８ｂの
厚さ寸法Ｗより大きくなつている。従つて吊り金
物９の水平板部は第４図及び第５図に示すように
換気口１１を覆い、しかも天井板８ａ，８ｂとの
間に通気間隔１３を保つて配置されてしやへい板
部を構成することになる。
する。第２図は本考案における閉鎖配電盤の天井
部構造を示している。図に於いて、盤フレーム１
の上面に取付けられる天井板８は前後面側にそれ
ぞれ配置された天井板８ａ，８ａ及びこれらと間
隔を介して盤中央部に配置された天井板８ｂとに
分割されており、これら天井板８ａ，８ｂ，８ａ
間の間隔は第３図で詳細に示す如く、盤の幅方向
に沿つた換気口１１を形成するとともに盤フレー
ム１の一部を露出させる。この換気口部分に露出
する盤フレーム１に、スペーサ１０を介してしや
へい板部を有する吊り金物９を締付ボルト１２に
より取付け、この吊り金物９及び盤フレーム１を
介して盤全体を吊り上げるようにする。この吊り
金物９は水平板部及び垂直板部を有する、いわゆ
るＬ形鋼で形成され、その水平板部の幅寸法Ｚが
換気口１１の幅寸法Ｘより大きくなつている。ま
たスペーサ１０の幅寸法Ｙが換気口１１の幅寸法
Ｘより小さく、厚さ寸法Ｖが天井板８ａ，８ｂの
厚さ寸法Ｗより大きくなつている。従つて吊り金
物９の水平板部は第４図及び第５図に示すように
換気口１１を覆い、しかも天井板８ａ，８ｂとの
間に通気間隔１３を保つて配置されてしやへい板
部を構成することになる。
以上のように構成した天井部構造を有する閉鎖
配電盤においては、第５図に矢印で示すように盤
内の暖まつた空気が盤前後部の天井板８ａと盤中
央部の天井板８ｂとで形成される換気口１１を通
り、さらに吊り金物９と天井板８ａ，８ｂとによ
つて形成される通気間隔１３を通つて排出され
る。また盤上方よりも塵の侵入に対しては、吊り
金物９の水平板部が天井板８ａ，８ｂ間を覆うよ
うに設けられていることにより防止される。吊り
金物９と天井板８ａ，８ｂとの通気間隔１３か
ら、配線類が落下するおそれがある場合は、換気
口１１に網状のものを設けることにより防止でき
る。
配電盤においては、第５図に矢印で示すように盤
内の暖まつた空気が盤前後部の天井板８ａと盤中
央部の天井板８ｂとで形成される換気口１１を通
り、さらに吊り金物９と天井板８ａ，８ｂとによ
つて形成される通気間隔１３を通つて排出され
る。また盤上方よりも塵の侵入に対しては、吊り
金物９の水平板部が天井板８ａ，８ｂ間を覆うよ
うに設けられていることにより防止される。吊り
金物９と天井板８ａ，８ｂとの通気間隔１３か
ら、配線類が落下するおそれがある場合は、換気
口１１に網状のものを設けることにより防止でき
る。
なお、上記実施例においては、吊り金物９を盤
前後部に２本取付け、天井板を３分割した例を用
いたが、これに限らず、吊り金物や天井板の分割
数をさらに増加して構成してもよい。また天井板
を盤幅方向に分割し、吊り金物を盤前後方向にの
びるようにして設けてもよい。
前後部に２本取付け、天井板を３分割した例を用
いたが、これに限らず、吊り金物や天井板の分割
数をさらに増加して構成してもよい。また天井板
を盤幅方向に分割し、吊り金物を盤前後方向にの
びるようにして設けてもよい。
以上のように本考案における天井部構造では、
天井板を複数個に分割し間隔をおいて配置するこ
とにより換気口を構成するので、穴あけによる場
合に比べ換気口の形成が簡単にでき、しかも換気
口の大きさも複数個の天井板の取付間隔をかえる
ことで容易に対応できる。また吊り金物を、塵の
侵入を防止するしやへい板と兼用させて部品点数
を削減していること及び吊り金物を盤フレームに
取付けて吊り荷重が天井板に作用しないようにし
ており天井板の強度を上げる必要がないことによ
つて、前記の換気口が簡単に形成できることと相
俟つて、製作工数の低減によるコストダウンがは
かれるものである。さらに吊り金物と天井板との
間の通気間隔もスペーサの厚みをかえることで容
易に変更できる。
天井板を複数個に分割し間隔をおいて配置するこ
とにより換気口を構成するので、穴あけによる場
合に比べ換気口の形成が簡単にでき、しかも換気
口の大きさも複数個の天井板の取付間隔をかえる
ことで容易に対応できる。また吊り金物を、塵の
侵入を防止するしやへい板と兼用させて部品点数
を削減していること及び吊り金物を盤フレームに
取付けて吊り荷重が天井板に作用しないようにし
ており天井板の強度を上げる必要がないことによ
つて、前記の換気口が簡単に形成できることと相
俟つて、製作工数の低減によるコストダウンがは
かれるものである。さらに吊り金物と天井板との
間の通気間隔もスペーサの厚みをかえることで容
易に変更できる。
第１図は、従来の閉鎖配電盤の天井部構造を示
す斜視図、第２図は本考案による閉鎖配電盤の一
実施例を天井部構造について示す斜視図、第３図
は第２図で示した天井部構造の要部を示す分解
図、第４図及び第５図は第２図で示した天井部構
造における吊り金物の異なる個所における取付状
態を示す側面図及び側面断面図である。 １……盤フレーム、８ａ……盤前後部に配置さ
れる天井板、８ｂ……盤中央部に配置される天井
板、９……吊り金物、１０……スペーサ、１１…
…換気口、１２……締付ボルト、１３……通気間
隔。
す斜視図、第２図は本考案による閉鎖配電盤の一
実施例を天井部構造について示す斜視図、第３図
は第２図で示した天井部構造の要部を示す分解
図、第４図及び第５図は第２図で示した天井部構
造における吊り金物の異なる個所における取付状
態を示す側面図及び側面断面図である。 １……盤フレーム、８ａ……盤前後部に配置さ
れる天井板、８ｂ……盤中央部に配置される天井
板、９……吊り金物、１０……スペーサ、１１…
…換気口、１２……締付ボルト、１３……通気間
隔。
Claims (1)
- 盤フレームの上面に設けられる天井板を、複数
個に分割しかつ間隔をあけて配置することにより
換気口を形成し、、この換気口部分に位置する前
記盤フレームに、前記換気口を覆い前記天井板と
の間に通気間隔を保つて配置されるしやへい板部
を有する吊り金物を、スペーサを介して取付けた
ことを特徴とする閉鎖配電盤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP892880U JPS6141362Y2 (ja) | 1980-01-30 | 1980-01-30 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP892880U JPS6141362Y2 (ja) | 1980-01-30 | 1980-01-30 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56113403U JPS56113403U (ja) | 1981-09-01 |
| JPS6141362Y2 true JPS6141362Y2 (ja) | 1986-11-25 |
Family
ID=29605584
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP892880U Expired JPS6141362Y2 (ja) | 1980-01-30 | 1980-01-30 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6141362Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5380262B2 (ja) * | 2009-12-15 | 2014-01-08 | 株式会社日立製作所 | 電力変換装置及びエレベータの制御装置 |
-
1980
- 1980-01-30 JP JP892880U patent/JPS6141362Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56113403U (ja) | 1981-09-01 |
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