JPS6141129A - エレクトロクロミツク装置の製造方法 - Google Patents

エレクトロクロミツク装置の製造方法

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JPS6141129A
JPS6141129A JP16159884A JP16159884A JPS6141129A JP S6141129 A JPS6141129 A JP S6141129A JP 16159884 A JP16159884 A JP 16159884A JP 16159884 A JP16159884 A JP 16159884A JP S6141129 A JPS6141129 A JP S6141129A
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electrolytic solution
cell
electrolyte solution
viscosity
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Tadatoshi Kamimori
神森 忠敏
Hisashi Nishiyama
久司 西山
Koji Kurita
栗田 康二
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Asahi Glass Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、エレクトロクロミック物質(以下1’−Il
io物質」と略記する)を用いた表示素子又は調光体等
のエレクトロクロミック装置(以下「EO装置」と略記
する)の製造方法に関する。
(従来の技術) 従来の10装置の製造方法は、1!!O物質に陽イオン
を供給する電解質溶液として低粘度の液体状のものを用
い、2枚の基板に電極と、少くとも1枚の基板には電極
上にEO物質層を形成し、該両基板を電極を形成した表
面を内側にして対向させ周辺部をシール材で封止しセル
を形成し、該セル又はシール部に電解質溶液注入孔を形
成し、該注入孔より前記低粘度の電解質溶液を注入した
後に該注入孔を閉塞して封止する方法が用いられて来た
(従来技術の欠点) 低粘度の電解質溶液を用いた場合は、セルが破壊された
場合に電解質溶液や基板を構成する硝子等が飛散し危険
であり、また、セルが撓んだ時に電解質溶液が下方に偏
在してしまい、逆に電解質溶液の重みによりセルの下方
がふ(らんでしまうという安全上、特性上の欠点を有し
す ていた。更に発色のメモμ性を保つため、基板間の間隔
が少くとも200μm程度必要であり、多量の電解質溶
液が必要となると〜・う欠点も有し、ていた。
このため、近年は上記欠点を有しないゲル状の電解質溶
液を用いることが検討されているが、ゲル状であるため
従来の注入孔から注入する方法では注入速度が遅く生産
性が悪く、又は完全に注入されずに隅に気泡が残る等の
問題点があり、ゲル状電解質溶液を注入する適切な方法
の開発が望まれていた。
(発明の目的) 本発明は、この様な従来の課題に答えるものであり、ゲ
ル状電解質溶液を用v1かつ従来の生産性の良い注入方
法によりセル中へ該電解質溶液を注入することを可能と
するBO装置の製造方法を提供しようとするものである
(発明の概要) 即ち、本発明のma装置の製造方法は、電極とma物質
層とを積層した第1の基板と少くとも電極を形成した第
2の基板とを電極面を内側にして対向させ、該側基板の
周辺部をシール材で封止してセルを形成した後に核セル
中に電解質溶液を注入するBO装置の製造方法において
、粘度を増加せしめ得る物質を混入した電解質溶液を用
い、該電解質溶液を前記セル中に注入後該電解質溶液を
励起して粘度を増加せしめゲル化させることを特徴とす
る。
(発明の詳細) 以下、図面を参照しながら、本発明の詳細な説明する。
第1図は、本発明のme装置の製造方法により製造した
II!O装置の一例を示す断面図である。
図において、ガラス、プラスチック等から成る基板1.
2の表面上には、例えば、酸化インジウム・錫(工To
 )により電極3.4が形成されている。また、電極3
上には、電圧の印加により可逆的に可視光域で着消色す
る遭移金属化合物、例えば、酸化タングステン(Won
)、より成るEC物質層5が形成されている。なお、図
示されていないが、1lIO物質層5と逆極性の電圧で
着消色するEO物質層又は可視光域で着消色しないF!
O物質層を電極4の上面に形成しても良い。
基板1.2の端部には、該側基板1,2の間隔を一定値
に保つためのスペーサ6が間挿されており、該スペーサ
6の外側にシール材7が溶着され、電極3.4面を内側
にして対向した側基板1.2の周辺部を封止してセルを
形成している。なお、この例では、スペーサ6とシール
材7との2重構造としたが一定間隔を保つことができれ
ば、シール材7のみとしてもよい。
このようにして形成するセルには、電解質溶液を注入す
るために基板2に注入孔8.9をあらかじめ穿孔してお
く。なお、この注入孔8.9はシール材7に設けてもよ
い。図示の例では、一方の注入孔(例えば8)から電解
質溶液を注入し、他方の注入孔(例えば9)からセル中
の気体を押し出しセル中に気泡が残存しないようにして
いる。この例の1!IC装置の製造方法においては、注
入口8より低粘度の電解質溶液lOを注入しセル中の空
間を充填した後封止材11゜12で該注入孔8.9を封
止する。この後電解質溶液10中の粘度を増加させる化
合物の性質に応じて、光又は熱又は電子線を該セルに加
えて該電解質溶液10の粘度を増加させゲル状とする。
電極3.4をITOを蒸着して形成する場合には、j[
厚はt、oooXないしa、oooXQ度に形成するの
が望ましく、Il!0物質としてWOsを用いる場合に
は、該BO物質層5の厚さは4,0OOXないし1o、
oooXとすることが望ましい。また、第1図には示し
ていないが、電極3.4の端部には外部電源からの供電
線が接続されている。
KO物質層50表面と電極40表面の間隔は、50μm
以上あればよいが、50μmないし200μm程度が望
ましく、特にこの間隔を小さくすれば、電解質溶液10
が少量で済むという利点が得られる。
電解質溶液10は、γ−ブチロラクトン、ブタノール、
プロピレンカーボネート等の有機溶媒に、沃化リチウム
(Li工)(0,2〜1.0 M/L) 。
フェロセン等のメタロセy (0,01〜0.0 Is
 w/l)。
lFeC11m (0,01〜0.1 M/A )等の
レドックス剤を添加し、更に光硬化型としてはアクリル
酸あるいは、アクリル酸メチル、フェノキシエチルアク
リレート等のモノアクリレ−)、1.:l−ブタンジオ
ールジアクリレート、ポリエチレングリコ−A/ 20
0ジアクリレート等のジアクリレート、トリメチロール
プルバントリアクリレート。
ペンタエリスリトールトリアクリレート等のトリアクリ
レート等の光硬化型モノマー又はポリエステルアクリレ
ート、ポリエポキシアクリレート、ポリウレタンアクリ
レート等の光硬化型のプレポリマーを添加し、熱硬化型
としては、スチレン、メチルメタアクリレート、メチル
アクリレート、酢酸ビニル、アクリロニトリル等を添加
して構成する。この場合、有機溶媒は硬化後の粘度の調
整あるいは伝導度の調整のためのものであり無くとも良
い。
(Li0104 ) (0,1〜1.0M/L程度の濃
度が望ましい)やトリクロル酢酸(001m0OOH)
 、過塩素酸(H0104)等の各酸類(0,01〜o
、2y/を程度の濃度が望ましい)等の陽イオン供給体
を添加する必要がある。また、光硬化型のものに対して
は、ビアセチル、アセトフェノン、ベンゾフェノン、ミ
ヒラーケトン、ベンジル、ベンゾイン、ペンツインイン
ブチルエーテル、ベンジルジメチルケタール、テトラメ
チルチウラムスルフィド、アゾビスイソブチロニトリル
、ベンゾイルパーオキサイド、ジーtert−ブチルパ
ーオキサイド等の光開始剤やn−ブチルアミン等のアミ
ン系化合物、0−トリルチオ尿素等の尿素系化合物、S
−ベンジル・イソ・チウロニウム−P−)ルエンスルフ
イネート等のイオウ化合物、N、N−ジ置換−P−アミ
ノベンゾニトリル系化合物、トリーn−ブチルホスフィ
ン等リン化合物、オキサゾリジン化合物等の窒素化合物
、四塩化炭素等塩素化合物などの増感剤をいずれも0.
1〜0.5重量パーセント程度加えることにより電解質
溶液10の硬化度を増感させることができる。更に、熱
硬化型のものに対しては、重合開始剤として過酸化ベン
ゾイル、アゾビスイソブチロニトリル、t−ブチルヒド
ロパーオキシド、ブチルリチウム等を加える。
(実施例) 以下、具体的な実施例を示し、本発明を更に詳細に説明
する。
実施例(1) レドックス剤としてL土工、溶媒としてブタノール、モ
ノマーとして2エチルへキシルアクリレイト(]1li
Hム)、光開始剤としてベンゾインメチルエーテル(B
MI )を用い、0.5M/L ttxブタノール溶液
10ydニ1eHA 107. BMK O,2fを加
え、窒素ガスを該溶液中に吹き込んで(バー≠)脱酸素
が電解質溶液を調成し、該電解質溶液を低粘度で第1図
の様に構成したEC装置のセル中に注入封止した。この
セルに水銀燈で紫外線を60分間照射し電解質溶液を高
粘度化(ゲル化)した。この状態で外観が透明なEIO
装置が得られ、着消色のサイクル寿命も101サイクル
を越える寿命が得られた。
実施例伐) レドックス剤として7エロセンO,O−5M/l 。
陽イオン供給体としてLi0IO41,0M/Aを用い
た他は実施例(1)と同様にしてEC装置を製造した。
このEC装置も実施例(1)と同様の10  サイクル
以上の着消色寿命が得られた。
発明の効果) 以上述べた様に、本発明のgo装置の製造方法において
は、低粘度状態の電解質溶液をセル中に注入封止後、光
又は熱又は電子線を加えて該電解質溶液をゲル化するよ
うにしたので、従来の低粘度の電解質溶液を用いた場合
と同様に注入法でセル中へ電解質溶液を注入することが
でき生産性が良く、かつ、従来の低粘度の電解質溶液を
用いた111iO装置の、破損時の電解質溶液や硝子等
の飛散や電解質溶液の偏在等の欠点がなく、また、セル
の基板間隙を小さくすることが可能で電解質溶液を大量
に必要とすることもなく、表示装置や調光体として用い
るのに適したEO装置の製造方法が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明になるZC装置の製造方法により製造さ
れたEO装置の一例を示す断面図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)電極とエレクトロクロミック物質層とを積層した
    第1の基板と少くとも電極を形成した第2の基板とを電
    極面を内側にして対向させ該両基板の周辺部をシール材
    で封止してセルを形成した後に該セル中に電解質溶液を
    注入するエレクトロクロミック装置の製造方法において
    、粘度を増加せしめ得る物質を混入した電解質溶液を用
    い、該電解質溶液を前記セル中に注入後、該電解質溶液
    を励起して粘度を増加せしめゲル化させることを特徴と
    するエレクトロクロミック装置の製造方法。
  2. (2)電解質溶液中にモノマー又はプレポリマー等の重
    合により粘度を増加せしめ得る化合物を含有させ、該電
    解質溶液をセル中に注入後該セルに光又は熱又は電子線
    を加え前記電解質溶液を硬化させる方法が電解質溶液の
    硬化方法である特許請求の範囲第1項記載のエレクトロ
    クロミック装置の製造方法。
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