JPS6141072A - 車両用無段変速機の速度比制御方法および装置 - Google Patents

車両用無段変速機の速度比制御方法および装置

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JPS6141072A
JPS6141072A JP16342584A JP16342584A JPS6141072A JP S6141072 A JPS6141072 A JP S6141072A JP 16342584 A JP16342584 A JP 16342584A JP 16342584 A JP16342584 A JP 16342584A JP S6141072 A JPS6141072 A JP S6141072A
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JP
Japan
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speed
speed ratio
vehicle
ratio control
brake
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Application number
JP16342584A
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English (en)
Inventor
Tomoyuki Watanabe
智之 渡辺
Setsuo Tokoro
節夫 所
Takashi Hayashi
孝士 林
Takashi Shigematsu
重松 崇
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は車両用無段変速器の速度比制御方法および装置
の改良に関するものである。
従来技術 車両のエンジンの回転を無段階に変速して駆動輪に伝達
する車両用無段変速機において、その無段変速機の入力
軸および出力軸の速度比を変化さゼることにより、その
車両のエンジンブレーキの効力を調節する速度比制御が
知られている。たとえば、特開昭58−191359号
公報に記載されたものがそれである。斯る速度比制御に
よれば、下り坂をアイドル状態(アクセルペダルを解放
した状態)で走行する場合に、速度比(入力軸の回転速
度/出力軸の回転速度)がエンジン回転速度/出力軸す
る方向に変更され、好適なエンジンブレーキの作用を得
ることができる特徴がある。
発明が解決すべき問題点 しかしながら、斯る従来の速度比制御は、エンジンがア
イドル状態でありかつ車両加速度か一定の基準加速度よ
りも大きいときに行われるため、車両のエンジンブレー
キ作用が必すしも適確に得られるわけではなかった。す
なわち、下り坂走行時のように、エンジンがアイドル状
態でありかつ車両が増速状態となると、エンジンブレー
キ作用が運転者の意思に拘らず一律に得られるのである
が、車両の下り坂走行時には必ずエンジンブレーキ作用
を必要とするとは限らず、むしろ車両が加速させられた
方が望ましい場合も多いのである。
問題点を解決するための第1の手段 本発明は、以上の事情を背景として為されたものであり
、その要旨とするところは、車両のアクセル操作が解か
れかつ車両のブレーキが操作されたときから車両のアク
セルか再び操作されるときまで前記エンジンブレーキの
効力を調節するための速度比制御を実行することにある
作用および第1発明の効果 このようにすれば、車両の制動か必要であるという運転
者の意思表示であるブレーキ操作を要件としてエンジン
ブレーキの効力を調節するための速度比制御が実行され
るので、運転者が必要とするときにエンジンブレーキ作
用が得られるのである。
問題点を解決するための第2の手段 また、上述の発明方法を好適に実施するための装置は、
(1)前記車両のアクセル操作を検出するアクセル操作
検出手段と、(2)前記車両のブレーキの操作を検出す
るブレーキ操作検出手段と、(3)前記車両のアクセル
操作が解かれかつ車両のブレーキ操作がなされときから
該車両のアクセルが再び操作されるときまて、前記エン
ジンブレーキの効力を調節するための速度比制御を実行
する速度比制御手段とを含むことにある。
作用および第2発明の効果 このようにすれば、第1図のクレーム対応図に示すよう
に、ブレーキ操作検出手段によってブレーキ操作が検出
されかつアクセル操作検出手段によってアクセル操作が
解かれたことが検出されたときから、アクセル操作が再
び操作されたと検出されるときまて、速度比制御手段に
よりエンジンブレーキの効力を調節するための速度比制
御が実行される。それ故、運転者か必要とするときのみ
、エンジンブレーキ効果が有効に得られることとなり、
運転者が必要としないときまでエンジンブレーキ作用を
有効に発生させる制御が実行されてしまうことか解消さ
れるのである。
前記速度比制御手段は、好ましくは、予め定められた関
係から車両の速度に応じて大きくなるように、前記入力
軸の回転速度を決定する目標回転速度決定手段を含み、
その手段によって決定された目標回転速度とその入力軸
の実際の回転速度とが一致するように速度比を変化させ
る。また、速度比制御手段は、好ましくは、予め定めら
れた関係から前記入力軸の目標回転速度を前記ブレーキ
の操作量に応して大きくなるように補正する目標回転速
度補正手段を含み、また、前記ブレーキの操作が増加傾
向にあるときのみに前記目標回転速度補正手段に目標回
転速度を新たに補正させる補正制御手段を含む。前記速
度比制御手段は、更に好ましくは前記速度比制御の実行
中に前記ブレーキの操作か解かれた場合には、前記目標
回転速度補正手段によりブレーキの操作量に応じて大き
く補正された前記入力軸の目標回転速度の補正状況を時
間経過とともに零に戻す補正増分修正手段を含む。また
、前記速度比制御手段は更に好ましくは、前記入力軸の
実際の回転速度よりも大きいときには車両が高速となる
ほど速度比変化速度を高くし、逆に小さいときには車両
が高速となるほど速度比変化速度を低くする第一速度比
変化速度調節手段を含む。そして、前記速度比制御手段
は、更にまた好ましくは前記ブレーキが操作されている
間には車両が高速となるほど速度比変化速度を高くする
第二速度比変化速度調節手段を含む。
実施例 以下、本発明の一実施例を示す図面に基づいて詳細に説
明する。
第2図において、エンジン10には磁粉式クラッチ、遠
心クラッチ等のクラッチ12を介してベルト式無段変速
機14が連結されており、エンジン10の回転かヘルド
式無段変速機14によって無段階に変速された後、図示
しない駆動輪に伝達されるようになっている。ヘルド式
無段変速機14はクラッチ12に連結された入力軸16
と、その入力軸16に取りイ]けられた有効径か可変の
可変プーリ18と、出力軸20と、出力軸20に取り付
けられた有効径が可変な可変プーリ22と、可変プーリ
18および22間に掛は渡された伝導ヘルド24と、可
変プーリ18および22の■溝幅を変更して有効径を変
化させる油圧シリンダ26および28とを備えている。
可変プーリ18および22はそれぞれ入力軸16および
出力軸20に固定された固定回転体30および32と、
入力軸16および出力軸20に軸方向の移動可能かつ軸
まわりに回転不能にそれぞれ取り付けられた可動回転体
34および36とから成り、それら可動回転体34およ
び36か油圧シリンダ26および28内のスペースに作
用させられる油圧によって軸方向に駆動されることによ
り伝導ヘルド24の掛り径(有効径)が連続的に変化さ
せられるようになっている。そして、油圧シリンダ28
には常時ライン油圧が供給されるとともに、油圧シリン
ダ26内の作動油量(油圧)が速度比制御弁38によっ
て調節されることにより可動回転体34および36に作
用させられる力のバランスが変更されて、無段変速機1
4の入力軸16および出力軸20の速度比が変化させら
れるようになっている。
なお、可動回転体34の受圧面積は、可動回転体36よ
りも大きく設定されている。また、入力軸16および出
力軸20において可動回転体34および36は、固定回
転体30および32に対する軸心方向の位置が互いに逆
とされ、伝導ベルト24のねじれが防止されている。
ライン油圧はオイルタンク40からポンプ42によって
圧送された作動油がライン油圧調整弁44によって調整
されることによって得られ、ライン油路46を介して速
度比制御弁38および油圧シリンダ28に供給されてい
る。ライン油圧調整弁44ば後述の調圧信号spによっ
て駆動されるリニアソレノイドとそのリニアソレノイl
゛によって駆動される弁子とを備え、ポンプ42がら圧
送される作動油のオイルタンク40への逃し量を調圧信
号SPに従って変化さゼることによりライン油圧を調整
する。速度比制御弁38は後述の速度比信号SSによっ
て駆動されるリニアソレノイドとそのリニアソレノイド
によって駆動される弁子とを備え、油圧シリンダ26に
連通ずる油路48と油路46とを連通させて、その流通
面積を変化させることにより油圧シリンダ26への作動
油の供給量を調節する一方、油路48とオイルタンク4
0への戻り油路50とを連通させてその流通面積を変化
させることより、油圧シリンダ26内の作動油排出量を
調節する。すなわち、速度比制御弁38によって油路4
8と油路46および50との連通が略遮断されて油圧シ
リンダ26内の作動油量が一定とされた状態においては
速度比がml定される一方、油路48と油路46とが連
通させられた状態においては油圧シリシタ26内の作動
油M(作動油圧)が増加させられて、可変プーリ18の
有効径が大きくされるとともに可変プーリ22の有効径
か小さくされて、速度比が増加させられる。反対に、油
路48と油路50とが連通させられることによって速度
比が減少させられるのである。
エンジン10の吸気配管にはアクセルペダル52に作動
的に連結されたスロットル弁54が取す付けられており
、そのスロットル弁54に取す付けられた要求負荷量検
出手段としてのスロットルセンザ56によってスロット
ル弁54の開度θに対応した電圧であるスロットル信号
THがマイクロコンピュータ58に供給される。また、
入力軸1Gにはクラッチ12を介して伝達されたエンジ
ンIOの出力[ルクを検出するためのトルクセンサ60
および入力軸16の回転速度を検出するための回転セン
サ62か設けられており、また出力軸には出力軸2oの
回転を検出するための回転センサ62が設けられている
。トルクセンサ6oがらはエンジン10の出力トルクT
eを表ずトルク信号TQがマイクロコンピュータ58に
供給され、また回転セン号62および64がらは入力軸
16および出力軸20の回転に対応したパルス状の回転
信号SlおよびS○かマイクロコンピュータ58にそれ
ぞれ供給されるようになっている。また、アクセルペダ
ル52にはその回動操作量を検出するためのロークリエ
ンコーダ等からなるアクセル操作センサ66が設けられ
ており、そのアクセル操作センサ66からはアクセルペ
ダル52の操作mAを表すアクセル操作量信号がマイク
ロコンピュータ58に供給されるようになっている。更
に、車両のブレーキペダル68にもブレーキ操作量セン
サ70か設けられており、プレー、キ操作量センサ70
からはブレーキペダル68の操作量Bを表tブレーキ操
作量信号SBかマイクロコンピュータ58に供給される
ようになっている。
マイクロコンピュータ58は、CPU、RAM。
ROM、A/Dコンバータ、およびインターフェイス等
を備え、CPUはROMに予め記憶されたプロクラムに
従ってRAMの一時記憶機能を利用しつつ供給される信
号を処理し、速度比を指令する速度比信号SSおよびラ
イン油圧の圧力を指令する調圧信号SPを速度比制御弁
38およびライン油圧調整弁44へそれぞれ出力する。
このライン油圧制御弁44に供給される調圧信号は、予
め求められた関数から、前記トルクセンサ6oによって
検出された実際の出力トルクTeおよび実際の速度比e
に基づいて決定されて、ライン油圧が伝導ヘルド24と
可変プーリ18.22との間でlfA’りが生しない範
囲で必要かつ充分に制御され、動力損失が可及的に小さ
くされる。
以下、本実施例の速度比制御の作動を第3図のフローチ
ャートに従って説明する。
まず、ステップS1が実行され、スロット、し弁54の
開度θ、ブレーキペダル68の操作量B、入力軸16の
回転速度Ni、出力軸20の回転速度NO1無段変速R
14の速度比e、車両の速度■が、人力信号SB、TH
,Sl、SOに基づいて読み込まれる。たとえは、スロ
ットル信号T HかスロノI・ルラミθに対応した電圧
■θである場合には、次式(1)に従って算出される。
θ(%)−(■θ−Vmin ) / (Vmax −Vmin ) X 100・ ・ 
・ ・ (1) 但し、Vminはアクセルペダル52の非操作Rの電圧
、V maxはアクセルペダル52の最大操作時の電圧
また入力軸16の回転速度N i rpmおよび出力軸
20の回転速度N o rpmは、回、転借号SI、S
か入力軸16および出力軸の回転周期Ti、T。
を表すものである場合には、次式+2)、 (3+に従
って算出される。
N irpm =60sec X l /T i   
 ・・・(21Norpm =60sec X 1/T
o   ・・13)したかって、速度比eおよび車速v
(km/h)ば次式(41,+51に従って算出される
e−No/Ni          ・・・(4)V−
(NO×2π×タイヤ半径X60m1n)/(テフ比X
1000m、)    ・・・(5)次にステップS2
か実行されて、実際の車速■が予め定められた一定の車
速■1よりも大きいか否かが判断される。この一定車速
V、はたとえば5乃至10km程度のものであり、ステ
ップS2は発進時のような車両の低速走行状態であるか
否かを判断するためのものである。ステップS2におい
て、車速Vが一定車速■、よりも小さいと判断された場
合には、ステップS3が実行され、速度比制御の制御目
標である目標速度比e′の内容を最小速度比eminと
し、ステップS4においてその目標速度比e′と実際の
速度比eとの差が小さくなるように制御量■を決定する
。ステップS4においてはたとえば次式(6)の制御関
数が用いられる。
■=K ・+ (+3’−e)/el    ・・・(
6)但し、Kは定数。
したがって、ステップS4において定められた制御量■
に基づいて速度比信号SSが速度比制御弁38に出力さ
れ、目標速度比e″と実際の速度比eとの差が少なくな
る方向に油圧シリンダ26が作動させられるのである。
車両か比較的高速で走行している場合においては、ステ
ップS2において車速Vが一定車速v1よりも大きいと
判断されるので、ステップS5か実行されてアクセルペ
ダル52の開度θが予め定められた一定値θidlより
も大きいか否かが判断される。この一定うミθidl 
はアクセルペダル52の非操作状態のスロットル弁開度
よりも僅かに大きい値であって、スロットル開度θが一
定うミθidlよりも大きいときには、アクセルペダル
52が操作されていると判断されるのである。したがっ
て、ステップS5はスロットルセンサ56とともにアク
セル操作検出手段を構成する。
ステップS5においてアクセルペダル52が操作されて
いると判断された場合には、ステップS6が実行されて
エンジンブレーキのための速度比制御を表すフラグFb
の内容が零とされ、次いでステップS7か実行されて車
両が高い燃料消費効率で走行することかできるための理
想的な値である無段変速機14の入力軸16の目標回転
速度N′か予め求められた関係からスロットル開度θお
よび車速■に基づいて決定される。ステップS7におい
ては、六−とえばデータマツプとして記1息された第4
図に示す関係データマツプか用いられ、補間計算によっ
て目標回転速度N”が算出される。
図のデータマツプは車速■を変数とするV軸上の単位格
子間隔vsとスロットル開度θを変数とするθ軸の単位
格子間隔θyからなる格子の交点上にデータ(N”)が
プロットされており、実際の車速■およびスロットル開
度θに対応した各軸の座標xv、yθを求める。次いで
、この座標点(Xv、Yθ)に最も近い格子交点のデー
タ(通常4個のN″)を抽出し、これ等の交点と座標点
と最も近い格子との間隔ΔXv・ΔYθを用いて補間計
算によりN″を算出する。
ステップS8においては、ステップS7において求めら
れた目標回転速度N*が実際の入力軸16の回転速度N
iよりも大きいか否かが判断され、大きい場合にはステ
ップS9が実行されて前回の・目標速度比e“から予め
定められた減算項Δedを差し引いて新たな目標速度比
とし、その後前述のステップS4が実行される。逆に、
ステップS8において目標回転速度N゛が実際の回転速
度Niよりも小さいと判断された場合には、ステップS
IOが実行され、前回の目標速度比e1に予め定められ
た加算項Δeuが加えられることにより目標速度比e*
が更新されて、ステップS4が実行される。すなわち、
ステップS8乃至SIOはステップS7において定めら
れた目標回転速度N8と入力軸16の回転速度Niとが
一致するように目標速度比evを決定するた゛めのもの
であり、ステップS7乃至SIOは車両を低燃費で走行
させるための低燃費制御を実行する低燃費制御手段を構
成しているのである。
前記ステップS5において車両のスロットル弁開度θか
アイドル位置状態、換言すれはアクセルペダル52が非
操作状態であることが判断された場合には、ブレーキ操
作量センザ70とともにブレーキ操作検出手段を構成す
るステップS、’l−1が実行されてブレーキペダル6
8が操作されているか否かか判断される。このステップ
Sllにおいてはブレーキペダル68の操作量Bが予め
定められた小さな一定値B。よりも大きいか否かが判断
される。ステップSllにおいてブレーキ操作かされて
いないと判断された場合には、ステップS12が実行さ
れてブレーキ操作時間を計数するタイマカウンタ′「b
の内容が零にリセットされるとともに、ステップ313
が実行されてフラグFbの内容が1であるか否かが判断
される。運転者か車両の惰行を望むような場合にはブレ
ーキペダル68が操作されないのでフラグFbの内容が
零となり、前述のステップ86以下が実行される。
以上のステップの繰り返しにより車両が低燃費にて走行
さゼられ、またアクセルペダル52の非操作時には車両
が惰行走行させられる。第5図の低燃費制御領域はこの
状態を示す。しかし、傾斜の急な下り坂走行時のように
車両が増速しでエンジンブレーキ作用が必要な場合には
運転者によるブレーキペダル68への操作が行なわれ、
これを要件としてステップSll以下のエンジンブレー
キの効力を調節するための速度比制御手段が実行される
ようになっている。
すなわち、ステップSllにおいてブレーキペダル68
の操作が為されたことが判断されると、ステップ31.
4が実行されてフラグFbの内容か1とされ、次いて補
正制御手段としてのステップS15か実行されてブレー
キペダル68の操作量Bが前回のサイクルの操作1B(
n−1)よりも大きいか否かが判断される。すなわち、
ブレーキペダル68の操作量が増大中であるか否かが判
断され、増大中であれば後述のステップ323の目標回
転速度補正値の(補正回転速度Nb (B))の算出か
許容されるのである。
ブレーキペダル68の操作量が軽減された場合にはステ
ップS]5においてブレーキペダル68の傑作量Bか前
回のサイクル操作量B(n−1)よりも大きくないと判
断されるのでステップ816か実行されて予め記憶され
た関係から車速■に基づいてエンジンブレーキ制御時の
基本目標回転速度Nb (B)か決定される。ステップ
316においてはたとえはデータマツプとして記憶され
た第6図に示す関係が用いられる。すなわち、車両速度
■の増大に伴って基本目標回転速度Nb(V)か大きく
なるように設定されるのである。次いて、ステップ51
7か実行されてエンジンブレーキ制御時の入力軸16の
目標回転速度Nb′か次式(7)に従って算出される。
すなわち、ステップ316.317が、エンジンブレー
キ制御時の制御目標である入力軸16の目標回転速度N
b″′を決定する目標回転速度決定手段を構成している
のである。
Nb’ =Nb  (v)+Nb  (B)   ・・
(71但し、Nb (v)は後述のステップS24にお
いて求められる補正回転速度である。
前述のようにブレーキペダル68の操作が増大中でない
のでステップS 2 ’4における補正回転速度Nb 
(B)が算出されておらず、今回の場合には目標回転速
度Nb*はステップS16における算出結果Nb (v
)と等しくされる。次いでステップ31Bが実行され、
入力軸16の実際の回転速度NiがステップS17にお
いて求められたエンジンブレーキ制御時の目標回転速度
Nb’よりも大きいか否かが判断される。大きくない場
合にはステップS19が実行されて前回の目標速度比e
vよりも(kd−v+に−Tb)が差し引かれることに
より新たな目標回転速度比e″が決定される。すなわち
、速度比eを小さく制御することにより入力軸16 (
エンジン10)の回転速度を上昇させ、入力軸16の実
際の回転速度Niと、目標回転速度Nb”との差か小さ
くなるように制御するのである。逆に、このステップS
18において入力軸16の回転速度Niが目標回転速度
Nb*よりも大きいと判断された場合にはステップS2
0か実行され、前回の目標速度比e Jに(kU・1/
■)を加えることにより新たな目標速度比e*を更新す
る。ずなわち、速度比eを大きく制御することにより入
力軸16の回転数を引き下げるのである。ここで、ステ
ップS20における加算項(ku・1/■)には車速V
(変数)か含まれており、車速の増大に伴ってその加算
項か小さくされるようになっている。この加算項は変速
比の一制御ザイクル毎の変速量であり、微分値を意味す
るものであるため、車速の増大に伴って入力軸16の回
転速度Niを下げる方向の変速比変化速度eを小さくす
る。ステップS19における減算項(kd・v+に−T
b)には車速■(変数)更に、上記減算項にはブレーキ
ペダル68の操作以後の経過時間Tb(変数)が含まれ
ており、ブレーキペダル68が操作されてからの経過時
間が大きくなるほど入力軸16の回転速度Niを増大さ
せる方向の速度比変化速度が大きくされるので、ステッ
プS19は第二速度比変化速度調節手段をも構成する。
入力軸16の回転速度Niを増大させる方向の速度比変
化速度が大きくされるようになっている。それ故、ステ
ップS’、19.S20は第一速度比変化速度調節手段
を構成しているのである。
以上のようなエンジンブレーキ制御時において前記ステ
ップS15によりブレーキペダル68の操作が増大中で
あると判断された場合には、ステップS21が実行され
てタイマカウンクTbの内容に1か加えられるとともに
、ステップS22が実行されて今回のブレーキ操作NB
の内容をB(n−1)として記憶させて、次回の制御サ
イクルに備える。そして、ステ・7プS17とともに目
標回転速度補正手段を構成するステップS23が実行さ
れ、補正回転速度Nb (v)すなわち、補正増分が予
め求められた関係から求められる。ステップS23にお
いてはたとえばデータマツプとして記憶された第7図に
示す関係が用いられる。第7図に示す関係はブレーキ操
作fit Bか予め定められた一定値Bα以下の場合に
は補正回転速度Nb(V)を零とし、一定値87以上の
場合にはブレーキ操作MBの増大にともなって補正回転
速度Nb (v)を増大させるものである。すなわち、
ブレーキペダル68の操作量が増大中である場合には運
転者が更に減速を要求しているものと判断し、補正回転
速度Nb (v)を逐次大きく決定してエンジンブレー
キ作用が効果的に得られるようにするのである。なお、
ブレーキ操作量Bが増大しない場合には、前述のように
ステップ315に続いてステップ316が実行され、補
正回転速度Nb(V)が新しく求められずそのまま用い
られる。
しかし、エンジンブレーキ制御中に前記ステップSll
においてブレーキペダルが非操作状態と判断された場合
には、前述のステップS12および313に続いて補正
手段としてのステップS24が実行され、前回のサイク
ルにおいて求められた補正回転速度Nb (B)から減
算項(k・ΔNb (B)  ・t)が差し引かれるこ
とにより、補正回転速度Nb (v)が時間経過ととも
に小さくされる。なお、ステップS24において補正回
転速度Nb (v)が負となった場合には零として取り
扱われる。また、上記減算項中のしはブレーキペダル6
8の解放操作時からの経過時間である。
以」−のステップの繰り返しにより第5図のJンジンブ
レーキ制御領域に示すエンジンブレーキ制御か実行され
る。すなわち、スロットル開度θかアイドル状態であり
、かつブレーキペダル68か操作を開始されたときから
エンジンブレーキ制御が開始されて、無段変速機14の
回転速度Niが高くなるほうに速度比eか制御される。
入力軸16の目標回転速度Nb*は車速Vの増大ととも
に大きく決定されるので高車速はどエンジンブレーキ作
用か効果的に得られる。また、目標回転速度Nb”はブ
レーキ操作MBの増大とともに増量補正されるので、運
転者の減速要求に伴ってエンジンブレーキ作用も大きく
得られる利点かある。また、補正回転速度Nb (v)
は、ブレーキペダル68の非操作状態からの時間経過と
ともに小さくされるのでエンジンブレーキ力<’tut
らかに変化させられる。更に、入力軸16の回転速度N
iを小さくする方向に速度比eを制御する場合には、車
速の増大はと速度比eか遅く変化させられ、逆に入力軸
16の回転速度Niを上昇させる場合には車速の増大と
ともに速度比eか速やかに変化させられるので、好適な
運転性が得られる利点がある。
以上、本発明の一実施例を示す図面に基ついて説明した
が、本発明はその他の態様においても適用される。
たとえば、前述のステップS19.S20において減算
項および加算項は一定値であっても良いし、ステップS
24およびS23は除去されていても差支えない。また
、ステップS16の基本目標回転速度Nb (v)の代
わりに一定の値が用いられても良いのである。
また、前述の実施例においては、アクセル操作検出手段
かスロノトルセンザ56およびステップS5によって構
成されているか、直接アクセルペダル52の操作量を検
出するアクセル操作センザ66によっても構成される。
なお、上述したのはあくまでも本発明の一実施例であり
、本発明はその精神を逸脱しない範囲において種々変更
か加えられ得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のクレーム対応図である。第2図は本発
明の一実施例の構成をエンジンおよび無段変速機ととも
に示す回路図である。第3図は第2図の実施例の作動を
説明するフローチャートである。第4図、第6図、第7
図はそれぞれ第3図のフローチャートにおいて用いられ
る関係をそれぞれ示す図である。第5図は第2図の実施
例の作動を説明するタイムチャートである。 10:コニンシン 14:ヘルト式無段変速機(無段変速機)56:スロノ
トルセンサ  (アクセルI”M 作ステップS5: 
         検出手段)70:フレーキ操作量セ
ンザ  (フレーギ操作ノテノプS11:      
   検出手段)ステップS4.S11乃至S24:速
度比制御手段 スラーツブSI6.S17:目標回転速度決定手段ステ
ップS23.S17:目標回転速度補正手段ステップS
15:補正制御手段 ス’j” ノブS24:補正増分修正手段ステップS2
0:第一速度比変化速度調節手段ステップS19:第二
速度比変化速度調節手段第7図        第6図 第2図

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)車両のエンジンの回転を無段階に変速して駆動輪
    に伝達する車両用無段変速機において、該無段変速機の
    入力軸および出力軸の速度比を変化させることにより該
    車両のエンジンブレーキの効力を調節する車両用無段変
    速機の速度比制御方法であって、 前記車両のアクセル操作が解かれかつ該車両のブレーキ
    が操作されたときから該車両のアクセルが再び操作され
    るときまて、前記エンジンブレーキの効力を調節するた
    めの速度比制御を実行することを特徴とする車両用無段
    変速機の速度比制御方法。
  2. (2)車両のエンジンの回転を無段階に変速して駆動輪
    に伝達する車両用無段変速機において、該無段変速機の
    入力軸および出力軸の速度比を変化させることにより該
    車両のエンジンブレーキの効力を調節する車両用無段変
    速機の速度比制御装置であって、 前記車両のアクセル操作を検出するアクセル操作検出手
    段と、 前記車両のブレーキの操作を検出するブレーキ操作検出
    手段と、 前記車両のアクセル操作が解かれかつ該車両のブレーキ
    が操作されたときから該車両のアクセルが再び操作され
    るときまで、前記エンジンブレーキの効力を調節するた
    めの速度比制御を実行する速度比制御手段と を含むことを特徴とする車両用無段変速機の速度比制御
    装置。
  3. (3)前記速度比制御手段は、予め定められた関係から
    前記車両の速度に応じて大きくなるように前記入力軸の
    目標回転速度を決定する目標回転速度決定手段を含み、
    該手段によって決定された目標回転速度と該入力軸の実
    際の回転速度とが一致するように前記速度比を変化させ
    るものである特許請求の範囲第二項に記載の車両用無段
    変速機の速度比制御装置。
  4. (4)前記速度比制御手段は、前記入力軸の目標回転速
    度を予め定められた関係から前記ブレーキの操作量に応
    じて大きくなるように補正する目標回転速度補正手段を
    含むものである特許請求の範囲第三項に記載の車両用無
    段変速機の速度比制御装置。
  5. (5)前記速度比制御手段は、前記ブレーキの操作量が
    増加傾向にあるときのみに前記目標回転速度補正手段に
    前記目標回転速度を新たに補正させる補正制御手段を含
    むものである特許請求の範囲第四項に記載の車両用無段
    変速機の速度比制御装置。
  6. (6)前記速度比制御手段は、前記速度比制御の実行中
    に前記ブレーキの操作が解かれた場合には、前記目標回
    転速度補正手段によって該ブレーキの操作量に応じて大
    きく補正された前記入力軸の目標回転速度の補正増分を
    時間経過とともに零に戻す補正増分修正手段を含むもの
    である特許請求の範囲第四項乃至第五項のいずれかに記
    載の車両用無段変速機の速度比制御装置。
  7. (7)前記速度比制御手段は、前記入力軸の目標回転速
    度が該入力軸の実際の回転速度よりも大きいときには車
    両が高速となるほど速度比変化速度を高くし、逆に小さ
    いときには車両が高速となるほど速度比変化速度を低く
    する第一速度比変化速度調節手段を含むものである特許
    請求の範囲第二項乃至第六項のいずれかに記載の車両用
    無段変速機の速度比制御装置。
  8. (8)前記速度比制御手段は、前記ブレーキが操作され
    ている間には車両が高速となるほど速度比変化速度を高
    くする第二速度比変化速度調節手段を含むものである特
    許請求の範囲第二項乃至第七項のいずれかに記載の車両
    用無段変速機の速度比制御装置。
JP16342584A 1984-08-01 1984-08-01 車両用無段変速機の速度比制御方法および装置 Pending JPS6141072A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62273184A (ja) * 1986-05-19 1987-11-27 ヤマハ発動機株式会社 自動二輪車用無段自動変速機の走行制御装置
JPH01255756A (ja) * 1988-03-31 1989-10-12 Shimadzu Corp 車両用無段変速機の減速制御装置
US7565235B2 (en) 2004-08-20 2009-07-21 Honda Motor Co., Ltd. Drive control apparatus for vehicle

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JPH01255756A (ja) * 1988-03-31 1989-10-12 Shimadzu Corp 車両用無段変速機の減速制御装置
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