JPS6140790A - キチナ−ゼの製造法 - Google Patents
キチナ−ゼの製造法Info
- Publication number
- JPS6140790A JPS6140790A JP16323784A JP16323784A JPS6140790A JP S6140790 A JPS6140790 A JP S6140790A JP 16323784 A JP16323784 A JP 16323784A JP 16323784 A JP16323784 A JP 16323784A JP S6140790 A JPS6140790 A JP S6140790A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chitin
- chitinase
- culture
- strain
- streptomyces
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Enzymes And Modification Thereof (AREA)
- Polysaccharides And Polysaccharide Derivatives (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、ストレプトマイセス属の新種によるキチナー
ゼの生産に関する。
ゼの生産に関する。
一般に、セルラーゼはキチ′プ・−ゼおよびキトビアー
ゼなどと呼ばれる多様な酵素成分からなる複合酵素系を
指しており、その作用としてはキチンを分解してこれを
N−?セチルグルコサミンあるいはオリゴ糖にまで糖化
することが挙げられる。
ゼなどと呼ばれる多様な酵素成分からなる複合酵素系を
指しており、その作用としてはキチンを分解してこれを
N−?セチルグルコサミンあるいはオリゴ糖にまで糖化
することが挙げられる。
羊チンは、下等動物、特に節足動物、に多く含まれる、
アミノ糖に属する多糖類の一種である。
アミノ糖に属する多糖類の一種である。
その生合成される量は莫大なものであって、年間数十億
トンと推定されており、そのようなところからキチンは
未利用の天然資源として最近脚光を浴びているものの−
うである。
トンと推定されており、そのようなところからキチンは
未利用の天然資源として最近脚光を浴びているものの−
うである。
キナ24反痣性に乏しく、セルロースより更に安定であ
るので、これを酵素、すなわちキチナーゼ、で分解して
低分子化することが考えられる。
るので、これを酵素、すなわちキチナーゼ、で分解して
低分子化することが考えられる。
友丘五呈
キチナーゼはカタツムリの消化液等の中に含まれている
とと6に、糸状菌や細菌によっても生成するこ□とが知
られている(たとえば、「化学大辞典」、第2巻、第7
45頁(共立出版(株))。
とと6に、糸状菌や細菌によっても生成するこ□とが知
られている(たとえば、「化学大辞典」、第2巻、第7
45頁(共立出版(株))。
微生物によるものとしては、キチ”ン市販品のカタログ
によれば、ストレプトマイセス・グリセウスJ3よびセ
ラチア・マルセセン“スから得られており、また最近の
発表によれば、アエロモナス底の菌からも得られるよう
である。
によれば、ストレプトマイセス・グリセウスJ3よびセ
ラチア・マルセセン“スから得られており、また最近の
発表によれば、アエロモナス底の菌からも得られるよう
である。
1豆鬼且1
本発明者らは粉末キチンの分解力がすぐれかつN−アセ
チルグルコサミンへの糖化能力の強いキチナーゼ生産菌
を広く土壌中から検索した結果、ストレプトマイセス・
5p−WAK−83株が強力なキチン分解活性とN−7
セチルグルコサミン生成能を有するキチナーゼを培地中
に産生蓄積する事実を見出して、本発明を完成するに到
った。
チルグルコサミンへの糖化能力の強いキチナーゼ生産菌
を広く土壌中から検索した結果、ストレプトマイセス・
5p−WAK−83株が強力なキチン分解活性とN−7
セチルグルコサミン生成能を有するキチナーゼを培地中
に産生蓄積する事実を見出して、本発明を完成するに到
った。
従って、本発明によるキチナーゼの製造法は、ストレプ
トマイセス属のWAK−83株が属する種の微生物を培
養すること、を特徴とするものである。
トマイセス属のWAK−83株が属する種の微生物を培
養すること、を特徴とするものである。
1里
本発明によって提供されるキチナーゼは、キチン分解活
性およびN−7セチルグルコサミン生成能が大きい。
性およびN−7セチルグルコサミン生成能が大きい。
従って、このキチナーゼによればキチンを有利に分解す
ることができる。
ることができる。
発明の詳細な説明
本発明にl与づる微生物は、ストレプトマイセス届のW
AK−83株が属する種のものである。
AK−83株が属する種のものである。
この種(SpeCi es)の微生物の代表例はストレ
プトマイセス る。の菌は、1983年12月に広島県高田郡甲田町株
地の土壌から分離されたものであって、工業技術院微生
物工業技術研究所に、昭和59年7月13日に「微工研
菌寄第7714号(FERMp−7714)として受託
されており、またその菌学的性質は以下の通りである。
プトマイセス る。の菌は、1983年12月に広島県高田郡甲田町株
地の土壌から分離されたものであって、工業技術院微生
物工業技術研究所に、昭和59年7月13日に「微工研
菌寄第7714号(FERMp−7714)として受託
されており、またその菌学的性質は以下の通りである。
なお、以下において色の記載は、日本色彩研究所の色名
帖(新寿堂)によったものである。
帖(新寿堂)によったものである。
■.形態学的性質
本菌株は各種培地上で気菌糸を形成し、菌糸は分枝する
.胞子のうは形成しない。胞子に運動性はない。気菌糸
上に成熟した胞子の色は黄色で、その胞子鎖は真直ぐか
らやや曲っている( RectusFlcxibili
sに属する)。胞子は円筒形(2〜3μ×0.8〜1.
2μ)で胞子鎖中に20個ないしそれ以上形成される。
.胞子のうは形成しない。胞子に運動性はない。気菌糸
上に成熟した胞子の色は黄色で、その胞子鎖は真直ぐか
らやや曲っている( RectusFlcxibili
sに属する)。胞子は円筒形(2〜3μ×0.8〜1.
2μ)で胞子鎖中に20個ないしそれ以上形成される。
胞子の表面は平滑である。
また、本菌株の著しい特徴は、ペンネット培地/28℃
/14日間培養でピクニデイウムを作ることである。
/14日間培養でピクニデイウムを作ることである。
■.各種培地上の性状
1 しょ糖・硝酸塩寒天培地
生育:よく胞子形成する。コロニー表面はクリーム色を
呈する.1面は錆赤色。
呈する.1面は錆赤色。
2 グルコース・アスパラギン寒天培地生育:非常によ
く胞子形成する。コロニー表面は肉色、裏面は鮮色。
く胞子形成する。コロニー表面は肉色、裏面は鮮色。
3 グリセリン・アスパラギン寒天培地生育:胞子形成
するが、コロニーはあまり広がらない7淡黄色コロニー
、裏面は鮮 色。
するが、コロニーはあまり広がらない7淡黄色コロニー
、裏面は鮮 色。
4 殿粉・無機塩寒天培地
生育:よく胞子形成する。コロニー表面は淡黄色、裏面
は灰桃色。
は灰桃色。
5 チロシン・寒天培地
生育:胞子形成は少ないが、気菌糸は形成する。コロニ
ーはシワ状にはならない。
ーはシワ状にはならない。
表面は白色から淡黄色、裏面は鈍赤黄
橙色である。
可溶性色素:なし
6 栄養寒天培地
生育:黄色の基生菌糸上に白色の気菌糸が広がる。胞子
形成はあまり良くない。裏 面は黄橙色。
形成はあまり良くない。裏 面は黄橙色。
7 イースト・麦芽寒天培地
生育=7シワ状に生育し、反り返った状態となる。コロ
ニー表面は肌色から淡黄色、 裏面は鈍赤黄橙色である。
ニー表面は肌色から淡黄色、 裏面は鈍赤黄橙色である。
8、t−1−ミール・寒天培地
生育:シワ状には生育しない。コロニー表面は白色から
淡黄色、裏面は淡黄色であ る。
淡黄色、裏面は淡黄色であ る。
9 ペプトン・イースト鉄培地
生育:シワ状に生育するが気菌糸をほとんど形成せず、
胞子形成もしない。コロニ −表面は淡橙褐色で裏面も同色である。
胞子形成もしない。コロニ −表面は淡橙褐色で裏面も同色である。
■、生理的性質
1−生育温度範囲:20〜37℃。最適生育温度は28
℃。37℃ではあまり くない 2 ゼラチンの液化:陽性 3 殿粉の加水分解:陽性 4 ミルクに対する作用:生育しない 5 メラニン様色素の生成:陽性 ■、炭素源の資化性 プリドハム・ゴツトリーブ寒天培地に培養して調べた結
果は、下記のとおりである。
℃。37℃ではあまり くない 2 ゼラチンの液化:陽性 3 殿粉の加水分解:陽性 4 ミルクに対する作用:生育しない 5 メラニン様色素の生成:陽性 ■、炭素源の資化性 プリドハム・ゴツトリーブ寒天培地に培養して調べた結
果は、下記のとおりである。
生 育1
L−7ラビノース +
D−キシロース +
D−グリコース +
D−フラクトース +
シュークロース 士
I−イノシトール +
L−ラムノース −
ラフィノース −
D−マンニトール +
烈添加 −
* −ト生育する、−生育しない
V、同定
以上の諸性質からWAK−83株はストレア1−ミセス
属に属するものと考えられ、胞子鎖が直線状からややカ
ーブし、気菌糸が白色しない黄色で、胞子表面が平滑で
可溶性色素を生産しなl、)ことから、バーシーズφマ
ニュアル・オプφデイターミネイティブ・バクテリオO
ジー第8版(1975年)の中から検索すると、イエロ
シリーズの46菌種が該当する。しかし、46菌種の中
には本菌種の著しい特徴の一つであるピクニデイウムを
形成するものはなく、従って本国tよ46菌種とは異な
る。ビクニデイウムを形成する菌種を、バーシーズ・マ
ニュアル・オブ・デイターミネイティブ・バクイリオロ
ジー第8版(1975年)、シ1?−リング及びボラト
リ−1のISP菌株、ならびにワックスマン著[ザ、ア
クチノマイセテス」に記載の既知菌株の中から検索する
と、ストレプトマイセス・シンデネンシス(ISP52
55)の1株のみがあげられる。しかし、ストレプトマ
イセス・シンデネンシスはピンク色のビクニディウムを
形成するがWAK−83株は淡黄色のビクニディウムを
作ることから、両者は全 −く異なる菌種である。
属に属するものと考えられ、胞子鎖が直線状からややカ
ーブし、気菌糸が白色しない黄色で、胞子表面が平滑で
可溶性色素を生産しなl、)ことから、バーシーズφマ
ニュアル・オプφデイターミネイティブ・バクテリオO
ジー第8版(1975年)の中から検索すると、イエロ
シリーズの46菌種が該当する。しかし、46菌種の中
には本菌種の著しい特徴の一つであるピクニデイウムを
形成するものはなく、従って本国tよ46菌種とは異な
る。ビクニデイウムを形成する菌種を、バーシーズ・マ
ニュアル・オブ・デイターミネイティブ・バクイリオロ
ジー第8版(1975年)、シ1?−リング及びボラト
リ−1のISP菌株、ならびにワックスマン著[ザ、ア
クチノマイセテス」に記載の既知菌株の中から検索する
と、ストレプトマイセス・シンデネンシス(ISP52
55)の1株のみがあげられる。しかし、ストレプトマ
イセス・シンデネンシスはピンク色のビクニディウムを
形成するがWAK−83株は淡黄色のビクニディウムを
作ることから、両者は全 −く異なる菌種である。
これらの結果から、本菌株に該当する既知菌株は存在せ
ず、本菌株は新菌種であると認められ、本発明者らはこ
れをストレプトマイセス・Sp。
ず、本菌株は新菌種であると認められ、本発明者らはこ
れをストレプトマイセス・Sp。
No、WAK−83と命名した。
微生物の培養
本菌株の培養には、通常の放線菌の培養方法が用いられ
る。培養基の炭素源としては種々のものが用いられるが
、例えばブドウ糖、殿粉、果糖、グリセリン、マンニト
ール、などを単独でまたは組み合せて用いることができ
る。窒素源としては、塩化アンモニウム、硫酸アンモニ
ウム、硝酸ナトリウム、大豆粉、酵母エキス、ペプトン
、肉エキス、カザミノ酸などが単独でまたは組み合せて
用いられる。
る。培養基の炭素源としては種々のものが用いられるが
、例えばブドウ糖、殿粉、果糖、グリセリン、マンニト
ール、などを単独でまたは組み合せて用いることができ
る。窒素源としては、塩化アンモニウム、硫酸アンモニ
ウム、硝酸ナトリウム、大豆粉、酵母エキス、ペプトン
、肉エキス、カザミノ酸などが単独でまたは組み合せて
用いられる。
その他必要に応じて無機塩、例えば食塩、硝酸塩、IA
酸カルシウム、塩化カリウム、塩化コバルト、硫酸鉄な
ど、ならびに微量の重金属を添加することができる。更
に、菌の発育を助けて1チナーピの生産を促進する有機
物質を適宜に添加することができる。
酸カルシウム、塩化カリウム、塩化コバルト、硫酸鉄な
ど、ならびに微量の重金属を添加することができる。更
に、菌の発育を助けて1チナーピの生産を促進する有機
物質を適宜に添加することができる。
培養方法としては、固体培地上での培養も可能であるが
、一般酵素生産の方法と同様に液体培養を用いることが
好ましい。培養は好気的電性下で行われ、培養温度は一
般に20〜30℃であって、28℃付近が好ましい。
、一般酵素生産の方法と同様に液体培養を用いることが
好ましい。培養は好気的電性下で行われ、培養温度は一
般に20〜30℃であって、28℃付近が好ましい。
キチナーゼの生産は、たとえばタンク培養によって行な
うことができる。その場合は、2〜4日間培養を行うと
キチナーゼが培養液中に生産蓄積される。1g!i液中
の生産量が最大に達した時点で培養を停止し、培養物か
ら目的のキチナーゼを単離精製する。得られた培養液を
遠心分離かるか、i濾過助剤を加えて濾過すれば、粗酵
素液が得られる。
うことができる。その場合は、2〜4日間培養を行うと
キチナーゼが培養液中に生産蓄積される。1g!i液中
の生産量が最大に達した時点で培養を停止し、培養物か
ら目的のキチナーゼを単離精製する。得られた培養液を
遠心分離かるか、i濾過助剤を加えて濾過すれば、粗酵
素液が得られる。
得られた培養液を遠心分離、濾過等に付して菌体を分離
して得られる培養液は、そのまま粗酵素液と−して使用
することもできるが、濾液を濃縮してアセトン、エタノ
ールなどの有機溶剤を加えて沈降させるか、硫安などの
塩析剤で沈澱させるなどして、強力な活性を有する粗酵
素剤を得ることができる。このようにして得られる粗酵
素剤は、公知の方法によって11製結晶化して精製酸素
とす6 ることができる。
して得られる培養液は、そのまま粗酵素液と−して使用
することもできるが、濾液を濃縮してアセトン、エタノ
ールなどの有機溶剤を加えて沈降させるか、硫安などの
塩析剤で沈澱させるなどして、強力な活性を有する粗酵
素剤を得ることができる。このようにして得られる粗酵
素剤は、公知の方法によって11製結晶化して精製酸素
とす6 ることができる。
%罷1
上記のようにして得られる粗酵素剤は、下記の性質を有
する。
する。
(1)作用および基質特異性
粉末キチン、キチンフレーク、コロイダルチキン、エチ
レングリコールキチン等に作用し、これを分解させて、
N−アセチルグルコサミンを生成する。後記第1表をも
参照されたい。
レングリコールキチン等に作用し、これを分解させて、
N−アセチルグルコサミンを生成する。後記第1表をも
参照されたい。
(2)至適pHおよび安定性
37℃における至適pHは5.5〜6.0である。また
、この酵素はpH3,5〜8.0の範囲で安定である。
、この酵素はpH3,5〜8.0の範囲で安定である。
(3)最適作用温度および安定性
pH5,5/3時間反応で至適作用温度(よ37℃であ
った。また、30℃以下では24時間以上安定であった
。
った。また、30℃以下では24時間以上安定であった
。
(4)精製
粗酵素剤中の夾雑物質はキチンカラムによる吸着クロマ
トグラフィー、および通常のイオン交換り0マドグラフ
イー、バイオゲルによるゲル罐過等により除くことがで
き、それによって高度に精製された酵素剤を得ることが
できる。
トグラフィー、および通常のイオン交換り0マドグラフ
イー、バイオゲルによるゲル罐過等により除くことがで
き、それによって高度に精製された酵素剤を得ることが
できる。
本発明により生産されるキチナーゼは、暫チン粉末に対
して従来の酵素より一層よく作用する特徴がある。例え
ば市販されているシグマ社製キチナーゼは48時間の反
応でゆっくり還元糖を生成するが、本酵素では3時間の
反応で同等量の還元糖を生成することができる。
して従来の酵素より一層よく作用する特徴がある。例え
ば市販されているシグマ社製キチナーゼは48時間の反
応でゆっくり還元糖を生成するが、本酵素では3時間の
反応で同等量の還元糖を生成することができる。
第1表は本発明により得られるキチナーゼの種々の基質
に対する活性を示すものである。なお、活性の測定は、
エチレングリコールキチンにお0てはツカモト等の方法
(アグリカルチャ・オプ・バイオロジカル・ケミストリ
ー、第48巻、第931ページ、1984年)に準じて
行い、粉末キチンおよびキチンゲルは1%入れたものを
基質とした。酵素活性は、次に示すような酵素反応によ
るN−アセチルグルコサミンの増加を測定する方法(例
えば、モルガン・エルラン法など)で測定した。1%粉
末キチン(牛丼化学製)1mを基質とし、これに適当濃
度の酵素液11dを加え、更に0.025Mリン酸−酢
酸緩衝液pH5,5を31d加え、37℃で3時間反応
させた。この条件で1分間に1μl1atのN−アセチ
ルグルコサミンを生成する酊素量を1単位とした。
に対する活性を示すものである。なお、活性の測定は、
エチレングリコールキチンにお0てはツカモト等の方法
(アグリカルチャ・オプ・バイオロジカル・ケミストリ
ー、第48巻、第931ページ、1984年)に準じて
行い、粉末キチンおよびキチンゲルは1%入れたものを
基質とした。酵素活性は、次に示すような酵素反応によ
るN−アセチルグルコサミンの増加を測定する方法(例
えば、モルガン・エルラン法など)で測定した。1%粉
末キチン(牛丼化学製)1mを基質とし、これに適当濃
度の酵素液11dを加え、更に0.025Mリン酸−酢
酸緩衝液pH5,5を31d加え、37℃で3時間反応
させた。この条件で1分間に1μl1atのN−アセチ
ルグルコサミンを生成する酊素量を1単位とした。
第1表
*平野らの方法により調製した(「バイオボリマーズ」
第15巻、第1685ページ、1976年) 表から明らかなように、本発明により生成するキチナー
ゼはエチレングリコールキチンとキチングルをよく分解
する。
第15巻、第1685ページ、1976年) 表から明らかなように、本発明により生成するキチナー
ゼはエチレングリコールキチンとキチングルをよく分解
する。
実験例
実施例
ストレプトマイセス・5p−WAK−83株をベンネツ
I・培地スラント上で28℃で4日間培養し、2.5d
の殺菌水をスラントに加えて胞子懸濁液を作る。その2
.5dを100d、1500d容のフラスコの次の組成
の培地に接種し、温度28℃で3日間往復振諭培養した
。
I・培地スラント上で28℃で4日間培養し、2.5d
の殺菌水をスラントに加えて胞子懸濁液を作る。その2
.5dを100d、1500d容のフラスコの次の組成
の培地に接種し、温度28℃で3日間往復振諭培養した
。
培−地組成
酵母エキス 3.097リツトルボリベブトン
3.0SF/リツトルグルコース 2
.097リツトルコロイダルキチン 4.O5i+/
リットルこの培養液を遠心分離して残渣を除去して得ら
れる粗酵素液は、キチン粉末に対して1.12■U/j
Ii!の酵素活性を示した。
3.0SF/リツトルグルコース 2
.097リツトルコロイダルキチン 4.O5i+/
リットルこの培養液を遠心分離して残渣を除去して得ら
れる粗酵素液は、キチン粉末に対して1.12■U/j
Ii!の酵素活性を示した。
1亙コ
コロイダルキチンの調製法は、下記の通りである。
10OII&の蒸留水に4gの粉末キチンを加えたもの
と、別に濃硫酸100−とを用意してそれぞれ水中で3
時151あらかじめ冷やしておく。3時間後、両方をゆ
っくり混ぜ合わせる。ロー斗の中にグラスウールをつめ
たもので濾過する。濾過、したものを180mの蒸留水
に加える。そののち、3000 rl)■で遠心し、残
漬に蒸留水を加、えて再び遠心する。この操作を繰り返
し、洗浄液がpH6になるまで繰り返す。
と、別に濃硫酸100−とを用意してそれぞれ水中で3
時151あらかじめ冷やしておく。3時間後、両方をゆ
っくり混ぜ合わせる。ロー斗の中にグラスウールをつめ
たもので濾過する。濾過、したものを180mの蒸留水
に加える。そののち、3000 rl)■で遠心し、残
漬に蒸留水を加、えて再び遠心する。この操作を繰り返
し、洗浄液がpH6になるまで繰り返す。
第1図は本国ストレプトマイセス、sp。
WAK−83の胞子の透過型電子顕微鏡写真、第2図は
本国によって作られるビクニデイウムの光学顕微鏡写真
、第3図は本国の胞子鎖の光学顕微鏡写真である、第4
図は生産された酵素の至適pH,第5図は作用至適温度
、第6図1.1安定温度範囲をそれぞれ示したグラフで
ある。 ゛出願人代理人 猪 股 清第4図 pH 第5図 温度 (’C) 8 補正の内容 手続ネ11正書 昭和59年9月70日
本国によって作られるビクニデイウムの光学顕微鏡写真
、第3図は本国の胞子鎖の光学顕微鏡写真である、第4
図は生産された酵素の至適pH,第5図は作用至適温度
、第6図1.1安定温度範囲をそれぞれ示したグラフで
ある。 ゛出願人代理人 猪 股 清第4図 pH 第5図 温度 (’C) 8 補正の内容 手続ネ11正書 昭和59年9月70日
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、ストレプトマイセス属のWAK−83株が属する種
の微生物を培養することを特徴とする、キチナーゼの製
造法。 2、微生物がストレプトマイセス・sp・ WAK−83株である。特許請求の範囲第1項記載の方
法。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16323784A JPS6140790A (ja) | 1984-08-02 | 1984-08-02 | キチナ−ゼの製造法 |
US06/759,293 US4686185A (en) | 1984-08-02 | 1985-07-26 | Microorganism of new species of genus Streptomyces and use thereof for production of chitinase |
DE19853527649 DE3527649A1 (de) | 1984-08-02 | 1985-08-01 | Mikroorganismus einer neuen art der gattung streptomyces |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16323784A JPS6140790A (ja) | 1984-08-02 | 1984-08-02 | キチナ−ゼの製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6140790A true JPS6140790A (ja) | 1986-02-27 |
JPS625598B2 JPS625598B2 (ja) | 1987-02-05 |
Family
ID=15769941
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16323784A Granted JPS6140790A (ja) | 1984-08-02 | 1984-08-02 | キチナ−ゼの製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6140790A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62198387A (ja) * | 1986-02-27 | 1987-09-02 | Natl Food Res Inst | キチン分解酵素産生菌 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0794285A (ja) * | 1993-09-27 | 1995-04-07 | Midori Mark:Kk | エレクトロルミネッセンス |
-
1984
- 1984-08-02 JP JP16323784A patent/JPS6140790A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62198387A (ja) * | 1986-02-27 | 1987-09-02 | Natl Food Res Inst | キチン分解酵素産生菌 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS625598B2 (ja) | 1987-02-05 |
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