JPS6140400A - 水溶性潤滑剤 - Google Patents

水溶性潤滑剤

Info

Publication number
JPS6140400A
JPS6140400A JP16152184A JP16152184A JPS6140400A JP S6140400 A JPS6140400 A JP S6140400A JP 16152184 A JP16152184 A JP 16152184A JP 16152184 A JP16152184 A JP 16152184A JP S6140400 A JPS6140400 A JP S6140400A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
test
lubricant
weight
parts
water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP16152184A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0329120B2 (ja
Inventor
Tadashi Katabuchi
正 片渕
Hideo Kanamori
英夫 金森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Idemitsu Kosan Co Ltd
Original Assignee
Idemitsu Kosan Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Idemitsu Kosan Co Ltd filed Critical Idemitsu Kosan Co Ltd
Priority to JP16152184A priority Critical patent/JPS6140400A/ja
Publication of JPS6140400A publication Critical patent/JPS6140400A/ja
Publication of JPH0329120B2 publication Critical patent/JPH0329120B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lubricants (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は水溶性潤滑剤に関し、詳しくは潤滑性が改善さ
れ、防錆性、腐食防止性、耐腐敗性などにすぐれた水溶
性潤滑剤に関する。
火災のおそれがある場所で用いる潤滑剤として不燃性の
水溶性潤滑剤の有用性が高まっている。
しかしながら、水溶性潤滑剤は油性潤滑剤に比べて潤滑
性(耐摩耗性、金属加工性等)が不十分であり、また使
用する装置等に腐食、錆、腐敗などの問題が生じ、る等
の欠点があることが指摘されている。
水溶性潤滑剤としては従来より各種のものが知られてお
り、たとえば低炭素数の二塩基酸のフルカノールアミン
塩もその一つであるが、これは上記した欠点のほか液体
自体の安定性にも問題があった。
本発明者らは、上記欠点のない水溶性潤滑剤を開発すべ
く検討を重ねた結果、炭素数12以上の長鎖脂肪族ジカ
ルボン酸とアルカノールアミンとの反応生成物(第四級
アンモニウム塩、アミドなと)を水溶性潤滑剤として用
いると、潤滑性が著しく向上し、かつ防錆性、腐食防止
性、耐腐敗性などにもすぐれていることが判明した。本
発明はかかる知見に基いて完成されたものである。
すなわち本発明は、炭素数12〜42の脂肪族ジカルボ
ン酸とアルカノールアミンとの反応生成物を含有するこ
とを特徴とする水溶性潤滑剤を提供するものである。
脂肪族ジカルボン酸としては炭素数12〜42゜好まし
くは14〜28のものが使用され、その代表例を示すと
以下の通りである。
EOOO(011151)n000H(ただし、n=1
0〜40)。
HOOO((3HQ )act(CfHt )1o00
0H。
rAH11 HOOO(CBs )a ・011−OHCCfH* 
)s、0OOH。
Rooo 顧馬)aOR==’CjH(C迅)*OR司
H(OHs )*C0OH−五ooc(oaI1)、・
0R(OH,)、000:H。
cH=OR。
HOOC(OHs )a・□u(OHs )* ”件0
H(0]11[、)、0OOH。
CH−0馬 ■000COHQ)a−OCOHa)−C111−CO
B、i)、−CjH−0(CjHs)−COBt)ao
ooHまた、アルカノールアミンとしては各種のものを
用い得るが、ブルカノール基の炭素数が2〜4のものが
好ましい。アルカノールアミンの具体例とし−(は以下
のものがある。
モノエタノールアミン、ジェタノールアミン。
トリエタノールアミン、モノエタノールアミド。
ジグロバノールアミン、トリプロパツールアミン。
モノブタノールアミン、ジブタノールアミン、トリブタ
ノール7ミン、モノメチルジェタノールアミン、モノメ
チルジグロバノールアミン、モノメチルジブタノールア
ミン、モノエチルジェタノールアミン、モノイソプロパ
ツールアミン、ジイソプロパツールアミン、トリイソプ
ロパツールアミン、モノエチルジブロパノールアミン、
モノエチルジプタノールアミン、モノプロビルジエタノ
ールアミン。モノブチルジェタノールアミン、ジメチル
モノエタノールアミン、ジメチルモノグロバノールアミ
ン、ジメチルモノブタノールアミン。
ジエチルモノエタノールアミン、ジエチルモノクロパノ
ールアミン、ジエチルモノブタノールアミン、ジエチル
モノエタノールアミン、ジブ算ピルモノグロパノールア
ミン、ジグロピルモノプタノールアミン、ジブチルモノ
エタノールアミ/。
上記脂肪族ジカルボン酸(4)とアルカノールアミン(
6)との反応は両者を@/(4)=0.5〜5(モル比
)、好ましくは0.8〜3(モル比)の割合で使用し、
室温乃至200℃の温度、好ましくは30〜170℃の
温度で5〜90分、好ましくは10〜60分の条件で行
なう。
代表的な反応生成物としては以下のものがある。
6−エチル−ドデカン1,12−ジカルボン酸。
6−エチル−ヘキサデカン1.16−ジカルボン酸。
l、18−オクタデカ/ジカルボン酸、1.22−トコ
サンジカルボン酸等のジカルボン酸のモノエタノールア
ミン塩、ジェタノールアミン塩、トリエタノールアミン
塩、モノエタノールアミド、ジェタノールアミドなどが
ある。
これら反応生成物は単独で用いてもよく、2種以上を組
合せて用いてもよい。
本発明の水溶性潤滑剤は上記反応生成物を0.05重f
%以上、好ましくは1〜50重量%含有し、この峰か必
要に応じて乳化剤、増粘剤、酸化防止剤、金属イオン封
鎖剤、流動点降下剤、油性向上剤、防錆剤、極圧剤、消
泡剤などを適宜添加して物性の改良を図ることができる
本発明の水溶性潤滑剤は、上記各成分の配合量などを調
整することによってソリューション型潤滑剤およびエマ
ルジョ/型潤滑剤とすることが出来、その用途に応じて
利用することが可能である。
したがって、本発明の潤滑剤は切削油剤、研削油剤、塑
性加工油剤(圧延、絞り、打抜き、抽伸。
引抜など)、油圧作動油剤等として極めて有用である。
次に、本発明をその実施例により詳しく説明する。
製造例1 式   Hooc(αh)、・OH・(OHs)t。0
OOH01LH。
で表わされる6−エチル−ヘキサデカン−1,16−ジ
カルボ/酸とジェタノールアミンとを1:1(モル比)
で混合し、60℃で1時間攪拌しながら反応を行ない反
応生成物を得た。
製造例2 製造例1において原料のモル比を前者:後者=1:2と
したこと以外は同様にして反応生成物を得た。
製造例3 製造例1においてジェタノールアミンの代りにトリエタ
ノールアミンを用い、原料のモル比を前者:後者=1:
3とし、かつ反応温度を50℃としたこと以外は同様に
して反応生成物を得た。
製造例4 製造例3において原料のモル比を1:1とし、かつ反応
時間を40分としたこと以外は同様にして反応生成物を
得た。
製造例5 1.18−オククデカンジカルボン酸とトリエタノール
アミンとを1:2(モル比)で混合し、60℃で40分
間攪拌しながら反応を行ない反応生成物を得た。
製造例6 ローエチル−ドデカンー1,12−ジカルボン酸とジェ
タノールアミンとを1=2(モル比)で混合し、60℃
で1時間攪拌しながら反応を行ない反応生成物を得た。
実施例1 製造例1で得た反応生成物40重置部、乳化剤(ホリオ
キシエチレンノニルフェニルエーテル。
n=10 ) 10重量部、防錆剤10重量部、炭酸ナ
トリウム5重量部および水35重量部を配合してソルブ
ル型水溶性潤滑剤(切削油剤)を得た。
この潤滑剤について各種の試験を行ない評価した。
結果を第1表に示す。
比較例1 実施例1において製造例で得た反応生成物の代りにオレ
イン酸ジェタノールアミン塩40重量部を用いたこと以
外は同様にして潤滑剤を得た。この潤滑剤についての試
験結果を第1表に示す。
第1表から明らかなように、本発明の潤滑剤は比較例の
ものよりも潤滑性(研削性)が大きく、しかも耐腐敗性
の向上が顕著である。
なお、評価試験は以下の方法により行なった。
■研削試験 50倍希釈液を用い、WA −60砥石にて周速170
0 m/min、の研削を行ない、被削剤8−450を
約20 kg/ctn”の押しつけ圧にて1回に1簡研
削する。砥石を再生研摩せず試験を繰返し行ない、正常
な研削が可能な回数を測定する。
■切削切粉防錆試験 ボール盤にてエンドミル工具を用い、FaD−40材の
切削を行なう。この加工は試料油(切削油剤)を給油し
て行なう。加工後、7日間に亘り被削材の錆発生状況を
観察し、切削油剤の防錆力の評価を行なう。
■耐腐敗性試験 潤滑剤に好気性細菌、嫌気性細菌、硫酸還元菌。
カビ、酵母を植苗し、30℃で14日培養後の6菌の生
菌数を測定し、その繁殖度合い(腐敗しにくさの度合い
〕を評価する。すなわち、潤滑剤を水道水で50倍に希
釈し、その20dを試験管に採取したのち、この試験管
に鋳物切粉2QO1vおよび腐敗油1滴を添加し、上記
条件で静置培養する。また、培養後の生菌数の測定は微
生物ごとに次の培地と培養方法を採用した。
(↓)好気性細菌(寒天平板法、ブイヨン)培地組成:
肉エキス0.5%、ペプトン1.0%。
塩化ナトリウム0.5%、寒天1.5 %(…7.0) (2)嫌気性細菌(VL基礎培地を用いたロールチュー
ブ法) 培地組成:ベプトン1.0%、酵母エキス0.55、ハ
ートエキス0.14%、ブド ウ糖0.2%、リン酸二水素カリウ ム0.045%、リン酸−水素カリ ウム0.045%、硫安0.09%。
塩化ナトリウム0.09%、硫酸マ グネシウム(無水塩) O−009%。
塩化カルシウム(無水塩) 0.09 %、寒天1.5%、システィン塩酸 塩0.03%、水酸化ナトリウム 0.4 % (F4(7,0)       ’(3)
硫酸還元菌(ロールチューブ法)スターキー培地〔アメ
リカン・タイプ・カルチュア・コレクション第12版、
331頁(1976年)〕に寒天1.5%を添加して使
用する。
(4)カビ、酵母(寒天平板法) ポテトデキストロース寒天培地: ポテト浸出液2001/l 、ブドウ糖20 gII 
寒天15 g/it (田4.0) 腐敗油添加時の生菌数は次の通りである。
好気性細菌  2.OX 10’個/ゴ嫌気性細菌  
1.I X 104個/ml硫酸還元菌  5.3 X
 l 02個/dカ       ビ     3.O
X  1 02 イ固/ml酵    母   1.5
 X 10’個/M■希釈液安定性試験 潤滑剤を水で50倍希釈し、1ノ容のガラス瓶中に室温
で24時間放置後、分離物〔くもり、浮遊物、沈澱物〕
の有無を観察する。
■原液貯蔵試験 潤滑剤を14容のガラス瓶にとり、その中に鉄触媒(J
IS G31.41規定の8PCO25X 145 X
1隨)を入れ、60℃で7日間放置後、分離物(くもり
、浮遊物、沈澱物)の有無を観察する。
研削試験(回)84 切削切粉防錆試験 20倍希釈    錆なし   錆なし30   〃 
            〃          〃5
0 〃       〃 100 〃            錆あり耐腐敗性試
験 好気性細菌(個/m/)    0     10’嫌
気性細菌(個/ゴ)    0     105硫酸還
元菌(個/ゴ)    0     10”カ    
ビ(個/In13)0104酵    母(個/ゴ) 
    0       10”希釈液安定性試験  
  分離物なし  分離物なし原液貯蔵試験     
異常なし  異常なし実施例2 製造例2で得た反応生成物25i量部、エチレンープロ
ピレン共重合体(平均分子量30,000)40重量部
、田調整剤0.8重量部、消泡剤0.2重量部および水
34重量部を配合してソルブル型水溶性潤滑剤(絞り油
層潤滑剤)を得た。この潤滑剤について各種の試験を行
ない評価した。結果を第2表に示す。
なお、評価試験は以下の方法により行なった。
■引抜きしごき試験 ダイス5KS−3を用い、押しつけ力800〜1200
kgにて金属板材の引抜きしごきを行なう。
このとき、ダイスと被加工材の両者に供試油(水道水で
5倍希釈)をへヶ塗りで塗布し、潤滑性をかじり傷の有
無により評価する。焼付を起こさない(かじり傷のない
)最大荷重を測定する。なお、金属板として8POC−
8Dを用い、引抜き速度40m/min、 、引抜き距
離150mにて行なう。
■テストピースの錆の有無 引抜きしごき試験後7日日にテストピース(金属板)の
錆の有無を観察する。
■〜■は第1表と同じ 比較例2 ジラウリルハイピロゲンホスフェイト10重量部とトリ
エタノールアミン15重量部との反応生成物25重量部
、エチレン−プロピレン共重合体(平均分子量30,0
00)40重量部、水酸化カリウム0.8重量部、シリ
コン系消泡剤0.2重量部および水34重量部を配合し
て潤滑剤を得た。この潤滑剤についての試験結果を第2
表に示す。
第2表から明らかなように、本発明の潤滑剤の方が潤滑
性(引抜き性)が良好であり、防錆性。
耐腐敗性も良い。
第  2  表 引抜きしごき試験   1200k11 700kgテ
ストピースの錆     な  し    3日後に発
生耐腐敗性試駆 好気性細菌(個/Id)    0     102嫌
気性細菌(p)    0     10”硫酸還元菌
(tt)    0     10”カ       
ビ (//   )       Oio”酵    
母(〃 )    0      102希釈液安定性
試貌      分離物なし   分離物なし原液貯蔵
試験     異常なし  異常なし実施例3 製造例3で得た反応生成物4重量部、オレイン酸ジェタ
ノールアミン塩10重量郁、ポリオキシエチレンノニル
フェニルエーテル(n=2)、s重量部、イオウ系極圧
剤5重量部、ナフテン系鉱油(50cat (40°G
 ) ) 72.3重量部、金属不活性剤0.2重量部
および酸化防止剤0.5重量部な配合してエマルジョン
型潤滑剤(切削油剤)を得た。
この潤滑剤について各種の試験を行ない評価した。
結果を第3表に示す。
なお、評価試験は以下の方法により行なった。
また、既出の試験項目は前記と同様にして行なった。
■切削試験 30倍希釈の試料油を用い、超硬(P2O)工具を使用
してアルミ合金鋳物を旋盤により加工する実験を行なっ
た。すなわち、周速100 m/min。
送り速度0.11EI/ r eV、 *切り込み深さ
2mm、切削距離4800mの条件で行ない、このとき
の工具の摩耗量(フランク摩耗量、横逃げ面摩耗量)を
測定した。
■乳化安定性試験(シリンダー法) 試料油(30倍希釈液)を1001nl:メスシリンダ
ーに静置し、1ケ月後の該油の分離状況(油分。
水分、クリーム)を観察した。
実施例4 実施例3において反応生成物として製造例5で得たもの
を使用したこと以外は実施例3と同様に行ない潤滑剤(
切削油剤)を得た。この潤滑剤について実施例3と同様
に試験した。結果を第3表に示す。
比較例3 実施例3において反応生成物4重量部を除外し、ポリオ
キシエチレンノニルフェニルエーテル(n=2)を7重
量部とし、ナフテン系鉱油を77.3、を置部としたこ
と以外は同様にして潤滑剤を得た。
この潤滑剤についての試験結果を第3表に示す。
比較例4 比較例3においてイオウ系極圧剤を除外し、ナフテン系
鉱油の使用量を82.3重量部としたこと以外は同様に
して潤滑剤を得た。この潤滑剤についての試験結果を第
3表に示す。
第3表から明らかなように、本発明品は開溝性。
切削性、防、錆性のいずれも優れている。
第  3  表 切削試験 20倍希釈   錆なし  錆なし  錆なし  錆な
し30’                 JP  
    ’tt       y50 〃      
l   錆発生 錆発生100〃     錆発生  
 〃    〃   錆発生乳化安定性試験  分離な
し 分離なし 分離なし 分離なし実施例5 製造例4で得た反応生成物4重量部、防錆剤lO重量部
、オレイン酸ジェタノールアミン塩20重量部、ポリオ
キシエチレンノニルフェニルエーテル(n=4 ) 1
5重量部およびナフテン系鉱油(50cat、 (40
℃〕)51重量部を配合してエマルジョン屋−滑剤(油
圧作動油剤)を得た。
この潤滑剤について各種の試験を行ない評価した。
結果を第4表に示す。
なお、評価試験は以下の方法により行なった。
また、既出の試験項目は前記と同様にして行なった。
■プランジャーポンプ試験 プ57ジギーボンプPSV−] 6a工h−h7o (
IN場工業(株)製)を使用し、1800 rpm 、
  29.51/m1nt圧力50 k! ・f /e
ta” を1.8秒、70 kll・f/ctXを1.
8秒のサイクル試験を1000時間(100万パルス)
行なった。試験後、各部の摩耗、フィルター目詰り、容
積効率の低下を測定した。
比較例5 実施例5において反応生成物を除外し、オレイン酸ジェ
タノールアミン塩の配合量を24重量部としたこと以外
は同様にして潤滑剤を得た。この潤滑剤についての試験
結果を第4表に示す。
表から明らかなように、本発明の潤滑剤は比較例のもの
より耐摩耗性が良く、液の安定性も良好である。比較例
のものはフィルターの目詰りを生じ、液の透明性を失う
プランジャーポンプ試験 ピストン摩耗量(η)    3    200異當摩
耗個所   なし  なし フィルター目詰り   なし  あり 容積効率の低下    3%以下  10%潤滑剤の透
明性 試験前      あり   あ り 試験後       l    なし タンク浮遊物      な し  油分浮上乳化安定
性試験      分離物なし  分離物なし原液貯蔵
試験      異常なし 沈でん物あり実施例も 製造例4で得た反応生成物4重量部、す7テン系鉱油(
s o cat (4o℃) ) 49.8重量部、ポ
リオキシエチレンノニルフェニルエーテル(n=2.4
および9の混合物)20重量部、水溶性防錆剤5.5重
量部、酸化防止剤0.5重量部6金属不活性剤0.2重
量部および水20重量部を配合してソルブル型潤滑剤(
油圧作動油剤)を得た。この潤滑剤について各種の評価
試験を行なった。結果を第5表に示す。
なお、評価試験は以下の方法により行なった。
また、既出の試験項目は前記と同様にして行なった。
@ベーンポンプ試験 ベーンV−1040(東京計器M)を使用し、回転@1
500 rpm、圧カフ 0 kg7cm”にて250
時間の試験を行なった。試験後、各部の摩耗量、異常の
有無を測定、観察した。なお、試験は油温50℃、油i
 30 J/min、 フィルター目の粗さ20μmの
条件で行なった。
■金属腐食試験 JIS K2234に準拠。アルミニウム、銅および鉄
の各試片を供試油中に半浸漬し、60℃で7日間保持後
の腐食の状態を観察した。
比較例6 実施例6において反応生成物の代りにジチオリン酸亜鉛
(日本ルブリゾール(株)製[Lubrizo/106
0 J ) 1重量部を用い、ナフチ/系鉱油の配合量
を52.8重量部としたこと以外は同様にして潤滑剤を
得た。この潤滑剤について試験結果を第5表に示す。
表から明らかなように、本発明の潤滑剤は比較例のもの
よりも耐腐食性が便れており、しかも耐摩耗性は同等で
ある。
第  5  表 項   目      実施例6    比較例6ペー
ンボンプ試験 ヘーン、カムリング摩*IkCWI9)   410 
     410フィルター目詰り    な し  
  若干あり液の変化       な し   あり
(白濁)鋼合金ブッシングの変色   な  し   
 あ り金属腐食試験 アルミニウム   腐食、変色なし  腐食、変色なし
銅            〃   r   浸漬部分
に変色あり鉄           l   l   
 腐食、変色なし原液貯蔵試験   異常なし  異常
なし実M例7 製造例1で得た反応生成物3重量部、牛脂25重置部お
よびパラフィン系鉱油(500ニエクトラル)72M量
部を配合して水溶性n滑剤(圧延用潤滑油剤)を得た。
この潤滑剤について各種の評価試験を行なった。結果を
第6表に示す。
なお、評価試験は以下の方法により行なった。
また、既出の試験項目は前記と同様にして行なった。
O圧延試験 可逆式猜密二段圧延機(吉日第二記念製、中央冷却式、
ロール寸法200φX200L、ロール材質5UJ−2
,硬度H897,ロール粗さ0.4μ”maw)にて5
PCCコイル(1,0niX 50imX 100 m
 )の4パス圧延を行ない、焼付疵の発生とそのときの
圧延圧力の測定を行ない圧延油(水道水で30倍希釈)
の潤滑性を評価した。試験の詳Imを以下に示す。
最大圧下能カニ40t ミルモーター:100)P 張    カニ 70〜500ゆ 圧凪速度:最大200 ffl/win圧延条件 圧死材: JI8−G−3131,1,OmX50mX
100mのフィル 圧延速度;2o07FL/min 試料油:5%水溶液 給油量:51/m釉   ゛ ■乳化安定性試験(ESI法) 一定の攪拌(9000rpm x 3分)を行なった試
料エマルジョンを30分間静置した彼、上層部と下層部
を分取する。50℃における下層部の油分Iと上層部の
油分yとを測定し、E8I = x/yを求める。
実施例8 実施例7において製造例1の反応生成物の代りに製造例
6の反応生成物3重量部を用い、パラフィン系鉱油の使
用量を69.5重量部とし、さらにポリオキシエチレン
ノニルフェニルエーテル(n= 6 ) 0.5重量部
を用いたこと以外は実施例7と同様にして潤滑剤を得た
。この潤滑剤についての評価試験の結果を第6表に示す
比較例7 実施例7において製造例1の反応化成物を削除し、パラ
フィン系鉱油の使用量を71Xi部とし、さらにポリオ
キシエチレンノニルフェニルエーテル(n=6 )2重
量部を用いたこと以外は実施例7と同様にして潤滑剤を
得た。この?f4滑剤についての試験結果を第6表に示
す。
圧延試験 焼付疵の発生     なし    あり    なし
圧延圧力(kl?/m” ) 4パス        73.4   84,6   
72.9乳化安定性試験

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)炭素数12〜42の脂肪族ジカルボン酸とアルカノ
    ールアミンとの反応生成物を含有することを特徴とする
    水溶性潤滑剤。 2)脂肪族ジカルボン酸が炭素数14〜28のものであ
    る特許請求の範囲第1項記載の水溶性潤滑剤。 3)アルカノールアミンが炭素数2〜4のアルカノール
    基のものである特許請求の範囲第1項記載の水溶性潤滑
    剤。
JP16152184A 1984-08-02 1984-08-02 水溶性潤滑剤 Granted JPS6140400A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16152184A JPS6140400A (ja) 1984-08-02 1984-08-02 水溶性潤滑剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16152184A JPS6140400A (ja) 1984-08-02 1984-08-02 水溶性潤滑剤

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6140400A true JPS6140400A (ja) 1986-02-26
JPH0329120B2 JPH0329120B2 (ja) 1991-04-23

Family

ID=15736657

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16152184A Granted JPS6140400A (ja) 1984-08-02 1984-08-02 水溶性潤滑剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6140400A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012076200A (ja) * 2010-10-05 2012-04-19 Ono Shinji 水溶性切削液
JP5830814B1 (ja) * 2015-02-20 2015-12-09 大同化学工業株式会社 水溶性金属加工油剤組成物、クーラント、及び金属加工方法
JPWO2014084171A1 (ja) * 2012-11-27 2017-01-05 日本クエーカー・ケミカル株式会社 水溶性金属加工油剤組成物、金属研削方法および研削加工物

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51546A (ja) * 1974-06-14 1976-01-06 Basf Ag
JPS5634796A (en) * 1979-08-27 1981-04-07 Mobil Oil Aqueous lubricant containing dithiophosphate
JPS56133395A (en) * 1980-03-22 1981-10-19 Honda Motor Co Ltd Water-soluble lubricant
JPS5821487A (ja) * 1981-07-29 1983-02-08 Kao Corp 水性作動油
JPS60118799A (ja) * 1983-11-29 1985-06-26 Nippon Oil Co Ltd 金属加工用潤滑剤

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51546A (ja) * 1974-06-14 1976-01-06 Basf Ag
JPS5634796A (en) * 1979-08-27 1981-04-07 Mobil Oil Aqueous lubricant containing dithiophosphate
JPS56133395A (en) * 1980-03-22 1981-10-19 Honda Motor Co Ltd Water-soluble lubricant
JPS5821487A (ja) * 1981-07-29 1983-02-08 Kao Corp 水性作動油
JPS60118799A (ja) * 1983-11-29 1985-06-26 Nippon Oil Co Ltd 金属加工用潤滑剤

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012076200A (ja) * 2010-10-05 2012-04-19 Ono Shinji 水溶性切削液
JPWO2014084171A1 (ja) * 2012-11-27 2017-01-05 日本クエーカー・ケミカル株式会社 水溶性金属加工油剤組成物、金属研削方法および研削加工物
JP5830814B1 (ja) * 2015-02-20 2015-12-09 大同化学工業株式会社 水溶性金属加工油剤組成物、クーラント、及び金属加工方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0329120B2 (ja) 1991-04-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4303540A (en) Cooling, lubricating and cleaning agent
CN111004676B (zh) 乳化型切削液及其制备方法
CN108277077A (zh) 一种高硬水防锈型水基全合成黑色金属加工液
CN104073333B (zh) 水-乙二醇抗燃液压液及其制备方法
CN100482772C (zh) 切削液组合物
CN102002424A (zh) 一种微乳化切削液组合物及其制备方法
EP0052751B1 (en) Water-based hydraulic fluid containing an alkyl dialkanolamide
CN104531308A (zh) 一种高性能微乳化切削液
CN102899154B (zh) 一种全合成切削液
US4749503A (en) Method and composition to control microbial growth in metalworking fluids
CN106281592B (zh) 不锈钢冷轧薄板轧制油
CN108277071A (zh) 一种硬质合金线切割液及制备方法
EP0192358B1 (en) Metal working fluid composition
CN102199478A (zh) 一种湿平整液及其制备方法
JPS6140400A (ja) 水溶性潤滑剤
CN109762635A (zh) 一种防锈油及其制备方法
US3195332A (en) Aluminum hot rolling processes using aqueous lubricant compositions
CN106811280A (zh) 一种切削液及其制备方法
US4601838A (en) Water-soluble chlorinated fatty ester additives
US4405471A (en) Aqueous metal-working lubricant
US3459663A (en) Aluminum rolling oil
CN110591803A (zh) 一种适于铝合金加工的车削机用无毒水基切削液及其制备方法
JPH0241392A (ja) 潤滑油
CN102911778B (zh) 一种多功效全合成切削液
JPS5821958B2 (ja) 水↓−グリコ−ル系不燃性作動液