JPS5821958B2 - 水↓−グリコ−ル系不燃性作動液 - Google Patents

水↓−グリコ−ル系不燃性作動液

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JPS5821958B2
JPS5821958B2 JP53036256A JP3625678A JPS5821958B2 JP S5821958 B2 JPS5821958 B2 JP S5821958B2 JP 53036256 A JP53036256 A JP 53036256A JP 3625678 A JP3625678 A JP 3625678A JP S5821958 B2 JPS5821958 B2 JP S5821958B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は水−グリコール系不燃性作動液(以下水−グリ
コール系作動液と称す)に関するものである。
さらに詳しくは特定のポリオキシアルキレン誘導体を含
有する耐金属摩耗性にすぐれた水−グリコール系作動液
に関するものである。
従来から油圧装置には鉱油系作動液が用いられており、
現在でも最も一般的な作動液として広く使用されている
しかしながらこの鉱油系作動液は、耐金属摩耗性にすぐ
れている反面、製鉄所などの装置のように発火源の多い
工場の油圧システムに使用する°と火災の危険性があり
、このような工場では近年徐々に不燃性作動液に置き換
えられる傾向にある。
・ 不燃性作動液としては大別してリン酸エステル系、
W10エマルジョン系および水−グリコール系の3系統
がある。
これらのうちリン酸エステル系は耐金属摩耗性は良好で
あるが、高価である、廃液処理がむずかしいなどの欠点
がある。
またW10エマルジョン系は安価であるが製品が分離し
易い、耐金属摩耗性が不足する、バクテリアが発生し易
いなどの欠点があげられている。
一方水−グリコール系作動液はそのすぐれた耐燃性と水
溶群安定性、および比較的安価であるこ)となどの特徴
により最も注目されている。
しかしながら、これまでの水−グリコール系作動液は、
耐金属摩耗性が十分でなく、このために油圧機器の摩擦
部分を摩耗させるだけでなく摩耗により生じた金属粉か
作動液中に混入して作動液自体の混1濁劣化が促進され
種々のトラブルを発生する。
例えば工場の油圧システムに広く使われているベーンポ
ンプについて述べると、鉱油系作動液から水−グリコー
ル系作動液に切換えられる場合、ごく特殊な場合には水
−グリコール系作動液用の特殊加工を施したカムリング
とベーンが使用されるが、通常の場合は鉱油系作動液を
対象としたカムリングとベーンがそのまま水−グリコー
ル系作動液を対象として使用される。
この場合に、これまでの水−グリコール系作動液では油
温50℃、圧カフ0に?/cf11以下の緩和な使用条
件下でも比較約款い軸受鋼よりなるカムリングの摩耗が
著るしく、極端なものではわずか数時間ポンプを運転し
ただけでカム−リングが1000〜以上摩耗する。
一方軸受鋼より硬い高速鋼よりなるベーンの摩耗は小さ
いが、ベーンの先端にはスラッジが著しく付着する傾向
がある。
これらの摩耗により生じた金属粉またはスラッジがフィ
ルターの目づまりを引き起こしたり、作動液中に混入し
て作動液を混濁させたりする。
またこれら金属粉やスラッジが酸化反応の触媒として働
き作動液の劣化を促進させ、その結果として金属摩耗が
更に進行するなど種々のトラブルを生ずる。
このように従来の水−グリコール系作動液には金属摩耗
を生じ易い欠点があるが、これは従来の水−グリコール
系作動液の潤滑性不足に起因する。
この潤滑性不足を解消させるため、従来使用されている
多価アルコール系ポリオキシアルキレンポリオールの潤
滑性改良や、種々の添加剤例えば油性向上剤、酸化防止
剤、防錆剤、金属イオン封鎖剤などを添加する方法が提
案されているが、未だ完全に潤滑性不足という欠点を解
消したものは得られていない。
本発明者等はこの欠点を解消させるべく種々研究を重ね
た結果本発明を完成した。
すなわち、本発明は水およびグリコールを多量成分とす
る作動液において少量成分として下記一般式(1)で示
されるポリアルキレンポリアミンにエチレンオキサイド
およびプロピレンオキサイドから選ばれるアルキレンオ
キサイドを附加して得られる形の分子量がto、ooo
〜200,000のポリオキシアルキレン誘導体aを含
有することを特徴とする水−グリコール系作動液である
一般式 %式%(1) (式中:Rは炭素数2または3のアルキレン基でありn
は2〜5の整数である。
)/ 一般式(1)におけるRはエチレン基、プロピレン基あ
るいはトリメチレン基が挙げられる。
nは2〜5、好ましくは3〜5の整数である。
本発明において一般式(1)で示される化合物としては
ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミン、テト
ラエチレンペンタミン、ペンタエチレンヘキサミンなど
のポリエチレンポリアミン、これら以外のポリエチレン
イミン、およびジプロピレントリアミンなどのポリプロ
ピレンポリアミンがあげられる。
これらのうちでオキシアルキレン誘導体の潤滑性を考慮
すると好ましくはnが3以上のポリエチレンポリアミン
である。
一方nがあまり太きすぎると、必要な粘度の水−グリコ
ール系作動液を与えるためにはオキシアルキレン誘導体
の使用量を多くするか、またはオキシアルキレン誘導体
の分子量を大きくする必要がある。
従って好ましいポリアルキレンポリアミンはn = 3
〜5のポリエチレンポリアミンとくに好ましくはペンタ
エチレンへキサミンである。
一般式(1)において、nが2未満のポリアルキレンポ
リアミンたとえばエチレンジアミン、プロピレンジアミ
ンの場合は十分な潤滑性を有するポリオキシアルキレン
誘導体かえられない。
本発明に使用されるポリアルキレンポリアミンのポリオ
キシアルキレン誘導体(以下、ポリオキシアルキレン誘
導体と称す)の構成単位であるオキシアルキレン鎖部分
は通常オキシエチレン単位とより高級なオキシアルキレ
ン単位の少くとも1種とから構成されるものである。
上記のより高級なオキシアルキレン単位を構成するため
に用いられるより高級なアルキレンオフサイドとしては
、たとえばプロピレンオキサイド、1.2−.2.3−
または1,3−ブチレンオキサイド、テトラヒドロフラ
ン、スチレンオキサイドなどがあげられる。
ポリオキシアルキレン鎖部分の結合の仕方はオキシエチ
レン単位とより高級なオキシアルキレン単位の少なくと
も1種とがランダムな配列になっていても、またブロッ
ク的な配列(好ましくはランダムな配列)になっていて
もよい。
ポリオキシアルキレン鎖部分のオキシエチレン単位とよ
り高級なオキシアルキレン単位との重量割合は、本発明
において使用されるポリオキシアルキレン誘導体が、常
温において液状である方が取り扱いやすく、さらに水溶
性もしくは水−グリコールに溶解することが必要である
ため比較的重要な点となり目的にあわせて通常50:5
0から90:10好ましくは60 :40から85:1
5の範囲で選択される。
ポリオキシアルキレン誘導体の分子量は、その少量の使
用で十分な粘度の水−グリコール系作動液を与えるもの
であること、毒性の少ないものであることが要望される
ことから分子量は大きい方が好ましいが、あまり大きす
ぎると固体になりやすく溶解困難となり、また普通に行
われているアルキレンオキサイド付加方法では製造不可
能であるため平均分子量は通常to、ooo〜200.
000好ましくは15,000〜150,000である
ポリオキシアルキレン誘導体の製造方法としては、出発
物質に通常の方法でアルキレンオキサイドを付加させる
方法が工程が簡単で好ましいが、場合によってはまずポ
IJ rルキレンポリオールを作っておき、該ポリオー
ルの末端水酸基を、塩化亜鉛のような脱水剤の4在下で
ハロゲン化水素を作用させるか、五塩化燐、三塩化燐、
三臭化燐、三沃化燐を直接作用させる等の方法でハロゲ
ン化して、これにポリアルキレンポリアミンのアミン基
を反応させる方法などで製造することも可能である。
いずれの場合も、ポリアルキレンポリアミンのアミン基
のすべてにポリオキシアルキレン鎖を結合させる必要は
なく、目的用途に応じて未連結のアミノ基を残しておい
てもよい。
本発明の水−グリコール作動液は、前記方法によって製
造されたポリオキシアルキレン誘導体を従来の水−グリ
コール系作動液で有効成分として使用されているポリオ
キシアルキレンポリオール(多価アルコールのポリオキ
シアルキレン誘導体やポリアミドのポリオキシアルキレ
ン誘導体)の代りに、全部または一部(全ポリオキシア
ルキレン誘導体中通常50重量係以上)使用することに
より容易に製造することができる。
本発明に係る水−グリコール系作動液の各種成分の使用
割合は次のようである。
水−グリコール作動液の処方の1例 (1)水 約35〜50チ(重量)(2)
前述のポリオキシル アルキレン誘導体 約12〜17係 (3)流動点降下剤または 粘度調整剤 約25〜50係 (4)油性向上剤 約 1〜10係(重量)(
5)防錆剤 約0.1〜5係 (6)pH調整剤 O〜 2%(7)消泡
剤 O〜1係 (8)酸化防止剤 0〜2係(9)着色剤
0〜0.1係 (10)金属イオン封鎖剤 O〜o、 1%α9
鉱油分離剤 O〜 5%上記処方例にお
いて流動点降下剤または粘度調整剤としてはエチレング
リコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコ
ール、プロピレングリコール、トリプロピレングリコー
ル、などのようなグリコール類が挙げることができる。
油性向上剤としては脂肪族または芳香族カルボン酸(例
えば、カプリル酸、オレイン酸、ダイマー酸、安息香酸
、ジメチル安息酸等)およびこれらカルボン酸のアルカ
リ金属塩等を挙げることができる。
防錆剤としては有機アミン(モノエタノールアミン、ト
リエタノールアミン、エチレンジアミン、ジエチレント
リアミン、シクロヘキシルアミン、モルホリン、■、4
−ビス(2−アミノエチル)ピペラジン、2−ヘプタデ
シル−1−(2−ヒドロキシエチル)イミダシリン等)
、有機アミン誘導体(上記アミンのアルキレンオキサイ
ド付加物等)、前述のカルボン酸アルカリ金属塩、シク
ロヘキシルアミンナイトライド等が挙げられる。
実際上は前述のカルボン酸と有機アミンとの塩やカルボ
ン酸アルカリ金属塩を使用して油性向上剤と防錆剤の両
者を兼ねることもある。
pH調整剤としては上述のような有機アミンやアルカリ
金属の水酸化物を挙げることができ、場合によっては油
性向上剤または防錆剤と兼用することもある。
消泡剤として通常シリコン化合物の乳化物等が挙げられ
る。
酸化防止剤としてはベンゾトリアゾール、メルカプトベ
ンゾイミダゾール、メルカプトベンゾチアゾール等が挙
げられる。
着色剤としては塩基性染料、酸性染料等が挙げられる。
金属イオン封鎖剤としては例えばエチレンジアミン4酢
酸、ジエチ二;シ÷アミン5酢酸、ジエチレントリアミ
ン5; リウム、ジエチレントリアミン5酢酸
銅等のアミノカルボン酸およびその誘導体(特に金属塩
)、グルコン酸ナトリウム、酒石酸等のオキシカルボン
酸またはその誘導体(特に金属塩)等があり、これら化
合物の単独または混合物を使用することができる。
鉱油分離剤としてはHLBの低い界面活性剤たとえばオ
クタツールなどのアルコール、ポリプロピレングリコー
ルなどを使用することができる。
本発明において使用されるポリオキシアルキレコン誘導
体はまたエマルジョンタイプの作動液の潤滑剤としても
使用することが可能である。
本発明の水−グリコール系作動液はその中に含有されて
いるポリオキシアルキレン誘導体が多くの窒素と多くの
オキシアルギレン鎖を有しているjことから金属表面へ
の吸着を促進し従来のポリオキシアルキレンポリオール
の欠点であった潤滑性の不足、耐金属摩耗性の不足を蓄
しく改善することができる。
しかも耐燃性、水溶性、粘度特性、消泡性、せん断安定
性などの水−グリコール不作・動液に要求される一般特
性をそこなうことがな′い。
さらに長時間使用しても混濁しないという特長がある。
本発明の水−グリコール系作動液は製鉄所の熱間圧延設
備や各種加熱炉の開閉、ダイカストマシシン等の各種プ
レス機械、ホットコイルのコンベアーやクレーン、フォ
ークリフト等の油圧装置のベーンポンプおよびギヤーポ
ンプの作動にきわめて有効である。
本発明におけるポリオキシアルキレン誘導体のシ代りに
ポリアミドのポリオキシアルキレン誘導体の場合は製造
が複雑で手間がかかりややこしい。
またエチレンジアミンのポリオキシアルキレン誘導体の
場合は本発明のポリオキシアルキレン誘導体より窒素の
数及びポリオキシアルキレン鎖の数。
が少いため摩擦係数が大きくなる。
以下に実施例をもって説明を加えるが、本発明はこれに
限定されるものではない。
実施例中の部は重量部を示す。
実施例 (1)ポリオキシアルキレン誘導体の作成A、ペンタエ
チレンへキサミン(分子量232)23.2.9苛性力
IJ6.5&とを耐圧反応器に入れ窒素を通じつつ10
0〜110℃で脱水を行い次いで減圧下で100〜11
0℃に保ち、水を系外に取り出す。
ついで80〜90℃に保ちエチレンオキサイド80重量
部およびプロピレンオキサイド20重量部の混合物65
00gを徐々に圧入してアルキレンオキサイドの圧力が
なくなるまで重合させる。
淡黄色粘稠液状のポリオキシアルキレン誘導体6531
が得られこれを本発明に使用するポリオキシアルキレン
誘導体A(水酸基価10.4、平均分子量約43000
)とする。
B、上記Aにおいて混合アルキレンオキサイドの圧入量
を7500.9とした以外は同様に行ってポリオキシア
ルキレン誘導体7538&を得、これを本発明に使用す
るポリオキシアルキレン誘導体B(水酸基価9.4、平
均分子量約48000)とする。
C0上記Aにおいて、トリエチレンテトラミン(分子量
t46)14.6g、苛性カリ4Iを使用し、混合アル
キレンオキサイドの圧入量を4000gとした以外は同
様に行ってポリオキシアルキレン誘導体4018gを得
、これを本発明に使用するポリオキシアルキレン誘導体
C(水酸基価13.5平均分子量約25000)とする
D、エチレングリコールにエチレ重量中サイドア5重量
係およびプロピレンオキサイド25重量部の混合物を反
応させて得られる市販のポリオキシアルキレングリコー
ルを参考重合体D(平均分子量15000)とする。
E、グリセリンにエチレンオキサイド65重量部および
プロピレンオキサイド35重量条理合物を反応させ得ら
れる市販のポリオキシアルキレングリコールを参考重合
体E(平均分子量23000)とする。
) ポリオキシアルキレン誘導体の性能評価(1)で作
成した本発明で使用されるポリオキシアルキレン誘導体
A〜Cと従来から市販されている参考重合体D、および
Eの金属潤滑性についての評価結果を第1表に示す。
金属潤滑性はシェル高速四球型摩擦試験機を使用し、本
発明のポリオキシアルアルキレン誘導体参考重合体とも
5係水溶液について回転数60 Orpm、荷重40.
60,80.100KPの条件で摩擦係数μを測定した
第1表より明らかなように本発明に使用するポリオキシ
アルキレン誘導体A−Cは参考重合体り、Eに比べ、す
ぐれた金属潤滑性を具備している。
) 水−グリコール系作動液の作成 (1)で作成したポリオキシアルキレン誘導体A〜Cお
よび参考重合体り、Eを使用して第2表で示した処方(
i−v)により水−グリコール系作動液を作成した。
(4ン 水−グリコール系作動液の性能評価−1(3
)で作成した作動液をASTM D2822−70Tに
準じてポンプテストを行った結果を第3表に示す。
なお、測定装置、条件は次のとおりである。<a)
油圧ポンプ・・・ビッカース社製V−104−E型ベー
ンポンプ (b) 油量・・・40ノ (c) レリーフバルブ設定圧力・・・70に9/c
IIl(d) 回転数・・420Orpm (e) ポンプ入口温度・・・50℃ 第3表より明らかなように本発明の水−グリコール系作
動液(処方1〜■)は参考品(処方■〜■)に比べてカ
ムリング摩れが少なくベーン先端のスラッジの付着もほ
とんど認められず、また、テスト液の外観変化もなく良
好であった。
(5)水−グリコール系作動液の性能評価−2(3)に
示した処方■および処方■の作動液について(4)と同
一条件にて長時間(100,250゜500時間)ポン
プテストを行った結果を第4表に示す。
第4表より明らかなように本発明の水−グリコール系作
動液は参考品に比べ長時間ポンプテストを行ってもカム
リング摩耗が少なく、かつスラッジの付着がほとんどな
かった。
(6) 水−グリコール系作動液の性能評価−3(3)
に示した処方1の作動液について105Kp/clにて
ポンプテストを行った結果を第5表に示す。
テスト条件はレリーフバルブ設定圧力を105 Ky/
cr!とした以外(4)と同じである。
注:スラッジ付着状態およびテスト液の外観の判定は(
4)と同じである。
第5表より明らかなように本発明の水−グリコール系作
動液は105に9/crIの圧力においてもカムリング
摩耗が少なくかつ短時間に飽和状態に達していることが
わかり、またベーン先端のスラッジの付着量も少なく、
またテスト油の外観変化もなく良好であった。
実施例 2 (1)ポリオキシアルキレン誘導体の作成■ トリプロ
ピレンテトラミン(分子量188)ts、sIi、苛性
カリ4.8.!il、EO/PO(80/20重量比)
混合物4800.!?を用いポリオキシアルキレン誘導
体Aの場合と同様な反応を行って淡黄褐色粘稠液状物4
82(lを得た。
ポリオキシアルキレン誘導体■(水酸基価10.5、平
均分子量32100)とする。
@ ジエチレントリアミン(分子量103)10.3.
9苛性カリ4. O、!9 EO/PO(80/20重
量比)混合物4000Fを用い同様に反応を行って淡黄
褐色粘稠液状物4010.9を得た。
ポリオキシアルキレン誘導体0(水酸基価10.1、平
均分子量27800)とする。
の ペンタエチレンへキサミン(分子量232)23、
:l苛性カリ1.2 、!ii’ EO/PO(80/
20重量比)混合物1201を用い同様の反応を行って
黄褐色粘稠液状物1220.!i’を得た。
ポリオキシアルキレン誘導体O(水酸基価39.8、平
均分子量1t300)とする。
Oポリオキシアルキレン誘導体012:l。
苛性カリ1.7.9.EO/PO(80/20重量比)
混合物1678,9を用い同様の反応を行って淡黄褐色
粘稠液状物tsooyを得た。
ポリオキシアルキレン誘導体0(水酸基価4.5、平均
分子量99700)とする。
■ ポリオキシアルキレン誘導体o122I、苛性カリ
3.7.!9、EO/PO(80/20重量比)混合物
3678gを用い同様の反応を行って淡黄褐色粘稠液状
物3800.li’を得た。
ポリオキシアルキレン誘導体3(水酸基価2.6、平均
分子量172600)とする。
(2)ポリオキシアルキレン誘導体の性能評価上記ポリ
オキシアルキレン誘導体を第1,2および3表と同様の
性能試験を行った結果を第6.7および8表に示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 水およびグリコールを多量成分とする作動液におい
    て少量成分として下記一般式(1)で示されるポリアル
    キレンポリアミンにエチレンオキサイドおよびプロピレ
    ンオキサイドから選ばれるアルキレンオキサイドを附加
    して得られる形の分子量が10.000〜200,00
    0のポリオキシアルキレン誘導体aを含有することを特
    徴とする水−グリコール系不燃性作動液。 一般式 %式%(1) (式中、Rは炭素数2または3のアルキレン基であり、
    nは2〜5の整数である。 )2 aのポリオキシアルキレン鎖がオキシエチレン基
    とオキシプロピレン基とから構成されたものである特許
    請求の範囲第1項記載の水−グリコール系不燃性作動液
    。 3 ポリアルキレンポリアミンがペンタエチレンへキサ
    ミンである特許請求の範囲第1あるいは2項に記載の水
    −グリコール系不燃性作動液。
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