JPS6140108A - 軽量木質板の製造方法 - Google Patents
軽量木質板の製造方法Info
- Publication number
- JPS6140108A JPS6140108A JP16222284A JP16222284A JPS6140108A JP S6140108 A JPS6140108 A JP S6140108A JP 16222284 A JP16222284 A JP 16222284A JP 16222284 A JP16222284 A JP 16222284A JP S6140108 A JPS6140108 A JP S6140108A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chips
- wood
- specific gravity
- adhesive agent
- compression
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B27—WORKING OR PRESERVING WOOD OR SIMILAR MATERIAL; NAILING OR STAPLING MACHINES IN GENERAL
- B27N—MANUFACTURE BY DRY PROCESSES OF ARTICLES, WITH OR WITHOUT ORGANIC BINDING AGENTS, MADE FROM PARTICLES OR FIBRES CONSISTING OF WOOD OR OTHER LIGNOCELLULOSIC OR LIKE ORGANIC MATERIAL
- B27N3/00—Manufacture of substantially flat articles, e.g. boards, from particles or fibres
- B27N3/08—Moulding or pressing
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Forests & Forestry (AREA)
- Dry Formation Of Fiberboard And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は軽量木質板の製造方法に関するものであり、そ
の目的とするところは軽量でかつ高強度を有するととも
に加工適性にも優れた製品を提供するこ、とにある、従
来、パーティクルボードのような木質板は、合板等に比
較して異方性がなく実用上十分な強度を有する大面積の
板材として家、具、建築材料等の他多くの用途において
広く使用されている。しかしながらパーティクルボード
のような木質板では、単位面積当りの重量が合板等に比
較して大であるため、その重置が特に問題となるような
用途ではその使用が制限されるという問題があった。こ
のため単位面積当りの重量を低下中せるいわゆる軽量化
手法について種々検討されてきたが、軽量化すれば強度
の低下が避けられず特に家具材料として従来の軽量パー
ティクルボード製造法によるパーティクルボードを使用
すれば、合板等と同等の切削、切断等の機械的加工適性
が欠如し又部材の接合手法としてのダボ接合強度は著し
く低下せざるを得なかった。しかも密度0.1〜0.8
g/c+w3程度の軽量バーティクボードの製造にお
いて、一旦10 kg/c/以上の高圧下で圧締後、中
芯部分の硬化前に解圧し発泡成板する方法(特開昭57
−182421号)におけるボードであっても十分な強
度を有するダボ接合が確保できないのが現状である。
の目的とするところは軽量でかつ高強度を有するととも
に加工適性にも優れた製品を提供するこ、とにある、従
来、パーティクルボードのような木質板は、合板等に比
較して異方性がなく実用上十分な強度を有する大面積の
板材として家、具、建築材料等の他多くの用途において
広く使用されている。しかしながらパーティクルボード
のような木質板では、単位面積当りの重量が合板等に比
較して大であるため、その重置が特に問題となるような
用途ではその使用が制限されるという問題があった。こ
のため単位面積当りの重量を低下中せるいわゆる軽量化
手法について種々検討されてきたが、軽量化すれば強度
の低下が避けられず特に家具材料として従来の軽量パー
ティクルボード製造法によるパーティクルボードを使用
すれば、合板等と同等の切削、切断等の機械的加工適性
が欠如し又部材の接合手法としてのダボ接合強度は著し
く低下せざるを得なかった。しかも密度0.1〜0.8
g/c+w3程度の軽量バーティクボードの製造にお
いて、一旦10 kg/c/以上の高圧下で圧締後、中
芯部分の硬化前に解圧し発泡成板する方法(特開昭57
−182421号)におけるボードであっても十分な強
度を有するダボ接合が確保できないのが現状である。
そこで本発明者等は上記のような種々の問題点について
検討した結果′、低容積重材から得られたチップを使用
し、特定の圧縮速度で熱圧締を行なうことにより重量特
性と強度特性を同時に満足する木質板の製造が可能であ
ることを見出し本発明に到達した。
検討した結果′、低容積重材から得られたチップを使用
し、特定の圧縮速度で熱圧締を行なうことにより重量特
性と強度特性を同時に満足する木質板の製造が可能であ
ることを見出し本発明に到達した。
即ち本発明は、木質原材料として容積重が0.2〜0.
35を有する低容積重材からフレーク状にチップを形成
し熱硬化性樹脂接着剤とともに圧縮速度2mm/sec
、以下の速度で熱圧成形することを特徴とする軽量木質
板の製造方法である。
35を有する低容積重材からフレーク状にチップを形成
し熱硬化性樹脂接着剤とともに圧縮速度2mm/sec
、以下の速度で熱圧成形することを特徴とする軽量木質
板の製造方法である。
以下本発明について詳細に説明する。
先ず本発明に使用する低容積重材としては杉、桐、ネズ
コ、サワラ等の国産材の他、カポック、ホワイトシリス
、センゴンラウト、ニューキニャバスウッド等の南洋材
、アフリカ材を使用することが出来る。これらの低容積
型材丸太またはチップ材をフレーカ−等の小片製造機械
により処理し目的とする形状および寸法を有するチップ
を製造する。チップはクリヤランス0.1脂層9周速比
1.5〜3を有する2本の加圧ロールにより前処理を行
なうことにより本発明の目的に適したフレーク状チップ
を得ることができる。木質チップを加、圧ロールにより
前処理することにより木材としての強度を損なうことな
く、木材組織を適度に破壊し木質チップ自体の柔軟性を
付与することが可能となり、このことが低容積型材使用
による軽量化のための原料適性を一段と向上させるもの
と考えられる。チップの厚さとしては薄い程好ましいが
、生産性その他を考慮すると0.5〜2.0層1程度内
のものが好適である。
コ、サワラ等の国産材の他、カポック、ホワイトシリス
、センゴンラウト、ニューキニャバスウッド等の南洋材
、アフリカ材を使用することが出来る。これらの低容積
型材丸太またはチップ材をフレーカ−等の小片製造機械
により処理し目的とする形状および寸法を有するチップ
を製造する。チップはクリヤランス0.1脂層9周速比
1.5〜3を有する2本の加圧ロールにより前処理を行
なうことにより本発明の目的に適したフレーク状チップ
を得ることができる。木質チップを加、圧ロールにより
前処理することにより木材としての強度を損なうことな
く、木材組織を適度に破壊し木質チップ自体の柔軟性を
付与することが可能となり、このことが低容積型材使用
による軽量化のための原料適性を一段と向上させるもの
と考えられる。チップの厚さとしては薄い程好ましいが
、生産性その他を考慮すると0.5〜2.0層1程度内
のものが好適である。
また接着剤としては、尿素樹脂、尿素メラミン樹脂等の
他、diphenylmethan diisocy、
anateを主成分とし末端NCOプレポリマータイプ
のウレタン樹脂接着剤のような熱硬化性樹脂接着剤が好
適である。特にこれらの熱硬化性樹脂接着剤のなかでは
、前記ウレタン樹脂接着□剤は木材中の水分と反応する
ことにより発泡硬化するとともに、強固な接着力を発現
するため高強度の軽量木質板を製造するには最適である
。木質板の製造に際しては先ず低容積重材からなるフレ
ーク状のチップを含水率15〜18%程度に調−した後
常法によりウレタン樹脂接着剤を塗工するが、その塗工
蓋は尿素樹脂、尿素メラミン樹脂の場合−7〜13%
、ウレタン樹脂の場合4〜8駕の範囲が適当である。
他、diphenylmethan diisocy、
anateを主成分とし末端NCOプレポリマータイプ
のウレタン樹脂接着剤のような熱硬化性樹脂接着剤が好
適である。特にこれらの熱硬化性樹脂接着剤のなかでは
、前記ウレタン樹脂接着□剤は木材中の水分と反応する
ことにより発泡硬化するとともに、強固な接着力を発現
するため高強度の軽量木質板を製造するには最適である
。木質板の製造に際しては先ず低容積重材からなるフレ
ーク状のチップを含水率15〜18%程度に調−した後
常法によりウレタン樹脂接着剤を塗工するが、その塗工
蓋は尿素樹脂、尿素メラミン樹脂の場合−7〜13%
、ウレタン樹脂の場合4〜8駕の範囲が適当である。
次いで接着剤が塗工されたフレーク状のチップを温度を
130〜150℃、圧力を25kg/am、圧縮速度
2mm以下相当で熱圧成形することにより密な内層構造
を有する軽量木質板を得ることができる。
130〜150℃、圧力を25kg/am、圧縮速度
2mm以下相当で熱圧成形することにより密な内層構造
を有する軽量木質板を得ることができる。
パーティクルボードのような木質板の製造において、低
圧縮速度で成形することにより密な内層構造を有する木
質板の製造が可能であることは良く知られているところ
であるが、低容積型材使用の場合圧縮速度2■腸以下相
当の圧力で熱圧成形することにより特に層構造の優れた
木質板の製造が可能である。
圧縮速度で成形することにより密な内層構造を有する木
質板の製造が可能であることは良く知られているところ
であるが、低容積型材使用の場合圧縮速度2■腸以下相
当の圧力で熱圧成形することにより特に層構造の優れた
木質板の製造が可能である。
なお、軽量木質板の層構造としては単層、多層のいずれ
かに限定するものではない。
かに限定するものではない。
以下本発明を実施例により説明する。
実施例1
製品厚み20層膳を有する木質板を下記の条件により製
造した。
造した。
(1)木質原料:カポック材フレーク状チップ(クリア
ランス0.1+u+、周速比2.0を有する加圧ロール
により処理。
ランス0.1+u+、周速比2.0を有する加圧ロール
により処理。
容積重0.28 、フレーク厚み1.2mm)(2)接
着剤および塗工量: ウレタン樹脂接着剤(日本ポリウレタン株式会社製 コ
ロネート3053) 接着剤塗工率:6z (3)熱圧締条件: 150 ’0.25kg/cI/
、 10〜25分圧縮速度1.5 tmm/sea。
着剤および塗工量: ウレタン樹脂接着剤(日本ポリウレタン株式会社製 コ
ロネート3053) 接着剤塗工率:6z (3)熱圧締条件: 150 ’0.25kg/cI/
、 10〜25分圧縮速度1.5 tmm/sea。
比較例1
木質原材料としてラワン材から成る合板用単板層(容積
重0.45)をフレーカ−およびハンマーミルを使用し
て所定の形状、粒度に調整(加圧ロールによる処理なし
)後、尿素樹脂接着剤を使用し常法(圧縮速度10 m
m/see、)により厚さ20mmを有する木質板を製
造した。
重0.45)をフレーカ−およびハンマーミルを使用し
て所定の形状、粒度に調整(加圧ロールによる処理なし
)後、尿素樹脂接着剤を使用し常法(圧縮速度10 m
m/see、)により厚さ20mmを有する木質板を製
造した。
以上の実施例および比較例により得られた木質板の性状
について表−1に示した。
について表−1に示した。
表−1:実施例お)び比較例により
得られた木質板の性状
実施例1 比較例2
厚 さくam) 20
20比 重 0.35
0.35空隙量(0層3) 10.5
24.3曲げ強度(kg/cm2) 75
80剥離強度(kg/c厘2) 3.4
3.8木質接着力 3.8 0.5木口曲
面加工 時の表面性 o × 木ロ面グポ強度(kg) 板面ダボ強度(kg) 注)A試験方法 at)空隙量測定:80℃に加熱したパラフィン溶液中
に試料を浸せきし、 ?50mmHHの減圧下で10分
間脱気し解圧急冷後表面に付着したパラフィンを除去し
重量増加量を比重補正により求めた。
20比 重 0.35
0.35空隙量(0層3) 10.5
24.3曲げ強度(kg/cm2) 75
80剥離強度(kg/c厘2) 3.4
3.8木質接着力 3.8 0.5木口曲
面加工 時の表面性 o × 木ロ面グポ強度(kg) 板面ダボ強度(kg) 注)A試験方法 at)空隙量測定:80℃に加熱したパラフィン溶液中
に試料を浸せきし、 ?50mmHHの減圧下で10分
間脱気し解圧急冷後表面に付着したパラフィンを除去し
重量増加量を比重補正により求めた。
a2)木口接着カニ木口部分へ酢ビ系エマルションを1
50g/cm2塗付し0.21厚塩ビシートを接着(5
kg/cm2.10時間圧締)後180°ビーリング試
験を行なった。
50g/cm2塗付し0.21厚塩ビシートを接着(5
kg/cm2.10時間圧締)後180°ビーリング試
験を行なった。
a3)強度試験: J I 5−A590Bによる。
a4)ダボ引抜き速度: 50kg/sin、 。
注)Bダボ強度試験方法
bi)使用ダボ:ブナ材、スバイ′ラル圧縮状、溝付径
8■、長さ32謬薦 b2)ダボ穴:径7.9層層、深さ10層1b3)接着
剤:酢酸ビニル樹脂
8■、長さ32謬薦 b2)ダボ穴:径7.9層層、深さ10層1b3)接着
剤:酢酸ビニル樹脂
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、容積重が0.2〜0.35を有する低容積重木質原
材料から調整されたチップを熱硬化性樹脂接着剤ととも
に熱圧成形することを特徴とする軽量木質板の製造方法
。 2、前記チップがクリヤランス0.1mm、周速比1.
5〜3を有する2本の加圧ロールによりフレーク状に処
理された特許請求の範囲第1項記載の軽量木質板の製造
方法。 3、前記チップは厚みが0.5〜2mmの範囲内にある
特許請求の範囲第1項若しくは第2項記載の軽量木質板
の製造方法。 4、前記熱圧成形は圧縮速度2mm/sec以下で行な
われる特許請求の範囲第1項記載の軽量木質板の製造方
法。 5、前記熱硬化性樹脂接着剤がウレタン樹脂接着剤であ
る特許請求の範囲第1項記載の軽量木質板の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16222284A JPS6140108A (ja) | 1984-07-31 | 1984-07-31 | 軽量木質板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16222284A JPS6140108A (ja) | 1984-07-31 | 1984-07-31 | 軽量木質板の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6140108A true JPS6140108A (ja) | 1986-02-26 |
Family
ID=15750285
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16222284A Pending JPS6140108A (ja) | 1984-07-31 | 1984-07-31 | 軽量木質板の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6140108A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009020438A1 (en) * | 2007-08-08 | 2009-02-12 | Kronospan Sk S.R.O. | Single - layer particle construction board |
JP2012067242A (ja) * | 2010-09-27 | 2012-04-05 | Eidai Co Ltd | 木質ボード用二液型接着剤、木質ボードの製造方法及び軽量パーティクルボード |
-
1984
- 1984-07-31 JP JP16222284A patent/JPS6140108A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009020438A1 (en) * | 2007-08-08 | 2009-02-12 | Kronospan Sk S.R.O. | Single - layer particle construction board |
JP2012067242A (ja) * | 2010-09-27 | 2012-04-05 | Eidai Co Ltd | 木質ボード用二液型接着剤、木質ボードの製造方法及び軽量パーティクルボード |
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