JPS6138998Y2 - - Google Patents

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JPS6138998Y2
JPS6138998Y2 JP17214079U JP17214079U JPS6138998Y2 JP S6138998 Y2 JPS6138998 Y2 JP S6138998Y2 JP 17214079 U JP17214079 U JP 17214079U JP 17214079 U JP17214079 U JP 17214079U JP S6138998 Y2 JPS6138998 Y2 JP S6138998Y2
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JP
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trench
cover
rotary
backfilling
groove
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JP17214079U
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JPS5689307U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、果樹圏等で用いる溝掘並びに溝埋戻
装置に係るものである。
果樹圏に於ける手入作業は、一般除草の外、特
別に深い溝を掘つて溝内に有機質肥料を埋設する
旋肥作業を行なう。その溝の深さは、通常40cm〜
80cm位になるもので、通常は、トレンチヤーと呼
ばれる専用の溝掘装置で、溝掘りしている。トレ
ンチヤーとは、回動無端チエンに掘削爪を取付け
たもので、これにより地表面に溝を掘る。然し、
高価なことが欠陥である。前記した程度の旋肥用
の溝であれば、回転ドラムローターの回転式溝掘
装置でも掘ることが出来る。従つて、センタード
ライブ方式の動力伝動ケースの両側に、ドラムロ
ーターを取付けたロータリー型トレンチヤーと呼
ばれるものが相当に普及している。
前記した安価なロータリー型トレンチヤーで形
成した溝は、溝内に、藁等の有機質肥料を投入し
た後、埋戻す必要がある。この埋戻作業も、通常
の土寄板等で行なつたのでは、案外と困難なもの
であるが、螺旋で行なうと極めて簡単に行なうこ
とが出来る。
従つて、回転式溝掘装置と螺旋式溝埋戻装置と
を交換自在に設けると、前記作業を、簡単に行な
うことが出来る。この場合、回転式溝掘装置は、
カバーの下側に、カバーより突出しないように取
付けられるが、溝埋戻装置は、カバーより外方に
突き出るように取付けられるので、これを保護す
る必要があり、本考案では、保護枠を折畳自在に
取付けたものである。
本考案は、動力伝動ケースの下端部両側に、左
右方向に突出する回転軸筒をそれぞれ外側に至る
程低くなるように設け、該回転軸筒には回転ドラ
ムの外周面に多数の耕耘爪を取付けた回転式溝掘
装置と、螺旋からなる溝埋戻装置とを前記回転軸
筒に同芯的かつ交換自在に取付け、前記回転式溝
掘装置又は溝埋戻装置の上部にはカバーを取付
け、前記溝埋戻装置の左右端は、前記カバーより
も側方に突き出るようにし、前記カバー7の外側
部寄りの下方位置には、側面からみると略型状
で丸棒又は中空パイプにより形成されている前記
溝埋戻装置の突出部を保護し得る保護枠の両端部
を、折畳回動自在に軸着してなる果樹圏等で用い
る溝掘並びに溝埋戻装置の構成を要旨とするもの
である。
図により説明すると、1はトラクターで、該ト
ラクター1の後部には、連結装置2を介して作業
機3を取付ける。作業機3は動力伝動ケース4、
回転式溝掘装置5、螺旋式埋戻装置6およびカバ
ー7等により形成されている。動力伝動ケース4
は、第1図のように側方よりみると、後部に至る
程下降する形状であり、該ケース4の下端部に
は、受動スプロケツトaを固着した回転軸8が進
行方向に対して左右方向に軸架される(第3
図)。前記スプロケツトaは、回転軸8の中央に
固着されており、回転軸8はケース4より左右方
向にそれぞれ突出している。回転軸8は水平軸で
ある。回転軸8の外周には外筒9が嵌合される。
外筒9はその基部10を前記ケース4側に固着
し、回転はしない構造である。外筒9の外周面1
1は、外側に至る程低くなるように傾斜面に形成
されている。前記外周面11にはベアリング1
2,13を取付け、該ベアリング12,13を介
して回転軸筒14,14′を設ける。従つて、回
転軸筒14,14′の母線の延長線X−Xと回転
軸8の軸心線X′−X′とのなす角度は第3図のα
角度となる。前記回転軸筒14,14′の外周面
には所望数の取付用突起15を設ける。而して、
回転式溝掘装置5は、ドラム16と爪17とによ
り形成される。ドラム16は中空パイプ状であつ
て、回転軸筒14,14′の外側同心状態に二重
に嵌合する。ドラム16の内側には、ドラム16
を嵌合すると、取付用突起15に当接する係合突
起18が設けられ、係合突起18と取付用突起1
5を重合させて、止螺子19で止着する。ドラム
16の外周面の母線の方向は、回転軸筒14,1
4′の母線X−Xと平行である。従つて、機体の
前側又は後側からこれをみると第2図に示した如
く、左右の回転式溝掘装置5,5はV字形に取付
けられ、これによつて掘られる溝20も、上部程
幅が大きい溝となるものである。
第4図に於いて矢印イは、掘揚げられた土の飛
ぶ方向を示しており、溝掘装置5,5が掘つた土
は、溝20の近傍の肩部(矢印ロ)には盛土され
ず、遠方部分に盛土21される。前記溝20内に
は藁等の有機質肥料を多量に投入したのち、前記
盛土21を戻して埋めることになるが、6はその
螺旋式埋戻装置である。該装置6は、止螺子19
をゆるめて溝掘装置5を取外した後に、交換して
取付けられる。埋戻装置6は、螺旋翼22を軸部
23の外周面に巻回して形成されており、軸部2
3の基部には、回転軸筒14,14′の外周に突
設した取付用突起15に止着する止着部24が形
成される。25はその止螺子である。埋戻装置6
の螺旋翼22は、その軸部23を通る軸心線が前
記ケースより遠ざかるに従つて抵くなるように傾
斜し、且つ、螺旋翼22は、ケース4より遠ざか
るに従つて小径となるように形成されている。
而して、カバー7と、回転式溝掘装置5の関係
は、第2図のように溝20内に前記装置5が位置
するのだから、カバー7の方が幅大であつて危険
はないが、カバー7と溝埋戻装置6との関係は、
第2図のように、装置6の方が、カバー7よりも
左右側にはみ出る構成なので、危険が伴ない、よ
つて、本考案は、保護枠26を第2図又は第5図
のように折畳自在に取付けたものである。
前記保護枠26の構造を説明すると、側方から
みると略型であつて、全体は丸棒又は中空パイ
プにより形成され、その両端部がカバー7の外側
寄りの下方位置に軸着されている。したがつて、
保護枠26を手により第2図の如く実線の位置に
回動させると、溝埋戻装置6の突出部分をガード
するようになり、仮線のように上方に回動させる
と、円弧形状のカバー7の上面に覆い被さるよう
に簡単に収納され、収納されたときに作業の邪魔
にならない。
本考案は、上述の構成であるから、トラクター
1により前進し、動力電動ケース4を介して左右
の回転式溝掘装置5,5を回転させると、該溝掘
装置5,5は、第1図に示したように、アツプカ
ツト方式に回転しているため、上部に取付けたカ
バー7の作用と相俟つて、第4図のように矢印イ
方向に土を掘り上げる。
そして、溝20を掘つた盛土21は、回転式溝
掘装置5と、溝埋戻装置6とを交換して埋戻すこ
とになるが、前記埋戻装置6は、第2図のよう
に、その左右幅が、カバー7よりも大であるた
め、保護枠26を回動させて外側を囲むものであ
る。従つて危険なく作業を行なえる。
本考案は動力伝動ケース4の下端部両側に、左
右方向に突出する回転軸筒14,14′をそれぞ
れ外側に至る程低くなるよう設け、該回転軸筒1
4,14′には回転ドラム16の外周面に多数の
耕耘爪17を取付けた回転式溝掘装置5と、螺旋
からなる溝埋戻装置6とを前記回転軸筒14に同
芯的かつ交換自在に取付け、前記回転式溝掘装置
5又は溝埋戻装置6の上部にはカバー7を取付
け、前記溝埋戻装置6の左右端は、前記カバー7
よりも側方に突き出るようにし、前記カバー7の
外側部寄りの下方位置には、側面からみると略
型状で丸棒又は中空パイプにより形成されている
前記溝埋戻装置6の突出部を保護し得る保護枠2
6の両端部を、折畳回動自在に軸着してなる果樹
園等で用いる溝掘並びに溝埋戻装置としたから、
前記回転軸筒14に溝埋戻装置6を取付けた場
合、その溝埋戻装置6の外端がカバー7よりも外
方に突き出るようになるが、そのときは、保護枠
26の上部を持つて、これを第2図仮線の位置か
ら、第2図実線の位置迄回動させると、溝埋戻装
置6の突出部の周りは保護枠26でガードされる
ので危険なく溝掘時に放てきした土を左右から集
めて溝埋戻作業ができる。そして、溝埋戻装置6
によつて溝に埋戻された土は溝上部が中高く盛ら
れて、その盛り土が落ち着いても凹部とならず水
はけを良くして作物の生育を良好にすることがで
きる。
しかして、前記のように溝埋戻装置6の、周り
をガードするときはカバー7に補助カバー等を摺
動自在に設け、長孔等を利用した摺動式折畳み構
造にすると、摺動抵抗が大きいので、泥土の農作
業機では、惣ち錆付いて作動不良になるのである
が、本考案は保護枠26が略字型でその下端を
それぞれカバー7に軸着した構造としたので、例
え軸着部が泥土により錆付いたとしても、保護枠
26の上端を持つて回動させると、梃子の利用で
頗る簡単に回動する。又、保護枠26は丸棒又は
中空パイプを折曲加工するのみで製作できるの
で、極めて安価にできる効果を有する。
そして、溝埋戻装置6とカバー7との間隔は前
記回転軸筒14,14が外側に至る程低くなるよ
うに設けられていることによつて、外側方へ開き
勝手となり回転式溝掘装置5との交換作業が容易
となつた。
【図面の簡単な説明】
第1図、溝掘装置の側面図、第2図は溝埋戻装
置の背面図、第3図は同拡大図、第4図は溝掘装
置の背面図、第5図はカバーの斜視図である。 符号の説明、1……トラクター、2……連結装
置、3……作業機、4……動力伝動ケース、5…
…回転式溝掘装置、6……螺旋式溝埋戻装置、7
……カバー、8……回転軸、9……外筒、10…
…基部、11……外周面、12,13……ベアリ
ング、14,14′……回転軸筒、15……取付
用突起、16……ドラム、17……爪、18……
係合突起、19……止螺子、20……溝、21…
…盛土、22……螺旋翼、23……軸部、24…
…止着部、25……止螺子、26……保護枠、a
……受動スプロケツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 動力伝動ケース4の下端部両側に、左右方向に
    突出する回転軸筒14,14をそれぞれ外側に至
    る程低くなるよう設け、該回転軸筒14,14に
    は回転ドラム16の外周面に多数の耕耘爪17を
    取付けた回転式溝掘装置5と、螺旋からなる溝埋
    戻装置6とを前記回転軸筒14,14に同芯的か
    つ交換自在に取付け、前記回転式溝掘装置5又は
    溝埋戻装置6の上部にはカバー7を取付け、前記
    溝埋戻装置6の左右端は、前記カバー7よりも側
    方に突き出るようにし、前記カバー7の外側部寄
    りの下方位置には、側面からみると略型状で丸
    棒又は中空パイプにより形成されている前記溝埋
    戻装置6の突出部を、保護し得る保護枠26の両
    端部を、折畳回動自在に軸着してなる果樹園等で
    用いる溝掘並びに溝埋戻装置。
JP17214079U 1979-12-11 1979-12-11 Expired JPS6138998Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17214079U JPS6138998Y2 (ja) 1979-12-11 1979-12-11

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17214079U JPS6138998Y2 (ja) 1979-12-11 1979-12-11

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Publication Number Publication Date
JPS5689307U JPS5689307U (ja) 1981-07-17
JPS6138998Y2 true JPS6138998Y2 (ja) 1986-11-10

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JP17214079U Expired JPS6138998Y2 (ja) 1979-12-11 1979-12-11

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