JPS586931Y2 - 溝堀装置 - Google Patents
溝堀装置Info
- Publication number
- JPS586931Y2 JPS586931Y2 JP6761079U JP6761079U JPS586931Y2 JP S586931 Y2 JPS586931 Y2 JP S586931Y2 JP 6761079 U JP6761079 U JP 6761079U JP 6761079 U JP6761079 U JP 6761079U JP S586931 Y2 JPS586931 Y2 JP S586931Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drum
- drive case
- drive
- drive shaft
- sides
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Soil Working Implements (AREA)
- Harvesting Machines For Root Crops (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、ドラム型溝掘装置の改良に関する。
従来から種々の溝掘機が使用されているが、その１つと
してドラム型式によるものがある。
してドラム型式によるものがある。
この型式では、例えば農用トラクタの後部に牽引装備さ
れた耕耘駆動系を利用し、即ち縦向きの駆動ケースの両
脇に駆動軸を取り出し、その夫々外端に傾斜姿勢の溝掘
ドラムを装着することによって該ドラムの回転でその外
周の掻揚爪が溝掘りをする訳である。
れた耕耘駆動系を利用し、即ち縦向きの駆動ケースの両
脇に駆動軸を取り出し、その夫々外端に傾斜姿勢の溝掘
ドラムを装着することによって該ドラムの回転でその外
周の掻揚爪が溝掘りをする訳である。
しかし乍ら現状ではドラムが駆動軸の外端に取りついて
いるだけで該ドラムと駆動ケースとの間は可成りの隙間
をもっているため、ここから駆動軸の取り出し部へと土
が介入し易く、これによって馬力損失を伴なったり、或
いは早期損耗の一因となっていたのであり、更に駆動軸
にドラムを取り付けただけのものであるから作業時以外
にこの溝掘装置を地上に降し掛けておく場合には構造的
に無理が掛り易いことから装置に傷みを生じ、特に取出
軸の基部間りにおいて傷みやすかったものである。
いるだけで該ドラムと駆動ケースとの間は可成りの隙間
をもっているため、ここから駆動軸の取り出し部へと土
が介入し易く、これによって馬力損失を伴なったり、或
いは早期損耗の一因となっていたのであり、更に駆動軸
にドラムを取り付けただけのものであるから作業時以外
にこの溝掘装置を地上に降し掛けておく場合には構造的
に無理が掛り易いことから装置に傷みを生じ、特に取出
軸の基部間りにおいて傷みやすかったものである。
又、作業時には駆動ケースが下方に突き出た状態にある
からその底部付近の摩耗が激しくなっていたのであり、
これらの効果的改善が望まれていた処である。
からその底部付近の摩耗が激しくなっていたのであり、
これらの効果的改善が望まれていた処である。
この考案は上記問題を解消するために工夫されたもので
あり、その特徴とする処は、駆動ケースの両側に突設さ
れた駆動軸の両端に、傾斜軸状をなし外周に掻揚爪を突
設した左右一対の溝掘ドラムを駆動ケース底部よりもド
ラム下回りが下向きに低く突出する姿勢で取着すると共
に、該ドラム中央付近と駆動ケース側部との間にシール
を介装したものにおいて、前記駆動ケースの駆動軸回り
に対応する両側部に、底壁と周胴壁とを周方向に連続面
状をなして備えた受皿型の陸土筒を突設し、陸土筒は、
ドラム内周と駆動ケース側部間を全周に亙って閉止すべ
くその筒先端全周が溝掘ドラム内周に同芯状にラップし
て近接する関係とされている。
あり、その特徴とする処は、駆動ケースの両側に突設さ
れた駆動軸の両端に、傾斜軸状をなし外周に掻揚爪を突
設した左右一対の溝掘ドラムを駆動ケース底部よりもド
ラム下回りが下向きに低く突出する姿勢で取着すると共
に、該ドラム中央付近と駆動ケース側部との間にシール
を介装したものにおいて、前記駆動ケースの駆動軸回り
に対応する両側部に、底壁と周胴壁とを周方向に連続面
状をなして備えた受皿型の陸土筒を突設し、陸土筒は、
ドラム内周と駆動ケース側部間を全周に亙って閉止すべ
くその筒先端全周が溝掘ドラム内周に同芯状にラップし
て近接する関係とされている。
以下、図示した一例についてこれを説明すると、図面に
おいて１は農用トラクタで油圧装置２を備えており、ド
ラム型溝掘装置３を３点リンク機構４を介して昇降自在
に牽引している。
おいて１は農用トラクタで油圧装置２を備えており、ド
ラム型溝掘装置３を３点リンク機構４を介して昇降自在
に牽引している。
溝掘装置３は、ギアケース５の上部に機枠６を立設し、
該ギアケース５にはトラクタからの自在継手７が入力と
して接続されると共に、この入力はギアケース５から下
向きに突設した駆動ケース８へと伝達されるのである。
該ギアケース５にはトラクタからの自在継手７が入力と
して接続されると共に、この入力はギアケース５から下
向きに突設した駆動ケース８へと伝達されるのである。
駆動ケース８では、その内部に下部スプロケット９を横
軸向きに装備し、これから左右両脇に張り出す駆動軸１
０に伝達される。
軸向きに装備し、これから左右両脇に張り出す駆動軸１
０に伝達される。
この駆動軸１０を取り出すに当っては、駆動ケース８の
両側部に軸受ケース１１を対向状に備えると共に、駆動
軸１０自体の両端に傾斜姿勢の回動フランジ体１２を同
行回動すべく備え、回動フランジ体１２と軸受ケース１
１間にシール１３を介装しておくのであり、こうして左
右の回動フランジ体１２には、溝掘ドラム１４が傾斜し
て取りつく訳である。
両側部に軸受ケース１１を対向状に備えると共に、駆動
軸１０自体の両端に傾斜姿勢の回動フランジ体１２を同
行回動すべく備え、回動フランジ体１２と軸受ケース１
１間にシール１３を介装しておくのであり、こうして左
右の回動フランジ体１２には、溝掘ドラム１４が傾斜し
て取りつく訳である。
同トリム１４は、■型断面を有し、その外周には多数の
第１ブラケツト１５を突設し、これに掻揚爪１６・・・
・・・を取り付けである。
第１ブラケツト１５を突設し、これに掻揚爪１６・・・
・・・を取り付けである。
又、外側端外周には第２ブラケツト１７を介して切込爪
１８をやや長目に突設してあってこれは残根その他を積
極的にカットしてゆくものとされている。
１８をやや長目に突設してあってこれは残根その他を積
極的にカットしてゆくものとされている。
１９は、駆動ケース８の下部両脇に固定された防土筒で
あり、この筒１９は、受皿型とされ丁度その外端周部が
溝掘ドラム１４の内端内周に入り組み合う形で近接する
のであり、それと共に駆動ケース８よりは図示Ｈ分だけ
下向きに突出する状態で取り付いている。
あり、この筒１９は、受皿型とされ丁度その外端周部が
溝掘ドラム１４の内端内周に入り組み合う形で近接する
のであり、それと共に駆動ケース８よりは図示Ｈ分だけ
下向きに突出する状態で取り付いている。
尚、２０は排土案内カバーである。
従って上記構成では、溝掘ドラム１４と駆動ケース８間
に防土筒１９が設けられ、これがドラム１４に入り組み
合う形とされているから、これによって作業中の土の介
入は阻止され、軸受部その他の傷みも軽減されるのであ
り、又馬力損失も少なく常に軽快に作業を進めることが
できる。
に防土筒１９が設けられ、これがドラム１４に入り組み
合う形とされているから、これによって作業中の土の介
入は阻止され、軸受部その他の傷みも軽減されるのであ
り、又馬力損失も少なく常に軽快に作業を進めることが
できる。
更に前記駆動ケース８の底部は、これより低く突出させ
た防土筒１９により護られるものであり、しかも防土筒
１９の受は機能により溝掘機のスタンド機能も的確化し
、又ドラム１４装備時には同筒１９が案内役をつとめ作
業が能率的かつ的確化する。
た防土筒１９により護られるものであり、しかも防土筒
１９の受は機能により溝掘機のスタンド機能も的確化し
、又ドラム１４装備時には同筒１９が案内役をつとめ作
業が能率的かつ的確化する。
特に防土筒先端は溝掘ドラムの内周に対してラップする
関係で入り組むので、外周に対して入り組む場合よりも
土の侵入のおそれは少なく、シかも溝掘ドラムに対し掻
揚爪の設置に制約を与えない有利さがある。
関係で入り組むので、外周に対して入り組む場合よりも
土の侵入のおそれは少なく、シかも溝掘ドラムに対し掻
揚爪の設置に制約を与えない有利さがある。
この考案は以上の如くであり、従って所期目的を充分に
遠戚できたものである。
遠戚できたものである。
第１図はこの考案の一例を示す溝掘装置つきトラクタの
側面図、第２図はその背面図、第３図は第２図の要部拡
大断面図、第４図はその側面図、第５図はその背面図で
ある。 ３・・・・・・溝掘装置、８・・・・・・駆動装置、１
０・・・・・・駆動軸、１４・・・・・・溝掘ドラム、
１６・・・・・・掻揚爪、１９・・・・・・防土筒。
側面図、第２図はその背面図、第３図は第２図の要部拡
大断面図、第４図はその側面図、第５図はその背面図で
ある。 ３・・・・・・溝掘装置、８・・・・・・駆動装置、１
０・・・・・・駆動軸、１４・・・・・・溝掘ドラム、
１６・・・・・・掻揚爪、１９・・・・・・防土筒。
Claims (1)
- 駆動ケースの両側に突設された駆動軸の両端に、傾斜軸
状をなし外周に掻揚爪を突設した左右一対の溝掘ドラム
を駆動ケース底部よりもドラム下回りが下向きに低く突
出する姿勢で取着すると共に、該ドラム中央付近と駆動
ケース側部との間にシールを介装したものにおいて、前
記駆動ケースの駆動軸回りに対応する両側部に、底壁と
周胴壁とを周方向に連続面状をなして備えた受皿型の陸
土筒を突設し、陸土筒は、ドラム内周と駆動ケース側部
間を全周に亙って閉止すべくその筒先端全周が溝掘ドラ
ム内周に同芯状にラップして近接する関係とされている
ことを特徴とする溝掘装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6761079U JPS586931Y2 (ja) | 1979-05-18 | 1979-05-18 | 溝堀装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6761079U JPS586931Y2 (ja) | 1979-05-18 | 1979-05-18 | 溝堀装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55168558U JPS55168558U (ja) | 1980-12-03 |
| JPS586931Y2 true JPS586931Y2 (ja) | 1983-02-07 |
Family
ID=29301517
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6761079U Expired JPS586931Y2 (ja) | 1979-05-18 | 1979-05-18 | 溝堀装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS586931Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-05-18 JP JP6761079U patent/JPS586931Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55168558U (ja) | 1980-12-03 |
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