JPS602286Y2 - 溝掘機 - Google Patents

溝掘機

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Publication number
JPS602286Y2
JPS602286Y2 JP16852579U JP16852579U JPS602286Y2 JP S602286 Y2 JPS602286 Y2 JP S602286Y2 JP 16852579 U JP16852579 U JP 16852579U JP 16852579 U JP16852579 U JP 16852579U JP S602286 Y2 JPS602286 Y2 JP S602286Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stage
trench
soil
working section
groove
Prior art date
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Expired
Application number
JP16852579U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5687558U (ja
Inventor
祐二 北村
文治 堀江
孝 五軒矢
Original Assignee
株式会社クボタ
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社クボタ filed Critical 株式会社クボタ
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Publication of JPS5687558U publication Critical patent/JPS5687558U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、暗渠を敷設するための溝を容易形成する溝掘
機に関する。
圃場の排水のために暗渠を敷設するには、従来、回転ド
ラム型溝掘機、スクリュウオーガ型溝掘機、トレンチャ
等が使用されており、第1図に示すように、例えば幅1
3〜16CI+の溝Mを掘り、そのIIMに多孔性のコ
ルゲート管Nを埋設し、その上に籾殻Pを埋込み且つ排
土Qを埋戻している。
このような従来の暗渠では、コルゲート管N及籾殻P等
を埋設しなければ、溝Mは耕耘作業時に排土Qが落込ん
で、又は溝壁を形威している土が落込んで埋ってしまい
、排水不良を生じる。
従って、従来の溝掘機を使って暗渠を造成する場合は多
量のコルゲート管及び籾殻等の資材を必。
要とする。
ところで、圃場表面下10〜15cm以下になると、そ
の上をトラクタが走行しても、その圧力はほとんど加わ
ることがない。
そこで、圃場表面下10〜1カ以下に幅狭の溝を形威し
、その上部を土塊で閉鎖すれば、資材を全く使用せずに
暗渠を形成することができる。
このような暗渠を掘るには、第2図に示すように、幅広
の第1段溝Sを掘った後に、その第1段溝Sから更に下
方へ幅狭の第2段溝Tを掘って、プラウ等で第1段溝S
の側壁を反転させて、その土塊Uを第2段溝Tの上部へ
載置すれば良い。
尚、第2段溝Tは反転土塊が落込まない程度の狭い幅に
形威する。
しかしながら、従来の溝掘機で2段溝S、 Tを掘るに
は、例えば回転ドラム型溝掘機で第1段溝Sを掘った後
、トレンチャで第2段溝Tを掘らなければならず、同時
に掘れないために非常に手間がかかる。
本考案は、このような問題点に鑑み、掘削作業部に第1
段作業部と第2段作業部とを形威し、2段の溝を1行程
で掘り、能率良く暗渠用の溝を掘ることができるように
した溝掘機を提供することを目的とする。
この目的を達成するために、本考案の特徴とするところ
は、土壌表面から幅広の第1段溝を掘削する第1段作業
部と、第1段溝の略中央部に幅狭の段2段溝を掘削する
第2段作業部とを有する溝掘機であって、前記第1段作
業部龜横軸廻り回転自在な爪軸に、土を横送り可能な外
向き爪を多数本設けて構成されている点にある。
以下、本考案の実施例を図面に基いて説明する。
第3図及び第4図において、溝掘機1は3点リンク等を
介して農用トラクタ等の走行車輛に牽引装着されるもの
で、ギヤケース2の両側にサポートアーム3,3を有し
、このサポートアーム3゜3から前方ヘロワーリンク連
結用のブラケット4.4が突出され、ギヤケース2の上
部にトップマスト5が連結され、このトップマスト5の
上部とブラケット4,4の先端との間に連結杆6,6が
連結されている。
10は溝掘作業部を示しており、爪軸11が伝動ケース
12とサイドフレーム13との間に横軸廻り回転自在に
支持されている。
伝動ケース12及びサイドフレーム13はその一端がサ
ポートアーム3,3の外端に固定されている。
走行車輛のPTO軸の回転はユニバーサルジヨイントを
介して入力軸15に伝達され、ギヤケース2内のギヤ、
サポートアーム3内の軸及び伝動ケース12内の動力伝
達手段を介して爪軸11に伝達される。
以上の構成は、通常のロータリ耕耘機と略同様である。
前記爪軸11にはその中央部を除いて両側に複数本の爪
17(又は爪付きオーガでも良い)が設けられている。
この爪17はアッパカット式に取付けられており、土を
掘削しながら外側方へ飛散、即ち横送りができる外向き
爪である。
前記爪17が第1段作業部18を形成しており、例えば
第2図における土壌表面Aを深さ2001幅60cmに
わたって掘削し、第1段溝Sを形成する。
20はトレンチャ式の第2段作業部であり、爪軸11の
中央部に配置されている。
爪軸11の中央部1.1aは轡<形成されており、この
中央部11aには長板状の支持部材21の一端が相対回
動自在に嵌合しており、この支持部材21の他端(下端
)には軸22を回転自在に支持している。
24は第1段作業部18の中央部及び第2段作業部20
の後方を包囲している中央後部カバーで、その下部は第
2段溝Tの整形板ともなっている。
25は中央後部カバー24の両側に位置する側部後部カ
バーで、第1段NSの整形板ともなっており、中央後部
カバー24とボルト締結されている。
尚、中央後部カバー24と両測部後部カバー25とは一
体威形しても良い。
前記各側部後部カバー25は夫々伝動ケース12及びサ
イドフレーム13にボルト締結されており、サポートア
ーム3,3に固定することも好ましい。
中央後部カバー24の内面には取付は板27が溶着され
ており、前記支持部材21はこの取付は板27に固定さ
れており、これにより支持部材21は中央後部カバー2
4及びギヤケース2等に対して不動となる。
爪軸11の中央部11a及び軸22にはスプロケット2
8.29が設けられており、このスプロケット28.2
9間には溝掘りパケット30を多数設けたチェーン31
が掛けられており、爪軸11の回転によって駆動されて
、パケット30がアッパカットで例えば幅7〜10cm
、深さ4瞳の第2段溝Tを掘削していく。
33はプラウであり、その支持軸34は先端がサポート
アーム3,3に連結されたツール−バー35の後端に高
さ調整自在に装着されており、ツールバー35は高さ調
整手段36によって高さが調整でき、プラウ33の喰込
み深さを調整可能である。
前記溝掘機1においては、走行車輛で牽引しながら作業
していくと、第1段作業部18の爪17が土を両側へ飛
散させながら掘削していき、土壌表面Aから下方へ幅広
の第1段溝Sを形成し、それに続いて、第2段作業部2
0が第1段作業部18からの動力の伝達を受けて駆動さ
れ、第1段溝Sの略中夫にその溝Sの底から下方へ幅狭
の第2段溝Tを形成していく。
プラウ33は第1段溝Sの側方の土を反転させながら第
2段溝Tの上部を閉鎖するように載せていく。
第2段溝Tは幅狭であり、プラウ33が反転させる土塊
Uで十分閉鎖でき、暗渠が形成できる。
暗渠を形成した後は、埋戻し機又は耕耘機で第1段溝S
の両側に排土されていた土を溝S内に埋戻し、前記反転
上Uの上にも排土を戻していく。
尚、前記プラウ33の代りに草を用いても良く、第2段
溝Tの上部に土塊を載置できるものであれば良い。
以上、詳述した本考案によれば、幅広の溝を掘る第1段
作業部と、幅狭の第2段作業部とを備えているので、1
行程で2段溝を掘削することができ、能率良く暗渠溝を
形成するための溝を成形でき、しかも第1段作業部18
は横軸廻り回動自在な爪軸11に、土を横送り可能な外
向き爪17を多数本設けて構成されているので、第1段
溝Sを掘削したときの土を溝外へ容易に且つ確実に排土
することができ、かつ十分幅広の溝を形成できるので、
第2段溝T内へ土が落ち込むのを防止すると共に水の流
入を良好にすることができる。
また、実施例に示す如く、2段溝を形成した後にプラウ
又は隼で第1段溝の側方の土を反転させれば、第2段溝
は幅狭であるので、その反転土塊で第2段溝の上部を閉
鎖することができ、埋設資材が不要な暗渠溝を能率良く
形成でき、圃場の暗渠敷設に、また排水溝遺戒に利用す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の暗渠溝を示す断面図、第2図は本考案を
利用して形成される暗渠溝の断面図、第3図及び第4図
は本考案の第1実施例を示しており、第3図は断面側面
図、第4図は平面図である。 1.41・・・・・・溝掘機、1o・・・・・・溝掘作
業部、11・・・・・・爪軸、18・・・・・・第1段
作業部、2o・・間第2段作業部、24・・・・・・中
央後部カバー、25・曲・側部後部カバー 30・・・
・・・溝掘りパケット、A・・・・・・土壌表面、S・
・・・・・第1段溝、T・曲・第2段溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 土壌表面Aから幅広の第1段溝Sを掘削する第1段作業
    部18と、第1段溝Sの略中央部に幅狭の第2段溝Tを
    掘削する第2段作業部20とを有する溝掘機であって、
    前記第1段作業部18は横軸廻り回転自在な爪軸11に
    、土を横送り可能な外向き爪17を多数本設けて構成さ
    れていることを特徴とする溝掘機。
JP16852579U 1979-12-04 1979-12-04 溝掘機 Expired JPS602286Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16852579U JPS602286Y2 (ja) 1979-12-04 1979-12-04 溝掘機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16852579U JPS602286Y2 (ja) 1979-12-04 1979-12-04 溝掘機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5687558U JPS5687558U (ja) 1981-07-13
JPS602286Y2 true JPS602286Y2 (ja) 1985-01-22

Family

ID=29679356

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16852579U Expired JPS602286Y2 (ja) 1979-12-04 1979-12-04 溝掘機

Country Status (1)

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5478910B2 (ja) * 2009-02-20 2014-04-23 松山株式会社 溝掘機

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Publication number Publication date
JPS5687558U (ja) 1981-07-13

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