JPS6138858B2 - - Google Patents

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JPS6138858B2
JPS6138858B2 JP15744478A JP15744478A JPS6138858B2 JP S6138858 B2 JPS6138858 B2 JP S6138858B2 JP 15744478 A JP15744478 A JP 15744478A JP 15744478 A JP15744478 A JP 15744478A JP S6138858 B2 JPS6138858 B2 JP S6138858B2
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JP
Japan
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oxide film
film
layer
conductivity type
region
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JP15744478A
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English (en)
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JPS5585041A (en
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Yasunobu Osa
Tatsumi Shirasu
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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  • Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)
  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は半導体装置及びその製法に関し、特
に、半導体基板に形成された拡散層と電極配線の
自己整合的接続法を提供することであり、主とし
てnチヤネルMOSIC(以下単にnMOSICと称す
る)及びその新規な製法を対象とするものであ
る。
nMOSICは一般に下記の方法で製造される。ま
ずp型半導体(Si)基板上に、Si3N4をマスクに
して部分的に厚い酸化膜(SiO2)1.0μmを熱酸
化法により形成し、Si3N4膜を除去したのちに、
Si3N4膜で被覆されていた部分に薄いSiO2
(0.03〜0.10μm)を形成し、ゲート酸化膜とす
る。引続き、CVD法または、スパツタ法によ
り、ポリSi膜または高融点金属の薄膜(1.0〜1.5
μm)を形成したのち、この膜をゲート電極部お
よび配線として必要な部分を残して他の部分を除
去し、ゲート電極部および厚い酸化膜をマスクに
して熱拡散法またはイオン打込み法によりn型不
純物として作用するP(リン)またはAs(ヒ
素)を導入し、基板表面にソース領域、ドレイン
領域およびn+配線領域を形成し、次にCVD法に
より基板上面全体にPSG(SiO2−P2O5の混合ガ
ラス)膜を形成し、このPSG膜に接続孔を開孔
し、基板上面にAlを主成分とする金属薄膜を被
着し、この金属薄膜を選択的に除去することによ
り、基板n+領域に接続する電極配線を形成す
る。
しかし、かかる方法によりnMOSICを製造した
場合次のような問題点がある。
第1図a〜bは、基板に形成されたN+層と電
極配線を接続する場合通常行なわれている構造を
示す図で、aはレイアウト平面図、bは断面図で
ある。図からわかるように接続孔6はある余裕を
もつてn+層2に囲まれている。そのためn+層2
で形成する配線5領域は接続孔部分で大なる面積
を占有し、隣接するn+配線層との配線間隔も当
該接続孔部分で決定されるので、ICの集積密度
を著しく低下せしめることとなる。
このような集積密度の低下を避けるために第2
図a〜bに示すような構造、すなわち、接続孔6
の大きさをn+層2とほぼ同等またはやや大きめ
にとつた場合には次のような問題点が発生する。
開孔部をホトエツチングで形成する場合、エツチ
ングはPSG膜4のみをエツチングすれば良いが電
極配線5とn+層2の接続を確実にするため、通
常は数十%のオーバーエツチが必要である。オー
バエツチをおこなつた結果第2図bに示すように
不純物導入のマスクとなつた熱酸化膜3もエツチ
され、Si表面の露出面積が大となる。特に
NMOSICの高速・高集積度化を目的としてn+
をイオン打込み法により浅く形成した場合には、
このオーバエツチによりP型基板が露出する危険
性が著しく大となる。P型基板が開孔部に露出し
たまま電極配線を形成すると、電極配線は所望の
n+配線層のみならずP型基板とも接続され、IC
としての動作がそこなわれる。
さらに第2図bからわかるように、電極配線5
は開孔部側面において熱酸化膜側面と直接、接す
ることになる。もし、電極配線にナトリウム
(Na)等のSiO2中に導入された場合、イオン性の
汚染物質となり得るものが含まれている場合に
は、このイオン性汚染物質はSiO2中を横方向に
広がり、SiO2中で正の電荷をもつ結果基板表面
をP層からN層に反転させ、特性不良にいたらし
めることがある。
このような初期特性および信頼度上の不良現象
は第2図a〜bのような接続部の構造をとらずと
も第1図a〜bに示すような通常の接続部の構造
をとつた場合においても、第3図a〜bに示すよ
うに接続孔6のための位置合せがn+層2に対し
てずれた場合にも全く同様にして発生する。した
がつて通常の場合、第1図に示すような接続孔と
n+層端部までの距離は位置合せに対して十分に
余裕があるよう、例えば3μm以上離して設計す
る必要がある。
本発明の目的は、接続孔形成のための位置合せ
がある程度ずれても、また、開孔のためある程度
のオーバエツチをおこなつても、初期特性および
信頼度上の問題が発生しないn+層と電極配続の
接続部を形成する方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、上記接続法をNMOSIC
に適用し、高集積度、高歩留で信頼度の高い
NMOSICの製造方法を提供することにある。上
記目的を達成するための本発明の要旨は、 (1) 表面に厚い酸化膜と薄い酸化膜を有し、前記
薄い酸化膜上にゲート電極を有する第1導電型
の半導体領域を有する半導体母体を用意する工
程 (2) 前記厚い酸化膜とゲート電極の間の前記半導
体領域に第2導電型の不純物を導入してソース
又はドレイン領域を形成する工程 (3) 前記厚い酸化膜上、ソース又はドレイン領域
上、ゲート電極上に絶縁膜を形成する工程 (4) 前記ソース又はドレイン領域上の前記絶縁膜
を選択的に除去する工程 (5) 前記絶縁膜が選択的に除去された部分から前
記ソース又はドレイン領域に第2導電型の不純
物をイオン打ち込みすると共に前記絶縁膜の選
択的な除去において露出した前記厚い酸化膜表
面にも前記第2導電型の不純物をイオン打ち込
みする工程 (6) 前記第2導電型不純物のイオン打ち込み工程
後前記半導体母体を熱処理する工程 を有することを特徴とする半導体装置の製法にあ
る。
以下、本発明の好適な実施例を用いて本発明を
具体的に詳述する。
第4図a〜eは本発明に係るn+層と電極配線
層を自己整合的に接続をとつたnMOSICとその製
造方法を示したものである。
(a) P型の(100)結晶面をもつSiウエハ1を部
分酸化により0.5〜1.5μmの厚い酸化膜3を形
成し、部分酸化に用いたSi3N4膜を除去したの
ち、0.03〜0.10μmの薄い熱酸化膜をゲート酸
化膜として形成し、引続きCVD(化学気相成
長)法によりポリシリコン膜7を0.2〜0.5μm
の厚さに形成する。その後ポリシリコン膜をホ
トエツチング法により加工し、ゲート電極7お
よびその他配線体として必要な部分を残す。
なお、上述の説明では厚い熱酸化膜を形成す
る方法として部分酸化技術を用いたが、他の方
法、例えばSiウエハ全面に厚い熱酸化膜を形成
したのちに所望の部分をホトエツチングにより
除去する方法を用いても良い。
(b) ソース11a、ドレイン11bおよび拡散層
配線11cとなる部分の薄い酸化膜を除去した
のち、熱拡散法またはイオン打込み法によりヒ
素(As)またはリン(P)をSi基板に高濃度
に導入し、n+層を形成する。イオン打込み法
によりn+層を導入する場合には薄い熱酸化膜
(100Å〜400Å)を通して例えばAs+を100KeV
で1016cm-2の打込みを行なう。打込まれたAsは
その後の900℃を越える熱処理で活性化されn+
層を形成する。
(c) あらためて、CVD法により、基板1全表面
に厚いPSG膜4を形成する。このPSG膜4の厚
さは0.4〜1.0μmとする。
(d) PSG膜4を選択的にホトエツチングし、ソー
ス領域12a、ドレイン領域12b、拡散層配
線領域12cに電極配線との接続孔6a,6b
および6cを開孔する。開孔する孔の大きさは
少なくともn+領域を含むものとし、位置合せ
のずれ、またはオーバエツチにより基板1の表
面が露出しても可である。その後リンイオン
(P+)をイオン打込法により、表面全体に打込
む。打込み条件は例えば100KeVで1016cm-2
高濃度打込みを行なう。このように高濃度イオ
ン打込みを行なうと真空ポンプオイル等の薄膜
が形成されるが、これは例えばH2SO4+H2O2
の混合液または酸素プラズマにより除去でき
る。その後イオン打込みした不純物の活性化熱
処理を900℃〜1000℃の温度範囲で10〜30分
間、N2またはアルゴンガス等の不活性ガス雰
囲気で行なう。
(e) Alを主成分とする金属薄膜、例えば1%Si入
りAlを蒸着法またはスパツタ法で約1μmの
厚さに形成しホトエツチング法により不要な部
分のAlをエツチングし、電極配線を形成して
nチヤネルMOSICを完成する。
以上実施例で説明した本発明によれば、下記の
理由から上記目的が達成される。
すなわち、第2図bに示すように、n+層と電
極配線の接続孔がn+層とほぼ等しいか、大きい
場合、また第3図bに示すように接続孔がn+
からずれた場合には、電極配線はn型領域に接続
するとともにP型半導体基板とも接続し耐圧不良
となるが、第4図a〜eに示す本発明によれば、
接続孔の位置がずれ、P型基板がずれても、接続
孔開孔後のリンの高濃度イオン打込みとそれに引
続く熱処理により、この部分もn型高濃度領域と
なり、電極配線がP型半導体基板に接続すること
がなく、特性不良となることはない。
また、第2図、第3図に示すような従来技術で
は電極配線が直接SiO2膜と接し、もし電極配線
中に、Na、Kが含まれていたならば、SiO2内部
に浸入して、正の電荷をもつイオン性汚染物とし
て作用し、基板表面をn型に反転させることがあ
つたが、第4図に示すような本発明によれば、接
続孔開孔後のリンの高濃度イオン打込みとそれに
引続く熱処理により、開孔部に露出したSiO2
表面はPSG(リンガラス)化される。そのため電
極配線とSiO2膜は直接接触せず、PSG膜がバリア
となり、例え電極配線にNa、K等の元素が含ま
れていてもSiO2内部に浸入することはなく、半
導体表面の反転を防止し、MOS型半導体装置の
信頼性を向上させることができる。
上記実施例においては、シリコンゲート型
MOSICについて説明したが、本発明は上記実施
例に限定されるものではない。例えばMo、また
はSi−Mo−Siの3層にした場合でもよい。また
npn型バイポーラトランジスタ/ICのエミツタお
よびコレクタ電極取出にも適用可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図a〜b乃至第3図a〜bは従来方法によ
るn+層と電極配線を接続する場合に生ずる問題
点を示す図であり、aはレイアウト平面図、bは
断面図、第4図a〜eは本発明の一実施例を工程
順に示す断面図である。 1……半導体基板(P型)、2,2a……n+
層、3……熱酸化膜、4……PSG膜、5……電極
配線、6,6a,6b,6c……接続孔、7……
ポリシリコン膜、8……イオン打込みにより形成
されたPSG膜、9……イオン打込みにより形成さ
れたn+層、11a,11b,11c……ソー
ス、ドレインおよびn+層配線を形成される個
所、12a,12b,12c……ソース、ドレイ
ンおよびn+層配線領域。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (1) 表面に厚い酸化膜と薄い酸化膜を有し、
    前記薄い酸化膜上にゲート電極を有する第1導
    電型の半導体領域を有する半導体母体を用意す
    る工程 (2) 前記厚い酸化膜とゲート電極の間の前記半導
    体領域に第2導電型の不純物を導入してソース
    又はドレイン領域を形成する工程 (3) 前記厚い酸化膜上、ソース又はドレイン領域
    上、ゲート電極上に絶縁膜を形成する工程 (4) 前記ソース又はドレイン領域上の前記絶縁膜
    を選択的に除去する工程 (5) 前記絶縁膜が選択的に除去された部分から前
    記ソース又はドレイン領域に第2導電型の不純
    物をイオン打ち込みすると共に前記絶縁膜の選
    択的な除去において露出した前記厚い酸化膜表
    面にも前記第2導電型の不純物をイオン打ち込
    みする工程 (6) 前記第2導電型不純物のイオン打ち込み工程
    後前記半導体母体を熱処理する工程 を有することを特徴とする半導体装置の製法。
JP15744478A 1978-12-22 1978-12-22 Semiconductor device and its preparation Granted JPS5585041A (en)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58110037A (ja) * 1981-12-24 1983-06-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半導体装置の製造方法
US5139869A (en) * 1988-09-01 1992-08-18 Wolfgang Euen Thin dielectric layer on a substrate
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