JPS6138739Y2 - - Google Patents

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JPS6138739Y2
JPS6138739Y2 JP1982158220U JP15822082U JPS6138739Y2 JP S6138739 Y2 JPS6138739 Y2 JP S6138739Y2 JP 1982158220 U JP1982158220 U JP 1982158220U JP 15822082 U JP15822082 U JP 15822082U JP S6138739 Y2 JPS6138739 Y2 JP S6138739Y2
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JP
Japan
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roll
metal plate
rolls
punch
gear
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JP1982158220U
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JPS5962820U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (技術分野) この考案は、金属板に膨出部と、この膨出部の
中央に位置する通孔とを形成する装置であつて、
互いに噛合するロールの間で上記形成作業を連続
的に行なえるようにするものである。
(背景技術) 例えば、工事現場に於いて足場の踏板として第
1図に示すような金属板1が用いられている。即
ち、この金属板1は、両側に断面L字形の垂下壁
2,2を、中央部に断面三角形の背骨状部3をそ
れぞれ形成して剛性を高めたもので、建設現場等
に於いて組み立てた足場に掛け渡し、これに作業
員が乗つて作業を行なう。
このような足場用の金属板1は、降雨等の滑り
易い状況に於いても安全に作業を行なえるよう
に、上面に滑り止め対策を施す必要があり、従来
から上面に凹凸を形成することが行なわれてい
た。ところが、単に凹凸を形成しただけでは、十
分な滑り止めとはならない。十分な滑り止め効果
を得るためには、第2図に示すように、金属板1
の上面に円錐台状の凸部4を形成し、この凸部4
の上面に通孔5を穿設することが効果がある。と
ころが、このような凸部4と通孔5とを形成する
場合、従来はロールによる連続的な形成作業が行
なえず、上下に往復動するプレス機により行なわ
ざるを得なかつたため、作業能率が悪く、しかも
設備費も高価となるだけでなく、穿孔時に発生す
るばりが凸部4の上面に出るため、運搬時に手を
傷めたり、或は靴底が引掛かり過ぎるといつた不
都合があつた。
(本考案の目的) 本考案は、上述のような凸部4と通孔5との形
成作業を連続的に能率良く行なえる装置を提供す
ることを目的としている。
(本考案の構成) 本考案の金属板に膨出部と通孔とを形成する装
置は、互いに噛合する1対のロールのうち、1方
のロールの表面に、中心に打抜き屑を排出するた
めの通孔を有するダイスを埋設し、他方のロール
の表面には、上記ダイスを緩く嵌合させる凹部と
同心にポンチを埋設し、上記ダイスの端面とポン
チの端面とは、両ロールを噛合させる歯車のピツ
チ円と一致させて構成している。
(本考案の実施例) 次に、図示の実施例を説明しつつ本考案を更に
詳しく説明する。
第3図は本考案装置の構成を示す略側面図、第
4図は第3図の拡大A−A断面図、第5図は第4
図のB部拡大図である。軸6を中心に回転する第
一ロール7と、軸8を中心に回転する第二ロール
9とは、互いに噛合しており、同期して第3図矢
印方向に回転し、両ロール7,9の間に挿入され
た金属板1に凸部4と通孔5(第2図)とを形成
するようになつている。
第一ロール7は、両端の歯車10,10(歯車
10は一端のみでも良い。)と中央の本体11と
の間に案内板12,12、位置決め板13を挟持
し各部材10,11,12,13をボルト14,
14で結合したもので、これら各部材10〜13
と軸6との間にはキー27を挿入して各部材が軸
6に対して別個に回転しないようにしている。本
体11の外周面には、金属板1に形成される凸部
4,4(第2〜3図)の位置に合せて複数の凹部
15,15が形成されており、この各凹部15,
15の中心に通孔5(第2図)を穿設するための
ポンチ16が、端部が凹部15内に突出するよう
にして埋設されている。本体11の両側に位置す
る案内板12,12は、第一、第二ロール7,9
の間を通過する金属板1が横方向にずれないよう
に案内するためのもので、中央から外方に向けて
次第に径が大きくなるような薄い円錐台状をなし
ている。更に、一方の案内板12と歯車10との
間に挾持される位置決め板13は、上述するよう
に第一ロール7の表面に埋設されたポンチ16
と、後述する第二ロール9の表面に埋設されたダ
イス17とが整合するように両ロール7,9の位
置関係を規制するためのもので、外周面に形成し
た溝18と、第二ロール9に固定した別の位置決
め板19の外周面に形成した突条20とを摺動自
在に係合させている。
一方、第二ロール9は、中央の本体21の一端
に歯車22を、他端に位置決め板19を介して同
様の歯車22を、それぞれボルト23,23によ
り結合し固定したもので、各部材19,21,2
2と第二ロール9の軸8との間には、キー24を
挿入して各部材が軸8に対して別個に回転しない
ようにしている。本体21は、中央に形成され
た、第一ロール7の本体11と同幅の大径部21
aの外周面に、上記第一ロール7の本体11の外
周面に埋設したポンチ16と整合するダイス17
を埋設している。このダイス17は、本体21か
ら突出した端部を、金属板1に形成する凸部4の
形状に合せて円錐台状に形成するとともに、中心
部にポンチ16による打抜き屑を排出するための
通孔を設けて、全体として円筒状に形成してい
る。このようなダイス17,17を埋設した本体
21には、各ダイス17,17の中心部通孔に通
じる排出路25,25を形成して上記ポンチ16
による打抜き屑を第二ロール9外にまで排出でき
るようにしている。また、このような本体21の
大径部21aの中央部外周面には、溝26を形成
して、金属板1の中央部に形成した背骨状部3が
通過できるようにしている。このような本体21
の両側部には、第一ロール7を構成する位置決め
板13,13とほぼ同幅の小径部21b,21b
を形成することにより、この小径部21b,21
bの端面に固着した歯車22、位置決め板19と
大径部21aとの間に間〓を形成し、上記案内板
12,12の外周部分が第二ロール9と衝合しな
いようにしている。第二ロール9の両端に固着し
た歯車22,22は第一ロール7の両端に固着し
た歯車10,10(各歯車10,22の歯数は総
て同じとする。)と噛合しており、位置決め板1
9の外周に形成した突条20は、前述のように第
一ロール7の位置決め板の溝18と係合してい
る。
ここで、第一ロール7に設けたポンチ6の端面
と、第二ロール9に設けたダイス17の端面と
は、各ロール7,9の両側端に固着した歯車1
0,22のピツチ円aの部分に位置させる。即
ち、第5図に示すように、ポンチ6とダイス17
とが、金属板1に通孔5を穿設するために最も近
付いた状態に於いて、両部材6,17の端面が各
歯車10,22のピツチ円の位置で一致するよう
に、ポンチ6とダイス17とをそれぞれ埋設す
る。
次に、上述のように構成される本考案の装置に
より、金属板に膨出部と通孔とを形成する場合の
作用について説明する。
金属板1には、予め中央に背骨状部3を、両側
に垂下壁2,2を形成しておくが、両側の垂下壁
2,2は、第1図に示した完成状態にまでは折り
曲げず、第4図に示すように半分程度だけ折り曲
げて、両ロール7,9の間を通過する際の障害に
ならないようにしている。金属板1をこのような
状態で両ロール7,9の間に挿入し、両ロール
7,9を回転させつつ(両ロール7,9を駆動し
ても、又は金属板1を押したり或は引張るように
しても良い。)金属板1を通過させると、この金
属板1のうち、ダイス17に当たる部分に凸部4
が形成され、同時にこの凸部4の中央部分に通孔
5が穿設される。穿孔時に通孔5の周縁部に生じ
るばりは、凸部4の下面に位置する。この際、ダ
イス17の先端を受け入れるために第一ロール7
の外周面に形成した凹部15は、上記ダイス17
の先端部よりも十分に大きく、またダイス17と
ポンチ16との端面は各歯車11,22のピツチ
円の部分に位置しているため、各ロール7,9の
回転に伴つてダイス17の端部と、凹部15或は
ポンチ16とが干渉することはない。このように
凹部15を大き目に形成しても、ダイス17によ
り押された金属板1の一部は、直ちにポンチ16
の端面により押されるため、凸部4はダイス17
の端面形状に合せて美麗に形成される。
(本考案の効果) 本考案の金属板に膨出部と通孔とを形成する装
置は以上に述べた通り構成され作用するので、金
属板に膨出部と通孔とを形成する作業を連続的に
行なうことができて、加工作業を能率良く行なう
ことができ、製品を安価に得られ、しかも設備費
が往復動式のプレス機を用いる場合に比べて安く
なり、しかも穿孔時に生じるばりが凸部の下面に
位置するため邪魔にならない等、実用上の効果が
大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は金属板の1例を示す斜視図、第2図は
凸部と通孔とを形成した状態を示す部分斜視図、
第3図は本考案装置の略側面図、第4図は第3図
の拡大A−A断面図、第5図は第4図のB部拡大
図である。 1……金属板、2……垂下壁、3……背骨状
部、4……凸部、5……通孔、6……軸、7……
第一ロール、8……軸、9……第二ロール、10
……歯車、11……本体、12……案内板、13
……位置決め板、14……ボルト、15……凹
部、16……ポンチ、17……ダイス、18……
溝、19……位置決め板、20……突条、21…
…本体、21a……大径部、21b……小径部、
22……歯車、23……ボルト、24……キー、
25……排出路、26……溝、27……キー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外周面に複数の凹部15,15を形成した本体
    11に、この凹部15,15と同心にポンチ1
    6,16を埋設し、この本体11の少なくとも1
    側に案内板12を介して歯車10を固着した第一
    ロール7と、外周面に、端部が上記凹部15,1
    5内に緩く挿入され、上記ポンチ16,16の端
    面と整合する筒状のダイス17,17を埋設した
    本体21の少なくとも1側に、上記案内板12,
    12の外周部分が通過できる間隔をあけて歯車2
    2を固着した第二ロール9とを、両ロール7,9
    の歯車10,22を噛合させて組合せ、両ロール
    7,9にそれぞれ固着した位置決め板13,19
    の係合により、両ロールの軸方向のずれを防止す
    るとともに、上記ポンチ16の端面とダイス17
    の端面とを歯車10,22のピツチ円の位置に一
    致させて成る金属板に膨出部と通孔とを形成する
    装置。
JP15822082U 1982-10-21 1982-10-21 金属板に膨出部と通孔とを形成する装置 Granted JPS5962820U (ja)

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JP15822082U JPS5962820U (ja) 1982-10-21 1982-10-21 金属板に膨出部と通孔とを形成する装置

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JPS5962820U JPS5962820U (ja) 1984-04-25
JPS6138739Y2 true JPS6138739Y2 (ja) 1986-11-07

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JP15822082U Granted JPS5962820U (ja) 1982-10-21 1982-10-21 金属板に膨出部と通孔とを形成する装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5110492A (ja) * 1974-07-13 1976-01-27 Tanazawa Hakkosha Kk Uchinukyoroora

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5691633U (ja) * 1979-12-13 1981-07-21

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5110492A (ja) * 1974-07-13 1976-01-27 Tanazawa Hakkosha Kk Uchinukyoroora

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JPS5962820U (ja) 1984-04-25

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