JPS6138347A

JPS6138347A - 給気グリル

Info

Publication number: JPS6138347A
Application number: JP16131484A
Authority: JP
Inventors: Keizo Ito; 啓造伊藤
Original assignee: Toyoda Gosei Co Ltd
Current assignee: Toyoda Gosei Co Ltd
Priority date: 1984-07-30
Filing date: 1984-07-30
Publication date: 1986-02-24

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〈産業上の利用分野〉この発明は、自動車等のエア吹出口に装着される給気グ
リルに関し、さらに詳しくは、ハウジングに空気流案内
部材がそれらの各要素がリンク板で連動するように組付
けられている給気グリルに関する。

〈従来の技術〉上記タイプの給気グリルにおいて第６図に示すように自
動車のダツシュボードにおけるエア吹出＋ｓ　Ａに装着
されたものの従来例は、第７〜８図に示すようなもので
あった。ここで、空気流案内部材は、左右の風向調整を
行なう複数の縦ブレード（要素）５１からなる第一案内
部材５２と、上下の風向調整を行なう複数の横ブレード
（要素）５３からなる第二案内部材５４の二群からなる
。これら第一案内部材５２と第二案内部材５４は、分割
されたハウジング前部・後部５６．５７の合体時、」二
下壁及び左右壁に形成される軸孔に、各縦ブレード５１
Φ横ブレード５３の両端に突出する支持軸５１ａ、５３
ａを嵌合させてハウジング５５に組付けられる。このと
き、各縦ブレード５１及び各横ブレード５３は、それぞ
れその両端に突出するピン・５１ｂ、５３ｂが、リンク
板６１，６２の各軸孔６１ａ、６２ａに嵌合されて連動
するようになっている。また、ハウジング５５前−に突
出する把持部６３ａを備えた操作レバー（操作部材）６
３の中央長孔６３ｂに縦ブレード５１の１つが挿入され
、先端Ｕ形切欠き６３ｃに横ブレード５３の１つが係合
された状態であり、操作レバー６３を左右方向に回動及
び上下方向に移動させることにより左右及び上下に風向
きを調整可能となっている。なお、ハウジング５５は、
前部に設けられた保合孔５６ａに、後部に設けられた爪
板５７．ａがばね弾性的に係合することにより合体後、
前部５６と後部５７とが分離不能となる。図例中、６５
は雌ねじが切られた取付は用ボスである。また、これら
の給気グリルのハウジング及びブレード等の各部品は、
通常、ＡＢ、Ｓ、ＰＰ、ポリアミド等の合成樹脂で射出
等によりそれぞれ成形される。

〈発明が解決しようとする問題点〉上記構成の給気グリルは、下記のような問題点を有した
。

（ａ）風向調整を、左右方向が第一案内部材で、上下方
向が第二案内部材でそれぞれ独立に行なう機構であるた
め、風向調整に際して、操作レバーを通常それぞれ左右
及び上下に二動作させる必要があり面倒である。

（ｂ）案内部材の支持をハウジングの前後方向に直交す
る方向で行なうため、／＼ウジングを分割する必要があ
り、合体機構等も形成するため形状的にも複雑となり、
ハウジングの金型製作費が嵩む（Ｃ）ハウジングが分故
されているとともに、案内部材が第一・第二と二群ある
ため、部品点数が多くなり、かつ組立て工数も嵩む。

く問題点を解決するための手段〉この発明の給気グリルは、ハウジング前面開口部位に配
されている固定用部材と、ハウジングに静摩擦力で球面
対偶支持された操作部材に連結され任意方向の平面で停
止可能とされているリンク部材との間に、可撓性材料で
形成された空気流案内部材の各要素がその前後で接続支
持されて上記問題点が解決される。

く作用〉次に、この発明の作用を第１実施例（第１〜２図）に基
づいて説明する。

風向調整は、操作部材６のつまみ部６Ｃを指でつかんで
行なう。このとき、リンク部材３は、／＼ウジング１に
静摩擦力で球面支持された操作部材６と連結されている
ので、ハウジング前面を含む平面に対して任意方向の平
面で停止し、リンク部材３に連動する可撓性部材からな
る空気波案内部材２の各要素２ａはハウジング前面の固
定用部材５を固定点として所定方向に屈曲する。従って
、風向き調整が一動作で完了する。

〈発明の効果〉この発明の給気グリルは、上記のような構成６作用なの
で、下記のような効果を奏する。

（ａ）操作部材の一動作で空気流案内部材を任意方向に
指向させることができ、風向き調整が容易となる。

（’ｂ）空気流案内部材の支持方向がハウジングの前後
方向で行なうため、ハウジングを前後に分割する必要が
なく、ハウジングの形状も簡単となり、ハウジングの金
型製作費を低減できる。

（Ｃ）上記の如く、ハウジングの分割の必要がないとと
もに、空気流案内部材の各要素も一体成形可能で、しか
もその前後を接着又は融着等でリンク部材及び固定用部
材に接続するだけで装着可能である。従って、部品点数
及び組立工数の削減が可能となる。

〈実施例〉この発明を、各実施例に基づいて、詳細に説明をする。

（１）第１実施例（第１〜４図）ハウジング１、空気流案内部材２、リンク部材３及び操
作部材６かもなる。

空気流案内部材２は、角筒状の各要素２ａが集合され前
後が格子面とされた角柱体であり、軟質ポリウレタン等
の可撓性部材で形成されている。

ハウジングｌの前面開口部位に一体的に形成されている
固定用部材５及びリンク部材３は、それぞれ空気流案内
部材２の前後格子面に対応した格子状とされている。当
然ながら、ハウジング１及びリンク部材３はＡＢＳ　、
ＰＯＭ、ＰＰ等の剛性プラスチック材料で形成されてい
る。操作部材６は、球部６ａの両側に操作杆部６ｂ及び
つまみ部６Ｃを有する。この操作部材の球部６ａに対応
してハウジング１の固定用部材５の中央部には、開口部
狭小とされた後側に貫通孔を有する球部は部５ａか、杆
部６ｂに対応してリンク部材３の中央には連結孔３ａが
それぞれ形成されている。

この給気グリルの組立ては、次の如く行なう。

空気流案内部材２の前後格子面を、固定用部材５及びリ
ンク部材３の格子に対応させて接着、熱融着等により接
続する。空気流案内部材２の各要素２ａはその前後が固
定用部材５及びリンク部材３で支持された形態となる。

続いて、操作部材６の操作杆６ｂをリンク部材３の連結
孔３ａに嵌合させるとともに、球部６ａをハウジング中
央の球部は部５ａに強制的に押し込む。すると、操作部
材６が静庁擦力で球面対偶支持された形となり、リンク
部材３が、ハウジング前面を含む平面に対して任意方向
の平面で停止可能となる。

なお、空気流案内部材２の各要素の形状は、図例のもの
に限られず、第３〜４図に示すように丸形、三角筒又は
ハニカム状等任意である。また、固定用部材５はハウジ
ングと別体形成しておき、取り外し可能としておいた方
が、メインテナンス上望ましい。

この実施例の作用・効果は前述の通りである。

（２）第２実施例（第５図）第１実施例において、空気流案内部材１２の各要素１２
ａを屈曲自在な蛇腹としたものである。

当然ｊハウジング１１の固定用部材１５及びリンク部材
１３には各要素（蛇腹）１２ａの開口に対応した丸孔が
形成されている。なお、第１実施例と同一部分について
は同−図符号を付し説明を省略する。

【図面の簡単な説明】

第１〜６図はこの発明を示し、第１図は第１実施例の給
気グリルの分解・部分切欠き斜視図、第２図は同じく縦
断面図、第３図は第１実施例に用いる空気流案内部材の
他の形態を示す部分斜視図、第４図は同じくさらに他の
形態を示す部分斜視図、第５図は第２実施例の給気グリ
ルの分解・部分切欠き斜視図、第６図は給気グリルの装
着部位を示すダツシュボードの部分斜視図、第７図は第
６図の■−■線部位における従来の給気グリルの断面図
、第８図は第７図の給気グリルの分解斜視図である。ｌ、１１・・・ハウジング、２，１２・・・空気流案内
部材、２．１２ａ・・・空気流案内部材の要素、３゜１
３・・・リンク部材、３ａ・・・連結孔、５，１５・・
・固定用部材、５ａ・・・球部は部、６・・・操作部材
。特　　許　　出　　順　　人第２図第３図　　　　第４１

Claims

【特許請求の範囲】　ハウジングに空気流案内部材の各要素がリンク部材で
連動するように組付けられている構成の給気グリルにお
いて、（ａ）前記リンク部材は、前記ハウジングに静摩擦力で
球面対偶支持された操作部材と連結され、前記ハウジン
グ前面を含む平面に対して任意方向の平面で停止可能と
されている、（ｂ）前記空気流案内部材の各要素は、可撓性部材で形
成されているとともに、その前後が前記ハウジング前面
開口部位に配されている固定用部材及びリンク部材にそ
れぞれ接続され支持されていることを特徴とする給気グリル。