JPS6138180Y2 - - Google Patents

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JPS6138180Y2
JPS6138180Y2 JP1979133332U JP13333279U JPS6138180Y2 JP S6138180 Y2 JPS6138180 Y2 JP S6138180Y2 JP 1979133332 U JP1979133332 U JP 1979133332U JP 13333279 U JP13333279 U JP 13333279U JP S6138180 Y2 JPS6138180 Y2 JP S6138180Y2
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JP
Japan
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mask
case
base
suction
positioning
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JP1979133332U
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【考案の詳細な説明】 本考案は、半導体ウエハとマスクとの位置合わ
せを行う装置において、マスクの自動取り出し、
供給を行うに適した半導体マスクの保持装置に関
する。
従来、半導体ウエハとマスクとのパターン合わ
せを行うマスクアライメント作業は、ロツト単位
のバツチ処理で行つているためにマスクの交換頻
度が高いが、従来装置では、この交換作業をほと
んど人手に依存しているので、ガラスでなるマス
クが傷つくおそれがあり、かつ段取り時間がかか
るという欠点がある。一方、半導体製品の歩留り
を向上させるには、マスク交換作業時に人体等か
ら出る塵埃をなくす必要があるので、マスク交換
作業はできるだけ自動的に行えるようにする必要
がある。
第1図、第2図は、それぞれ従来のマスクアラ
イナにおけるマスク保持部の平面図とそのA・A
断面図であり、XY方向に移動される移動体16
上には、支点15を中心として立伏自在にベース
10が取付けられ、該ベース10に設けた円形穴
17には、鋼球9を介してほぼリング状をなす回
転プレート7が回転自在に装着されており、該回
転プレート7の内部には、固定リング8により、
透明材料でなるバツクアツププレート3が固定し
て取付けられている。ステージ13上に固定され
るウエハ1に対面させるマスク21は、該バツク
アツププレート3に真空吸着して保持される。4
はこの真空吸着のためにバツクアツププレート3
に設けられたリング状の溝、6は該溝4に真空圧
を供給する供給口である。前記ベース10には、
穴17からベース外周に至る溝18が設けられ、
該溝18には、前記回転プレート7の外周から半
径方向に突出した突出部19が余裕をもつて挿入
され、その片面に圧縮スプリング12の一端が衝
合させ、片面に調整ねじ11の先端が衝合してお
り、調整ねじ11を回すことにより、回転プレー
ト7のベース10に対する回転位置が変わり、こ
れによつてマスク2の対物レンズ(図示せず)に
対する位置調整が行えるようになつている。14
はベース10の自由端を真空吸着する固定プレー
トで、ベース10は、移動体16をX,Y方向に
動かすことにより位置調整しうるようになつてい
る。
この従来装置において、マスク2に対してウエ
ハ1をアライメントする際は、ベース10を第2
図実線に示すように倒して固定プレート14に真
空圧を供給することにより吸着固程する。そして
この状態で、マスク2の下方の、ウエハ1ね吸着
固定されたステージ13を移動させることによつ
てアライメントを行う。
しかしこのような構成では、マスク交換時に
は、まず固定プレート14に供給されている真空
圧をカツトした後、ベース10を支点15を中心
として起立させた状態とし、次に溝4に供給され
ていた真空圧をカツトしてマスク1を次のロツト
のマスクと交換する必要がある。
このように、従来装置では、マスク交換を人手
よつて行うため、その作業が煩わしいばかりか、
マスクが傷つくおれがあり、かつ作業時に塵埃が
マスク2に付着して不具合を生じるおそれがあ
る。
本考案の目的は、上記従来技術の問題点に鑑
み、ハンドリングする際、マスクに損傷を与える
のをできるだけ少なくするために、マスクを固定
したマスクケースを容易に、且つマスクケースの
位置決め下面を傷付けることなく交換できるよう
にすると共に交換後マスクケースを水平面内、及
び高さ方向について、正確に位置決めできるよう
にしたマスクの保持装置を提供することにある。
即ち、本考案は、上記目的を達成するために、
マスクに形成された回路パターンを半導体ウエハ
に露光するために中央に孔を穿設して設置された
マスク吸着ベースと、該マスク吸着ベースの上側
に設置され、且つマスクを水平方向に位置決めし
て保持したマスクケースを交換可能に横方向に振
動自在にベアリングによつて支持し、更にマスク
ケースの周辺に接する位置決め部材の位置を可変
してマスクケースの水平面内の取付位置を調整し
得る機構を備えたベースと、該ベースを上下動さ
せる上下動機構と、該上下動機構を作動させて上
記ベースを下動させ、マスクケースの下面を上記
マスク吸着ベースの上基準面に吸着する吸着手段
とを具備し、マスクケースを取り入れ、取り出す
際、上記上下動機構を作動させて上記ベースを上
動させて、マスクケースの位置決め下面が上記マ
スク吸着ベースの上基準面に接触して傷を付ける
ことなくし、更に上記上下動機構を作動させて上
記ベースを下動させると共に上記吸着手段を作動
させてマスクケースの位置決め下面を上記マスク
吸着ベースの上基準面に吸着させてマスクケース
の高さ方向の位置決めを高精度に得られるように
し、横方向からマスクケースを直線的に取り入
れ、取り出すことができるようにしたことを特徴
とするマスクの保持装置である。
以下本考案の一実施例を第3図ないし第6図に
より説明する。まず、第3図は、本考案の対象の
一例である半導体ウエハ位置決め焼付装置におけ
るマスク保持装置の概略斜視図である。第3図に
おいて、24は略コ字形をなす上下動アーム、2
3は該アームにより、2個の板ばね26を介して
吊下げられたベースであり、アーム24とベース
23との間の最大間隔は、先端をベース23に固
定し、頭部をアーム24に抜け出し不能に貫設し
た3個のストツパー27a,27b,27cによ
り規制される。アーム24の駆動機構は図示して
いないが、アーム24の上昇位置でマスク交換を
行い、下降位置でアライメントを行うものであ
る。
ベース23の中央には円穴23aが開設され、
該円穴23a内には、マスクのバツクアツププレ
ート32を保持する保持プレート31のプレート
保持部31aが挿入され、該保持プレート31の
3本の取付板31bは、ベース23に装着された
ピストン33a,33b,33cの上端と結合さ
れており、第5図で33aについて代表して示す
ように、ピストン33aの下面に供給口40から
真空圧又は高圧を供給することにより、該保持プ
レート31がベース23に対して上下動させられ
るようになつている。50は、ベース23の一側
辺下面に形成されたケース保持部23bと共に、
マスク保持用ケース37を挿脱可能に保持するレ
バーであり、該レバー50は、第4図、第5図に
示す軸51により、ベース23の他側辺の下面に
枢着されており、第4図に示す軸51を中心とす
る回動角θは、第3図に示す調整ねじ52により
変えられるようになつている。
マスク固定用ケース37は、第4図に示すよう
に、両側部に逆L字形の断面形状を有する案内縁
37b,7cが形成され、中央部には円穴37a
が開設され、該円穴の周辺部に3個のピン42
a,42b,42cが植設され、4角形をなすマ
スク22は、その前辺を前記ピン42aと接触さ
せ、一側辺を前記ピン42b,42cに接触さ
せ、かつケースの案内縁27bの内面に取付けら
れた板ばね41でピン42a,42b,42c方
向に押さえることにより、定位置にセツトされ、
かつ前記両案内縁37b,37cにそれぞれ枢着
されたクランプ45a,45bによつて固定され
る。62は各クランプの側面に固定したばねで、
これはクランプ45a,45bがマスク22を押
さえた状態ではケース上面に植設した頭つきピン
63の芯部に圧接し、マスク22を外す際には該
ばね62を開いてピン63との係合を解いてクラ
ンプ45a,45bを立てるものである。円穴3
7aのまわりには、真空吸着用リング状溝37g
が設けられている。
このケース37は、アライメント時に第5図の
ようにベース23に挿着される。30はマスク吸
着ベースであり、その中央には前記ケースの円穴
37aと合致する円穴30aを有し、かつ該円穴
30aの周辺にはリング状に溝30bが設けら
れ、該溝30bと通ずる真空圧供給口30cが設
けられている。またケース7には、溝37gに通
ずる真空圧供給口37hが、前記穴30a,37
hを合致させた状態で、マスク吸着ベース30の
溝30bに通ずるように設けられている。アライ
メント時には、第4図に示したようにマスク22
を上面に固定したケース37の両側の案内縁37
b,37cを、ベアリングを構成するローラ64
およびローラ65上に載せ、かつ第4図に関して
後述する位置決め機構により位置決めされてベー
ス23の下面に挿着される。なお上記ローラ64
はベース23のケース保持部23bに装着し、上
記ローラ65は前記レバー50に装着している。
そして、マスク吸着ベース30の真空圧供給口
30cから真空圧を供給することにより、マスク
22はケース37に吸着固定されると共に、ケー
ス37はマスク吸着ベース30に吸着固定され
る。
一方前記保持プレート31は、供給口40から
真空圧を供給することによりピストン33a,3
3b,33cが下降することによつて下降し、該
保持プレート31に保持されたバツクアツププレ
ート32の下面は、マスク22の上面に接し、該
バツクアツププレート32の下面にリング状に設
けた溝38に供給口39から真空圧を供給するこ
とにより、バツクアツププレート32とマスク2
2とは互いに吸着固定される。
再び第4図に戻り、ケース37の位置決め機構
について説明する。ケース37の前端には、ベー
ス23に装着されたローラ状のXストツパ47a
と接触させる突出部37dが形成されており、ま
た前記レバー50の上面には、ケース37の一方
の案内縁37cの側面と接触するローラ状のYス
トツパ47b,47cが、レバーの軸51が両ス
トツパ間に位置するように装着されている。また
他の案内縁37bの後端部側面には、傾斜面37
eが形成されており、この傾斜面には、第6図に
示す機構により、ローラ(又はベアリング)54
が圧接される。
即ち第6図において、ローラ54は、ピン55
によりベース23に枢着されたレバー53の先端
に装着されており、該レバー53は、戻しばね5
6で矢印方向に付勢されているが、このレバー5
3の側面には、ベース23に設けたシリンダ57
に取付けたピストン58と接触し、シリンダ57
内に高圧が供給されることによつて該ピストン5
8が突出してレバー53を押すことにより、ロー
ラ54はケース37を傾斜面37eから押す。こ
れによつて、ケース37は前記ストツパ47a,
47b,47cに圧接され、位置決めがなされ
る。即ち、第3図に示した調整ねじ52を回すこ
とにより、レバー50のピン51を中心とする回
動位置が変わり、これにより、ストツパ47b,
47cの位置が点線に示すように変わるため、ケ
ース37の回動位置が変わり、マスク22の回動
位置が変わるという機構により、マスク22の回
動位置の調整が可能となるのである。なお、シリ
ンダ57内の高圧をカツトすれば、レバー53は
戻しばね56の力で原位置に戻る。
次にこの構成におけるマスクの取出し、供給動
作について説明する。まず第5図に示したように
マスク22が装着されている状態からマスク22
の取出しを行う場合について説明する。第5図に
おいて、まず、供給口30cに供給されている真
空圧をカツトし、マスク22とケース37とマス
ク吸着ベース30との真空吸着を解き、第3図に
示したアーム24を上昇させる。次に供給口39
への真空圧をカツトしてバツクアツププレート3
2とマスク22との吸着を解き、さらに供給口4
0に高圧ガスを供給することによつてピストン3
3a〜33cを上昇させ、バツクアツププレート
32を持ち上げる。次にシリンダ57に供給され
ている高圧をカツトしてケース37の固定を解い
た後、ケース37を第6図の矢印a方向に引き出
し、次のロツトのマスクをセツトしたケース37
をベース23内に押し込む。その後は前記取出し
工程とは逆の工程でケース37を固定する。
以上述べたように、本考案のマスク保持装置
は、マスクをケースに固定して交換作業が行われ
るようにしたので、マスクに傷がつくことがな
く、マスクを人手で扱うことによる歩留りの低下
がなくなる。また、該ケースを、マスク保持具に
対して水平方向に摺動させることにより、取り出
しと供給ができるようにしたので、従来のように
マスク保持具を回動させる場合に比べ、自動化す
るに適した構造となり、マスク交換の能率を向上
させることが可能になり、マスクへの塵埃付着の
可能性が少くなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のマスク保持機構を示す平面図、
第2図はそのA−A断面図、第3図は本考案によ
るマスク保持装置の一実施例を示す斜視図、第4
図はマスクケースの一例及びその位置決め機構を
示す斜視図、第5図は該実施例におけるマスク装
着状況を示す断面図、第6図はマスクケースの位
置決め機構を説明する平面図である。 22……マスク、23……ベース、31……保
持ケース、32……バツクアツププレート、37
……マスクケース、37b,37c……案内縁、
47a〜47c……位置決め用ピン、54……押
圧用ローラ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. マスクに形成された回路パターンを半導体ウエ
    ハに露光するために中央に穴を穿設して設置され
    たマスク吸着ベースと、該マスク吸着ベースの上
    側に設置され、且つマスクを水平方向に位置決め
    して保持したマスクケースを交換可能に横方向に
    摺動自在にベアリングによつて支持し、更にマス
    クケースの周辺に接する位置決め部材の位置を可
    変してマスクケースの水平面内の取付位置を調整
    し得る機構を備えたベースと、該ベースを上下動
    させる上下動機構と、該上下動機構を作動させて
    上記ベースを下動させ、マスクケースの下面を上
    記マスク吸着ベースの上面に吸着する吸着手段と
    を具備したことを特徴とする半導体マスク保持装
    置。
JP1979133332U 1979-09-28 1979-09-28 Expired JPS6138180Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979133332U JPS6138180Y2 (ja) 1979-09-28 1979-09-28

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979133332U JPS6138180Y2 (ja) 1979-09-28 1979-09-28

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Publication Number Publication Date
JPS5653356U JPS5653356U (ja) 1981-05-11
JPS6138180Y2 true JPS6138180Y2 (ja) 1986-11-05

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ID=29364922

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JPS5972727A (ja) * 1982-10-19 1984-04-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd 位置合わせ用テ−ブル
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JPS52143773A (en) * 1976-05-26 1977-11-30 Hitachi Ltd Reduction projecting and printing apparatus

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