JPS6343013Y2 - - Google Patents

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JPS6343013Y2
JPS6343013Y2 JP14286282U JP14286282U JPS6343013Y2 JP S6343013 Y2 JPS6343013 Y2 JP S6343013Y2 JP 14286282 U JP14286282 U JP 14286282U JP 14286282 U JP14286282 U JP 14286282U JP S6343013 Y2 JPS6343013 Y2 JP S6343013Y2
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JP
Japan
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lens
lens holder
holder
attached
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JP14286282U
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JPS5946656U (ja
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  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、レンズの周縁を成形加工するため
に、該レンズに該レンズの加工用の回転軸線を設
けるためのレンズ保持具を取付ける装置に関す
る。すなわち、例えばメガネレンズにおいては、
所定形状よりも大きいものを研磨してレンズとな
し、その後にメガネ枠に合せて所定形状にその周
縁を研削する。この研削加工は該レンズを回転運
動させながらその周縁を順次研削する方法でなさ
れるから、該レンズに加工用回転軸線を設けるこ
とを要する。一方、メガネレンズはメガネ着用者
の瞳孔位置と厳しい位置関係を要求されるもので
あり、上記加工用回転軸線は精度高く正確に設定
されなければならない。そこで、従来は、吸盤を
有するレンズ保持具の研磨後のレンズの特定位置
に正確に吸着させ、このレンズ保持具によつてレ
ンズを保持して回転させ、一方、研削部材とレン
ズとの相対位置関係は、メガネ枠に合つた形状の
いわゆる型板に倣つて制御される。
ところで、レンズ保持具の取付装置を有する従
来のレンズ成形加工用の回転軸線設定装置1は、
第1図に示すように、概ね、レンズの光学的特定
位置を検出する光学系の光源系を収容する光源部
2、上記光学系の投影系と収容する投影部4、ス
ケール板6とレンズ8とを載置するテーブル部1
0、レンズ保持具12を操作する操作部14から
構成される。投影部4はスケール板6とスケール
とレンズ8の印点との投影像を結像する観察スク
リーン16を有する。テーブル部10はスケール
板6の上に載置されたレンズ8を保持する2つの
保持バー18を有する。操作部14は、鉛直で上
端に操作ノブ20を有する直柱部22と、該直柱
部22の下端に固着されまた先端にレンズ保持具
12を着脱自在に取付けた揺動アーム部24とか
らなる。そして、揺動アーム部24は、通常第1
図に点線で示す位置にあり、レンズ保持具12を
レンズ8に取付(吸着)させるときは、操作ノブ
20を操作することにより、揺動アーム部24を
第1図に実線で示す位置すなわちレンズ保持具1
2がレンズ8の真上にある位置に移動させ、次い
で操作ノブ20を下降させてレンズ保持具12を
レンズ8上に押付ける。その後、操作ノブ20を
解放すると、操作ノブ20及び揺動アーム部24
は上昇するが、レンズ8に吸着したレンズ保持具
12はそのままレンズ8上に残る。
上記従来の回転軸線設定装置においては、レン
ズを押える保持バー18がレンズの側方から延び
ているため、特定位置に置かれたレンズを位置ず
れさせずに押えることが困難であるばかりでなく
このレンズ押えの操作はレンズ保持具の吸着と独
立して行れなければならず、レンズ保持具の取付
に時間を要する。また、側方から延びた保持バー
18の方式では、その操作面の考慮から2点押え
とせざるを得ないが、2点押えでは十分な押え効
果が期待できない。さらに、レンズ周辺にある保
持バー18はレンズの位置調整の障害となる場合
がある。
本考案は上記従来の問題を鑑みなされたもので
あつて、その構成上の特徴は、レンズ保持具を着
脱自在に装着するマウント部と、先端に該マウン
ト部を設け該マウント部に装着されたレンズ保持
具を直線運動によつてレンズに圧接するアーム部
とからなるレンズ保持具の取付装置において、上
記マウント部における装着されたレンズ保持具の
周囲に弾性部材を介してレンズ押え部材を配置
し、該押え部材の先端が上記マウント部に装着さ
れたレンズ保持具の先端よりレンズ側により多く
突出しており、かつ上記マウント部にレンズ保持
具を装着する力が上記レンズ押え部材の弾性力よ
り小さいことである。
本考案は以上のように構成することにより、レ
ンズを特定位置に調整移動をする際には障害は生
ぜず、又、レンズ保持具の取付けとそれに先立ち
行われるレンズの押えとを一操作により行うこと
ができるから優れた操作性を得ることができる。
また、押え部材は必らずレンズに垂直に押付けら
れ、またこの押付け後のアーム部は垂直方向に上
昇するから、レンズ上の所望の位置に正確にレン
ズ保持具を取付けることができる。さらに、レン
ズ押えは常にレンズ保持具を中心とする円周上に
あるから、レンズ押え部材がレンズ保持具の取付
けの邪魔となることがない。さらにまた、レンズ
に取付けられたレンズ押え部材はアーム部の上昇
と同時にアーム部から分離されるから、レンズ押
え部材を取付けられたレンズがレンズ載置テーブ
ルから落ちる恐れも少ない。
以下本考案の実施例について説明する。レンズ
成形加工用の回転軸線設定装置100は、第2図
に示すように、レンズの光学的特定位置を検出す
る光学系の光源部を収容する基台部102、上記
光学系の投影光学系を収容する投影部104、及
びレンズ保持具106の取付装置108からな
る。基台部102は、レンズ載置台110及び光
源スイツチ112を有する。投影部104は、レ
ンズ載置台110の真上に配置された対物レンズ
114及びスケール116は投影スクリーン11
8を有し、該投影部104は、投影スクリーン1
18上のスケール116を利用して原点とレンズ
120の印点像とを所定の位置関係にするように
レンズ120を移動調整を行うために使われる。
レンズ120の印点は、レンズ光軸位置に設けら
れる指標である。上記位置調整を行うことによつ
て、周縁研削後レンズをフレームに嵌こみ、メガ
ネ着用者が着用した際に、瞳孔位置とレンズ光軸
とが一致することになる。レンズ保持具106の
取付装置108は、固定部122に操作レバー1
23とアーム部材124とが回動可能に取付けら
れ、アーム部材124の先端のマウント部126
にレンズ保持具106が取付けられている。そし
て、操作レバー123を下方に回動させることに
より、アーム部材124はレンズ120の上方に
移動し、続いてレンズ120上に垂直方向から下
降する。
マウント部126は、第3図ないし第5図に示
すように、アーム部材124に固着される固定部
材128、該固定部材にねじ130及び第1圧縮
ばね132を介して弾性的に取付けられるリング
部材134、該リング部材134に第2圧縮ばね
136を介して弾性的に植設された3本のレンズ
押えピン138を有する。上記リング部材134
は固定部材128の長溝140に係合する回転止
めピン142を有し、上記リング部材134が固
定部材128の回りで回転することを制限してい
る。
固定部材128は、アーム部材124の反対側
にレンズ保持具106を受け入れる円形凹部14
4があり、円形凹部144の一つの対角線の両端
に2本の方向決めピン146が約1mmの高さで植
設されている。また、円形凹部144を形成する
周縁突出部148には板ばね150によつて円形
凹部144の中心方向に附勢されたレンズ保持部
材固定ピン152が設けられている。該レンズ保
持部材固定ピン152の固定力は、上記第1圧縮
ばね132及び第2圧縮ばね136のいずれの伸
長力よりも弱くなつている。
レンズ保持具106は、第6図に示すように、
係合部材154とゴム製吸盤156とを結合して
なる。該結合部材154は上記円形凹部144に
嵌合する直径を有し、また上記方向決めピン14
6が係合する方向決め溝158が設けられてい
る。
上記構成の作動は次の通りである。まず、第7
図に示すように、方向決め溝158に方向決めピ
ン146が係合する状態で結合部材154が円形
凹部144に嵌合し、この嵌合状態はレンズ保持
部材固定ピン152により維持される。
次いで、アーム部材124が下降すると、第7
図から推定できるように、最初に、レンズ押えピ
ン138がレンズ載置台110上の所定の位置に
あるレンズ120に接触してこれを押える。さら
にアーム部材124が下降すると、第8図に示す
ように、レンズ押えピン138によつて押えられ
たレンズ120にレンズ保持具106が押付けら
れ、吸盤156がレンズ120に吸着する。
次いで、アーム部材124が上昇を始めると、
上記第1圧縮ばね132及び第2圧縮ばね136
のいずれの伸長力及び吸盤156の吸着力が、レ
ンズ保持部材固定ピン152によるレンズ保持具
106の保持力よりも大きいから、レンズ保持具
106が固定部材128から分離し、レンズ12
0は相変らずレンズ載置台110の上にある。ア
ーム部材124がさらに上昇すると第1圧縮ばね
132及び第2圧縮ばね136が限界内の最大ま
で伸切り、レンズ押えピン138がアーム部材1
24とともに上昇して、レンズ保持具の取付けが
終了する。
以上の実施例においては、3本のレンズ押えピ
ン138を有する構成であつたが、レンズ押え部
材はこれに限られることなく、リング状板その他
のものであつてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のレンズ成形加工用の回転軸線設
定装置の斜視図、第2図は本考案の実施例を組込
んだレンズ加工用の回転軸線設定装置の斜視図、
第3図ないし第9図は本考案の実施例を示し、第
3図はアーム部材のマウント部の底面図、第4図
は第3図の線−に沿つた断面図、第5図は第
3図の線−に沿つた断面図、第6図はレンズ
保持具の斜視図、第7図ないし第9図は実施例の
作動を示す説明図である。 100……レンズ成形加工用の回転軸線設定装
置、102……基台部、106……レンズ保持
具、110……レンズ載置台、120……レン
ズ、122……操作レバー、124……アーム部
材、126……マウント部、134……リング部
材、156……吸盤。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 押付けることによりレンズを保持するレンズ
    保持具と、該レンズ保持具が該レンズ保持具を
    レンズを保持する力より小さい力で着脱自在に
    装着するマウント部と、先端に該マウント部を
    設け該マウント部に装着されたレンズ保持具を
    直線運動によつてレンズに押付けるアーム部と
    からなるレンズ保持具の取付装置において、 上記マウント部に装着された保持具の周囲に
    弾性部材を介してレンズ押え部材を配置し、該
    押え部材の先端が上記マウント部に装着された
    レンズ保持具の先端よりレンズ側により多く突
    出し、かつ上記レンズ押え部材の弾性力が上記
    マウント部にレンズ保持具を装着する力よりも
    大きくなるように構成したことを特徴とするレ
    ンズ保持具の取付装置。 (2) 上記レンズ保持具が吸盤を有することを特徴
    とする実用新案登録請求の範囲第(1)項に記載の
    レンズ保持具の取付装置。
JP14286282U 1982-09-21 1982-09-21 レンズ保持具の取付装置 Granted JPS5946656U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14286282U JPS5946656U (ja) 1982-09-21 1982-09-21 レンズ保持具の取付装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14286282U JPS5946656U (ja) 1982-09-21 1982-09-21 レンズ保持具の取付装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5946656U JPS5946656U (ja) 1984-03-28
JPS6343013Y2 true JPS6343013Y2 (ja) 1988-11-10

Family

ID=30319073

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JP14286282U Granted JPS5946656U (ja) 1982-09-21 1982-09-21 レンズ保持具の取付装置

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JPS5946656U (ja) 1984-03-28

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