JPS6138086Y2 - - Google Patents

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JPS6138086Y2
JPS6138086Y2 JP1979087504U JP8750479U JPS6138086Y2 JP S6138086 Y2 JPS6138086 Y2 JP S6138086Y2 JP 1979087504 U JP1979087504 U JP 1979087504U JP 8750479 U JP8750479 U JP 8750479U JP S6138086 Y2 JPS6138086 Y2 JP S6138086Y2
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JP
Japan
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recording
switch
switching
tape recorder
mode
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JP1979087504U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、補聴器としても使えるようにしたテ
ープレコーダに関する。
一般にはテープレコーダと補聴器とは夫々別体
で構成されている。本考案は、テープレコーダ内
の回路及び部品を巧妙に利用して、部品数をそれ
ほど増加させずにテープレコーダを補聴器として
使用し得るようにしたものである。
以下本考案の実施例を図面を参照して説明す
る。
第1図は本考案の一実施例を示すテープレコー
ダのブロツク図、第2図は第1図のバンドパスフ
イルタの特性を示すグラフ、第3図はテープレコ
ーダの操作釦の連動関係を示す操作部の略図であ
る。
第3図に示すように、本実施例のテープレコー
ダは、記録釦20、再生釦21、停止釦22、巻
戻し釦23及び早送り釦24の他に、テープレコ
ーダ(TC)→補聴器(H)の切換操作釦25を
備えている。この操作釦25は他の釦20〜24
と同じく、例えばロツク式のピアノ鍵盤形操作釦
である。第3図に示すスライドスイツチS2,S1
は、夫々テープレコーダ(TC)←→補聴器(H)
の切換スイツチ及び記録(R)←→再生(P)の切
換スイツチを構成している。スライドスイツチ
S1,S2の可動接点片は、通常スプリング26,2
7によつて夫々テープレコーダ側(以下TC側と
いう)、再生側(以下P側という)に偏倚されて
いる。
第3図の点線はスイツチの連動関係を示し、操
作釦25を操作して補聴器側(以下H側という)
にしたとき、スライドスイツチS1,S2は、夫々記
録側(以下R側という)及びH側に切換えられ
る。また停止釦22または他の釦20,21,2
3,24のどれか1つを操作すると、操作釦25
のロツクが解除され、スライドスイツチS1,S2
バネ26,27の復元力で夫々P側、TC側に切
換えられる。また記録釦20を操作するとスライ
ドスイツチS1のみがR側に切換えられる。
記録時には、記録釦20及び再生釦21が操作
され、スライドスイツチS1がR側に切換えられ
る。このとき操作釦25がH側に操作された状態
にあると、記録釦20の操作によつて操作釦25
がTC側に解除される。従つて、第1図におい
て、スライドスイツチS1を構成しているスイツチ
SW1〜SW3が、夫々R側に切換えられ、またスラ
イドスイツチS2を構成しているスイツチSW4
SW6が、夫々TC側に切換えられる。このためマ
イクロホン1からの音声信号は、スイツチSW1
接点a,bを通つてプリアンプ2に供給され、更
にプリアンプ2の出力はスイツチSW4の接点b,
cを通つて記録アンプ4に供給される。記録アン
プ4の出力の一部が、減衰器8を経てダイオード
9で整流され、コンデンサ10,13で平滑され
ることによつて、AGC電圧が得られる。この
AGC電圧はAGC回路11に供給され、これによ
つてプリアンプ2の出力が一定レベルに振幅制御
される。従つて記録アンプ4の出力の記録電流の
大きさにAGCがかけられ、過大入力によつて記
録歪が発生しないようにしている。
記録アンプ4の出力は、イコライザ回路5、ス
イツチSW2の接点b,aを通つて録再ヘツド12
に供給される。なお記録時には、電池7の電圧が
スイツチSW3の接点b,a、スイツチSW5の接点
c,bを経てバイアス発振器6に供給されるの
で、発振器6から高周波バイアス信号がヘツド1
2に供給される。
再生時には、再生釦21が操作され、このとき
操作釦25が操作状態になつていた場合、再生釦
21の操作によつて操作釦25が解除される。従
つてスライドスイツチS1,S2が共にP側及びTC
側に切換えられる。このためヘツド12からの再
生出力がスイツチSW1の接点c,bを通つてプリ
アンプ2に供給される。プリアンプ2の出力はス
イツチSW4、記録アンプ4を通つて出力アンプ1
5に供給され、再生音が、スピーカ17またはイ
ヤホンジヤツク16に接続されたイヤホンから再
生される。なお再生時には、スイツチSW3によつ
て電池7から発振器6に供給される電圧が遮断さ
れるので発振器6の動作が停止される。
次に第1図及び第3図のテープレコーダを補聴
器として使用するときには、TC→Hの操作釦2
5が操作され、これによつて他の釦20〜24が
操作状態にあれば解除される。従つてスライドス
イツチS1,S2が夫々R側及びH側に切換えられ、
これによつてスイツチSW4〜SW6がH側に、また
スイツチSW1〜SW2がR側に切換えられる。なお
スライドスイツチS1がR側に接続されても、再生
釦21が解除されているのでテープは走行されな
い、またスイツチSW5がオフとなるので、発振器
6への電源供給が断たれ、補聴器として使用する
とき不要な電力を消費しないようになつている。
マイクロホン1からの音声信号は、スイツチ
SW1を通つてプリアンプ2に供給され、プリアン
プ2の出力はバンドパスフイルタ3に供給され
る。このバンドパスフイルタ3のバンドパス特性
は、スイツチSW7を接点a,b,cに夫々切換え
ることによつて、難聴者の聴感特性に合わせて第
2図のようなローレンジ、ミツドレンジ、ハイレ
ンジに切換えることができる。バンドパスフイル
タ3の出力は、記録アンプ4、パワーアンプ15
を通つてイヤホンジヤツク16に供給されるの
で、イヤホンで聞くことができる。なおイヤホン
の音量はボリーム18で調整することができる。
なお補聴器として使用するときには、スイツチ
SW6によつてAGC電圧の時定数が切換えられ
る。即ち、テープレコーダとして使用するときに
は、過大入力を十分に押えるために例えば8秒で
ゲインが10dB改復するようなAGC時定数が与え
られているが、補聴器として使用するときには、
その必要がないので、スイツチSW6によつてコン
デンサ13を切り外してAGC時定数を短くして
いる。なお補聴器としての動作を中止させるに
は、停止釦22を操作して操作釦25を解除すれ
ばよい。
なおスライドスイツチS1,S2は電子スイツチで
構成することができ、これらのスイツチと操作釦
20,25との機械的連動関係は論理回路に置き
換えることができる。
本考案は上述の実施例で説明したように、テー
プレコーダ内の既設の回路を用いて部品数を大巾
に増加させずにテープレコーダを補聴器として使
用し得るように構成することができる。
特に、補聴器モード/テープレコーダモードを
切換える第2のスイツチと、録/再切換用の第1
のスイツチを連動関係にして、補聴器モードのと
きには記録モード(テープは走行しない)にして
マイクロホンから記録再生回路を経てイヤホンに
至る信号経路を形成し、補聴器モードにしたと
き、第2のスイツチにて記録再生回路中に難聴者
用バンドパスフイルタを介在させ、また記録用
AGC回路の特性を切換え、更に記録バイアス発
振記をオフにしたので、補聴器モードのときテー
プレコーダは記録モードであるから、信号経路に
大巾な変更を加える必要もなく、またバンドパス
フイルタの挿入及びAGC回路の特性変更によ
り、補聴器に最適な聴感特性が得られ、また記録
モードを利用してもバイアス発振器がオフにされ
るから、消費電流を節約することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すテープレコー
ダのブロツク図、第2図は第1図のバンドパスフ
イルタの特性を示すグラフ、第3図はテープレコ
ーダの操作釦の連動関係を示す操作部の略図であ
る。 なお図面に用いられている符号において、1…
…マイクロホン、2……プリアンプ、3……バン
ドパスフイルタ、4……記録アンプ、6……バイ
アス発振器、20……記録釦、25……テープレ
コーダ→補聴器切換操作釦、S1,S2……スライド
スイツチ、である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 テープレコーダを記録モードと再生モードとに
    切換える第1のスイツチと、上記テープレコーダ
    を補聴器モードとテープレコーダモードとに切換
    える第2のスイツチとを備え、 上記第1のスイツチは、マイクロホンと磁気ヘ
    ツドとの出力を切換えてアンプ及びAGC回路を
    含む記録再生回路の入力に接続する第1の切換部
    と、上記記録再生回路の出力と上記磁気ヘツドと
    の接続・非接続を切換える第2の切換部と、記録
    バイアス発振器の動作・非動作を切換える第3の
    切換部とを備え、 上記第2のスイツチは、上記記録再生回路に難
    聴者用バンドパスフイルタを切換接続する第4の
    切換部と、上記記録バイアス発振器の動作・非動
    作を切換える第5の切換部と、上記AGC回路の
    AGC特性を切換える第6の切換部とを備え、 上記第2のスイツチを上記補聴器モードに切換
    えたとき、これと連動してテープ走行を停止させ
    た状態で上記第1のスイツチが記録モードに切換
    わり、上記マイクロホンからの入力を上記難聴者
    用バンドパスフイルタが接続され且つAGC特性
    が切換えられた上記記録再生回路を介してイヤホ
    ンに供給すると共に、上記記録バイアス発振器を
    非動作とし、 上記第2のスイツチをテープレコーダモードに
    切換えたとき、これと連動して上記第1のスイツ
    チが再生モードに切換わるように構成したことを
    特徴とするテープレコーダ。
JP1979087504U 1979-06-25 1979-06-25 Expired JPS6138086Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979087504U JPS6138086Y2 (ja) 1979-06-25 1979-06-25

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979087504U JPS6138086Y2 (ja) 1979-06-25 1979-06-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS566199U JPS566199U (ja) 1981-01-20
JPS6138086Y2 true JPS6138086Y2 (ja) 1986-11-04

Family

ID=29320722

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1979087504U Expired JPS6138086Y2 (ja) 1979-06-25 1979-06-25

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6138086Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55132797U (ja) * 1979-03-10 1980-09-19

Also Published As

Publication number Publication date
JPS566199U (ja) 1981-01-20

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