JPH0728616Y2 - カセットテープレコーダ - Google Patents

カセットテープレコーダ

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JPH0728616Y2
JPH0728616Y2 JP1987140063U JP14006387U JPH0728616Y2 JP H0728616 Y2 JPH0728616 Y2 JP H0728616Y2 JP 1987140063 U JP1987140063 U JP 1987140063U JP 14006387 U JP14006387 U JP 14006387U JP H0728616 Y2 JPH0728616 Y2 JP H0728616Y2
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JP
Japan
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recording
microphone input
microphone
mixing
amplifier
Prior art date
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JP1987140063U
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JPS6445349U (ja
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正彦 倉又
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Sony Corp
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Sony Corp
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  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、磁気テープの録音、再生、及びマイクロホン
による拡声、ミキシング機能を有するカセットテープレ
コーダに関するものである。
〔考案の概要〕
本考案は、マイクロホン入力音声回路に減衰器が挿入で
きるように接続され、マイクロホン入力音声の拡声操作
時及びマイクロホン入力音声と磁気テープ再生音声との
ミキシング操作時に前記減衰器が自動的にマイクロホン
入力音声回路に挿入されることにより、録音及び再生モ
ードと拡声及びミキシングモードの切換を、ファンクシ
ョンスイッチ等の専用スイッチを設けることなく行われ
るようにすると共に、拡声及びミキシング時に、マイク
ロホン入力レベルを調整することなしに、ハウリングや
音歪みも防止できるようにしたものである。
〔従来の技術〕
カセットテープレコーダ等にマイクロホン入力端子を設
け、この入力端子から入力される音声信号を拡声すると
共に、磁気テープからの再生信号を増幅し、マイク入力
信号と再生信号をミキシングしてスピーカより放音でき
るようにしたテープレコーダは、一般にマイク入力を録
音する場合と拡声して放音する場合の選択を行うスイッ
チが設けられている。
そして拡声して放音する際は、ハウリングが生じないよ
うに音量調整ボリュームを設けて音量の調整を行うこと
が必要になる。
またマイク入力を録音する場合は、適当なレベルにする
ために音量調整手段を再調整する必要があった。
このようなレベル調整はマイクロホンの音量出力レベル
と磁気テープの記録再生時のレベル差が20〜30dBあるた
めに必要になるものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
このため、マイクを使用して拡声やミキシングを行なお
うとする時は、専用スイッチによるミキシングモードへ
の切換や、ハウリングを防止するためのマイク入力レベ
ルの調整が必要であり、使用者はある程度、これらの機
能・動作を理解し、操作しなければならなかった。その
ため、特に子供や老人等が使用する場合、かかる操作に
対して不慣れなため、ミキシング機能を有するカセット
テープレコーダを適性に使用することが困難であるとい
う問題点があった。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、かかる実状にかんがみてなされたもので、マ
イク入力音声回路に減衰器を挿脱可能とするように接続
し、再生操作に応じて減衰器をマイク入力音声回路に挿
入し、録音操作に応じて該減衰器をマイク入力音声回路
から解除するようにして、老人や子供でもテープレコー
ダを容易に操作できるようにしたものである。
〔作用〕
拡声及びミキシングモード時には、通常音歪みやハウリ
ングをなくするために、マイク入力音声レベルを減衰さ
せることが必要になるが、カセットテープの再生モード
時に、マイク入力音声回路に減衰器が接続されるように
構成することにより、特別な切換操作をすることなく、
拡声及びミキシングのモードでハウリングが防止され
る。
そして録音ボタンが押され、録音モードとされた時に
は、前記減衰器はマイク入力音声回路から解除され、マ
イク入力音声回路からは規定の入力信号が得られ、その
入力音声は磁気テープに録音される。
〔実施例〕 第1図は、本考案の一実施例を示すカセットテープレコ
ーダの概要をブロック図としたものである。
この図で1はマイク入力プラグ、2はマイク入力端子、
3は抵抗R1,R2からなる減衰器、4は増幅回路を示し、
例えばパワーアンプ4A、プリアンプ4B、録音アンプ4C等
から構成されている。プリアンプ4Bの入力側にはミキシ
ング用の抵抗R3,R4が接続され、パワーアンプ4Aの出力
はスピーカ5に供給されている。
6はカセットテープ、7は録音/再生兼用のヘッド、8,
9は記録、又は再生時の周波数を適性にするためのイコ
ライザアンプを示す。
一点鎖線で囲った10の部分は3個のスライドスイッチか
らなる録・再切換スイッチを示し、実線は再生位置、点
線は録音位置を示す。
この録・再切換スイッチは後述する再生操作ボタン、又
は記録操作ボタンに連動して切換えられるものである。
本考案のカセットテープレコーダの概要は上記したよう
な構成とされているから、カセットを装着して、後述す
るように操作ボタンを押圧すると電源が投入され、図示
しない駆動機構によって磁気テープが走行し、カセット
テープの再生、録音等ができ、又、マイク入力プラグを
挿入しておくと、テープレコーダの操作モードに応じ
て、拡声モード、ミキシングモード、記録モードにする
ことができる。
以下本考案の動作を順に説明する。
マイクがマイク入力端子2に接続され、かつカセットテ
ープ6が挿入されている状態で、再生ボタンを押すと、
電源スイッチも同時にオンになり、図示された切換スイ
ッチ10の接点を介して、マイク入力音声とテープ再生音
声はプリアンプ4Bによりミキシングされて出力される。
(ミキシングモード)。
次にカセットテープ6が挿入され、マイクが接続されて
いない時は、当然マイク入力信号はないため、再生ボタ
ンによってテープ再生音のみが出力される。(再生モー
ド)。
逆に、マイクのみが接続され、カセットテープ6が挿入
されていない時は、テープからの再生信号はないため
に、再生ボタンを押すことにより、マイク入力音声のみ
出力される。(拡声モード)。
上記いずれの場合も、切換スイッチ10によって減衰器3
はマイク入力回路に挿入状態となっており、減衰器3が
ない状態に比べて約20〜30dBの減衰量を与えることにな
る。そして、このために、上記のミキシングモード及び
拡声モードにおいてハウリングや音歪みが発生すること
を防止でき、かつモード切換のためのスイッチング操作
も不要となる。
さらに、録音をする時は、録音ボタンに連動して、録再
切換スイッチ10は点線で示す状態に移行し、減衰器3及
び再生回路はオープンの状態になり、録音回路のみが閉
じられる。そのためマイク入力音声信号はプリアンプ4
B、録音アンプ4Cを介して減衰されることなく、規定入
力レベルで録音される。(録音モード)。
第2図は本考案のカセットテープレコーダの一実施例の
外観を示す斜視図である。
この図において、11は早送りボタン、12は巻戻しボタ
ン、13は再生ボタン、14は録音ボタン、15はカセット取
出しボタンを兼ねた停止ボタン、16はスピーカー、17は
カセット蓋、18はハンドル19に取付けたマイクである。
このカセットテープレコーダはどのボタンを押圧したと
きでも電源が入り、特に再生ボタン13を押すことにより
切換スイッチ10によって減衰器3はマイク入力音声回路
に挿入される。この時、マイク18及びカセットテープの
挿脱状態に応じて、録音モード以外の前記した各モード
の動作がなされる。
録音ボタン14が押されると、減衰器3は解除され録音が
行なわれる。
なお、早送りボタン11及び巻戻しボタン12によって、カ
セットテープの早送り及び巻戻し動作が行なわれること
はいうまでもない。
〔考案の効果〕
以上、実施例にそって説明してきたように、本考案のカ
セットテープレコーダは、録音、再生、拡声、及びミキ
シングの各動作モード間の切換に特別なスイッチング操
作を必要とせず、また、マイク使用時のハウリングや音
歪みを防止するためのマイク入力レベル調整をする必要
もなくなり、操作は非常に簡単になるという効果があ
る。
また、回路の簡易化、部品数の減少から生産コストも低
下し、操作が簡単なために、特に、子供あるいは老人む
けのカセットテープレコーダとして有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の主要部の一例を示す回路図、第2図は
本考案の外観の一例を示す斜視図である。 1はマイク入力プラグ、2はマイク入力端子、3は減衰
器、4は増幅回路、5はスピーカー、6はカセットテー
プ、7はヘッド、8,9はイコライザアンプ、10は切換ス
イッチを示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】再生位置で磁気ヘッドから出力される再生
    信号を選択してミキシングアンプの一方の端子に入力
    し、録音位置で前記再生信号の前記ミキシングアンプへ
    の供給を遮断し、前記ミキシングアンプの出力を前記磁
    気ヘッドに供給する録・再切換スイッチと、 マイクロホン入力端子の出力を前記ミキシングアンプの
    他方の端子に入力するマイクロホン入力回路と、 前記ミキシングアンプの出力をスピーカから放音する増
    幅手段と、 前記録・再切換スイッチが再生位置に切り替わったとき
    に、該録・再切替スイッチと連動して所定の減衰量に設
    定された減衰器を前記マイクロホン入力回路に挿入する
    スイッチとを設け、 マイクロホン入力音声信号、磁気テープ再生信号、及び
    これらのミキシング信号の拡声と、マイクロホン音声信
    号の録音ができるようにしたことを特徴とするカセット
    テープレコーダ。
JP1987140063U 1987-09-16 1987-09-16 カセットテープレコーダ Expired - Lifetime JPH0728616Y2 (ja)

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JPS6445349U JPS6445349U (ja) 1989-03-20
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5528267B2 (ja) * 1975-02-04 1980-07-26

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5923219Y2 (ja) * 1978-08-11 1984-07-11 三洋電機株式会社 テ−プレコ−ダ−
JPS58109815U (ja) * 1982-01-20 1983-07-26 松下電器産業株式会社 磁気記録再生装置

Patent Citations (1)

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JPS5528267B2 (ja) * 1975-02-04 1980-07-26

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