JPS613801A - スズ含有鉄系複合粉末およびその製造方法 - Google Patents

スズ含有鉄系複合粉末およびその製造方法

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JPS613801A
JPS613801A JP59124952A JP12495284A JPS613801A JP S613801 A JPS613801 A JP S613801A JP 59124952 A JP59124952 A JP 59124952A JP 12495284 A JP12495284 A JP 12495284A JP S613801 A JPS613801 A JP S613801A
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alloying
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Shigeaki Takagi
高城 重彰
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    • C22METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
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    • C22B61/00Obtaining metals not elsewhere provided for in this subclass
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C22METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
    • C22CALLOYS
    • C22C33/00Making ferrous alloys
    • C22C33/02Making ferrous alloys by powder metallurgy
    • C22C33/0207Using a mixture of prealloyed powders or a master alloy
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22FWORKING METALLIC POWDER; MANUFACTURE OF ARTICLES FROM METALLIC POWDER; MAKING METALLIC POWDER; APPARATUS OR DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR METALLIC POWDER
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    • H01F1/01Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials
    • H01F1/03Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity
    • H01F1/12Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity of soft-magnetic materials
    • H01F1/14Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity of soft-magnetic materials metals or alloys
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
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    • Y10T428/12181Composite powder [e.g., coated, etc.]

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、各種機械部品や電磁気材料に使用される鉄
系tAM合金材料の焼結原料として優れた特性を有する
スズ含有鉄系複合粉末およびその製造方法に□関するも
のである。
粉末冶金の発達にともない、鉄系焼結部品においても様
々な特性が要求されるようになっており、これに応える
ため、広範囲の添加元素が適用されるに至っている。
このような鉄系焼結合金に使用される原料粉末としては
、(1)鉄粉と合金元素粉末とを混合したもの、および
(2)あらかじめ合金成分を調整した合金鉄粉、が従来
から知られている。(1)の混合粉末は基本となる鉄粉
が合金元素を含まないため軟かく、したがって圧粉成形
時における圧縮性が優れる利点を有するが、その反面、
混合した合金元素粉末が偏析しやすく、そのため焼結体
の特性にばらつきが生じやすいとともに、焼結時の合金
の不均一性が問題となる。一方(2)の合金粉末は均一
性については特に問題が生じないが、逆に合金鉄粉が硬
くなるために圧縮性が劣る欠点がある。
これらの双方の問題点を解決するため、鉄粉粒子に合金
元素を部分的に結合させたいわゆる拡散合金粉末が、特
公昭45−9649月公報(鉄粉にMo、Cu、Niを
結合)、特開昭53−92306号公報〈鉄粉にCuを
結合)などによって提案されている。これらの提案では
、鉄粉と合金元素を含む粉末とを混合して加熱すること
によって、鉄粉粒子と合金元素含有粉末粒子との部分的
な結合を得ている。しかしながらこれらの提案の方法に
おいては、鉄粉粒子と合金元素含有粉末粒子との部分的
結合を得てしかも合金元素が鉄粉中に拡散しないように
するためには、加熱条件の選択範囲がきわめて限られた
ものになるとともに、合金元素の選定の自由度も小さく
なる問題があるさらにこれらの提案により部分的結合が
実現しても、粉末を取扱う段階で鉄粉と合金元素含有粉
末とが分離し、偏析の原因となるおそれもあった。
この発明は以上の従来の事情に鑑みてなされたもので、
従来の拡散合金粉末あるいは複合粉末(部分結合粉末)
にみられる欠点を除去し、添加合金元素含有粉末粒子と
鉄粉粒子との複合化を完全にするとともに、合金元素の
選択自由度を大幅に拡大した鉄系焼結合金材料用の原料
粉末およびその製造方法を提供するこ5とを目的とする
ものである。
本発明者は、Sn  <スズ)が鉄系焼結材料用合金元
素としてきわめて有用であること、Snの融点が低いこ
と、さらにSnが鉄系粉末冶金に用いられる種々の合金
元素との反応性に富んでいることに着目して研究した結
果、種々の合金元素を鉄粉表面に複合させる際に共通添
加元素としてSnを添加することによって、Snを鉄粉
の粒子表面に各種合金元素を複合させるための助剤とし
て有効に機能させることができると同時にSnがそれ自
身有効な添加合金元素として作用し、したがってSnを
共通添加元素として利用する妬果が甚大であることを見
出し、この発明をなすに至った。
すなわち本願の第1発明は、鉄を主成分としかつ実質的
にSnを含有しない―々の粉末粒子の表面に、Snを結
合剤として、C(炭素)、CO(コバルト)、Cr(ク
ロム)、Ctl(銅)、Mn  (vンガン)、MO(
tlJブデン>、Niにッケル)、P(リン)、St(
ケイ素)のうちから選ばれる181!以上の元素を含む
粉末粒子が結合され、かつ全Sn含有量が0.1〜20
重−%であり、01Go、Or%Cu、Mn、Mo、N
i、p、s;含有量の合計がil比でSn含有量の50
倍を越えないことを特徴とするSn含有鉄系複合粉末を
提供する。
また本願の第2発明は、前記第1発明の複合粉末を製°
造するための方法であって、鉄を主成分としかつ実質的
にSnを含有しない粉末に、Snまたは加熱によって分
解してSnを生成する化合物の1種以上の粉末を、5n
itにrA算して0.1〜20重量%、およびC、C’
O、Cr 、CII 、M n 。
Mo 、Ni 、P、Siのうちから選ばれた1種以上
の元素を含有する1、11以上の粉末を、合計でSn量
の50倍を越えない重量混合し、還元性または非酸化性
雰囲気中Jで、250〜900℃の温度に加熱すること
を特徴とするスズ含有鉄系複合粉末の製造方法を提案す
る。
以下この発明についてさらに具体的に説明する。
この発明において共通添加元素としてSnを使用する理
由は、鉄系焼結材料における添加合金元素としてSnが
きわめて有用であることと、侵述プるように各硬合金元
素含有粉末を鉄系0末に結合させるための助剤としての
Snの効果が大きいことにある。
鉄系焼結材料における合金元素としてのSnの機能とし
ては、焼結体の強度、硬度、耐食性、磁気特性、切削性
などを向上させることが知られており、しかも、同一の
焼結体特性を得るのに、S。
を添加したものは添加しないものにくらべて、焼結温度
を低く設定できるなどの利点を有している。
またSnの結合助剤としての橢能に関しては、Snはそ
の融点が低い(純金属Snは230℃)ため、鉄系粉末
および合金元素含有粉末とともに混合して加熱すると液
相を生じ、しかもこの液相は鉄系粉末や合金元素含有粉
末との濡れ性が良好であるから、加熱によって生じたS
n!!相が鉄粉粒子表面に合金元素含有粉末を結合させ
るのに役立つのである。したがって各種合金元素含有粉
末粒子は、Soを介して鉄系粉末粒子に強固に結合され
ることになる。
使用するSn原料としては、金、RS nの粉末が第1
に考えられるが、それ以外にも、加熱中にSnを生成さ
せるようなスズ化合物、例えばスズの酸化物(Sn O
またはSn 02 ) 、水酸化物(Sn  (OH)
2またはSn 02 ・n H20)、塩化物(Sn 
Ci’2、またはSn C14、あるいはこれらに結晶
水がついたもの)、硫化物(SnSまたはSn、S2)
、あるいは硝酸スズ(Sn  (NO3)2またはSn
  <NO3)4 、あるいはこれらに結晶水がついた
もの)、硫酸スズ(811804>などであっても良い
。ここで、金属Snの場合は、鉄系粉末等と均一に混合
するために粉砕によって微粉とすることが難しいこ、と
もあり、また金j1Snは加熱温度がSn融点の230
℃を越えるとただちに溶融し、さらに加熱温度が高くな
るとSnが鉄系粉末中に拡散しやすくなり、結果として
鉄系粉末の硬さを増して圧縮性を劣化させることがある
から、むしろSnめ化合物を原料とした方が好ましい場
合もある。したがってSn原料の選択は、他の合金元素
の種類や加熱処理温度との兼ね合いによってなされるべ
きである。なおSn原料としては、金属スズや加熱によ
ってSnを生成する前述のような化合物のうちから選ば
れた1欅を単独で使用しても、あるいは適宜2f!以上
を複合して用いても良い。
Snの添加−は、0.1重量%未渦であれば結合助剤と
しての効力が無くなり、また、20重最%を越えれば、
大量のSnが加熱処理中に凝集して均一な複合粉末が得
られなくなるため、範囲を0.1〜20重最%に限定す
る。なおSn原料としてSn化合物を用いる場合、Sn
lに換算して0.1〜20重量%の範囲内とする必要が
あることは勿論である。
次にSn以外の合金元素の選定について説明する。
Sn以外の合金元素としては、C,Go 、Cr、Cu
、Mn、Mo、Ni 、P、Siの1種以上を選定する
が、これらの合金元素添加形態としては、純元素の粉末
で添加しても良く、あるいはこれらの合金元素を含有す
る粉末(例えば合金粉末)や、加熱処理中に反応して目
的とする物質を生成する化合物粉末で添加しても良く、
要は合金元素の種類に応じてSr+It液との濡れ性も
しくは反応性の点から最も適切な添加形態を選べば良い
Cは合金鋼をつくるための必須の元素であり、通常黒鉛
粉の形で添加される。黒鉛は溶FWSnとの濡れ性が良
く、一方鉄系粉末粒子も一溶I!Snによって濡れると
ともに、l”e−Sn間の化合物を作りやすいから、S
nを媒体としてC粉末を鉄系粒子表面に結合させること
ができる。そのほか、炭化物粉末の形でCを供給するこ
ともできる。
COはFeに添加すると固溶して強度を高めるとともに
、飽和磁束密度を向上させるから、機械部品のほか磁性
部品においても有用である。金属COはSnl液によっ
て濡れるとともに、Co−5n間の化合物を生成しやす
いから、鉄系粉末にSnを媒体として結合させることが
容易である。
OrはFeの強度、硬゛度、耐食性を向上させる有用な
元素である。C「の添加方法は、フェロクロム粉末の形
で行なうのが好ましい。フェロクロムはSn融液によっ
て良く濡れるから、鉄系粉末が良く結合する。
CuはFeの強度、硬度を向上させる元素で、粉末冶金
においてはもつとも広く用いられている添加元素のひと
つである。CIJの添加形態は金后Cu粉または酸化m
粉末とすることが好ましい。
CtlはSnときわめて反応しゃすく、加熱処理温度が
古い場合にはCu−8nの融液が現われて鉄系粉末粒子
の表面を濡らし、coの鉄粉粒子への結合がきわめて強
固になる。
MnはFeの強度、靭性、焼入性を向上させる元素であ
る。Mnの添加はフェロマンガン粉末の形で行なうこと
が好ましく、フェロマンカンはS口融液に良く濡れると
ともに、Mn−8nの化合物を作りやすいから、鉄系粉
末に良く結合するっMOはFeの強度と硬度の向上に役
立つ元素である。MOの添加方法としては、金属Mo、
フェロモリブデン、酸化モリブデンなどが可能であり、
いずれもSnを媒体として鉄系粉末粒子に強固に結合す
る。
N1はFeの強度と靭性を向上させる重要元素である。
、N1添加原料としては金属N1または酸化ニッケルを
用いることができ、いずれもSnとの反応性に富み、加
熱処理によって鉄系粉末と強固に結合する。
Pはl”eの強度、靭性および磁気特性を向上させる元
素として知られている。Pの添加形態は、赤リン粉、フ
ェロリン粉、酸化リン粉などが可能であり、いずれもS
nと反応しやすく、Snとの共存によって鉄系粉末粒子
との結合が確実になる。
Slはl”eの強度や磁気特性を向上させる元素である
。金rsf#3よびフェロシリコンが添加形態として好
ましく、いずれもSn融液によって良く濡れるため、鉄
系粉末との結合が可能となる。
これらの合金元素含有粉末の混合筒は、重量比で5nf
lの50倍を越えると、結合助剤としての5nffiが
不足し、鉄系粉末粒子の表面にこれら合金元素含有粉末
を結合させることが回動となり、結局偏析を招きヤ)す
くなる。したがって、5nfflと、他の合金元素含有
粉末の合計鍛とのtffj比は1:50以上とする必要
がある。なお最終的に得られるスズ含有鉄系複合粉末に
おけるSn以外のC,Go等の合金元素の合計含有ml
が重量比でSn9の50倍を越える場合には、製造工程
中で添加される合金元素含有粉末の合計添加昂が必然的
に5nffiの50倍を越えてしまうから、最終のスズ
含有鉄系複合粉末中の合金元素含有量合計もスズ量の5
0倍を越えないものとする。
ここで使用されるSn粉末もしくはSO化合物粉末およ
びその他の合金元素を含有する粉末の粒径は、鉄系粉末
の粒径以下であることが必要である。これらが粗すぎる
と、合金元素を鉄系粉末粒子の表面に濃化させることが
できなくなる。
またここで使用される鉄系粉末は要は鉄を主成分としか
つ実質的にSnを含有しないものであれば良く、例えば
純鉄粉として鉄分量が98.5%以上の還元鉄粉、ある
いは鉄分量が99.0%以上のアトマイズ鉄粉等を用い
ることができ、さらには必要に応じて 1.3〜1.6
%のNi、0.2〜0.6%の−Ao、0.4〜0.7
%のCu 、  0.9〜1.2%のOrのうちから選
ばれた1種以上を含有し残部がFe13よび不可避的不
純物よりなる低合金銅粉を用いることができる。
この発明の方法においては、上述のようなSn粉末もし
くはSn化合物粉末と、他の合金元素を含有する粉末と
、鉄系粉末との混合物を加熱し、相互の結合をはかるの
であるが、その加熱雰囲気は、還元性または非酸化性雰
囲気とする。とくに還元性雰囲気が必要な場合は、たと
えばSnlとして酸化スズ%Cu1iとして酸化銅など
、加熱中に還元することをねらった原料を用いる時であ
る。
それ以外の場合は、N2中や真空中などでの加熱処理で
あっても良い。
加熱温度は250〜900℃とする。Snの融点が23
0℃であるから、Sn源として金属Snを用いたときで
も、これ以上の温度に加熱しないとSnの液相による結
合効果が期待できない。ただし、融点直」−の温度では
、Snの濡れ性が不十分なので、250℃を下限とする
一方、加熱温度の上限は次のように決められる。
加熱温度が高くなると、Snや他の合金元素が鉄系粉末
粒子の中に拡散しはじめ、これら元素が鉄系粉末粒子の
表面にとどまらず、内部に合金化されて鉄系粉末粒子を
硬化させるため、粉末の圧縮性が低下する。Snの鉄系
粉末粒子中への拡散について述べると、他の合金元素が
無い場合、金属Snを使用すると加熱温度450℃で、
Sn化合物(sI化スズなど)を使用すると、加熱温度
7゜0℃でそれぞれ鉄粉粒子内部への拡散がはじまる。
他の合金元素は、通常SnよりもFe中への拡散がより
高温ではじまり、しかもこれらを含有する粉末が共存す
る場合、Snがこれらと先に反応して、鉄粉中への拡散
がはじまる温度は通常高くなるが、それでも900℃が
限度であり、したがって加熱温度の上限を900℃と定
める。
このようにして、5n15を末もしくはSn化合物粉末
と、その他の合金元素を含有する粉末とを、鉄系粉末と
混合して加熱することにより、Snを結合助剤として合
金元素含有粉末が鉄系粉末粒子表面に強固に結合された
複合粉末が得られる。そして上述のように加熱温度条件
を選定することによって、Snやその伯の合金元素が鉄
系粉末粒子内部へ拡散してその粉末粒子の圧縮性を損う
ことを有効に防止できる。なおここでSn化合物が用い
られている場合、上述の加熱プロセスでその化合物が分
解してSnの液相が生じることはもちろんである。
ここで、Snが結合剤として機能しているかどうかの判
定法について説明する。そのためには、粉末粒子断面に
おける元素の分布状態を調べるのがよい。すなわらSn
が結合剤として機能している場合には、鉄系粉末粒子と
C,Go 、Orなどの合金元素を含む表面付着物との
間にSnが介在していなければならない。より具体的に
は、最終的に得られた複Oiカ末粒子の表面から粒子内
部にわたって、x帽マイクロアナライザーなどによって
線分析を行なえば、Snが結合剤として機能している場
合には、その少なくとも一部の分析結果において、表面
付着物に対応するc、co 、crなとの元素の製置ビ
ークと、鉄系粉末粒子に対応するFeの11度ピークと
の間に、Snの濃度ピークが存在するは1である。
ただし、Soがc、co 、Orなどの元素やFeと反
応することもあり、必ずしもSnが純金属の形で介在す
る必要はない。このような例は後に実施例として示す。
以下にこの発明の実施例を比較例とともに説明する。
鉄系粉末として、アトマイズ純鉄粉を100〜150メ
ツシユにふるいわけて用いた。これにSn源および他の
合金元素源となる粉末(いずれも−250メツシユ)を
混合し、所定の温度で60分加熱処理した後、乳針で粉
末を解砕した。使用したSn源、合、金元素源とそれら
の量および加熱条件を第1表にまとめて示す。第1表中
の記号A〜Mの各条件のうちAからHまでが本発明法に
よるものである。
得られた各粉末について、次の試験を行なった。
まず粉末を樹脂に埋込み、研磨したのち、XIマイクロ
アナライザーで合金元素の分布を調べたつ合金元素が鉄
粉粒子表面に濃化して、しかも鉄粉粒子に結合している
場合は可、合金元素が鉄粉粒子中に拡散している場合や
、鉄粉粒子と結合していない場合は不可とした。
次に、合金元素と鉄粉との結合性を次のようにして定量
した。すなわち、使用した鉄輪の粒度が100〜150
メツシユであるのに対し合金元素源の粉末が一250メ
ツシュであるところから、加熱処理後の粉末の粒度分布
を測定してその一250メツシュの粉末の割合をX%と
し、使用した合金元素源の粉末の添加−(但しSn粉末
もしくはSn化合物を含まず)をY%として、(1−X
、’Y)X100を結合喰として表わし、その値が80
%以上を合格とした。
さらに、加熱処理後の粉末にステアリン酸1581重1
!1!?6を添加し、5  t/cdの圧力で晟形して
圧切密度を測り、それが6.60 (] /CI”以上
のときに圧縮性良Orと判断した。
各粉末についての、合金元素分布、結合度、圧粉密度を
第2表にまどめて示す。
第2表から明らかなように、本発明法にょる5へ〜Hの
粉末は、合金元素の分布、結合度、圧縮性ともに1れた
ものであることが判断され6つ第1図は材料Aの杓末位
子の断面において、粒子表面から内部にかけてXIマイ
クロアナライザーにてC,Sn 、Feの線分析を行な
った結果を示す。第1図から、SnのピークがFeのピ
ークとCのピークとの間にあり、Snが介在して黒鉛粉
が鉄粉に結合していることがわかる。ここで。
CとSnとはほとんど化学反応をおこしていない。
3 nとFeとは若干反応しており、鉄粉表面にFe−
Snの合金ないしは化合物が生成されていると、ともに
、Snが鉄粉中にわずかに拡散しているが、その拡散は
鉄粉粒子表面にとどまっていることが明らかである。
第2図は試料りについて同様の分析をした結果であって
、この場合もCO粉がS nを媒体として鉄粉粒子に結
合していることがわかる。この場合には、COとSnと
が反応し、合金ないしは化合物を生成しているが、Sn
のピーク位置はCIJとFeのピークの間にあり、Sn
が結合剤として溌能していることが明らかである。
第3図は試料Hについての同様の分析を示しでいる。こ
の場合にはFe−8i粉末粒子と鉄粉粒子とがともにS
nによって濡れており、結合を強くしていることがわか
る。この場合も、FeとSiのピークの間に3r+のピ
ークが認められる。
粉末IはSnが0.1%未満のため、結合剤としての機
能が得られず、合金元素の分布および結合度が不適当と
なっている。粉末Jは5nilにくらべて4の合金元素
含有粉末の量が過多であるため、同様の欠陥を生してい
る。粉末にでは、加熱温度が低′lJ−ぎるた品、8口
が凝集して結合剤どして役立っていない、粉末りは加熱
6度が高すぎ、合金元素かfA中に拡散したため、圧縮
性が劣っている。
第1!Uは、紛未トの粒子断面のX線マイクロアナライ
ザーによる分析P fAを承り。この場合には、CLI
こSnどがiU融状態で均一化し゛C1両元素が鉄粉粒
子中;二深く(約30 Jjffl Jス上)拡散して
おり、わ!了表面にととまっていないことが判る。この
ようt・二面元素が鉄粉粒子中に深く拡散したため、鉄
T:)粒子が硬化し、圧FJ性が低下しノ:のである。
さらに粉末MLj s nを用いない複合粉末の例であ
って、これ(二りらべて811を使用した粉末りは、合
金元素の分布ど結合度がきわめてすぐれていることが明
らかでのる。
以上の説明で明らかなようにこの発明の複合粉末は、鉄
を主成分とする粉末(鉄系粉末)の個々の粒イ表面に3
 nを結合剤として合金元素(C1Co、Cr、Cu、
Mn、Mo、Ni、P、Siの1種以上)を含有する粉
末が結合されており、このようにSnを結合剤として用
いた結果、前記合金元素が鉄系粉末粒子の内部に深く拡
散することなく、その合金元素含有粉末が鉄系粉末粒子
に強固に結合されたものである。したがって鉄系粉末と
合金元素含有粉末との結合度が高いから、q末を取扱う
段階で合金元素含有粉末が鉄系粉末粒子から分離してし
まうおそれが極めて少なく、そのlζめこの発明の複合
粉末を焼結原料として焼結体を製造するにあたって合金
元素含有粉末の分離により焼結体に偏析が生じることを
有効に防1丁できる。ざらにこの発明の複合粉末は、前
述のように合金元素の鉄系粉末粒子内部への拡散が少な
いため、圧縮性が優れ、したがって焼結原料どじて用い
iば、高密度で′a械的諸特性や磁気特性の優れた焼結
体を得ることができる。そしてまたこの発明の複合粉末
はSnを結合剤として用いるため添加される合金元素の
選択の自由度が大きく、目的とする鉄系1帖合金材料の
用途や要求特注に応じてc、cr以下の合計9種類の合
金元素のうらの1種以上を適宜選択して、所望の性能を
有する焼結材料を容易に(qることができる。
またこの発明の複合粉末製造方法によれば、合金元素含
有粉末の複合化のための結合剤としてSnを利用してい
るために複合化のI〔めのffi埋条件が狭い範囲に限
られることなく、上述のように圧縮性が良好でかつ合金
元素の袂合化が充分な複合粉末を工業的規模で容易かつ
低コストで製造することができる。
第2表
【図面の簡単な説明】
第1図から第4図まではそれぞれ第1表中シC記載され
た試料△、D、H,Lの粉末粒子断面に右けるX線マイ
クロアナライザー分析による元素の閘度分布を示すグラ
フで、第1図は試FIA(二ついてのグラフ、第2図は
試料りについてのグラフ。 第3図は試IIHについてのグラフ、第4図は試料しに
ついてのグラフである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)鉄を主成分としかつ実質的にSnを含有しない個
    々の粉末粒子の表面に、Snを結合剤として、C、Co
    、Cr、Cu、Mn、Mo、Ni、P、Siのうちから
    選ばれた1種以上の元素を含有する粉末が結合され、か
    つ全Sn含有量が0.1〜20重量%の範囲内にあり、
    さらにC、Co、Cr、Cu、Mn、Mo、Ni、P、
    Siの合計含有量が、重量比でSn含有量の50倍を越
    えないことを特徴とするスズ含有鉄系複合粉末。
  2. (2)鉄を主成分としかつ実質的にSnを含有しない粉
    末に、Snもしくは加熱により分解してSnを生成する
    化合物のうちから選ばれた1種以上の粉末を、Sn量に
    換算して0.1〜20重量%、およびC、Co、Cr、
    Cu、Mn、Mo、Ni、P、Siのうちから選ばれた
    1種以上の元素を含有する1種以上の粉末を、合計でS
    n量の50倍を越えない重量混合し、還元性もしくは非
    酸化性雰囲気中にて250〜900℃の温度に加熱する
    ことを特徴とするスズ含有鉄系複合粉末の製造方法。
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