JPS6137901Y2 - - Google Patents

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JPS6137901Y2
JPS6137901Y2 JP9145379U JP9145379U JPS6137901Y2 JP S6137901 Y2 JPS6137901 Y2 JP S6137901Y2 JP 9145379 U JP9145379 U JP 9145379U JP 9145379 U JP9145379 U JP 9145379U JP S6137901 Y2 JPS6137901 Y2 JP S6137901Y2
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JP
Japan
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output shaft
electric
transmission gear
clutch
lever
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JP9145379U
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JPS568958U (ja
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  • Electrically Driven Valve-Operating Means (AREA)
  • Transmission Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 電動操作機は、弁等の被操作機器への組付け調
整時、または停電時等に手動操作を行なうので手
動操作機構を備えているのが一般的である。
本考案は、手動操作後電動操作に切替える場合
自動的に電動操作に切替えることのできる電動操
作機の手動、電動自動切替装置に関するものであ
る。
従来は、手動操作に切替えた後、その状態を保
持する保持機構、手動操作から電動操作への自動
切替え装置、電動手動切替用の爪付環状クラツチ
は別々に設けられていたので、部品点数も多く、
構造が複雑となり、全体として電動弁用操作機の
外形が大きくならざるを得なかつた。
本考案は前記の欠点を除去するため、前記の保
持機構、自動切換装置、爪付環状クラツチを1カ
所に集中させ一体化して構造を簡素化した手動操
作から電動操作への自動切換装置を提供すること
を目的とする。
第1図に従来の自動切換装置の構造を示す。
電動操作時は第1図に示すように、クラツチ下
爪(山)4cが、電動力を操作軸13に伝えるた
めの伝動用ウオーム歯車5の爪(谷)5bにはま
りこみ同時に、ウオーム歯車爪(山)5aがクラ
ツチ下爪(谷)4dにはまりこんでクラツチ下爪
(山)4cの側面とウオーム歯車爪(山)5aの
側面が接触している。クラツチ4はクラツチの内
側に装設されているキー3によつて、出力軸13
と係合している。電動操作機のモータの回転力は
平歯車16をおして平歯車17からウオーム1
4、ウオームからウオーム歯車5へと伝達され
る。ウオーム歯車5は上述のように、ウオーム歯
車爪(山)5aをとおしてクラツチ4を回転させ
る。クラチ4は上述のキー3によつて出力軸13
を回転させ電動操作を行なう。このとき、カム軸
6の右端、カム9、レバー11の状態は第2図に
示すようになつている。同図において、レバー1
1はピン12を中心にして自由に回転できるよう
になつているがカム9、レバー11間に架橋した
引張りスプリング10によつて矢印cの方向に引
張られているが、レバー11がカム9に設けた凹
部9aにおさまつているため、凹部9aの側面に
ひつかかつて第2図に示す位置に保たれている。
このとき、平歯車17が回転しても、平歯車17
に固定されたボス15に設けられたピン15aは
レバー11に接触しないようになつている。
手動操作に切替えるには、切替レバー8を矢印
Aの方向へ押える。切替レバー8、カム軸6、門
形レバー7は各々キーによつて係合されており、
切換レバー8がカム軸6を中心にしてある角度回
転するとそれに応じて門形レバー7はカム軸6を
中心にして切換レバーと同じ方向に回転する。こ
の回転で門形レバー7のフオーク7aはクラツチ
4を圧縮スプリング2を圧縮しながら持ち上げ
る。これによりクラツチ下爪(山)4cとウオー
ム歯車爪(山)5aとつかみ合いがはなれてクラ
ツチ上爪(山)4aがハンドル車爪(谷)1bに
はまりこんで(ハンドル車爪(山)1aはクラツ
チ上爪(谷)4bにはまりこむ)クラツチ4とハ
ンドル車1が係合する。この状態でハンドル車1
を回転するとクラツチ4を介して出力軸13が回
転するから手動操作ができる。一方、カム9は門
形レバー7と同様にカム軸6を中心にして、矢印
Dの方向に回転する(第2図)。カム9はレバー
11と引張スプリング10によつて結合されてい
る。レバー11はピン12を軸として回転自在で
ある。電動操作時には第2図に示すようにレバー
11の一端はカム9の凹部9aに入りこんでいる
が、手動操作の切替時にカム9が矢印Dの方向に
回転するにつれて引張スプリング10によつて矢
印c方向へ引張られて第3図に示すようにレバー
11はカム9を下から支える。そうするとクラツ
チ4が圧縮スプリング2の力でつねにウオーム歯
車5の方向へ押されていても、クラツチ4とハン
ドル車1とは係合されたまま保持される。
ハンドル車1による操作が終了したあと、もと
の電動操作(モータ運転)にもどす場合はモータ
を運転する。モータが回転をはじめるとモータ軸
に直結された平歯車16が回転し、これとかみ合
つた平歯車17が回転、平歯車17と連結さ
れたボス15が回転し、このボス15と係合した
ウオーム14が回転してウオーム歯車5を回転さ
せる。ただこのときウオーム歯車5は出力軸13
を自由に回転するので出力軸へ回転は伝達されな
い。しかしボス15の回転が始まると同時にボス
15に植込んだピン15aが第3図、一点鎖線で
示すように回転し、レバー11の側面をたたいて
レバー11を第2図のもとの位置に復帰させるの
で、カム9の支えがなくなり、圧縮スプリング2
の力によつて、クラツチ4は下方向へもどされウ
オーム歯車5と再び係合する(第1図の状態、即
ち電動操作の状態となる)。
この方式によると門形レバー7とこれを支える
機構、レバー11、カム9等が分離されているう
えに支える機構がウオーム軸上にあるため、それ
だけ余分のスペースが必要となり、構造も複雑に
なる。
次に本考案による実施例を第4図ないし第6図
にもとずいて説明する。第4図ないし第6図にお
いて、第1図ないし第3図と同一符号で示すもの
はこれらと同一の部品を示す。
第4図において門形レバー7の少なくとも一方
の先端にカム40がピン42により回転自在にと
りつけられている。一方、引張スプリング41の
一端をカム40にとりつけ他の一端をカム軸6に
とりつける。そして第5図に示すように引張スプ
リング41はカム40を常に直立させるように引
張つている。
手動操作に切替えるため切替レバー8を矢印A
方向へ押し下げるとクラツチ4の爪がハンドル車
1の爪とかみ合い手動操作の状態になる。これに
よりカム40は引張スプリング41に引張られて
第5図に示すように直立し、ウオーム歯車5の端
面50に当接するため、クラツチ4はカム40に
支えられて切換レバー8から手をはなしてもクラ
ツチ4はもとへもどらない。
手動操作終了後、もとの電動操作の状態にもど
すためには、モータを運転すると、従来装置で述
べたと全く同じ方法でモータの回転がウオーム歯
車5に伝達されウオーム歯車5が回転を始める。
例えば第6図に示すような矢印下方向にウオーム
歯車5が回転すると、カム40とウオーム歯車5
との接触面50の摩擦によつて傾きはじめ、同時
に、カム40が支えているクラツチ4の上の圧縮
スプリング2の押圧力と相俟つてついには第4
図、又は第6図に示すように水平になる。このと
き、クラツチ4はハンドル車1との係合を解かれ
再びウオーム歯車5と係合し電動操作の状態に復
帰するのである。
以上の説明から明らかなように、本考案によれ
ば、クラツチ4を支えるための部品カム40が門
形レバー7と一体構造となるため、従来装置に比
べて余分なスペースも必要なく、かつ第1図にお
ける部品、レバー11、ピン12、ピン15a等
が必要でなくなるため構造を簡単にすることがで
きる等の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来装置を示す斜視図、第2図および
第3図はその動作説明図、第4図は本考案の実施
例を示す斜視図、第5図および第6図はその動作
説明図である。 1:手動ハンドル車、4:爪付クラツチ、5:
伝動用ウオーム歯車、7:門形レバー、13:出
力軸、14:ウオーム、40:カム、41:スプ
リング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電動操作機の出力軸上で、回転できるように装
    設された電動力を伝動するための伝動歯車と、同
    じく出力軸上にあつて、伝動歯車と手動ハンドル
    車との中間に位置し、そのいずれか一方と係合す
    るように、出力軸の軸方向のみ摺動可能に出力軸
    に結合された爪付環状クラツチと、揺動運動によ
    り爪付環状クラツチを出力軸上で摺動させ手動ハ
    ンドルまたは、伝動歯車と係合せしめる役目をす
    る門形レバーを装備した電動、手動切替え装置に
    おいて、爪付環状クラツチを出力軸の軸方向に推
    進する門形レバーの一方又は両方の先端部側面
    に、出力軸の中心軸に平行な平面内で回動可能で
    かつ外力がなければ、ある一定の姿勢を保持でき
    るようスプリングで支持され、その端面が前記伝
    動歯車の端面に接触するようなカムを設けたこと
    を特徴とする電動操作機の電動、手動切替装置。
JP9145379U 1979-07-03 1979-07-03 Expired JPS6137901Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9145379U JPS6137901Y2 (ja) 1979-07-03 1979-07-03

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9145379U JPS6137901Y2 (ja) 1979-07-03 1979-07-03

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS568958U JPS568958U (ja) 1981-01-26
JPS6137901Y2 true JPS6137901Y2 (ja) 1986-11-01

Family

ID=29324514

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9145379U Expired JPS6137901Y2 (ja) 1979-07-03 1979-07-03

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JPS568958U (ja) 1981-01-26

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