JPS6137853A - 粘着テ−プ - Google Patents

粘着テ−プ

Info

Publication number
JPS6137853A
JPS6137853A JP16136884A JP16136884A JPS6137853A JP S6137853 A JPS6137853 A JP S6137853A JP 16136884 A JP16136884 A JP 16136884A JP 16136884 A JP16136884 A JP 16136884A JP S6137853 A JPS6137853 A JP S6137853A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adhesive
woven fabric
adhesive tape
warp
weft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP16136884A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0117512B2 (ja
Inventor
Minoru Imai
実 今井
Noriji Iwai
岩井 紀治
Koichi Tsuda
津田 恒一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Shinko Corp
Shinko Chemical Co Ltd
Original Assignee
Shinko Chemical Co Ltd
Shinko Chemical Industries Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shinko Chemical Co Ltd, Shinko Chemical Industries Co Ltd filed Critical Shinko Chemical Co Ltd
Priority to JP16136884A priority Critical patent/JPS6137853A/ja
Publication of JPS6137853A publication Critical patent/JPS6137853A/ja
Publication of JPH0117512B2 publication Critical patent/JPH0117512B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Adhesive Tapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野コ この発明は家庭用、工業用などとして各種分野で用いら
れる片面粘着テープに関する。
〔従来の技術〕
この種のテープ°は支持体とこの支持体の片面に設けら
れた粘着剤層とから構成され、上記支持体としてガラス
クロスなどの織布を用いたものが知られている。この織
布は第4図および第5図に示すようにたて糸10とよこ
糸20とが交互に1本づつ表および裏に表わをれる、し
たがって表裏面の平滑度が実質的に同一となる平織布が
通常用いられている(文献不詳)。
このような織布30の一面に粘着剤層40を設けてなる
第6図に示す如き従来の粘着テープは、一般に被着体に
対する接着力が小さく、一方巻回体としたときの自背面
との接着力が大きくてその巻き戻しが重かったり自背面
に粘着剤層が部分的に転着してしまうなどの問題があっ
た。
上記自背面への転着の問題や巻き戻しの問題を解決する
方法として、支持体が無孔性の樹脂フィルムなどである
場合に通常採用されている下引剤や背面処理剤で処理す
る方法が考えられる。下引剤は織布と粘着剤層との間に
設けられて両開の投錨力を大きくすることによって自背
面への転着を防止するものであり、また背面処理剤は織
布上の粘着剤層を設ける面とは反対側の面に設けられて
これが粘着剤層とのなじみが悪いことにより巻回体とし
たときの自背面への接着力の低下や自背面への転着防止
を図るものである。
しかるに、この方法は、支持体が織布のため、上記の下
引剤ないし背面処理剤が塗工面とは反対側の面に浸透移
行する問題があり、またコストの面を考えても工業的に
採用し難い。このような浸透移行を防ぐために、予め織
布をワニス処理して樹脂含浸織布とすることも考えられ
るが、この場合繊布の柔軟性が大きく損なわれ、織布を
支持体とした粘着テープの特徴が失われ、用途的に限定
される。
〔発明が解決しようとする問題点〕
この発明は、以上の観点から、織布を支持体とした粘着
テープにおけるテープ巻回体としたときの巻き戻しや自
背面への転着の問題を前記下引剤や背面処理剤さらには
ワニス処理を施すことなく解決すると同時に、この種粘
着テープの被着体に対する接着力が低いという問題点を
も解決し、もって自背面への粘着剤層の転着を生じるこ
となく容易に巻き戻しできしかも被着体への接着力の大
きい粘着テープを得ることを目的とする。
U問題点を解決するための手段] この発明者らは、上記問題点の解決のために鋭意検討し
た結果、まず従来の粘着テープにおいては支持体として
の織布が第4図および第5図に示される如き表裏面の平
滑度が同じとなる平織のため、その−面に第6図の如く
設けられる粘着剤層40の織布30に対する投錨力と自
背面に対する接着力とが大きく異なるように、つまり投
錨力が大きくて自背面への接着力が小さくなるように調
節することが通常困難で、これが原因で巻き戻しが重く
なりまた粘着剤層の自背面への転着をきたす結果となる
ものと考えた。
また、上記平織布30はたて糸10とよこ糸20とが交
互に1本づつ表または裏に表われるため表裏共に凹凸の
大きい、つまり平滑度の低いものとなっており、その結
果一方の面に設けられる粘着剤層40の表面平滑性も悪
くなり、この表面平滑性の悪さが被着体に対する接着面
積を小さくして接着力を低下させる原因となっているも
のと考えた。
上記者えのもとに、この発明者らは、表裏面の平滑度が
異なるような織布を用いてこの織布の平滑な面に粘着剤
層を設けるようにすれば上述の如き問題点をすべて解決
できるものと思い、かかる織布を探究するべくさらに検
討したところ、この目的に粘着テープの分野では全く用
いられたことのない朱子織布が非常に適しており、この
朱子織布を粘着テープの支持体として用いたときには前
記問題点をすべて解消できて、自背面への粘着剤層の転
着を生じることなく容易に巻き戻しできしかも被着体へ
の接着力の大きい粘着テープが得られることを知り、こ
の発明を完成するに至った。
すなわち、この発明は、表裏面の平滑度が異なるワニス
処理されていない朱子織布の平滑面に粘着剤層を設けて
なる粘着テープに係るものである。
〔発明の構成・作用〕
以下、この発明の粘着テープにつき第1図〜第3図を参
考にして説明する。
第1図および第2図はこの発明の粘着テープの支持体と
して用いる朱子織布の一例を示したもので、第1図(A
)は1本のたて糸1が3本のよこ糸2の上を通りつきに
1本のよこ糸2の下を通る状態を示す表面図、第1図(
B)は上記とは逆に1本のよこ糸2が3本のたて糸1の
上を通りつぎに1本のたて糸1の下を通る状態を示す裏
面図、第2図は第1図(I3)の■−■線断面図である
上記たて糸1およびよこ糸2はいずれもより糸(ヤーン
)からなり、たて糸1の太さは通常56〜135番手の
範囲から、またよこ糸2の太さは通常112〜270番
手の範囲から、それぞれ選ばれて、よこ糸2の太さがた
て糸1の太さの約1.4〜7.0倍C番手)となるよう
に設定されている。
また、たて糸1の打込本数は通常40〜120本/25
 mmの範囲から、よこ糸2の打込本数は通常20〜6
0本/ 25 amの範囲から、それぞれ選ばれて、た
て糸1の打込本数がよこ糸2の打込本数の約12〜30
倍となるように設定されている。
このように、たて糸1はよこ糸2より細くされかつその
打込本数がよこ糸2のそれより多くなるような構成とさ
れており、この構成によって細いたて糸1が布面に長く
浮いたような外観を呈する表面〔第1図(A)の表面図
]が平滑度の高い面つまり平滑面となり、その逆の面〔
第1図(B)の裏面図1が平滑度の低い粗面となってい
る。
たて糸1およびよこ糸2の材質はガラス繊維からなって
いるが、この材質は粘着テープの耐熱性などの要求度に
応じて適宜変更でき、たとえばポリアミド繊維、ポリエ
ステル繊維などの有機繊維などを用いてもよい。
第3図は上記構成の朱子織布3にワニス処理を施すこと
なくその平滑面(表面)に粘着剤層4を塗設してなるこ
の発明の粘着テープを示したものである。この粘着テー
プの厚みは一般に01〜0.6mm程度であり、そのう
ち朱子織布3の厚みは通常0.07〜0.50ynm1
粘着剤層4の厚みは通常0.03〜0.10 mmであ
る。
上記粘着剤層4は耐熱性の良好なシリコーン系粘着剤か
ら構成されているが、粘着テープの耐熱性などの要求度
に応じて他の公知の粘着剤を適宜使用することができる
このような構成の粘着テープにあっては、粘着剤層4が
朱子織布3の平滑面に設けられていることにより粘着剤
層4の表面平滑性が従来の平織布を用いたものに較べ良
くなり、この表面平滑性の良さが被着体への接着力を大
きくする要因となる。
また、この表面平滑性の良さとさらに平織布のようにた
て糸とよこ糸とが緊密に交叉しないで細いたて糸が長く
浮いたような性状を呈して粘着剤層4が織布の目に食い
込みやすい形態となっていることとによって、粘着剤層
4の朱子織布3に対する投錨力が大きく、一方自背面は
接着面積の小さい粗面となっているためこの自背面に対
する接着力が小、さくなり、結果としてテープ巻回体と
したときの自背面への転着が防がれまた巻き戻しが容易
になる。
なお、上記例では、朱子織布3として1本のたて糸1(
またはよこ糸2)が3本のよこ糸2(またはたて糸1)
の上を通るものを用いているが、これに限定されず、他
の公知の朱子織、つまり1本のたて糸1(またはよこ糸
2)が少なくとも2本のよこ糸2(またはたて糸l)の
上を通るような各種の朱子織とされたものを広く使用で
きる。
また、これら朱子織布における表裏面の平滑度を異なら
せる手段としては、上記例の如(太さと打込本数とをた
て糸とよこ糸との間で共に異ならせる手段のほか、場合
により太さのみあるいは打込本数のみをたて糸とよこ糸
との間で異ならせる手段を採用してもよい。
〔発明の効果〕
以上の説明にて明らかなように、この発明においては、
支持体として表裏面の平滑度の異なる朱子織布を用いそ
の平滑面に粘着剤層を設けるようにしたから、自背面へ
の粘着剤層の転着をおこしにくくまた巻き戻しが容易で
しかも被着体への接着力の大きい粘着テープを得ること
ができる。しかも、上記効果は用いる朱子織布に従来の
如き下引剤や背面処理剤さらにはワニス処理を施すこと
なく奏し得られるものであるため、これら処理に起因し
た問題を一切きたさず、特にコスト面や用途面での不利
を生じない。
また、用いる朱子織布はたて糸およびよこ糸の太さおよ
び打込本数が同一構成の従来の平織布に較べ柔軟性にす
ぐれているため、粘着テープを曲部にテーピングする場
合の作業性にすぐれ、複雑な形状の被着体に対しても良
好になじませることができる。また上記従来の平織布を
用いた粘着テープに較べ引張強度の大きい粘着テープが
得られるという利点がある。
さらに、この発明の粘着テープは、前述したようにテー
プ巻同体としたときの自背面への接着力が小さいという
特徴を有しているが、使用時被着体にオーバーランプさ
せながらテーピングする際の自背面への接着力は逆に大
きくなるという利点を有している。この理由は、テープ
の柔軟性が良好であることと、朱子織布の背面が粗面で
あるためこの粗面に大きな力で圧着することによって粘
着剤層を織布の目に強く食い込ませることができるとい
うことによる。また、上記同様の理由で、この発明の粘
着テープは使用中での端末剥がれをおこしにくいという
特徴をも有している。その他、粘着剤層の織布への食い
込みないし投錨性の良さによって、粘着テープをカッタ
ーで切断する際の糊剥がれが少ないという利点も有して
いる。
〔実施例〕
以下に、この発明の実施例を比較例と対比して記述する
実施例 たて糸としてガラス糸ECD−450−!AC11,2
番手)を、よこ糸としてガラス糸ECK−75−%(6
7,5番手)を、それぞれ使用し、打込本数がたて11
4本/25肪、よこ48木/25問となる第1図および
第2図に示す朱子織布を支持体とし、この支持体の平滑
面に市販のシリコーン系粘着剤を厚さ50/”となるよ
うに塗布乾燥して、この発明の粘着テープを得た。
比較例ま たて糸およびよこ糸の種類および打込本数を実施例と全
く同じとした第4図に示す平織布を支持体とし、この支
持体の一面に実施例と同じシリコーン系粘着剤を実施例
と同じ厚みに塗布乾燥して、比較用の従来の粘着テープ
を得た。
比較例2 実施例で用いた朱子織布を支持体とし、この支持体の粗
面(裏面)に実施例と同じシリコーン系粘着剤を実施例
と同じ厚みに塗布乾燥して、比較用の粘着テープを得た
上記実施例および比較例の各粘着テープにつき、対ステ
ンレス板接着力(JIS−C−2107)と巻き戻し力
(J I 5−Z−1524)とを調べた結果は下記の
表に示されるとおりであった。
上記結果からも明らかなように、この発明の粘着テープ
によれば巻き戻しが容易でしかも被着体に対する大きな
接着力が得られるものであることが判る。また、上記試
験に際しての巻き戻し時に自背面に粘着剤が転着する現
象はほとんど認められなかった。
【図面の簡単な説明】
第1図(〜はこの発明で用いる朱子織布の表面図、第1
図(B)は同裏面図、第2図は第1図FA)の■−n線
断面図、第3図は上記朱子織布を用いたこの発明の粘着
テープの断面図、第4図は平織布の表(裏)面図、第5
図は第4図のV−V線断面図、第6図は上記平織布を用
いた従来の粘着テープの断面図である。 3・・・朱子織布、4・・・粘着剤層 特許出願人  新興化学工業株式会社 翻 味            敏 F)I Cつ  ぐ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)表裏面の平滑度が異なるワニス処理されていない
    朱子織布の平滑面に粘着剤層を設けてなる粘着テープ。
JP16136884A 1984-07-30 1984-07-30 粘着テ−プ Granted JPS6137853A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16136884A JPS6137853A (ja) 1984-07-30 1984-07-30 粘着テ−プ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16136884A JPS6137853A (ja) 1984-07-30 1984-07-30 粘着テ−プ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6137853A true JPS6137853A (ja) 1986-02-22
JPH0117512B2 JPH0117512B2 (ja) 1989-03-30

Family

ID=15733756

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16136884A Granted JPS6137853A (ja) 1984-07-30 1984-07-30 粘着テ−プ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6137853A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2441813A1 (en) * 2010-10-15 2012-04-18 Plasto High abrasion resistance tape

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2441813A1 (en) * 2010-10-15 2012-04-18 Plasto High abrasion resistance tape

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0117512B2 (ja) 1989-03-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4304813A (en) Pressure sensitive tape with a warp knit and weft insertion fabric
US5162150A (en) Duct tape
DE7931547U1 (de) Klebeband
US8227065B2 (en) Adhesive tape
JPS6137853A (ja) 粘着テ−プ
US8221863B2 (en) Adhesive tape
CA1247959A (en) Method for making bandaging material
DE3243567C3 (de) Selbstklebeband mit beidseitiger Haftkleberbeschichtung und Verfahren zur Herstellung eines Selbstklebebandes
JPS60110776A (ja) 粘着テ−プの製造方法
JPH0347848Y2 (ja)
JPH0453890A (ja) ワイヤーハーネス結束用粘着テープ
JPS6126386Y2 (ja)
JP3165275B2 (ja) 防水布帛およびその製造方法
JPS6372777A (ja) 接着テ−プ
JP2931575B1 (ja) 粘着テープ
GB2071722A (en) Bonding yarn for veneers
JPS6312680A (ja) 接着テ−プ
JPS6321407Y2 (ja)
JPS62283182A (ja) 接着テ−プ
KR102280435B1 (ko) 내구성이 개선된 천테이프
JPS5951901B2 (ja) 引裂強力の大なる樹脂被覆シ−ト
JPS61255844A (ja) セ−ル用積層体
JPS63142087A (ja) 粘着テ−プ用基材
JPS63120787A (ja) 接着テ−プ
DE59909234D1 (de) Elastische Einlage, Verfahren zu deren Herstellung und Verwendung

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees