JPS6137532Y2 - - Google Patents

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JPS6137532Y2
JPS6137532Y2 JP2427481U JP2427481U JPS6137532Y2 JP S6137532 Y2 JPS6137532 Y2 JP S6137532Y2 JP 2427481 U JP2427481 U JP 2427481U JP 2427481 U JP2427481 U JP 2427481U JP S6137532 Y2 JPS6137532 Y2 JP S6137532Y2
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JP
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gear
output gear
output
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air conditioner
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は車輌用空気調和装置用モータアクチユ
エータ、特にモータアクチユエータ内に設けた出
力ギヤの構造に関するものである。
従来、車輌用空気調和装置用モータアクチユエ
ータは第1図に示すように、ケース1とこのケー
ス1内に収納されたモータ2およびこのモータ2
の出力軸に設けられたウオームギヤ3とこのウオ
ームギヤ3に噛み合う図示しない平ギヤと、この
平ギヤと一体に回動するウオームギヤ4と、この
ウオームギヤ4に噛み合いかつ出力軸5aを有す
る出力ギヤ5とから構成される。ここで、モータ
2に対し通電することによりギヤ3,4等から成
る中間ギヤを介して、出力軸5aを有する出力ギ
ヤ5が回動され、これにより車輌用空気調和装置
における空気量を制御する内外気切換ドア、エア
ミツクスドア、モード切換ドアなどの空気制御部
を制御することができる。
上記出力ギヤ5の裏面5b側には第2図に示す
ようにほぼ80゜程度の範囲α内にわたつて導電接
片6が形成され、この導電接片6に対し図示しな
い固定接片が接触する状態となり、これら固定接
片および接片6を介してモータ2に給電されるこ
とになる。従つて、出力ギヤ5は固定接片が接片
6に接触する範囲αすなわち、導電接片6が形成
された略80゜の範囲において回動し、この範囲α
に相当する範囲α′内においてのみギヤ4と噛み
合うことになる。
しかしながら、従来の構成によれば出力ギヤ5
の全周にわたつて凹凸のギヤ部分gが形成されて
いるために平ギヤ5におけるウオームギヤ4に本
来噛み合うべき部分α′とは反対側の部分β側を
誤まつてギヤ4に噛み合わせるようにセツトして
しまうことがあり、このような逆組み付けにより
固定接片と接片6との正規な電気的関係が得られ
ずこのためモータ2を駆動できなくなつてしまう
という欠点を有している。
本考案の目的は、平ギヤにおける中間ギヤと噛
み合せるべきでない部分に凹凸のギヤ部を形成し
ないようにしてこの部分が中間ギヤに噛み合ない
ようにし、逆相付を防止するものであり、以下実
施例を用いて詳細に説明する。
第3図は本考案による車輌用空気調和装置用モ
ータアクチユエータ、特に平ギヤの構造を示す平
面図であり、同図において平ギヤ50はモータに
より回動される中間ギヤと噛み合つて回動し、そ
の出力軸50lに連動する車輌用空気調和装置内
の空気制御部を制御するもので、その一方の平面
側には、モータを制御するための図示しない導電
接片がこの出力ギヤ50の一定角度の回動範囲に
わたつて形成され、その全周には中間ギヤと噛み
合う凹凸のギヤ部51a,bが形成されている。
この場合、出力ギヤ50の中間ギヤに噛み合う部
分α以外の外周については、第4図、第5図に示
すようにこの出力ギヤ50の一方の平面53側に
はギヤ部51bが形成されず平担面52となつて
いる。すなわち、出力ギヤ50の中間ギヤに噛み
合う部分α以外の外周において、一方の平面53
側が平担面52と、他方の平面54側がギヤ部5
1aに連続するギヤ部51bとなつている。な
お、第5図に示すように平坦面52とギヤ部51
bとはその位置関係を逆にしてもよい。
したがつて、このような構成によれば平ギヤ5
0を中間ギヤ側にセツトするに際し中間ギヤに噛
み合せる部分αを中間ギヤに容易に噛み合せてセ
ツトすることができるが、無意識にこの出力ギヤ
50を逆組付しようとしても出力ギヤ50におけ
るギヤ部の形成されていない平担面52が中間ギ
ヤ側に接して中間ギヤに噛み合うことがなく、こ
のために逆組付を防止することができる。
また、この出力ギヤ50は通常インジエクシヨ
ン成形などの手段により形成するのであるが、こ
の出力ギヤ50にはその全周にわたつて連続して
ギヤ部51a,51bが形成されているためにイ
ンジエクシヨン成形時の出力ギヤを構成する樹脂
の外周側の収縮状態を均一化することができるの
で出力ギヤ50の精度を高めることができる。仮
にギヤ部51bを形成しないようにすれば出力ギ
ヤの製造時において生じる樹脂の不均一な収縮に
より、出力ギヤの円形精度平担精度が低下してし
まつて高精度のギヤを得ることができなくなつて
しまう。
以上説明したように本考案によれば、モータの
出力軸に連動する中間ギヤに噛み合う出力ギヤを
有し、この出力ギヤの回転力により空気制御部を
調整する車輌用空気調和装置用モータアクチユエ
ータにおいて、上記出力ギヤにおける中間ギヤと
噛み合う部分以外の外周に対し平担面を形成した
ので、この平担面により出力ギヤを中間ギヤに噛
み合せる際逆組付が生じる恐れがなく、出力ギヤ
の組付を容易に行なうことができ、また、アクチ
ユエータ自体の信頼性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は従来の車輌用空気調和装置用
モータアクチユエータの一例を示す簡略構成図、
第3図ないし第5図は本考案による車輌用空気調
和装置用モータアクチユエータの一実施例を示す
平面図および側面図である。 1……ケース、2……モータ、3,4……ウオ
ームギヤ、5,50……出力ギヤ、51a,51
b……ギヤ部、52……平担面。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) モータに連動して回動する中間ギヤと一定角
    度の範囲内で噛み合つて車輌用空気調和装置に
    おける空気制御部を駆動する出力ギヤを有する
    モータアクチユエータにおいて、上記出力ギヤ
    における中間ギヤと噛み合わない部分の外周に
    平担面を形成したことを特徴とする車輌用空気
    調和装置用モータアクチユエータ。 (2) 中間ギヤと噛み合ない平担面は、出力ギヤの
    外周における出力ギヤの一方の平面側にのみ形
    成され、他方の平面側には中間ギヤと噛み合う
    ギヤ部に連続するギヤ部が形成されて成る実用
    新案登録請求の範囲第1項記載の車輌用空気調
    和装置用モータアクチユエータ。
JP2427481U 1981-02-23 1981-02-23 Expired JPS6137532Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP2427481U JPS6137532Y2 (ja) 1981-02-23 1981-02-23

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JP2427481U JPS6137532Y2 (ja) 1981-02-23 1981-02-23

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57137513U JPS57137513U (ja) 1982-08-27
JPS6137532Y2 true JPS6137532Y2 (ja) 1986-10-30

Family

ID=29821999

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JP2427481U Expired JPS6137532Y2 (ja) 1981-02-23 1981-02-23

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