JPS6137436Y2 - - Google Patents

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JPS6137436Y2
JPS6137436Y2 JP18242180U JP18242180U JPS6137436Y2 JP S6137436 Y2 JPS6137436 Y2 JP S6137436Y2 JP 18242180 U JP18242180 U JP 18242180U JP 18242180 U JP18242180 U JP 18242180U JP S6137436 Y2 JPS6137436 Y2 JP S6137436Y2
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JP
Japan
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lid
cover
inner lid
handle
claw
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JP18242180U
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JPS57103090U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は脱水槽の上方開口部を内蓋と外蓋によ
つて二重に閉成可能な脱水機の二重蓋装置に関す
るもので、その目的は、外蓋の閉成操作によつて
内蓋を操作せずして、両蓋を円滑に閉成し、特
に、内蓋が外蓋に引掛かることのないようにし、
内蓋の損傷、破損等の発生を未然に防止するにあ
る。
第1図および第2図は従来一般的な脱水機を示
し、1は外筐で、下部にはベース2を有している
とともに脱水槽3を内設している。脱水槽3はそ
の上部に操作パネル4を載置しているとともに内
部に脱水かご5を回転自在に配している。さら
に、脱水槽3の上方開口周縁には、布投入口6、
内蓋7を開閉自在とするべくその一端側を軸支し
た軸支部8および内蓋7の軸支側と対向する端部
に設けた爪9を着脱自在に係止する穴よりなる係
止部10を具備した脱水カバー11を着脱自在に
取付けている。
脱水カバー11の布投入口6は脱水かご5の開
口部12上方に位置し、上記内蓋7は布投入口6
を開閉する。13は操作パネル4において、上記
内蓋7の軸支部8側の端部と対応する端部を軸支
してなる外蓋で、脱水カバー11および内蓋7の
上方を開閉自在とする。
14は外蓋13の略中央部に設けた透視性の樹
脂材料等よりなる窓で、球面状をなし、その周縁
部14aを外蓋13の開口13a端面に嵌合する
ことにより取付けている。14bは周縁部14a
において、窓14裏面側に形成された段部で、環
状をなしている。
上記内蓋7、外蓋13および脱水槽3は、合成
樹脂材料にてなる。そして、内蓋7の爪9は、内
蓋7端部に連接した略〓字状の取手部15下端に
形成してあり、取手部15の上端側を軸支側、即
ち、矢印A方向に押圧すれば、爪9は係止部10
との係止を解除する方向、即ち、矢印B方向に動
く。
上記構成において、内蓋7および外蓋13を
個々にかつ順次閉じる場合には、何ら問題は生じ
ないが、外蓋13の閉成操作のみによつて内蓋7
を併せて閉成させようとした場合には以下の如き
問題を生じる。
即ち、外蓋13を閉成する際、内蓋7の前端は
外蓋13の裏面にて押圧され、取手部15は外蓋
13裏面に対して摺動することとなるが、その
際、取手部15は段部14bに係止してしまい、
外蓋13、内蓋7の閉成が行えなくなる。この状
態でさらに外蓋13を強引に閉成方向に押圧する
と、内蓋7には変形力が作用し、また、閉成時の
操作具合によつては内蓋7あるいは外蓋13の損
傷、破損を招来する恐れが多分にあつた。
また、上記した取手部15と段部14bとの係
止により、取手部15には矢印A方向への力が強
力に作用し、このため、爪9と係止部10との係
合が甘くなり、内蓋7の閉成が確実に行えなくな
つて、脱水回転する脱水かご5に対し安全性を確
保する上で不利であつた。
本考案は上記従来の問題を解決するもので、以
下、その実施例を説明する。第3図において、第
1図、第2図と同一符号は同一部材を示すために
その説明を略す。図において、16は内蓋7の軸
支側と対向する端部の一部に一体に連接した取手
部で、略7字状をなし、その一端側外側には前記
内蓋7が連接してあり、また、この一端側の下端
には爪17が一体に形成してあり、この爪17は
第1図に示した脱水カバー11に設けた穴よりな
る係止部10に係止する。また、取手部16の他
端側は長さlを有し、この他端側には、前記外蓋
13の段部14bに当接可能で下端に向うに従い
内蓋7前方側に向けて角度θほど傾斜した傾斜面
18を形成している。また、前記取手部16の両
端間を連結した上面部19の肉厚tは、一端側と
内蓋7との連接部20における肉厚Tと同等かそ
れよりも薄くして弾性をもたせている。なお、L
は段部14bの高さ寸法を有しており、L≦lで
ある。
上記構成によれば、外蓋13、内蓋7を垂直状
態で開放した状態から外蓋13の閉成操作によつ
て内蓋7の取手部16より上方に位置していた外
蓋13の段部14bは、外蓋13を閉成するに従
つて取手部16に近づき、そして内蓋7の取手部
16が段部14bに当接する。しかし取手部16
が段部14bに当接したとしても、取手部16は
上記したとおりのL≦lの関係を有し、かつ、段
部14bとの当接側端部に下方に向うに従い内蓋
7前方側に傾斜した傾斜面18を有しているため
に、傾斜面18は段部14bをすべる。従つて、
従来のような取手部16と段部14bとの係止は
生じず、外蓋13のみの操作によつて、内・外蓋
7,13を円滑に閉成できるとともに内・外蓋
7,13に無理な操作力が作用せず、両蓋の損
傷、破損を防止できる。
また、取手部16の上面部19の肉厚tは、連
接部20の肉厚Tと同等かもしくは薄くして、上
面部19に弾性をもたせているために、上記傾斜
面18と段部14bとの摺動時における力は、連
接部20側に伝わり難く、爪17と係止部10と
の係合が甘くなる恐れがない。このことは、内蓋
7の閉成状態から開放する際にも言え、取手部1
6を内蓋7後端側に押圧しても、爪17がこれに
よつて係止部10から外れやすくなるといつたこ
とになり難く、内蓋7閉成による安全性の確保が
図れる。なお、実施例では窓の取付けにより外蓋
裏面に段部が生じた場合について説明したが、外
蓋裏面に外蓋補強用のリブを突設した場合であつ
ても本実施例と同等の効果を得ることができる。
以上のように本考案によれば、内蓋の軸支側と
は反対側の端部に、略7状の取手部を形成すると
いつた簡単な構成により、外蓋のみの閉成操作に
よつて内蓋をも同時にかつ円滑に閉成でき、特
に、内蓋の取手部と外蓋との引掛かり防止によつ
て、両蓋の損傷等を防止できるものであつて、そ
の実用的価値はきわめて大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来一般的な脱水機の一部欠截側面
図、第2図はその二重蓋構造を示す断面図、第3
図は本考案の実施例における二重蓋構造を示す断
面図である。 3……脱水槽、7……内蓋、8……軸支部、1
3……外蓋、14b……段部、16……取手部、
17……爪、18……傾斜面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 脱水槽の上方開口部を開閉自在に覆うように一
    端を軸支してなる内蓋と、この内蓋の上方を開閉
    自在に覆うように前記内蓋の一端と対応する端部
    を軸支してなる外蓋と、前記外蓋の裏面側に形成
    した段部と、前記内蓋と軸支側と対向する端部に
    一端側側面を連接し下端側に爪を有した略7字状
    の取手部と、前記爪を着脱自在に係止するべく脱
    水槽側に形成した係止部とを備え、前記取手部の
    他端側の長さは前記段部の高さ寸法と同等かもし
    くは長くし、かつ、これには前記外蓋の段部に当
    接可能で下端に向うに従い内蓋前方側に向けて傾
    斜した傾斜面を形成してなる脱水機の二重蓋装
    置。
JP18242180U 1980-12-17 1980-12-17 Expired JPS6137436Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18242180U JPS6137436Y2 (ja) 1980-12-17 1980-12-17

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JP18242180U JPS6137436Y2 (ja) 1980-12-17 1980-12-17

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57103090U JPS57103090U (ja) 1982-06-24
JPS6137436Y2 true JPS6137436Y2 (ja) 1986-10-29

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