JPS613735A - 断熱板 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は冷蔵庫等の断熱箱体の断熱材に使用する断熱板
に関するものである。

従来例の構成とその問題点　− 第３図から第６図は従来の断熱板を示している。

以下にこの従来例の構成について説明する。

１は断熱板で、パーライト等の充填材２がクラフト紙袋
等の通気性のある中袋３に入れられ、開口部６を有する
密封容器４に入れられている。そして、密封容器４の開
口部６より内部を減圧後、熱シールするものである。こ
の密封容器４はプラスチックと金属のラミネートフィル
ムから形成されている。次に上記従来例の作用について
説明する。中袋３に入れられた充填材２は密封容器４の
中に入れられ、密封容器４は減圧室の中に入れられ全体
が減圧される。しかし、この段階では密封容器４は開口
部６を有し、充填材２の空間が保有する空気は開口部６
に面した中袋３の短面６を通気して外に出ていく。そし
て所定の減圧度になった時、開口部６をヒートシールす
ることによって熱シール了し密封容器８を形成している
。しかしながら上記従来例では一旦充填材２を入れてシ
ールした中袋３を密封容器４の中に入れるという、二度
手間をかけており、中袋３を作るため作業工数がかかる
という欠点があった。

発明の目的 本発明は上記従来例の欠点をなくするため中袋を廃止し
、作業効率の向上をはかるものである。

発明の構成 本発明は上記目的を達成するために充填材と密閉容器内
に充填するとともに、この密閉容器の減圧用の開口部に
シール材を位置させて断熱板を構成して作業工数を向上
するものである。

実施例の説明 以下に本発明の一実施例の構成について第１図。

第２図を参考に説明するが従来と同一の構成については
同一番号を符してその詳細な説明を省略する０ 図において、１０はシール材で充填材２が充填された密
封容器４の開口部５に設けられている。

このシール材１０は、充填材２の厚さＡより薄肉のヒレ
９を出してプラスチック不織布等の通気性を有している
。そして、シール材１０のヒレ９を介して開口部６を熱
にてシールしている。次に上記実施例の作用について説
明する。開口部５を有する密封容器４に直接入れられた
充填材２は開口部からの出口をシール材１０でふさがれ
、減圧にすてもシール材１０の途中で止まりシール材１
゜を通過することなく、空気のみが出て行く。そして、
所定の減圧度になった密封容器４は開口部５をヒートシ
ールされるがヒレ９がこの時の熱で溶けて開口部６を接
着し完全にシール７を形成し密封容器８を形成する。こ
のように上記実施例は中袋を使用しないため、作業工数
の改善がはかれる。又シール材が接着材をかねるため、
シール品質が安定する。

発明の効果 本発明は上記実施例よシ明らかなように、密閉容器の開
口部に通気性を有し、この開口部の熱溶着時に溶けるシ
ール材を設けることにより、減圧時に充填材が飛散する
のを防止し、しかも、このシール材が溶けて密閉容器の
開口部を閉塞するので、確実にシールでき作業工数が減
り生産性が向上する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の断熱板作製時の途中断面図
、第２図は本発明の一実施例の断熱板断面図、第３図は
従来の断熱板の立体図、第４図は同第３図の断熱板作製
時の途中断面図、第５図は同第３図の断面図である。 １・・・・・・断熱板、２・・・・・・充填材、８・・
・・・・密封容器、１０・・・・・・シール材。 第１図 第３図 第４図 と 第５図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 密封容器内に充填材を収容し、減圧する開口部に通気性
   を有しこの開口部の断溶着時に溶けるシール材を位置さ
   せた断熱板。