JPS6136870Y2 - - Google Patents

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JPS6136870Y2
JPS6136870Y2 JP1981032053U JP3205381U JPS6136870Y2 JP S6136870 Y2 JPS6136870 Y2 JP S6136870Y2 JP 1981032053 U JP1981032053 U JP 1981032053U JP 3205381 U JP3205381 U JP 3205381U JP S6136870 Y2 JPS6136870 Y2 JP S6136870Y2
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JP
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bucket
boom
grease
pivot joint
sub
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JP1981032053U
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JPS57144696U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案はバツクホーのバケツト操作部における
枢着部へのグリース供給構造に関するものであ
る。
(ロ) 従来の技術 従来、バツクホーのバケツト操作部は、機体に
基端を枢支した主ブームの先端に、副ブーム基端
を枢着し、同副ブーム先端にバケツト基端を回動
自在に枢着し、同バケツトには副ブームに基端を
連設したバケツト用油圧シリンダー先端を、補助
ロツドを介して枢着し、同シリンダー先端には別
途補助リンク部材先端を枢着すると共に、同リン
ク部材の基端を副ブーム先端部に枢着して、バケ
ツトが補助リンク部材及び補助ロツドを介してバ
ケツト用油圧シリンダーの伸縮作動に連動して回
動作動すべく構成している。
そして、バケツト基端の枢着部と補助リンク部
材基端の枢着部とには直接グリースニツプルを取
付けて、各ニツプルより各枢着部へのグリースの
供給を行なうようにしている。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 ところが、上記枢着部は、バケツトによる掘削
作業時には同バケツトと共に泥土中に埋設し、各
枢着部に取付けたグリースニツプルに泥土等が付
着して、同ニツプルがその機能を果さなくなると
いう不具合があつた。
そこで、作業中に泥土中に埋設することのある
枢着部への確実なグリース供給構造が望まれてい
た。
なお、実開昭56−994号公報や実開昭52−
162385号公報等にグリース供給構造が開示されて
いるが、これらは単にグリース注入作業の容易さ
のみを考えて考案されているものであり、そのま
ま或はこれらを組合わせて利用しても、上記問題
が完全に解消されるものではない。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案では、バケツト基端の枢着部にグリース
を給油するためのグリースニツプルを、同枢着部
より同バケツトの回動半径よりも大きく離れた副
ブームの側板部内面位置に設け、同ニツプルと同
枢着部とは、副ブームの左右側板部間に配管した
給油チユーブにより連通連結すると共に、補助リ
ンク部材基端の枢着部にグリースを給油するため
のグリースニツプルを、可及的に同枢着部より離
隔した補助リンク部材の側板部内面に設け、同ニ
ツプルと同枢着部とは補助リンク部材の左右側板
部間に配管した給油チユーブにより連通連結し、
しかも、両グリースニツプルは互いに近傍に位置
するように集中配設してなるバツクホーのバケツ
ト操作部における枢着部へのグリース供給構造を
提供せんとするものである。
(ホ) 作 用 各枢着部にグリースを供給する必要が生じた場
合には、各枢着部からバケツトの回動範囲外の遠
隔の場所に集中的に配設され、互いに近傍にある
グリースニツプル26,28よりグリースの給油
を行い、給油チユーブ24,27を介して各枢着
部へ送油するものであり、バツクホーの使用に際
してバケツト13を泥中に埋設させてもグリース
ニツプルは、離れた位置にあるため、泥等にグリ
ースニツプルが浸漬することはないものである。
しかも、各グリースニツプルと枢着部とを連通
連結する給油チユーブは、副ブームの左右側壁
間、或は補助リンク部材の左右側壁間に配管して
いるために、同給油チユーブは掘削作業時の飛散
土等より確実に保護されて、その給油機能が確保
されるものである。
さらには、両グリースニツプルは相互に近傍に
位置するように集中配設しているために、両ニツ
プルへのグリース注入作業が迅速に行なえ、作業
能率を良好に保持することができるものである。
(ヘ) 効 果 本考案によれば、泥土中へ埋設することのある
枢着部へのグリース供給を、副ブームの左右側板
部間、或は補助リンク部材の左右側板部間に安全
配管した給油チユーブ先端のグリースニツプルよ
り行なうことができ、しかも、同ニツプルは、バ
ケツト掘削作動時の泥土飛散等を、バケツト掘削
作動時の泥土飛散等を受けない安全位置に集中配
設することができるために、グリースニツプルの
給油機能保持が確実に行なえると共に、グリース
供給作業が迅速、かつ、簡易に行なえるという効
果がある。
(ト) 実施例 本考案の実施例を図面にもとづき詳説すれば、
第1図に示すAは、バツクホーであり、機体1
は、走行部2上に回動自在に載設されており、機
体1には操縦部としてのキヤビン3が設けられ、
機体1前方には、バケツト操作部4が連設されて
いる。
5は、走行部2の後方に連設された排土板であ
る。
バケツト操作部4は次のように構成されてい
る。
すなわち、機体1前端にく字状の主ブーム6基
端が枢着7されており、同主ブーム6は主油圧シ
リンダー8により、枢着部7を中心に起伏回動を
行うように構成されている。
主ブーム6の先端には、更に副ブーム9基端が
枢着10されており、同副ブーム9の基端部に
は、主ブーム6に基端を連設した副油圧シリンダ
ー11が連設され、同副油圧シリンダー11によ
り副ブーム9は枢着部10を中心に折曲作動を行
う。
副ブーム9の先端には、左右フランジ12を介
してバケツト13が枢着されており、ブラケツト
12の一端は、副ブーム9の先端に枢着14さ
れ、同ブラケツトの他端は、副ブーム9に連設し
たバケツト用油圧シリンダー15に、補助ロツド
16を介して枢着17されている。
18は、補助リンク部材であり、基端を副ブー
ム9の先端部に枢着19し、先端は、バケツト用
油圧シリンダー15の先端と補助ロツド16との
連結部分に枢着20している。
このように構成されたバケツト操作部4におい
て、要給油個所aとしては、ブラケツト12の一
端と副ブーム9先端との枢着部14があり、同枢
着部14は、第2図に示すように、ブラケツト1
2の左右側板部12a,12aに各々連設したブ
ツシユ22,22間に軸21を軸架し、同軸21
に、副ブーム9の左右側板部9a,9a間に架設
したブツシユボス23を遊嵌してなるものであ
る。
そして、ブツシユボス23の後面中途部には給
油口23aを穿設し、同給油口23aに給油チユ
ーブ24の一端を連通連結すると共に、同チユー
ブ24の他端にはグリースニツプル26を連通連
結して、同ニツプル26より給油チユーブ24を
介して枢着部14の摺動部分へグリースを給油す
ることができるように構成している。
しかも、給油チユーブ24は副ブーム9の左右
側板部9a,9a間に配管し、同チユーブ24先
端のグリースニツプル26を、同枢着部14より
バケツト13の回動半径よりも大きく離れた上記
右側板部9a内面に連設している。
また、他の要給油個所bとしては、補助リンク
部材18の下端と副ブーム9との枢着部19があ
り、同枢着部19は、第3図に示すように、補助
リンク部材18の左右側板部18a,18aに
各々連設したリンク用ブツシユ22′,22′間に
枢軸21′を軸架し、同枢軸21に副ブーム9の
左右側板部9a,9a先端部間に架設したリンク
用ブツシユボス23′,23′を遊嵌してなるもの
である。
そして、リンク用ブツシユボス23′の後面中
途部に給油口23′aを穿設し、同給油口23′a
に給油チユーブ27の一端を連通連結すると共
に、同チユーブ27の他端にグリースニツプル2
8を連通連結して、同ニツプル28より給油チユ
ーブ27を介して枢着部19の摺動部分へグリー
スを給油することができるように構成している。
しかも、給油チユーブ27は補助リンク部材1
8の左右側板部18a,18a間に配管し、同チ
ユーブ27先端のグリースニツプル28を可及的
に枢着部19より離隔した補助リンク部18の左
側板部18a内面に連設している。
さらには、両グリースニツプル26,28は、
互いに近傍に位置するように集中配設して、給油
時の集中管理操作ができるようにしているもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図、本案装置のバツクホーの側面図。第2
図は、第1図−線の平面図。第3図は、第1
図−線の平面図。 A:バツクホー、4:バケツト操作部、6:主
ブーム、9:副ブーム、a,b:要給油個所、2
4,27:給油チユーブ、26,28:グリース
ニツプル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 機体1に基端を枢支した主ブーム6の先端に、
    副ブーム9基端を枢着し、同副ブーム9先端にバ
    ケツト13基端を回動自在に枢着14し、同バケ
    ツト13には副ブーム9に基端を連設したバケツ
    ト用油圧シリンダー15先端を、補助ロツド16
    を介して枢着し、同シリンダー15先端には別途
    補助シリンダー部材18先端を枢着20すると共
    に、同リンク部材18の基端を副ブーム9先端部
    に枢着19して、バケツト13が補助リンク部材
    18、及び補助ロツド16を介してバケツト用油
    圧シリンダー15の伸縮作動に連動して回動作動
    すべく構成したバケツト操作部4において、バケ
    ツト13基端の枢着部14にグリースを給油する
    ためのグリースニツプル26を、同枢着部14よ
    り同バケツト13の回動半径よりも大きく離れた
    副ブーム9の側板部内面位置に設け、同ニツプル
    26と同枢着部14とは、副ブーム9の左右側板
    部9a,9a間に配管した給油チユーブ24によ
    り連通連結すると共に、補助リンク部材18基端
    の枢着部19にグリースを給油するためのグリー
    スニツプル28を、可及的に同枢着部19より離
    隔した補助リンク部材18の側板部内面に設け、
    同ニツプル28と同枢着部19とは補助リンク部
    材18の左右側板部18a,18a間に配管した
    給油チユーブ27により連通連結し、しかも、両
    グリースニツプル26,28は互いに近傍に位置
    するように集中配設してなるバツクホーのバケツ
    ト操作部における枢着部へのグリース供給構造。
JP1981032053U 1981-03-06 1981-03-06 Expired JPS6136870Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981032053U JPS6136870Y2 (ja) 1981-03-06 1981-03-06

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981032053U JPS6136870Y2 (ja) 1981-03-06 1981-03-06

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57144696U JPS57144696U (ja) 1982-09-10
JPS6136870Y2 true JPS6136870Y2 (ja) 1986-10-25

Family

ID=29829456

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1981032053U Expired JPS6136870Y2 (ja) 1981-03-06 1981-03-06

Country Status (1)

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JP (1) JPS6136870Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52162385U (ja) * 1976-06-03 1977-12-09
JPS6212157Y2 (ja) * 1979-06-16 1987-03-26

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57144696U (ja) 1982-09-10

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