JPS6136549A - 車両用自動変速機 - Google Patents

車両用自動変速機

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JPS6136549A
JPS6136549A JP15790184A JP15790184A JPS6136549A JP S6136549 A JPS6136549 A JP S6136549A JP 15790184 A JP15790184 A JP 15790184A JP 15790184 A JP15790184 A JP 15790184A JP S6136549 A JPS6136549 A JP S6136549A
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oil
pressure
oil passage
gear
throttle opening
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Yoichi Hayakawa
早川 庸一
Masao Kawai
正夫 川合
Yukio Hamano
浜野 行男
Kazuaki Watanabe
和昭 渡辺
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Aisin AW Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Aisin AW Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、加速度により制御する車両用自動変速機に濁
する。
[従来の技術]    − 従来、車両用自動変速機は、電子制御式自動変速機を備
えた主変速機と、高速段と低速段との切換機構を備えた
副変速機と、車速、スロットル開度など車両走行条件を
入力する電子側miV1mと、該電子!111119装
誼によりI制御される油圧制御装置とからなり、燃料消
費性能と加速性能との両方を満足させるために重速、ス
ロットル開度の変化率によって変速線図を切換えたり、
あるいは手動スイッチにより運転者が選択していた。
〔発明が解決しようとする問題点J しかるに坂路、砂地走行など駆動力の必要な(車速が低
く、スロットル開度が大きい)時、最適な変速段および
高低速段を得るこ之は困難であった。
本発明は、加速度により駆動力の必要な場合を自動的に
検出し、最適な変速段および1低速段に変速させ、最適
な減速比を得ることができる車両用自動変速機の提供を
目的とする。
E問題点を解決するための手段] 本発明の車両用自動変速機は、主変速機と、高速段と低
速段との切換が可能な副変速機と、該副変速機をIII
Ijする制御装置とを備えてなる車両用自動変速機にお
いて、前記11tll装置は、車両の加速度を検出する
加速度検出手段および機関のスロットル開度を検出する
スロットル開度検出手段を備え、予め設定した加速度お
よびスロットル開度に対応した変速線図に基づいて、前
記副変速機の高速段と低速段との切換を制御することを
構成とする。
[作用] 本発明の詳細な説明する。
本発明は、加速度検出手段およびスロットル開度検出手
段を備え、主変速機が自動変速パターンの場合、スロッ
トル開度が大きくて加速度が小さい時、駆動力が必要な
時であると判断し、−1変速慨を高速段より低速段へ切
換え、スロットル開度が小さく加速度が大きい時、駆動
力が必要ではない時と判断し、低燃料消費を得るため副
変速機を低速段より高速段へ切換えることにより、常に
最適な駆動力を車輪に与え、運転性能を向上する車両用
自動変速機である。
[発明の効果] 以上により本発明の車両用自動変速機は次の効果を奏す
る。
イ)加速度により駆動力の必要な、車速が低く、スロッ
トル開度の大きい状態を自動的に検出し、最適な変速段
および高低速段に変速させ、最適な減速比を得ることが
できるため、急斜面、悪路などにおける駆動力の確保が
できる。
口)加速度により駆動力の必要な、車速か低く、スロッ
トル開度の大きい状態を自動的に検出し、最適な変速段
および高低速段に変速させ、最適な減速比を得ることが
できるため、急斜面、悪路などにおける駆動力の確保が
できるので燃料消費性能と加速性能との両方を満足でき
る。
[実施例1 つぎに本発明の車両用自動変速機を図に示す実施例に基
づき説明する。
第1図は4輪駆動式自動変速機、第2図はそのギアトレ
インを示す。
10は主変速機である3速自動変速機、40は該3速自
動変速機10の遊星歯車変速機構の出力軸32に連結さ
れた副変速機を備える4輪駆動用;・フンスフ1を示す
3速自動変速!110は、流体式トルクコンバータTC
1および前進3段後進1段の遊星歯車変速機構10Aを
備える。トルクコンバータTCは、エンジンの出力軸に
連結されたポンプ11、トルクコンバータTcの出力軸
12に連結されたタービン13、一方向クラッチ14を
介して固定部分に連結されたステータ15からなり、ト
ルクコンバータTcの出力軸12は、遊星歯車変速機1
f410Aの入力軸となっている。
遊星歯車変速機構10Aは、yi擦係合要素である多板
クラッチC1およびC2と、多板ブレーキB1、B2お
よびB3と、一方向クラッチF1およびF2と、前段プ
ラネタリギアセットP1と、後段プラネタリギアセット
P2とからなる。
後段プラネタリギアセットP2は、クラッチC1を介し
て前記入力軸(12)に連結されたリングギア31と、
遊星歯車変速機構10Aの出力軸32に連結されたキャ
リア33と、クラッチC2を介して前記入力軸(12)
に連結されると共に、ブレーキB1、該ブレーキB1と
並列されたブレーキB2およびブレーキB2と直列され
た一方向りラッチF1を介して変速はケースに固定され
るサンギア34と、前記キャリア33に回転自在に支持
されると共にサンギア34およびリングギア31に歯合
したプラネタリビニオン35とからなる。  −前段プ
ラネタリギアセットP1は、ブレーキB3および該ブレ
ーキB3と並列された一方面クラッチF2を介して変速
機ケースに固定碧れるキャリア36と、前記侵攻プラネ
タリギアセットP2のサンギア34と一体的に形成され
たサンギア31と、出力軸32に連結されたリングギア
38と、キャリア36に回転自在に支持されると共にサ
ンギア31およびリングギア38に歯合したプラネタリ
ビニオン39とからなる。
この4輪駆動自動変速機は第4図に示す3速自動変速t
a10の油圧tiII御装誼100によりエンジンのス
ロットル開度、車両の車速なと車両走行条件に応じて摩
擦係合要素である各クラッチおよびブレーキの選択的保
合または解放が行われ、前進3段の自動変速と、手動変
速のみによる後進1段の変速とがなされる。
油圧制御8Wi100のマニュアル弁駆動のため運転席
に設けられたシフトレバ−(図示せず)は、P(パーク
)、R(リバース)、Nにュートラル)、D(ドライブ
)、S(セカンド)、シ(ロー)の各レンジのシフトポ
ジションSPを有し、このシフトポジションSPと変速
段第3速(3)、第゛2速(2)、第1速(1)と、ク
ラッチおよびブレーキの作動関係を表1に示す。
表1において、OはIIJrM係合要素の係合、Xは解
放を示し、F(フリー)は一方向クラッチの自由回転、
L(ロック)は一方向クラッチの保合を示す。
表1 第2図は、4輪駆動用自動変速機の、4輪駆動用トラン
スファ40を示す。
Pfは、トランスファ40のプラネタリギアセットであ
り、入力軸(32)の後部にスプライン嵌合されたサン
ギア44、該サンギア44と歯合するプラネタリビニオ
ン45、該プラネタリビニオン45と歯合するリングギ
ア47、および該プラネタリビニオン45を回転自在に
保持するとともに前記トランスファ40の第1出力軸4
1の先端に連結されたキャリア46からなる。B4はリ
ングギア47をトランス77ケース94に係合するため
の摩擦ブレーキ、B−4はトランスファケース94内に
形成されたシリンダ5と該シリンダ5内に@着されたピ
ストン5Aとで構成されるブレーキ84の油圧ザーポで
ある。
C3はキャリア46に連結されたシリンダ6と該シリン
ダ6内に装着されたピストン6Aとで構成される油圧サ
ーボC−3により作動される摩擦クラッチであり、プラ
ネタリギアセットP「の歯車変速装置側に配置され、サ
ンギア44どキャリア46との断続を行なうものである
。C4はキャリア46に連結した第1出方軸・11と後
記するニーランスフi’4Cの他方の出力軸を駆動する
ためのリンク構成の一方のスプロケット71に連結した
スリーブ72とを断続するためのS擦りラッチ、C−4
はトランスファケース94内に回転自在に保持されたス
リーブ72に溶接されたシリンダ7と該シリンダ7内に
装着されたピストン7Aとで構成される油圧サーボであ
る。42は前記第1出力軸41と平行力に配されたトラ
ンスファ40の第2出力軸、13は、スリーブ72とス
プライン嵌合されたスプロケット11、第2出力軸42
にスプライン嵌合されたスプロケット75およびこれら
スプロケット71.15問に張設されたチェーン76か
らなるリンク機構である。
11111クラツチC3のシリンダ6の外周側には、パ
ーキングギア61が周設されており、自動変速機のシフ
トレバ−をパーキング位置に選択したとき歯止め62が
パーキングギア61に噛み合い第1出力軸41を固定す
る。
110は入力軸(32)に固着されたガバナ弁、90は
自動変速様のオイルパン、200は4輪駆動用トランス
フ140のクラッチ03 、C4およびブレーキB4の
油圧サーボC−3、C−46よびB−4に油圧を給排す
る油圧制御装置、92は該油圧制御装置f200のオイ
ルパンである。クラッチC3、C4およびブレーキB4
の油圧サーボC−3、C−4および3−4に供給される
圧油は、オイルパン90より自動変速はのケース93と
トランスファケース94に取付けられたパイプ95を介
して油圧制御装置200を通して導かれる。
このトランスファ40は第3図に示すAの如く車両のエ
ンジンEに装着された自動変1fiIQに取付けられ、
第1出力軸41は後輪駆動用プロペラシャフトCに連結
され、他方の出力軸である第2出力軸42は前輪駆動用
プロペラシャフトBに連結されて使用される。通常走行
時には油圧サーボC−3に4速自動変速110の油圧制
御1612100に供給されるライン圧を供給してクラ
ッチC3を係合せしめ、油圧サーボ8−4およびC−4
を排圧してブレーキB4およびクラッチC4を解放せし
める。
これによりプラネタリギアセットPfのサンギア44と
キャリア46とは連結され、動力は入力軸(32)から
第1出力軸41に減速比1で伝達され後輪2輪駆動走行
が得られる。このとき入力軸(32)からの動力は、サ
ンギア44、リングギア47、キャリア46を介さずに
クラッチC3を介してキャリア46より第1出力軸41
に伝達されるので、各ギアの歯面に負荷がかからず、ギ
アの寿命がiI加する。この2輪駆動走行中4輪駆動走
行が必要となったときは運転席等に設けた切換えレバー
または切換えスイッチ等の手動シフトを操作し、トラン
スファ40の油圧制御装[200を作用せしめ、油圧サ
ーボC−4にライン圧を徐々に供給しクラッチC4を円
滑に係合せしめると、第1出力軸41とスリーブ72と
が連結され、リンク機構73、第2出力軸42および前
輪駆動用プロペラシャフトBを経て前輪にも動力が伝達
され、入力軸(32)から第1出力軸41および第2出
力軸42に減速比1で動力伝達がなされる4輪駆動直結
走行が得られる。この4輪駆動直結走行中急坂路など出
力トルクの増大が必要なときは、油圧サーボへの油圧は
インヒビタ弁240およびダウンシフトタイミング弁2
60を作用せしめ油圧サーボ3−4へライン圧を徐々に
供給するとともに適切なタイミングで油圧サーボC−3
の油圧を排圧し、ブレーキB4を徐々に係合せしめると
ともにクラッチC3を円滑に解放させる。これによりサ
ンギア44とキャリア46とは解放されるとともにリン
グギア47は固定され、動力は入力軸(32)からサン
ギア44、プラネタリピニオン45、キャリア46を介
して減速され第1出力軸41および第2出力<1142
に伝達され、トルクの大きな4輪駆動減速走行状態が得
られる。表2にトランスファ40のブレーキB4、クラ
ッチC3およびC4の係合および解放と車両の走行状態
を示す。
表2 表2においてOは摩擦係合要素の係合状態を示し、×は
解放状態を示す。減速比のλは、プラネタリギアセット
Pfのサンギア44とリングギア47との歯数比であり
、減速比の値はλを0.5とした場合の減速比−(1+
λ)/λ−3,0で算出したものである。
次に本発明の車両用自動変速機を車両用前進3段後進1
段の自動変速機に適用した場合のその油圧制御装置につ
いて第4図により説明する。
図中100は公知の前進3段後進1段の自動変速機の油
圧11JII装置の一例であり、油溜め101より油ポ
ンプ102により吸い上げられた油は、油圧制御弁10
3により所定の油圧(ライン圧)に調圧され油路104
に導かれる。油路104に導かれた圧油はマニュアル弁
105を介して1−2シフト弁106および2−3シフ
ト弁107に導かれる。
108はスロットル弁であり、スロットル開度に応じた
油圧(スロットル圧)を油路109に発生している。
110はガバナ弁であり、車速に応じた油圧(ガバナ圧
)を油路111に発生している。
1−2シフト弁10613よび2−3シフト弁107は
、油路109および油路111から供給されるスロット
ル圧およびガバナ圧の大きさに関連して油路112.1
13.114の開閉を制御し、クラッチおよびブレーキ
の油圧サーボC−1、C−2,8−1、B−2、B−3
への圧油の給徘を制御している。
この実施例においては、前進第1速時には油圧サーボC
−1に圧油が供給され、前進第2速時には油圧サーボC
−1,3−2に圧油が供給され、前進第3速時には油圧
サーボC−1、C−2、B−2に圧油が供給され、後進
時には油圧サーボC−2,3−3に圧油が供給される。
トランスファ40の油圧制御装置i 200は、第1ソ
レノイド弁210と、第2ソレノイド弁220と、ライ
ン圧を4輪駆動用係台圧として給排する切換弁230と
、直結用係合圧と減速用係合圧を切換える^低切換弁す
なわち本実施例ではインヒビタ弁240と、該インヒビ
タ弁240を介した直結用係合圧の排油路205に設け
たダウンシフトタイミング弁260と、以上複数の弁体
およびブレーキおよびクラッチの油圧サーボ3−4 、
C−3、C−4等を連絡する諸々の油路すなわち、直結
用II擦係合要素すなわちクラッチC3の油圧サーボC
−3に連絡する直結用油路201、減速用摩擦係合要素
すなわちブレーキB4の油圧サーボB−4に連絡する減
速用油路202.4輪駆動用11!擦係合要素すなわち
クラッチC4の油圧サーボC−4に連絡する4輪駆動用
油路203、ライン圧油路104、ガバナ圧油路111
、切換弁230を介したライン圧をインヒビタ弁240
の所定油空に連絡する油路204、ライン圧油路とオリ
フィス340.350を介した第1ソレノイド圧の油路
207および第2ソレノイド圧の油路208、前記直結
用油路201、減速用油路202.4輪駆動用油路20
3にそれぞれ設けられたチェック弁310.320.3
30から構成される。
第1.2ソレノイド弁210.220はそれぞれムービ
ングコア211.221、ソレノイド212.222、
スプリング213.223、開口214.224、排油
口215.225からなり、ソレノイド212.222
が通電したときムービングコア211.221を図示上
方に移動させ開口214.224を開き、オリフィス3
40.350によりライン圧油路104と仕切られた油
路201.208の圧油を排油口215.225より排
出する。ソレノイド212,222が非通電のときは、
ムービングコア211.221はスプリング213.2
23により図示下方に移動され間口214.224を閉
ざし、油路201.208にハイレベルのソレノイド油
圧(ライン圧)を発生する。
インヒビタ弁240は、図示下方から3WAの第1、第
2、第3の順のスプール241.242.243を有し
、第1スプール241は下端にスプリング244を背設
したスリーブ状ランド245と2つのランド246.2
47を有し、下端油室248、スリーブ状ランド245
とランド246と247の間の第1−2中間油室249
.250、第1スプール241と第2スプール242の
間の第3中間油室251、第2スプール242と第3ス
プール243の間の油室252、下端油室253が形成
されている。前記インヒビタ弁240は、第1スプール
241が図示上方に設定されたときには、下端油室24
8はスリーブ状ランド245の袖口245Aを介してガ
バナ圧油路111と連通し、第1中間油至249はライ
ン圧油路104と減速用油路202を連絡し、第2中間
油至250は直結用油路201と排油路205を連絡し
、第1スプール241が図示下方に設定されたときは下
端油室24Bはスリーブ状ランド245の袖口245A
を介して排油口254と゛連通し、第1中閤油室249
は減速用油路202と排油口255を連絡し、M2中間
油室250はライン圧油路104と直結用油路201を
連絡し、また第3中間油至251は常時ガバナ圧油路1
11と連絡し、油室252は常時油路204と連絡し、
上端油室253は常時第2ソレノイド圧の油路208と
連絡している。
切換弁230は、図示下方にスプリング232を背設し
、3個のランドを設けたスプール231を有し、図示下
方から下端油室233、第1中閂油室234、第2中間
油室235、下端油室236が形成されている。前記切
換弁230は、第1ソレノイド圧の油路207が連絡さ
れた上端油室236にハイレベルのソレノイド圧が印加
されるとスプール231は図示下方に移動し、第2中間
油室235を介してライン圧油路104と4輪駆動用油
路203とが連絡されてクラッチC4の油圧サーボC−
4にライン圧が供給され、第1中間油室234を介して
油路204とオリフィス239を備える排油口237と
が連通されてインヒビタ弁240の油室252は排圧さ
れ、また上端油室236に印加されるソレノイド圧がO
−レベルに転すると、スプリング232によりスプール
231は図示上方に移動し、第1中間油室234を介し
てライン圧油路104とが連絡されてインヒビタ弁24
0の油室252にライン圧が供給され、第2中間油至2
35を介して4輪駆動用油路203と排油口238とが
連通されて油圧サーボC−4は排圧される。
ダウンシフトタイミング弁260は、図示下方にスプリ
ング262を背設し、2つのランドが設けられたスプー
ル261を有し、図示下方から下端油室263、中間の
油室264、上fa油室265が形成されている。前記
ダウンシフトタイミング弁260は、下端油室263が
常時減速用油路202と連絡し、上端油室265が常時
ライン圧油路104と連絡し、中間の油室264は常時
排油路205およびオリフィス267を設G7たI↓っ
くり排圧するための排油口2CGと連絡するとともに、
スプール261が図示上方に設定されるとすみやかに排
圧するための排油口268とも11Bする。なおスプー
ル261が図示上方に設定されるのは、上端油室285
に印加されるライン圧が設定値以下(すなわちスロット
ル開度が小さい)でスプリング262のばね何重より弱
いとき、または下端油室263にブレーキB4の保合圧
が導入されるときである。
運転席の手動シフト(本実施例の場合切操スイッチ)を
操作して、H2、H4、またはL4レンジを設定すると
表3に示す如く第1.2ソレノイド弁210. 220
がON、 OFF 1lliされ、トランスファ40ノ
油圧制ti8ffl 20()カ13各油圧サーボB−
4、C−3、C−4に選択的に送られる作動圧油により
各摩擦係合要素B4 、C3、C4が働いて、トランス
フ140は各変速状態(H2、H4またはL4)に変速
される。
第1、第2ソレノイド弁210. 220の作動は表3
に示すとおりである。ONは通電、OFFは非通電であ
り、Oはライン圧レベルの作動油圧による係合、×は解
放の状態を示す。
表3 トランスファ40の手動シフトの設定レンジ(H2、H
4、L4 )に応じて第1、第2ソレノイド弁210.
220を表3に示す如く開閉作動する。
トランスファ40の手動シフトの各設定レンジにおける
作動を説明する。
a)手動シフトがH2レンジで、トランスファ40がH
2(2輪駆動直結状態)のときは第1ソレノイド弁21
0→ON 第2ソレノイド弁220→OFF であるので、ライン圧は油路104よりオリフィス34
0を通り第1ソレノイド圧の油路201に導かれるが、
通電されている第1ソレノイド弁210によりドレーン
され、上端油室236に出力しないので、切換弁230
はスプール231がスプリング232により図示上方に
設定され、ライン圧は油路104、第1中間油室234
、油路204を通り油室252に印加され、インヒビタ
弁240の第2スプール242および第1スプール24
1を図示下方に設定する工したがってライン圧は油路1
04、第2中a油室2501直結用油路201およびチ
ェック弁310を介してクラッチC3の油圧サーボC−
3に導入される。また油圧サーボC−4および13−4
の油圧はそれぞれ排油口238および255からドレー
ンされる。したがってトランスファ40はH2(2輪駆
動直結状態)になる。
b)手動シフトがH4レンジで、トランスファ40がH
4(4輪駆動直結状態)のときは、第4図において 第1ソレノイド弁210→OFF 第2ソレノイド弁220→OFF であるので、ライン圧は油路104よりオリフィス34
0を通り第1ソレノイド圧の油路201に尋かれるが、
第1ソレノイド弁210が非通電であるので、上端油室
236に出力し、切換弁230はスプール231が図示
下方に設定される。したがってライン圧は油路104、
第2中間油至235、チェック弁330を設けた4輪駆
動用油路203を介してクラッチC4の油圧サーボC−
4に導入される。一方ライン圧は油路104よりオリフ
ィス350を通り第2ソレノイド圧の油路208にも導
かれるが、第2ソレノイド弁220が非通電であるので
、上端油室253に出力し、インヒビタ弁240は第3
、第2、第1スプール243.242.241が図示下
方に設定される。したがってクラッチC3の油圧サーボ
C−3にライン圧が導入される。また油圧サーボB−4
の油圧は排油口255からドレーンされる。したがって
トランスファ40はH4(4輪駆動直結状態)になる。
C)手動シフトがH4レンジで、車速が設定値以下で、
L4 (4輪駆動減速状態)のとき、第1ソレノイド弁
210→OFF 第2ソレノイド弁220→ON であるので、ライン圧は油路104よりオリフィス34
0を通り第1ソレノイド圧の油路207に導かれるが、
第1ソレノイド弁210が非通電であるので、上端油室
236に入力−し、切換弁230はスプール231が図
示下方に設定される。したがってライン圧はクラッチC
4の油圧サーボC−4に尋人される。一方ライン圧は油
路104よりオリフィス350を通り第2ソレノイド圧
の油路208にも導かれるが、通電されている第2ソレ
ノイド弁220によリドン−・ンされ、インヒビタ弁2
40の上端油室253に入力しない。また油室252に
もライン圧は入力しない。ここで第3中間油室251に
ガバナ圧が入力しているので、第2.3スプール242
,243は図示上方に移動し、またガバナ圧が設定値以
下であるのでスプリング244のばね荷重に負けて第1
スプール241は図示上方に設定され、スリーブ状ラン
ド245の袖口245Aを介して下端油室248にガバ
ナ圧が入力する。したがってライン圧は油路104、第
1中閤油至249、減速用油路202およびチェック弁
320を介してブレーキ3−4の油圧サーボ3−4に導
入される。また油圧サーボC−3の油圧は直結用油路2
01、第2中間油室250、排油路205、ダウンシフ
トタイミング弁260の中間の油室264を介して排油
口266.268からドレーンされる。したがってトラ
ンスファ40はL4 (4輪駆動減速状態)になる。
d)手動シフトがし4レンジで、車速が設定値以上で、
H4(4輪駆動直結状態)のとき、第1ソレノイド弁2
10→OFF 第2ソレノイド弁220→ON であるので、ライン圧は油路104よりオリフィス34
0を通り第1ソレノイド圧の油路207に導かれるが、
第1ソレノイド弁210が非通電であるので、上端油全
236に入力し、切換弁230はスプール231が図示
下方に設定される。したがってライン圧はクラッチC4
の油圧サーボC−4に導入される。一方ライン圧は油路
104よりオリフィス350を通り第2ソレノイド圧の
油路208にも導かれるが、通電されている第2ソレノ
イド弁220によりドレーンされ、インヒビタ弁240
の下端油室253に入力しない。また油室252にもラ
イン圧は入力していない。ここで第3中間油室251に
ガバナ圧が入力しているので、第2.3スプール242
.243は図示上方に移動し、またガバナ圧が設定値以
上であるのでスプリング244のばね荷重に打勝って第
1スプール241は図示下方に設定される。
したがってライン圧はクラッチC3の油圧サーボC−3
に尋人される。また油圧サーボ[3−4の油圧は排油口
255からドレーンされる。したがってトランスファ4
0はH4(4輪駆動直結状態)になる。
e)手動シフトがし4レンジで、車速か設定値以下で、
L4 (4輪駆動減速状態)のとき第1ソレノイド弁2
10→OFF 第2ソレノイド弁220→ON であるので、ライン圧は油路104よりオリフィス34
0を通り第1ソレノイド圧の油路207に導かれるが、
第1ソレノイド弁210が非通電であるので、上端油室
236に入力し、切換弁230はスプール231が図示
下方に設定される。したがってライン圧はクラッチC4
の油圧サーボC−4に導入される。一方ライン圧は油路
104よりオリフィス350を通、り第2ソレノイド圧
の油路208にも導かれるが、通電されている第2ソレ
ノイド弁220によりドレーンされ、インヒビタ弁24
0の上端油室253に入力しない。また油室252にも
ライン圧は入力しない。ここで第3中間油室251にガ
バナ圧が入力しているので、第2.3スプール242.
243は図示上方に移動゛し、またガバナ圧が設定値以
下であるのでスプリング244のばね荷重に負けて第1
スプール241は図示上方に設定され、スリーブ状ラン
ド245の袖口245Aを介して下端油室248にガバ
ナ圧が入力する。したがってライン圧は油路104、第
1中囚油室249、減速用油路202およびチェック弁
320を介してブレーキB4の油圧サーボB−4に導入
される。また油圧サーボC−3の油圧は直結用油路20
1、第2中間油至250、排油路205、ダウンシフト
タイミング弁260の中間の油室264を介して排油口
266.268からドレーンされる。したがってトラン
スファ40はL4 (4輪駆動減速状態)になる。
またインヒビタ弁240のsiミスプール24は第3中
閤油室251と下端油室248とに面する上下端面の面
積が同じであるので、図示上方に移動して第3中間油空
251と下ra油室248の両方にガバナ圧が導入され
ると、ガバナ圧(車速)が大きくなっても図示下方に移
動せず、手動シフトをH2レンジまたはH4レンジに設
定して油室252あるいは下端油室253にライン圧が
導入されないかぎり、スプリング244のばね荷重で図
示上方に設定されたままである。したがって手動シフト
がL4レンジに設定され、一旦車速(ガバナ圧)が所定
値以下になって14になると、車速(ガバナ圧)が大き
くなってもL4が維持される。
車両走行条件に応じて第1、第2ソレノイド弁210.
220へ出力する電子i制御装置I(コンピュータ)6
00は、第5図に示す如くトランスファ40のシフトポ
ジションを検出するトランスファシフトポジションセン
サ601、スロットル開度を検出するスロットルIFf
lrxセンサ602、車両に設置され、加速度を検出す
る手段である加速度センサ603、これらからの入力ポ
ートロ10、第1、第2ソレノイド弁210.220へ
の出力ポートロ11、中央演算処理装WICPU、予め
設定した加速度およびスロットルIjil[に対応した
変速線図(第6図)を記憶するリードオンリメモリRO
M(以下ROMと略す)、ランダムアクセスメモリRA
Mからなる。
加速度検出手段は、車速の微分値またはその他の手段で
も良い。
第7図は電子制御装@ 600の作動フローチャートの
一実施例を示す。
運転席に設けられたスターターキーをONL、、エンジ
ンEを始動させ(701)、トランスファシフトポジシ
ョンセンサ601によるトランスファシフトポジション
信号、スロットル+11度センサ602によるスロット
ル開度信号、加速度センサ603による加速度信号を入
力しく702)、トランスファ40の手動シフトがH2
レンジに設定されているか否かを判断しく703 ) 
、 H4レンジではない時(109)へ進む。H2レン
ジに設定されている時、第1ソレノイド弁210→ON 第2ソレノイド弁220→OFF となり、トランスフ?40はH2となり(704)、そ
の49 (702)へ帰還する。H2レンジに設定され
ていない時、トランス77P40の手動シフトが84レ
ンジに設定されているか否かを判断しく705 )、H
4レンジに設定されている時、前記変速線図(第6図)
をROMより読込み(706) 、H4→L4領域であ
るスロットル開度が大きくて加速度が小さい時、すなわ
ち駆動力が必要な時か否かを判断しく707 ) 、ス
ロットル開度が小さく加速度が大きい時、すなわち駆動
力が必要ではない時、低燃料消費を得るため、 第1ソレノイド弁210→OFF 第2ソレノイド弁220→ON とし、トランスファ40はH4となり(708) 、そ
の後(702)へ帰還する。また駆動力が必要である時
、 第1ソレノイド弁210→OFF 第2ソレノイド弁220→ON とし、トランスファ40はL4となり、(709) 、
その模(702)へ帰還する。
このようにして常に最適な駆動力を車輪に与え、運転性
能を向上できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は4輪駆動用自動変速機の骨格図、第2図はその
4輪駆動用トランスファの断面図、第3図は4輪駆動自
動車の駆動機構の概略図、第4図は4輪駆動用自動トラ
ンスファの油圧制御装置の油圧IIJ御回路図、第5図
は本発明の車両用自動変速機の一実施例にかかるブロッ
ク図、第6図は本発明の車両用自動変速機の一実施例に
かかる電子1メ制御装置に記憶された変速a図、第7図
は本発明の車両用自動変速機の一実施例にかかる作動フ
ローチャートである。 図中  10・・・4速自動資速機(主変速l)  4
0・・・4輪駆動用トランスフ?600・・・電子制御
装置601・・・車速センサ 602・・・スロットル
開度センサ 603・・・加速度センサ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)主変速機と、高速段と低速段との切換が可能な副変
    速機と、該副変速機を制御する制御装置とを備えてなる
    車両用自動変速機において、 前記制御装置は、車両の加速度を検出する加速度検出手
    段および機関のスロットル開度を検出するスロットル開
    度検出手段を備え、予め設定した加速度およびスロット
    ル開度に対応した変速線図に基づいて、前記副変速機の
    高速段と低速段との切換を制御することを特徴とする車
    両用自動変速機。 2)前記変速線図は、加速度が大きくスロットル開度が
    小さい領域に設定された第1の変速線と、加速度が小さ
    くスロットル開度が大きい領域に設定された第2の変速
    線とを備え、該第1の変速線と第2の変速線との間の領
    域を高速段に設定し、その他の領域を低速段に設定した
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の車両用自
    動変速機。
JP59157901A 1984-07-28 1984-07-28 車両用自動変速機 Expired - Lifetime JPH0660677B2 (ja)

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JPH0660677B2 JPH0660677B2 (ja) 1994-08-10

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009202796A (ja) * 2008-02-29 2009-09-10 Yamaha Motor Co Ltd 舶用推進システム

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5940052A (ja) * 1982-08-30 1984-03-05 Komatsu Ltd 自動変速方法
JPS59103060A (ja) * 1982-12-06 1984-06-14 Honda Motor Co Ltd 車輌用電子式自動変速機の制御装置

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