JPS6136440Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6136440Y2 JPS6136440Y2 JP261079U JP261079U JPS6136440Y2 JP S6136440 Y2 JPS6136440 Y2 JP S6136440Y2 JP 261079 U JP261079 U JP 261079U JP 261079 U JP261079 U JP 261079U JP S6136440 Y2 JPS6136440 Y2 JP S6136440Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- load sensing
- oil
- cylinder
- oil system
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000010727 cylinder oil Substances 0.000 claims description 28
- 239000003921 oil Substances 0.000 claims description 24
Landscapes
- Hydraulic Control Valves For Brake Systems (AREA)
- Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、自動車油圧ブレーキ用減圧制御バ
ルブの改良に関するものである。
ルブの改良に関するものである。
マスターシリンダーからホイールシリンダーへ
送られるブレーキオイルの油圧が荷重に応じて変
化するところの所定値を超えるとホイールシリン
ダーへ送られるオイルの油圧を抑圧制御するロー
ドセンシングバルブ（ロードセンシング・プロポ
ーシヨニングバルブやロードセンシング・カツト
バルブ）は既に知られている。
送られるブレーキオイルの油圧が荷重に応じて変
化するところの所定値を超えるとホイールシリン
ダーへ送られるオイルの油圧を抑圧制御するロー
ドセンシングバルブ（ロードセンシング・プロポ
ーシヨニングバルブやロードセンシング・カツト
バルブ）は既に知られている。
また、急ブレーキを踏みマスターシリンダー油
系の油圧を極度に上昇させたとき等に、ロードセ
ンシングバルブによつてホイールシリンダー油系
に加えられる油圧に追加の油圧を加えるデイフア
レンシヤルバルブも知られている。しかし、従来
のデイフアレンシヤルバルブはホイールシリンダ
ー油系とマスターシリンダー油系とを遮断したま
ま作動変位するので、いきおい追加油圧量もさほ
ど大きくすることが出来ないと共に、デイフアレ
ンシヤルバルブが大型化するのが避けられなかつ
た。
系の油圧を極度に上昇させたとき等に、ロードセ
ンシングバルブによつてホイールシリンダー油系
に加えられる油圧に追加の油圧を加えるデイフア
レンシヤルバルブも知られている。しかし、従来
のデイフアレンシヤルバルブはホイールシリンダ
ー油系とマスターシリンダー油系とを遮断したま
ま作動変位するので、いきおい追加油圧量もさほ
ど大きくすることが出来ないと共に、デイフアレ
ンシヤルバルブが大型化するのが避けられなかつ
た。
この考案は、ロードセンシングバルブの外周に
鍔付きスリーブ状のデイフアレンシヤルバルブを
組込むことにより、従来のデイフアレンシヤルバ
ルブに比べ小型化すると共に追加上昇油圧を大き
くすることが出来るようにしたものである。
鍔付きスリーブ状のデイフアレンシヤルバルブを
組込むことにより、従来のデイフアレンシヤルバ
ルブに比べ小型化すると共に追加上昇油圧を大き
くすることが出来るようにしたものである。
図面に基いてこの考案に係る自動車油圧ブレー
キ用減圧制御バルブの一実施例を説明する。１は
弁箱で、大径シリンダー２と小径シリンダー３と
が連設してある。大径シリンダー２内には、鍔部
４とスリーブ部５とよりなるデイフアレンシヤル
バルブ６が摺動自在に液密に嵌合され、該デイフ
アレンシヤルバルブ６は、大径シリンダー２に嵌
装したコイルスプリング７により大径シリンダー
２と小径シリンダー３との間に形成された段部８
に当接されている。デイフアレンシヤルバルブ６
のスリーブ部８の中に摺動自在にその大径部１５
を液密に嵌合したところのロードセンシングバル
ブ９と小径部１０は、前記小径シリンダー３に液
密に嵌挿され外部に突出しており、且つその突出
部１１には車体に対する車軸の高さを伝えるロー
ドセンシング部材（図示せず）が接続されてい
る。マスターシリンダー油系１２のオイルは、デ
イフアレンシヤルバルブ６の鍔部４に設けた油路
１３を介してロードセンシングバルブ９内に導か
れている。またロードセンシングバルブ９の大径
端より油路９ｂを介してホイールシリンダー油系
１４に出たオイルは、コイルスプリング７の周囲
を介してホイールシリンダー油系１４に導かれて
いる。
キ用減圧制御バルブの一実施例を説明する。１は
弁箱で、大径シリンダー２と小径シリンダー３と
が連設してある。大径シリンダー２内には、鍔部
４とスリーブ部５とよりなるデイフアレンシヤル
バルブ６が摺動自在に液密に嵌合され、該デイフ
アレンシヤルバルブ６は、大径シリンダー２に嵌
装したコイルスプリング７により大径シリンダー
２と小径シリンダー３との間に形成された段部８
に当接されている。デイフアレンシヤルバルブ６
のスリーブ部８の中に摺動自在にその大径部１５
を液密に嵌合したところのロードセンシングバル
ブ９と小径部１０は、前記小径シリンダー３に液
密に嵌挿され外部に突出しており、且つその突出
部１１には車体に対する車軸の高さを伝えるロー
ドセンシング部材（図示せず）が接続されてい
る。マスターシリンダー油系１２のオイルは、デ
イフアレンシヤルバルブ６の鍔部４に設けた油路
１３を介してロードセンシングバルブ９内に導か
れている。またロードセンシングバルブ９の大径
端より油路９ｂを介してホイールシリンダー油系
１４に出たオイルは、コイルスプリング７の周囲
を介してホイールシリンダー油系１４に導かれて
いる。
そしてマスターシリンダー油系１２の油圧が極
端に上昇すると、コイルスプリング７に抗してデ
イフアレンシヤルバルブ６がホイールシリンダー
油系１４に向つて移動し、デイフアレンシヤルバ
ルブ６の鍔部４がロードセンシングバルブ９の大
径部１５の段部端面９ａに当接し、ロードセンシ
ングバルブ９をホイールシリンダー油系１４方向
に押動かし、マスターシリンダー油系１２とホイ
ールシリンダー油系１４とを直接連通するように
なつている。
端に上昇すると、コイルスプリング７に抗してデ
イフアレンシヤルバルブ６がホイールシリンダー
油系１４に向つて移動し、デイフアレンシヤルバ
ルブ６の鍔部４がロードセンシングバルブ９の大
径部１５の段部端面９ａに当接し、ロードセンシ
ングバルブ９をホイールシリンダー油系１４方向
に押動かし、マスターシリンダー油系１２とホイ
ールシリンダー油系１４とを直接連通するように
なつている。
それ故、マスターシリンダー油系１２とホイー
ルシリンダー油系１４とを直接連通し、急ブレー
キ時にロードセンシングバルブの機能を停止し、
効果的に制動を行うことが出来る。
ルシリンダー油系１４とを直接連通し、急ブレー
キ時にロードセンシングバルブの機能を停止し、
効果的に制動を行うことが出来る。
上述した如くこの考案に係る自動車油圧ブレー
キ用減圧制御バルブは、大径シリンダー２内に摺
動自在に液密に嵌合したデイフアレンシヤルバル
ブ６を該大径シリンダー２に嵌挿したコイルスプ
リング７により大径シリンダー２を小径シリンダ
ー３との間に形成された段部８に当接し、またデ
イフアレンシヤルバルブ６のスリーブ部８に摺動
自在に液密に嵌合したロードセンシングバルブ９
の小径部１０を前記小径シリンダー３に液密に嵌
挿して外部に突出させると共にその突出部１１に
車体に対する車軸の高さを伝えるロードセンシン
グ部材を接続し、マスターシリンダー油系１２の
オイルをデイフアレンシヤルバルブ６の鍔部４に
設けた油路１３を介してロードセンシングバルブ
９内に導き、またロードセンシングバルブ９の大
径端より出たオイルをコイルスプリング７の周囲
を介してホイールシリンダー油系１４に導く油路
を設け、マスターシリンダー油系１２からの油圧
が極端に上昇したときコイルスプリング７に抗し
てデイフアレンシヤルバルブ６が移動し、デイフ
アレンシヤルバルブ６の鍔部４がロードセンシン
グバルブ９の大径部１５の段部端面９ａに当接
し、ロードセンシングバルブ９をホイールシリン
ダー油系１４方向に押動かし、マスターシリンダ
ー油系１２とホイールシリンダー油系１４とを直
接連通するので、急ブレーキ時の性能を大きく向
上させ、実用上大変有利である。
キ用減圧制御バルブは、大径シリンダー２内に摺
動自在に液密に嵌合したデイフアレンシヤルバル
ブ６を該大径シリンダー２に嵌挿したコイルスプ
リング７により大径シリンダー２を小径シリンダ
ー３との間に形成された段部８に当接し、またデ
イフアレンシヤルバルブ６のスリーブ部８に摺動
自在に液密に嵌合したロードセンシングバルブ９
の小径部１０を前記小径シリンダー３に液密に嵌
挿して外部に突出させると共にその突出部１１に
車体に対する車軸の高さを伝えるロードセンシン
グ部材を接続し、マスターシリンダー油系１２の
オイルをデイフアレンシヤルバルブ６の鍔部４に
設けた油路１３を介してロードセンシングバルブ
９内に導き、またロードセンシングバルブ９の大
径端より出たオイルをコイルスプリング７の周囲
を介してホイールシリンダー油系１４に導く油路
を設け、マスターシリンダー油系１２からの油圧
が極端に上昇したときコイルスプリング７に抗し
てデイフアレンシヤルバルブ６が移動し、デイフ
アレンシヤルバルブ６の鍔部４がロードセンシン
グバルブ９の大径部１５の段部端面９ａに当接
し、ロードセンシングバルブ９をホイールシリン
ダー油系１４方向に押動かし、マスターシリンダ
ー油系１２とホイールシリンダー油系１４とを直
接連通するので、急ブレーキ時の性能を大きく向
上させ、実用上大変有利である。
図面はこの考案に係る自動車油圧ブレーキ用減
圧制御バルブの実施例を説明するためのもので、
第１図はマスターシリンダーの油圧が通常の状態
における減圧制御バルブの縦断面図、第２図はマ
スターシリンダーの油圧が極端に上昇した状態に
おける縦断面図である。 １……弁箱、２……大径シリンダー、３……小
径シリンダー、４……鍔部、５……スリーブ部、
６……デイフアレンシヤルバルブ、７……コイル
スプリング、８……大径シリンダーと小径シリン
ダーとの間に形成された段部、９……ロードセン
シングバルブ、９ａ……ロードセンシングバルブ
の段部端面、９ｂ……油路、１０……小径部、１
１……突出部、１２……マスターシリンダー油
系、１３……油路、１４……ホイールシリンダー
油系、１５……ロードセンシングバルブの大径
部。
圧制御バルブの実施例を説明するためのもので、
第１図はマスターシリンダーの油圧が通常の状態
における減圧制御バルブの縦断面図、第２図はマ
スターシリンダーの油圧が極端に上昇した状態に
おける縦断面図である。 １……弁箱、２……大径シリンダー、３……小
径シリンダー、４……鍔部、５……スリーブ部、
６……デイフアレンシヤルバルブ、７……コイル
スプリング、８……大径シリンダーと小径シリン
ダーとの間に形成された段部、９……ロードセン
シングバルブ、９ａ……ロードセンシングバルブ
の段部端面、９ｂ……油路、１０……小径部、１
１……突出部、１２……マスターシリンダー油
系、１３……油路、１４……ホイールシリンダー
油系、１５……ロードセンシングバルブの大径
部。
Claims (1)
- 大径シリンダー２内に摺動自在に液密に嵌合し
たデイフアレンシヤルバルブ６を該大径シリンダ
ー２に嵌装したコイルスプリング７により大径シ
リンダー２と小径シリンダー３との間に形成され
た段部８に当接し、またデイフアレンシヤルバル
ブ６のスリーブ部５に摺動自在に液密に嵌合した
ロードセンシングバルブ９の小径部１０を前記小
径シリンダー３に液密に嵌挿して外部に突出させ
ると共にその突出部１１に車体に対する車軸の高
さを伝えるロードセンシング部材を接続し、マス
ターシリンダーの油系１２のオイルをデイフアレ
ンシヤルバルブ６の鍔部４を設けた油路１３を介
してロードセンシングバルブ９内に導き、またロ
ードセンシングバルブ９の大径端より出たオイル
をコイルスプリング７の周囲を介してホイールシ
リンダー油系１４に導く油路を設け、マスターシ
リンダー油系１２からの油圧が極端に上昇したと
きコイルスプリング７に抗してデイフアレンシヤ
ルバルブ６が移動し、デイフアレンシヤルバルブ
６の鍔部４がロードセンシングバルブ９の大径部
１５の段部端面９ａに当接し、ロードセンシング
バルブ９をホイールシリンダー油系１４の方向に
押動かし、マスターシリンダー油系１２とホイー
ルシリンダー油系１４とを直接連通する如く構成
したことを特徴とする自動車油圧ブレーキ用減圧
制御バルブ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP261079U JPS6136440Y2 (ja) | 1979-01-11 | 1979-01-11 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP261079U JPS6136440Y2 (ja) | 1979-01-11 | 1979-01-11 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55101649U JPS55101649U (ja) | 1980-07-15 |
| JPS6136440Y2 true JPS6136440Y2 (ja) | 1986-10-22 |
Family
ID=28805826
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP261079U Expired JPS6136440Y2 (ja) | 1979-01-11 | 1979-01-11 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6136440Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-01-11 JP JP261079U patent/JPS6136440Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55101649U (ja) | 1980-07-15 |
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