JPS6136436Y2 - - Google Patents

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JPS6136436Y2
JPS6136436Y2 JP11560080U JP11560080U JPS6136436Y2 JP S6136436 Y2 JPS6136436 Y2 JP S6136436Y2 JP 11560080 U JP11560080 U JP 11560080U JP 11560080 U JP11560080 U JP 11560080U JP S6136436 Y2 JPS6136436 Y2 JP S6136436Y2
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JP
Japan
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bracket
air box
panel
cowl
top panel
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JP11560080U
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JPS5737652U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、自動車のフロントガラス用ワイパ
のワイパピボツトを車体に固定するためのブラケ
ツトの取付構造に関する。
従来、フロントガラス用のワイパピボツトを車
体に固定するためのブラケツト1は、第1図に示
すように、カウルトツプパネル2の下方にあるダ
ツシユアツパパネル3の後壁3a等に固定されて
いた。具体的には、ブラケツト1のフランジ部1
bをダツシユアツパパネル3の後壁3aに密着さ
せスポツト溶接により固着していた(例えば実開
昭54−2910号公報参照)。
ところがこのような従来のワイパピボツト固定
用ブラケツトにあつては、固定の仕方が図のよう
に片持ち支持となつてしまうため、ブラケツトの
支持剛性が低く、ワイパブレードにひびり現象が
生じるという問題があつた。
この考案は上記のような問題点に着目してなさ
れたもので、カウルトツプパネル下方のエアボツ
クスを構成する縦壁と側壁とにまたがつてワイパ
ピボツト固定用ブラケツトを取り付けることによ
つて、ブラケツトの支持剛性を高めてワイパブレ
ードのひびりを防止することを目的とする。
以下図面に基づいてこの考案の実施例を説明す
る。第2図において、4はフロントガラスで、こ
のフロントガラス4の前方にカウルトツプパネル
2が、またその下方にダツシユアツパパネル3が
配設されており、このカウルトツプパネル2とダ
ツシユアツパパネル3とによつて断面が略矩形状
のエアボツクス5が構成されている。該エアボツ
クス5は、フロントガラス4の下縁に沿つて車幅
方向に形成され、前記カウルトツプパネル2が形
成する上壁2a、前部起立壁2b、と前記ダツシ
ユアツパパネル3が形成する底壁3c及び該底壁
3cから立ち上がる後部起立壁3aとを有してい
る。またこのカウルトツプパネル2とダツシユア
ツパパネル3の後縁部は互に接合されて、フロン
トガラス4下端のウエザーストリツプ6の保持部
を形成している。
7は上記エアボツクス5の側部を閉塞するよう
にカウルトツプパネル2とダツシユアツパパネル
3の側端部に固着されているエアボツクス5の側
壁を構成するカウルサイドパネルである。そして
この実施例では、上記後部起立壁2aとカウルサ
イドパネル7とにまたがつてワイパピボツト固定
用のブラケツト1が固着されている。すなわち、
このブラケツト1はピボツト支持部1aと、この
支持部1aの内側部を下方に折曲して形成した脚
部1cと、この脚部1cの後端に形成されたフラ
ンジ部1bとからなり、フランジ部1bが前記後
部起立壁3aにスポツト溶接されるとともに、ピ
ボツト支持部1aの外側縁1dがカウルサイドパ
ネル7の上面に溶接され、かつ後縁部1eがダツ
シユアツパパネル3後端のフランジ3bに溶接さ
れて固定される。なお、上記後縁部1eはダツシ
ユアツパパネル3とカウルトツプパネル2との間
に挾持される。なお、8は図示しないワイパリン
クとの干渉をなくすための逃げ穴である。
このように、上記実施例では後部起立壁3aと
カウルサイドパネル2とにまたがつてブラケツト
1を固定したので、ブラケツト1の支持構造が片
持ちでなくなり、支持剛性が高くなるとともに、
ブラケツト1がブレースとなつてエアボツクス5
端部におけるダツシユアツパパネル3とカウルサ
イドパネル7との結合も強固になる。
次に、第3図は本考案の他の実施例を示す。こ
の実施例は、カウルトツプパネル2とダツシユア
ツパパネル3とが前方において離間されて、開口
部を有する開断面のエアボツクス5が形成され、
これによる強度低下を補強するために、エアボツ
クス5内に斜めにレインフオース9が配設された
ものに適用した場合である。すなわちエアボツク
ス5には底壁3cから立ち上がり、ダツシユアツ
パパネル3によつて形成された第1の後部起立壁
3aと、同様に底壁3cから立ち上がり、前記レ
インフオース9によつて形成された第2の後部起
立壁9aとが設けられており、ブラケツト1は前
記第2の後部起立壁9aとカウルサイドパネル7
とにまたがつて固定されている。
この実施例においても、ブラケツト1の支持構
造は片持ちでないため支持剛性が高くなり、また
エアボツクス端部の結合も強固になる。
以上説明したごとく本考案は、フロントガラス
の下縁に沿つて車幅方向に形成されたエアボツク
スの側部を閉塞するカウルサイドパネルと、前記
エアボツクスの底壁から立ち上がる後部起立壁と
にまたがつて、ワイパピボツト固定用ブラケツト
を取り付けたので、ブラケツトの支持構造が片持
ちでなくなつて支持剛性が高くなるため、ブラケ
ツトの板厚をアツプしたり、ブラケツト自体を大
型化することなくワイパブレードのひびりを防止
することができ、また上記ブラケツトがブレース
の役目を果たすためエアボツクス角部におけるパ
ネル結合強度も高くなる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のワイパピボツト固定用ブラケツ
トの取付構造の一例を示す斜視図、第2図は本考
案に係るブラケツトの取付構造の一例を示す斜視
図、第3図は他の実施例を示す斜視図である。 1……ブラケツト、2……カウルトツプパネ
ル、3……ダツシユアツパパネル、3a,9a…
…後部起立壁、3c……底壁、5……エアボツク
ス、7……カウルサイドパネル、9……レインフ
オース。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フロントガラスの下線に沿つて車幅方向に形成
    されたエアボツクスの側部を閉塞するカウルサイ
    ドパネルと、前記エアボツクスの底壁から立上が
    る後部起立壁とにまたがつてワイパピボツト固定
    用ブラケツトを取り付けたことを特徴とするワイ
    パピボツト固定用ブラケツトの取付構造。
JP11560080U 1980-08-14 1980-08-14 Expired JPS6136436Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11560080U JPS6136436Y2 (ja) 1980-08-14 1980-08-14

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JP11560080U JPS6136436Y2 (ja) 1980-08-14 1980-08-14

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Publication Number Publication Date
JPS5737652U JPS5737652U (ja) 1982-02-27
JPS6136436Y2 true JPS6136436Y2 (ja) 1986-10-22

Family

ID=29476516

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