JPS6135947A - 汚染防止用高分子組成物 - Google Patents

汚染防止用高分子組成物

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JPS6135947A
JPS6135947A JP15334785A JP15334785A JPS6135947A JP S6135947 A JPS6135947 A JP S6135947A JP 15334785 A JP15334785 A JP 15334785A JP 15334785 A JP15334785 A JP 15334785A JP S6135947 A JPS6135947 A JP S6135947A
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coated
silicone rubber
adhesive
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ダグラス・ミラー
エドワード・ブライアン・シヨーン
ケネス・モーリス・リツチズ
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Shell Internationale Research Maatschappij BV
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、汚染防止用高分子組成物、並びにこの汚染防
止用高分子組成物を使用する被覆建造物の製造方法、及
び被覆された建造物に関するものである。
例えば草類、藻類、甲殻動物、棲管虫、セプテ、牡蛎、
ホヤ、苔虫などの各糧の生物による建造物の汚染を防止
するととは、４１に沖合施設の建設が急激に増加してい
ることにより、この１０年間ますます重要となっている
。
従来の汚染防止被覆は、例えば銅、錫、水銀、砒素及び
鉛、並びにその誘導体のような毒性物質を含有する塗料
に基いたものであった。これらは使用寿命が、制約され
ることと、それに関連する環境問題のため現在では時代
遅れのものとなシつつある。これらは加硫シリコーンゴ
ム、好ましくは英国特許第１，３０７，００１号公報に
記載されたような室温硬化性のシリコーン−／ＡＫ基く
塗膜に置き代シつつあり、これら塗膜はこの種のゴムで
被覆された建造物に対する生物の付着を基本的に防止す
る。
シリコーンゴムに基く塗膜の汚染防止特性を改善するた
め、シリコーンゴムを通して極めて徐々に放出される成
る種の液体を汚染防止塗膜中へ配合して望ましくない生
物の蓄積をよシ一層阻止することが既に提案されている
。
適する液体は、英国特許第１，４７０，４６５号公報に
記載されたようなシリコーン油及び英国特許第１．５８
１，７２７号公報に記載されたような低分子量のポリオ
レフィン、ポリエステル、ポリインシアネート、ポリウ
レタン、ポリエポキシド、潤滑油並びに可塑剤を含む。
シリコーンゴム、特に室温硬化性のシリコーンゴムは優
秀な撥水性を有するが、これらはかなシ多孔質であって
水がその構造を通過することができる。
従って、実質的に水不浸透性の層を汚染防止組成物中に
存在させて、水が汚染防止塗膜の下の本体に接近するの
を防止するのが有利であろう。固定建造物に対しシリコ
ーンゴムの高ビルト層を使用しようとする意図に対応す
るためＫ（これらの層は適当に予備加工することができ
る）％製造、貯蔵及び輸送の際の取シ扱いが容易となる
ように極めて少量の接着剤を使用しつつ、シリコーンゴ
ム層と実質的に水不浸透性の層との間に最適接着を確保
することが極めて重要となる。
驚いたことに、ｔｔ出液を含有するシリコーンゴムの高
ビルト層は、極めて薄い膜として適用される特定の接着
剤を使用すれば、実質的に水不浸透性の材料の層へ固定
し得ることが今回見い出された。
従って本発明は、加硫シリコーンゴムと為出液とを含有
する高ビルト層及び実質的に水不浸透性の層から成〕、
とれらの層をアクリル屋接着フィルムを介して互いに結
合させたもので、少なくとも６０容量チの高ビルト層を
含有している汚染防止用高分子組成物に関するものであ
る。
本発明による汚染防止用高分子組成物に使用する加硫シ
リコーンゴムは、高度に直鎖状の高分子量有機シロキサ
ン重合体であるシリコーンゴムから製造することができ
、この重合体は本質的Ｋ。
高分子骨格としての交互の珪素原子及び酸素原子と、高
分子骨格の珪素原子に結合した有機置換基とからなって
いる。加硫シリコーンゴムは、種々の触媒（例えばペル
オキシド）を用いる熱硬化により、或いは例えば実質的
に多重二置換シロキサンよシなるシリコーンゴムの照射
硬化によル製造することができる。有機置換基の全てま
たは要部はメチル単位とすることができ、残部はビニル
単位及び／又はフェニル単位である。
加硫シリコーンゴムは、シラノール末端基を有するシリ
コーンゴム（いわゆるＲＴＶ−ｒム）ｔ−室温で加硫さ
せて製造することもできる。ＲＴＶ：？ムにおける置換
基の全部または要部はヒドロカルビル基（特にメチル基
）とすることができ、残部はエチル、フェニルもしくは
置換ヒドロカルビル基、九とえばクロルフェニル基、フ
ルオロプロピル基″１ｆｔはシアノエチル基とすること
ができる。
好ましくは、有機置換基がたとえばヨーロッパ特許出願
第００３２５９７号公報に記載されたような反復単位で
構成される珪素を含まないセグメント（特に高分子セグ
メント）よ構成るか含有する、室温硬化性のＲＴＶ　＝
ｆ’ムであるシリ、コーンゴムが使用される。これらは
シリコーン２ムを加硫して、汚染防止高分子組成物の１
部を形成するのに極めて適している。
好ｔしくけ高分子セグメントをアルキレンもしくはアル
キリデン基を介して珪素原子に結合させ、極めて好適に
はエチレン性不飽和を含む単量体から誘導する。これら
単量体は例えば少なくとも部分的に本飽和酸また祉その
誘導体（例えばエステル、例えばアクリル酸及び／又は
メタクリル酸と一価のアルコールとのエステル）より成
り及び／又はスチレンを包含する。スチレンとブチルア
クリレートとの共重合体に基（高分子セグメントが極め
て適している。
室温におけるシリコーンゴムからの加硫シリコーンゴム
の製造は、２８ｉの異なる方法、即ち英国特許第１，５
８１，７２７号公報に記載されたよ、うなワ／）ｑツク
ＲＴＶシステムおよびツー／ＱツクＲＴＶシステムに従
って行なうことができる。
本発明による汚染防止用高分子組成物は、本発明による
塗膜が汚染されない期間を最適化するために、高ビルト
層の１部である液体有機化合物を含有する。
浸出液として作用する液体有機化合物は、大気圧にて少
な（とも２５０℃の沸点を有する化合物を包含する。こ
の種の液体の例は、ポリ−ジヒドロカルビルシロキサン
よシなるシリコーン液で１、そのうちヒドロカルビル基
は異原子で置換されていてもよい。ヒドロカルビル基は
アルキル基←特にメチル基）でもよく、或いはその全部
または１部Ｗアリール基（特にフェニル基）でもよい。
液体有機化合物の他の群は低分子量のポリオレフィン、
例えばエチレン／プロピレン共重合体、特に分子量約５
０００まで、例えば３００〜５００の分子量を有するポ
リイソブチンからなっている。使用し得る他の種類の液
体有機化合物は低分子量のポリジエン、ポリエステル、
ポリイソシアネート、ポリエポキシド、例えは工業ホワ
イトオイルのような潤滑油、及び回層剤（たとえば異原
子或いは基で置換されてもよい脂肪酸のエステル、或い
は燐酸とハロゲン化炭化水嵩とのエステル）を包含する
。好ましくは、ポリオレフィン、特にポリブテンが使用
される。何故なら、この種の物質の存在は、これらを含
着する汚染防止用高分子組成物の引裂き強さ、引張シ強
さ、破断時伸びおよびショア硬さを向上させるからであ
る。
存在させる液体有機化合物の量は、広範囲で変化するこ
とができる。加硫シリコーンゴム１１００ｐｂ＠シ０．
１〜Ｚｏｏｐｂｗの量が適しているが、好ましくは加硫
シリコーンゴム１００’ｐｂｗ当り１０〜５０ｐｂｗの
液体有機化合物が使用される。
実質的に水不浸透性の層線ポリ塩化ビニル、エポキシ樹
脂また社ポリウレタンより成るか含有していることが適
している。好ましくは、水不浸透性の層を形成する物質
としてポリ塩化ビニルを使用する。加硫シリコーンを五
層は高ビルト層であるため、水不浸透性の層の厚さを相
当に減少させることができ、例えに全組成物の取シ扱い
往管過度に低下させることなく１−以下まで減少させる
ことができる。５０μへ７００μの範囲の水不浸透性の
層を適用するのが適しておシ、好ましくは２００μ〜６
００μの厚さを有する層である。
上記したように、高ビルト層と実質的に水不浸透性の層
との間には充分な接着強度をもたせることが極めて重要
である。何故なら、汚染防止用高分子組成物の使用寿命
がこの特徴により著しく支配されるからである。アクリ
ル型材料が優秀な接着特性を示すという事実により、本
発明による汚染防止用高分子組成物の２種の基礎層の間
における極めて薄いが極めて強い結合を得るという問題
が解決される。アクリル型材料はフィルムの形態で、即
ち単分子層でさえあってもよい極めて薄い層として適用
し得ることが判明し友。
（メタ）アクリル酸のシリコーンエステル、特にアクリ
ル酸の低級アルキルシリコーンエステル、例え＃ｆＣが
１〜６のアルキルシリコーンエステルを使用して、良好
な結果が得られる。これらの多く社アクリレートプライ
マー　（ａｏｒｙｌａｔｅ　ｐｒｌｍａｒ　）として市
販されている。エラストマー接着剤（トルエン中のシリ
コーンジムの溶液）による高ビルト層と実質的に水不浸
透性の層との接着は優秀な接着強度を与え得ないことは
注目すべきである。
本発明による汚染防止用高分子組成物における高ビルト
層は、典型的には３〜ｌＯ−の厚さを有する。これらは
組成物の全容量の少なくとも６゜容量チ、好ましくは少
なくとも８０容量Ｓｔ−構成する。
高ビルト層には１種もしくはそれ以上の螢光顔料を、好
ましくは１つもしくはそれ以上の特異的な文字として含
有させることができ、これにより汚染防止用高分子組成
物は例えば船舶、ブイ、燃料タンク、浮遊もしくは固定
沖合プラットフォームおよびノｑイブラインのような海
洋建造物の個々の領域、特に海中部分ｔ−特定するため
の標識として使用するのに適当なものとし得る。
螢光化合物は無機もしくは有機化合物（特に染料）であ
って、成る波長の入射光（励起光）をよシ長い波長の光
に変換させて、短時間（例えば１０−２秒以内）に放出
させる。一般に励起光は紫外線またはスペクトルの青色
末端における可視光よ構成ル、放出される光はスペクト
ルの可視部分における波長を有する。好適な場合、放出
光は染料により反射される光と同じ色調を有する。何故
なら、反射される色は放出色によりこのように強化され
、目に対し異常に輝やいて見える色調を発生するからで
ある。この作用は本発明による汚染防止用高分子組成物
に使用する螢光顔料中に適当な有機染料を加えることに
より達成される。配合する染料はスペクトルの可視部分
における励起光の作用下で螢光を発するのが有利であシ
（換言すれば、昼光色の螢光を示す）、それはこの場合
には海中にて、例えば潜水夫が作業する際に使用する電
気トーチ光により、海中建造物の表面の標識部分が柄確
に見えかつ識別され得るからでおる。
顔料は染料が配合されている有機樹脂の大部分につき、
一般に低濃度（例えば１〜５重量％）であるのが弾めて
適している。この種の顔料は市販されている。使用すべ
き顔料の選択は、海洋建造物の水中部分における主たる
環境下での望ましい色の種類およびその強度に依存する
。
本発明による汚染防止用高分子組成物に存在する螢光顔
料の量は、広範囲で変化することができる。加硫シリコ
ーンビムに対し０．１〜２０重量−の量が極めて適して
いる。
標識としてまたは標識の部分として使用する文字は組成
物の全外側層が汚染防止特性を示すように、好ましくは
汚染防止用高分子組成物に使用さｄと れると同じシリコーンビムで作成される。
本発明による組成物には、この汚染防止用高分子組成物
を所望の個所へ固定しうる付着性の下塗シを施こすこと
ができる。例えば成る種のポリウレタン或いは例えば瀝
青のようなビチェーメン系化合物のような慣用の接着剤
を最適に使用することができる。慣用の接着剤の外側表
面は使用に先立ち剥離される粘着テープで覆うことがで
きる。
慣用の接着剤層は一般に、使用材料の種類及び使用用途
に応じて、２００μ〜２１１１の厚さを有する。
さらに本発明は、本発明による汚染防止用高分子組成物
を使用した被覆建造物の製造方法、並びにこのように被
覆された建造物にも係る。汚染防止用高分子組成物を適
当な建造物に適用するための最適な方法は、被覆すべき
建造物の表面を洗浄し、必要に応じこれに腐食防止塗膜
を施し、例えば注屋のような慣用技術により表面上に存
在する接着層へ直接に予備形成されるか、或いは接着性
下ｍシを有する予備形成された汚東倣胡藻会ζ戚論から
粘着テープを剥離することにより得られ九汚染防止用高
分子組成物を固定し、これを保護すべき表面上へ押圧す
ることから成る。さらに存在する海中建造物を保護しな
ければならない場合には、１つもしく嬬数個の文字を有
し得る予備形成された汚染防止用高分子組成物を固定す
る固定バンドを使用し、この固定／センドを保護すべき
構造体の部分の周囲に取シ付けるかあるいは巻き付ける
こともでき、これが好ましい。例えば発電所のためのノ
ｑイブライン、漁場に使用する建造物のような陸上建造
物、並びに沖合建造物の両者を本発明による汚染防止用
高分子組成物で被覆することができる。本発明による無
毒性の汚染防止用高分子組成物は、特に比較的接近しに
くい環境において極めて重要となるその長い使用寿命の
ため、特に有利である。
実施例　１ スチレン（約２０〜２５重量％）とブチルアクリレート
（約３０〜４０重量−）とに基くグラフ、υ高分子セグ
メントを含有する市販の有機ポリシロキサン１５０重量
部と、有機錫化合物および珪酸アルキルの配合物よシな
る触媒６重量部と、３５０の平均分子量を有するポリイ
ソブチン３０重量部とを配合して緊密混合物を作成した
。このように作成された混合物を０．４重量部のアクリ
ル接着剤（西ドイツ国、ミュンヘン在、ヴアツカー・ヘ
ミ−（Ｗａｅｋｅｒ　Ｃｈｅｍｉｅ）社から入手）によ
りポリ塩化ビニルの層へ付着させ、そして組成物を室温
で硬化させた。最終組成物の厚さくシートの形態）は約
７鵡であり、シリコーン上部被膜の容積拡全容積の約９
０−となった。この組成物の汚染防止特性を、／Ｑネル
へ組成物を瀝青によル固定して試験した。この組成物の
汚染防止性能は、ポリ塩化ビニル層と高ビルトシリコー
ンゴムの上部被膜層との間の接着と共に極めて満足し得
るものであった。
実施例　２ １５重量部の市販の昼光螢光色の橙色顔料を硬化すべき
上部被膜へ配合して実施例１に記載した実験を反復した
。最終生成物は、極めて良好な全体的汚染防止性能と光
を照射した場合の極めて良好な視認特性との両者を示し
た。
比較例 有望なエジストマ接着剤としてトルエン中の硬化性ゴム
の溶液を使用して実施例１に記載したような組成物の作
成を反復した。室温にて硬化させた後、２つの層は僅か
く人力をかけることにより容易に引き離され、これによ
り組成物は後の処理／試験に適さないものとなった。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. （１）加硫シリコーンゴムと浸出液とを含有する高ビル
    ト層と、実質的に水不浸透性の層とから成り、これらの
    層はアクリル型接着フィルムを介して互いに結合されて
    おり、少くとも６０容量％の高ビルト層を含有する汚染
    防止用高分子組成物。
  2. （２）高ビルト層が室温加硫したシリコーンゴムを含有
    し、このゴムが反復単位で構成された珪素を含まないセ
    グメントを含有する特許請求の範囲第１項に記載の組成
    物。
  3. （３）実質的に水不浸透性の層がポリ塩化ビニルもしく
    はエポキシ樹脂の層からなる特許請求の範囲第１項また
    は第２項に記載の組成物。
  4. （４）接着フィルムが（メタ）アクリル酸のシリコーン
    エステルに基くものである特許請求の範囲第１項〜第３
    項のいずれかに記載の組成物。
  5. （５）高ビルト層の厚さが３〜１０ｍｍである特許請求
    の範囲第１項〜第４項のいずれかに記載の組成物。
  6. （６）高ビルト層が加硫シリコーンゴムと螢光顔料とよ
    りなる１つもしくはそれ以上の文字を含む特許請求の範
    囲第１項〜第５項のいずれかに記載の組成物。
  7. （７）実質的に水不浸透性の層が、粘着テープで覆われ
    た通常の接着剤の層により被覆されている特許請求の範
    囲第１項〜第６項のいずれかに記載の組成物。
  8. （８）特許請求の範囲第１項〜第７項のいずれかに記載
    の汚染防止用高分子組成物で外側表面の少なくとも１部
    を被覆する被覆建造物の製造方法。
  9. （９）外側表面の少なくとも１部を、特許請求の範囲第
    １項〜第７項のいずれかに記載の汚染防止用高分子組成
    物により通常の接着剤または固定バンドを用いて被覆す
    る特許請求の範囲第８項に記載の方法。
  10. （１０）特許請求の範囲第１項〜第７項のいずれかに記
    載の組成物により少なくとも部分的に被覆された建造物
    。
JP15334785A 1984-07-13 1985-07-11 汚染防止用高分子組成物 Pending JPS6135947A (ja)

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JP (1) JPS6135947A (ja)
KR (1) KR930010437B1 (ja)
AU (1) AU581235B2 (ja)
CA (1) CA1270410A (ja)
DE (1) DE3566900D1 (ja)
DK (1) DK163588C (ja)
ES (1) ES8707988A1 (ja)
GB (1) GB8417876D0 (ja)
NO (1) NO168365C (ja)
NZ (1) NZ212716A (ja)
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