JPH06509368A - 塗料組成物 - Google Patents

塗料組成物

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JPH06509368A
JPH06509368A JP5502535A JP50253593A JPH06509368A JP H06509368 A JPH06509368 A JP H06509368A JP 5502535 A JP5502535 A JP 5502535A JP 50253593 A JP50253593 A JP 50253593A JP H06509368 A JPH06509368 A JP H06509368A
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バルネツ,ミケル イベス
クリステンセン,トーマス
ガルミン,ヘンリエッテ
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ヨズ.セー.ヘンペルズ スキブスファーバ−ファブリク アクティーゼルスカブ
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 塗料組成物 発明の利用分野 本発明は、海水中の表面、特に船舶の表面を保護するための、海水浸蝕性の汚れ 防止塗料組成物に関する。
背景技術 多年の間、バインダーのポリマーがモノマーセグメントにカルボン酸基を含むポ リマーのトリアルキル錫誘導体であり、アルキル錫基がカルボン酸基に結合した 海水浸蝕性の汚れ防止塗料組成物に大きな用途がある。このような塗料が浸蝕性 である原理は、カルボキシルーアルキル錫が海水中の弱アルカリ性度(pH約8 )のためにゆっくりと加水分解するためである。加水分解の結果として、一方で 殺生性の錫化合物が遊離し、他方て残ったポリマーはフリーのカルボン酸基を含 むことになり、水浸触性又は可溶性になる。したがって、全体の効果として、船 体の塗料コーティングの外層はゆっくりと溶解又は浸蝕され、次いて下にある深 い塗料層も同様にして浸蝕される。
しかしながら、港における錫化合物の公害問題の増加、及び錫や他の望ましくな い金属をベースにしない汚れ防止化合物の出現により、錫を含まない海水用汚れ 防止塗料を提供する強い研究努力がなされている。大部分の努力は同じ基本原理 、即ちポリマー鎖の側鎖が海水によって加水分解され、次いでポリマーが水溶性 になって溶解し、塗料コーティングの浸蝕が生じるといった原理を生かすことが できる他のポリマーの発見に集中している。
例えば、Wo 84102915は、請求の範囲に記載の海水用塗料が浸蝕可能 であるのは塗料中のポリマーが海水中で加水分解するためであると記載している が、唯一の加水分解試験は海水よりアルカリ性度が高い、即ちpHHO2媒体中 で行っており、また、がなり高い温度、即ち35℃で行っている。また、塗料に ついて行った唯一の他の試験は海洋試験場所に沈めた定置のガラス繊維パネルに ついての汚れ防止特性の長期試験である。このように、動く表面に塗装したとき の海水中の塗料の何らかの浸蝕塗料の実際の測定は全く行っていない。
本発明の目的は、特には船体の外面の汚れを抑える目的で船舶の表面を保護する ための、望ましくない金属、特に錫を含まない非加水分解性の海水浸蝕性の汚れ 防止塗料組成物の提供である。
もう1つの目的は、海水浸蝕性で非加水分解の、望ましくない金属、特に錫を含 まない向上した汚れ防止コーティング層を有する海洋構造物、特に船舶の提供で ある。
本発明のさらにもう1つの目的は船舶の操作方法の提供であり、第1塗装過程と して、非加水分解性で海水浸蝕性の望ましくない金属を含まない組成物、特に錫 を含まない汚れ防止塗料コーティングを船舶の外側の一部に適用し、船舶の操作 の間に水に浸し、船舶を航行し、浸蝕性の汚れ防止塗料で第2塗装過程を行う。
発明の要旨 上記の目的は、被膜を形成するバインダーを含み、バインダーはポリマーの加水 分解で生じるのではない海水浸蝕性をバインダーに与える特定のポリマーを含む コーティングを用いることによって達成できることが見出された。或いは、浸蝕 性はポリマーが適切な親水性とその結果として生じる海水中の吸水特性を有する ためと考えられ、含まれる海水可溶性の顔料が外側の大部分から浸出したのちに 塗料コーティングの外側の大部分の乏しい機械的強度になり、機械的に弱くなっ た塗料の外側大部分がコーティングを保持する表面に対する海水の動きの作用に より除去されるためと考えられる。
このように、本発明は海水に接触する面を保護するための海水浸蝕性汚れ防止塗 料(sea water−erodible antifouling pai nt 、 AFP)組成物を提供し、被膜形成用バインダー、海水に少なくとも 1mg/リットルの量で可溶な少なくとも1種の顔料、該顔料又は顔料の1種で あることができる少なくとも1種の汚れ防止剤を含み、組成物の合計顔料含有率 は塗料組成物の固体体積の10〜60%であり、海水可溶性顔料(複数でもよい )は塗料組成物の固体体積の少なくとも10%を構成し、任意の海水不溶性顔料 が存在する場合は塗料組成物の固体体積の多くて50%を構成する。
さらに本発明のバインダーは、水不溶性である重量平均分子量が少なくとも20 00である少なくとも1種のポリマー巳を含み、該ポリマーは海水浸蝕性付与セ グメントとして式1a、 Ib、 Ic、又はIdのセグメントを含み、 ここで、R5とR2はそれぞれ独立して水素又はCl−4アルキル、A3 、A 、、As 、Asはそれぞれ独立してC1−、アルキレン又はフェニレン、B3 、B4、B5、B6はそれぞれ独立して0又は11各々のB1基は独立してD′ 基、又は基B’、B”、B”、B’−Co−0−D” (B’) −Co−NH −D’ (B”)−NH−CO−D”(B’) −0−D” (Bつ又は(Ic )又は(rd)の2つの基B°は共にイミド基B6を構成し、曜 又はB7であり、 ここで、D、はC1−4アルキレン、 B2は水素又はC1−4アルキル、dは2〜300の整数、B3はCI−1アル キレン;所望により1又は2のCl−tアルキルで置換されたフェニレン;又は フェニル環に結合した基り、を有するフェニル−〇 +−+アルキル部分であっ て、フェニル環に位置する示したフリー結合及びアルキル部分に結合した基−0 −D、を有し、逆は逆であり、フェニル部分は所望によりヒドロキシとC4−、 アルコキシから独立して選択された1又は2の置換基で置換されたアルキル部分 、 D、は水素又はC+−tアルキル、 D、は水素、ヒドロキシ、又はC1−4アルコキシであり、又はり。
がC1−4アルキレンの場合、−0−D、とり、は共にCI−1アルコキシを形 成し、 D、は水素又はC5,,1アルキルである。
ポリマーが式1aのセグメントを含む場合、R1が水素、R2が水素又はメチル 、B3が0、B1が基B’ 、D、が(cttt)、−、であればり、は水素で あり、D、が水素であればB8は基B4である。
ポリマーPI中のセグメントIa、 Ib、IC1又はIdの種類と濃度は、固 体の体積部として示した次の固体組成物のコーティング組成物S中にバインダー として混和する場合、次のようにして選択すると、・ポリマーを60体積部 ・平均粒子径2〜4ミクロンの酸化第一銅を10体積部・平均粒子径約0.2ミ クロンの酸化亜鉛を26体積部・チクソトロビックベントナイトを4体積部37 〜38/1000の範囲の塩分の海水中では、直径1メートルの被覆した円筒の 凸面に連続して形成した被膜適用し、被覆した円筒が10〜30℃の温度の海水 中で15ノツトの周囲速度で回転する場合、10000海里につき少なくとも1 ミクロンの浸蝕速度になる。
被膜形成用バインダーが1種以上のポリマーを含む場合、それぞれのポリマーは 次のいずれかである。
■上記のPI、 ■重量平均分子量が少なくとも2000の水不溶性のポリマー坪であって、上記 の式la、 lb、 Ic、又はIdのセグメントを含み、ポリ混和した場合、 上記の試験において10000海里につき1ミクロン未満の海水中てのコーティ ングの浸蝕速度になるように選択したポリマーP2、 ■重量平均分子量が少なくとも2000の被膜形成用ポリマー印であって、セグ メントIa、lb、 Ic、又は1dを含まず、ポリマーP3を上記のコーティ ング組成物S中のバインダーとして混和した場合、上記の試験において1000 0海里につき1ミクロン未満の海水中でのコーティングの浸蝕速度になるポリマ ーP3■セグメントIa、 Ib、 lc、又はIdではない海水浸蝕性付与セ グメントを含む重量平均分子量が少なくとも2000のポリマーP4であって、 ポリマーP4を上記のコーティング組成物S中のポリマーとして混和した場合、 上記の試験において10000海里につき少なくとも1ミクロンの海水中でのコ ーティングの浸蝕速度になるポリマー即・ また、被膜形成用バインダーが1種以上のポリマーからなる場合、固体体積部と して示した次の固体組成物のコーティング組成物鉄中に混和した場合、 ・バインダーを60体積部 ・平均粒子径2〜4ミクロンの酸化第1銅を10体積部・平均粒子径約0.2ミ クロンの酸化亜鉛を26体積部・チクソトロビックベントナイトを4体積部合計 バインダーポリマー組成物は、37〜38/1000の範囲の塩分の海水中では 、直径1メートルの被覆した円筒の凸面に連続して形成した被膜を適用し、被覆 した円筒が10〜30℃の温度の海水中で15ノツトの周囲速度で回転する場合 、toooo海里につき少なくとも1ミクロンの浸蝕速度になる。
次の条件では、汚れ防止塗料AFPは、上記の条件で試験した場合、海水中で1 0000海里につき1〜50ミクロンの範囲の浸蝕速度を有する。
A、汚れ防止塗料は錫化合物、ヒ素化合物、鉛化合物、水銀化合物を含まない。
B、塗料組成物は、次の任意の化合物又は次の化合物の任意の組み合わせを、組 成物の合計固体体積を基準に計算して8体積%未満で含む。
・ヘキサクロロフェン ・テトラクロロイソフタロニトリル ・顔料形態の1.2.3− )ジクロロ−4,6−シニトロベンゼン米国特許第 3990381号は、水面下の表面に対しての種々の親木性ポリマーコーティン グを記載しており、このコーティングの目的は水面下の構造物の表面に見かけの 摩擦を下げる水膨潤コーティングを提供することである。例のポリマーは線状ポ リマーであることができるが、好ましくは、コーティングの水面下構造物へのよ り持続的なコーティング接着性を確保するために架橋コーティングからなる。
汚れ防止用成分が米国特許第3990381号に詳しく記載されており、主とし て鉛、錫、水銀、ヒ素の化合物であるが、銅化合物と種々の有機化合物もまた含 む。しかし、摩擦低下特性について船舶によって短い距離で試験したわずかなコ ーティングは、顔料を全く含まない透明なフェス、又は汚れ防止顔料としてトリ フェニル鉛アセテートのみを含むコーティングである。その他の試験は、コーテ ィングを金属やガラス繊維強化プラスチツクパネルに適用し、次いで試験箇所の 水面下に定置した種々のコーティングの汚れ防止特性の測定を含む。このように 、例からは、線状の非架橋ポリマーコーティングからなるコーティングのいずれ かが浸蝕したかどうかを測定することができず、理由は動く船舶で実施した試験 の距離が短か過ぎる、又はコーティングが定置パネルに適用されており、何らか の可能性がある浸蝕特性が認めることができないためである。
本発明の説明において、用語「浸蝕性Jは、問題とするコーティングが試験条件 下において、被覆した表面とその周りの水系媒体の相対移動距離の1000θ海 里につき、少なくとも1ミクロンのコーティングの厚さがコーティングの表面か らのコーテイング物質の除去により低下することを意味するものとする。
個々のポリマーP1、B2、B3、B4について、ポリマーの平均分子量(Mw )は好ましくは2000〜1000000テあり、特には20000〜2000 00の範囲である。
本発明の塗料組成物の好ましい態様としてA、、A、、AいA。
はそれぞれ独立してC5−、アルキレンである。
もう1つの好ましい態様において、各々の基BXは独立して基B’、B2、B″ 、B5である。
塗料組成物のさらに好ましい態様において、D、は水素である。
本発明のもう1つの好ましい態様において、塗料組成物の各々の基BXは独立し て基B1又はB2であり、D、は水素ではない。この態様において、特に好まし くは因子a3、B4、B5、B6がそれぞれ0である。
このような組成物の中で、特に好ましくはR3とR2がそれぞれ独立して水素、 メチル、又はエチルである。この場合、特に好ましくはり、がC1−2アルキレ ンであり、B2とB4はそれぞれ独立して水素、メチル、又はエチルである。
本発明のこの好ましい態様の中で、特に好ましくは各々の基Bxは独立して基B 1であり、この場合において特に好ましくはR1は水素であり、R3は水素又は メチルである。
ポリマーPIに関して、海水浸蝕性付与セグメントは式1aがら1c、特には式 1aを有することが好ましい。このようなポリマーにおいて、B8は好ましくは 基−D3(D、)−0−D、であり、B4とり、はいずれも水素であり、或いは Dxは基−DJ(D、)−OHであり、特にDX又はDXは基−D s(H)  OHである。このような化合物の最も好ましい例は、DX又はDxoが−CH2 CH,OHの化合物である。
用語[C1−、アルキルJは1〜4の炭素原子の技分かれした又は枝分かれして いない飽和炭化水素基、例えばメチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、 ローブチル、イソブチル、第ニブチル、第三ブチルを意味するものとする。用語 ’Cl−4アルコキシ」は、上記のCI−1アルキルのオキシ官能置換を意味す るものとする。用語「C81アルキレンJは1〜4の炭素原子の枝分かれした又 は枝分かれしていない二官能性炭化水素基、例えばメチレン、ジメチレン、トリ メチレン、テトラメチレン、2−メチル−トリメチレンを意味するものとする。
適切な例、又は重合した後に式Ta、1b、1c、又は[dを形成する潜在的に 適切なモノマーの例は次の通りである。
■、ポリエチレングリコール(PEG)とポリプロピレングリコール(PPG) の側鎖を含むモノマー ・PEGモノメタクリレート ・PPGモノメタクリレート ・PEGモノアクリレート ・PPGモノアクリレート ・メトキシPEGモノメタクリレート ・メトキシPPGモノメタクリレート ・メトキンPEGモノアクリレート ・メトキシPPGモノアクリレート 2、毛ノヒドロキシ官能性のアクリレートとメタクリレート・2−ヒドロキシエ チルメタクリレート・ジエチレングリコールモノメタクリレート・2−ヒドロキ シエチルアクリレート ・ブタンジオールモノアクリレート ・ブタンジオールモノメタクリレート ・2−ヒドロキシプロピルメタクリレート・2−ヒドロキシプロピルアクリレー ト・3−ヒドロキシプロピルメタクリレート・3−ヒドロキシプロピルアクリレ ート・3−メトキシ−2−ヒドロキシプロピルメタクリレート・3−メトキシ− 2−ヒドロキシプロピルアクリレート・2−ヒドロキシ−2−メチルエチルアク リレート・2−ヒドロキシ−2−メチルエチルメタクリレート・2−ヒドロキシ ブチルアクリレート ・2−ヒドロキシブチルメタクリレート3、ジヒドロキシ官能性のアクリレート とメタクリレート・2.3−ジヒドロキシプロピルメタクリレート・2.3−ジ ヒドロキシプロピルアクリレート・3,4−ジヒドロキシブチルアクリレート・ 3.4−ジヒドロキシブチルメタクリレート4、メトキシとエトキシ官能性のア クリレートとメタクリレート・メトキシエトキシエチルメタクリレート・メトキ シエトキシエチルアクリレート・エトキシエトキシエチルメタクリレート5、ヒ ドロキシ官能性のアクリルアミドとメタクリルアミド・ N−(2−ヒドロキシ エチル)メタクリルアミド・ N−(2−ヒドロキシエチル)アクリルアミド・  N〜(2−ヒドロキシプロピル)メタクリルアミド・ N−(2−ビトロキシ プロピル)アクリルアミド・N−メチロールメタクリルアミド ・N−メチロールアクリルアミド ・ N−(1−ヒドロキシエチル)アクリルアミド・ N−(1−ヒドロキシエ チル)メタクリルアミド・Nu(1,1−ビス(ヒドロキシメチル)エチルコア クリルアミド・N−[(1,1−ビス(ヒドロキシメチル)エチル〕メタクリル アミド ・ N−(2,3−ジヒドロキシプロピル)アクリルアミド・ N−(2,3− ジヒドロキシプロピル)メタクリルアミド・ N−(1−エチル−2−ヒドロキ シエチル)メタクリルアミド6、ヒドロキシ官能性のビニルエーテル・ビニル− 2−メトキシエチルエーテル・ビニルヒドロキシブチルエーテル ・ビニル−2−ヒドロキシエチルエーテル7、他のビニルエーテル ・ビニル−2−(2−エトキシエトキシ)エチルエーテル・ビニル−2−メトキ シエチルビニルエーテル・ビニルメチルエーテル 8、ヒドロキシ官能性のアリルエーテル・アリル−2−ヒドロキシエチルエーテ ル・3−アリルオキシ−1,2−プロパンジオール・トリメチロールプロパンモ ノアリルエーテル・2−アリルオキシエトキシエタノール・アリルオキシプロパ ツール 9、他のアリルエーテル ・アリルメチルエーテル ・アリルグリシジルエーテル ・アリルエチルエーテル lO,アリルアルコール ・アリルアルコール ・1−メチルアリルアルコール ・2−メチルアリルアルコール 11、ヒドロキシ官能性アルケン ・l−ブテン−4−オール ・2−メチル−1−ブテン−4−オール・■−ペンテンー4−オール ・I−ペンテン−5−オール ・2−メチル−■−ペンテンー4−オール・3−メチル−1−ペンテン−4−オ ール特に好ましいモノマーは次の通りである。
・PEGモノメタクリレート ・PPGモノメタクリレート ・PEGモノアクリレート ・PPGモノアクリレート ・メトキシPEGモノメタクリレート ・メトキシPPGモノメタクリレート ・メトキシPEGモノアクリレート ・メトキシPPGモノアクリレート ・2−ヒドロキシエチルメタクリレート・ジエチレングリコールモノメタクリレ ート・2−ヒドロキシエチルアクリレート ・ブタンジオールモノアクリレート ・ブタンジオールモノメタクリレート ・ラウリルアクリレート ・イソプロピルアクリレート ・イソプロピルメタクリレート ・スチレン ・α−メチルスチレン ・アクリロニトリル ポリマーP3は、任意の海水非浸蝕性の、当該技術でコーティングと塗料組成物 に通常使用する物理的乾燥ポリマーであることができる。典型的な例はビニルア セテートとビニルイソブチルエーテルのコポリマー、塩化ビニルとビニルアセテ ートのコポリマー、塩化ビニルとビニルイソブチルエーテルコポリマーであり、 アルキド樹脂又はスチレン化アルキド樹脂のような改質アルキド樹脂、ケトン樹 脂、石油留分凝縮物のような炭化水素樹脂、スチレン/ブタジェンコポリマーや スチレン/アクリレートコポリマーのようなスチレンコポリマー、イソブチルメ タクリレートコポリマーやメチルメタクリレート/n−ブチルメタクリレートコ ポリマーのようなアクリル樹脂、二量体タル油脂肪酸をベースにしたポリアミド のようなポリアミド樹脂、環化ゴム、エポキシエステルである。
ポリマーP4は、例えばEP342276とEP220965に記載の銅含有ア クリルポリマーの1種であることができ、これらはここで参考にして含まれる。
或いは、このポリマーはWO34102915に記載のアクリル酸又はメタクリ ル酸のアルキル、アリール、又はアリールアルキルエステルの単位を含むポリマ ーの1種であることができ、この特許はここで参考にして含まれる。
式1a−d以外のセグメントを含む特に好ましい特定のポリマーNの例は、一方 の2−ヒドロキシエチルメタクリレートと他方のメチルメクリレート又はブチル メタクリレートの間のコポリマーであり、メチルメクリレート又はブチルメタク リレートの含有率は0−15モル%の範囲゛Cある。
ポリマー即及びポリマー荏の調製は、原理的に2つの異なる方法で行うことがで きる。1つは、式1a、 Ib、 Ic、 Idに対応する充分に官能化したモ ノマーであって、フリー結合を有する2つの炭素原子が二重結合によって代わっ て結合するモノマーは重合することができ(それ自身に結合してホモポリマーを 形成するが、1種以上のコモノマーと上記のようなコポリマーを形成する)、又 は構造において全ての官能基が一般式1a−dを有さない既に形成したポリマー が1種以上の化合物と反応して必要な官能基を挿入することができ、機能性ポリ マーを得ることができる。未反応化合物、側鎖、ポリマーの機能化のときに生じ ることがあるポリマーの高純度化における難しさのため、官能性モノマーは重合 させることが一般に好ましい。
アクリレートメタクリレート、アクリルアミド、メタクリルアミドのホモ重合、 及びこれらのお互いの共重合、上記の疎水性モノマーのような他のモノマーとの 共重合、ビニルエーテル、アリルアルコール、アリルエーテル(上記のような) と他のモノマー(例、メタクリレート、アクリレート、ビニルアセテート、スチ レン等)との共重合は、得られるポリマーの溶剤である有機溶剤中で一般に行う 。溶媒はアルコール、例えばn−ブタノール、エタノール、n−プロパツール、 メトキシプロパツール、イソプロパツール、第二ブタノール、又は他の溶媒、例 えばキシレン、トルエン、ヘキサン、ジエチルエーテルであることができ、溶剤 中のモノマー濃度は七ツマー1所望のポリマー、その分子量、所望の粘度による が一般に10〜60重量%である。重合はフリーラジカル開始剤を用いて行い、 例えばベンゾイルパーオキサイド、N、N−アゾビス−(イソブチロニトリル) 、第三ブチルパーオキサイドを用いて開始剤の最適温度で行う。
約25%の開始剤が溶媒中に溶解し、高純度モノマー又はモノマー混合物と、同 じ溶媒中に溶解した約50%の開始剤を約2〜6時間にわたって機械的に攪拌し た溶媒中に添加し、反応温度はさらに数時間保って(通常2〜IO時間)反応の 完了を確保する。同じ溶媒中に溶解した残りの25%の開始剤を均等に分配した 小さな箇所に残りの反応時間にわたって添加する。重合の前の少なくとも10分 間及び重合の間に反応混合物を通して窒素を泡立たせる。次いでポリマー溶液を 室温まで冷却する。モノマーに添加する前に溶媒中にいくらかの開始剤を溶解す るかわりに、全ての開始剤を落下法によって重合の際に添加することができ、ま た、開始剤とモノマーを別々に添加するかわりに開始剤をモノマーに溶解させて 一緒に添加することができる。或いは、全ての成分を一緒に混合して反応温度に 加熱することができ、数時間保持する(通常2〜6時間)。
本発明の塗料組成物中に存在する汚れ防止剤はいくつかの異なる種類の殺生剤、 例えば殺藻剤、殺菌剤、殺菌薬の1つであることができ、又はいくつかの種類の 汚れレリース剤、即ち海洋生物が塗装面に顕著に付着することを防ぐ薬剤の1つ であることができる。
殺生剤の典型的な例は銅化合物、例えば酸化第一銅、チオシアネート銅、銅粉末 、銅合金粉末、銅ナフチネート、銅オクトエート、銅ロジネート;金属ジチオカ ルバメート、例えば亜鉛エチレンビス(ジチオカルバメート)、亜鉛メチレンビ ス(ジチオカルバメート)、銅エチレンビス(ジチオカルバメート)、亜鉛ジメ チルジチオカルバメート;酸化亜鉛:亜鉛ビリシネチオン;テトラメチルチウラ ムジサルファイド;メチレンビス(チオ尿素);n−ブチルカテコール;カプタ ン;置換イソチアゾロン、例えば4.5−ジクロロ−2−n−オクチル−〇−イ ソチアゾリンー3−オン;2−(N、N−ジメチル−チオカルバモイルチオ)− 5−二トロチアゾール;テトラクロロイソフタルニトリル;2−メチルチオ−4 −(第三ブチルアミノ)−6−(シクロプロピルアミノ)−s−トリアジン、N 、N−ジメチル−N′−フェニル−N゛−(フルオロジクロロメチルチオ)−ス ルファミド; N’ −(3,4−ジクロロフェニル)−N、N−ジメチル尿素 ;及びこれらの混合物がある。
汚れレリース剤の典型的な例はシリコーン化合物、例えばジメチルシロキサン含 有の液体又は樹脂、又は液体メチルフェニルシリコーン;又は炭化水素、例えば ペトロラタム、ホワイトオイル、パラフィンオイル:パラフィンワックス;又は これらの混合物がある。
ポリマー巳とは別に、また所望により、ポリマー荏、竪、ハ、汚れ防止剤、顔料 とは別に、本発明による汚れ防止塗料組成物は塗料技術において通常使用する任 意の他の配合材料を含むことができる。
このような成分にはフィラー、着色材料、助剤があり、また塗料組成物が液体塗 料として配合するか、粉末形態の塗料として配合されるかにより所望によるキャ リヤーがある。
海水非蝕性顔料は、例えば二酸化チタン、赤酸化鉄、カーボンブラック、グラフ ァイト、黄酸化鉄、フタロシアニンブルー、フタロシアニングリーンのグレード より選択することができる。このような物質は得られる塗料コーティングを不透 明と非半透明にする特徴がある。ここで、本発明による塗料組成物は、顔料状の 成分、例えば炭酸カルシウム、ドロマイト、タルク、マイカ、硫酸バリウム、カ オリン、石英粉末もまた含むことができる。このような物質は塗料を非半透明し ない特徴があり、したがって本発明の塗料組成物のコーティングの下の全ての物 質を顕著には隠さない。
助剤は塗料技術で通常使用される任意の助剤であることができる。
このような助剤の例は天然ガムロジン又はガムロジン誘導体、例えば亜鉛カルシ ウムロジネート、ライムドロジン、三量化ロジン、ロジンエステル、又はアマニ 油のような植物油がある。
また、助剤は塩化パラフィン;低分子量のポリブテン;フタレート、例えばジブ チルフタレート、ベンジルブチルフタレート、ジオクチルフタレート、ジイソデ シルフタレート;ホスフェートエステル、例えばトリクレジルホスフェート、2 −エチルヘキシルジフェニルホスフェート;スルホンアミド、例えばアルキル− p−トルエンスルホンアミド;高分子アクリル可塑剤、例えば液体ポリアクリル 酸n−ブチルエステルのような可塑剤を含むこともできる。
他の助剤には界面活性剤、例えばアルキルフェノール−エチレンオキサイド縮合 体のようなエチレンオキサイド又はプロピレンオキサイドの誘導体、大豆レシチ ンがある。
さらに別の助剤にはシリコーンオイルのような消泡剤がある。
さらに別の助剤の例には、必要により乾燥剤のような触媒、例えば、金属オクト エート、金属ナフチネートがある。
さらに別の助剤として安定剤、例えば2(2−ヒドロキシ−3°−Z−ブチル− 8゛−メチルフェニル)5−クロロベンゾチアゾールのような光と熱に対する安 定剤;モレキュラーシーブのような湿気に対する安定剤;2,5−ジ第三ブチル ハイドロキノンのような酸化に対する安定剤がある。
さらに別の助剤として重合抑制剤のような抑制剤、例えばバラベンゾキノン、ハ イドロキノン、メチルハイドロキノンがある。
さらに別の助剤としてグリコールのような融合助剤、コロイド状シリカ、アルミ ニウムステアレート水素化ヒマシ油、ポリエチレンファイバー、オルガノ改質ク レーのような増粘剤や沈降防止剤がある。
液体塗料組成物を調製する場合、キャリヤーは、汚れ防止塗料APFの成分が溶 解又は分散する任意の適切な媒体であることができる。
このような媒体は通常有機系である。媒体の役割は汚れ防止塗料APFの容易な 適用を可能にし、適用の後に蒸発して乾燥被膜を残すことである。したがって、 媒体は塗料組成物中の各種ポリマーが溶解することができる媒体であることがで きるが、また、分散体又はラテックス塗料を作成するときのようなポリマーが分 散する媒体であることもできる。
液体キャリヤーの例としては水;アルコール、例えばメタノール、エタノール、 プロパツール、イソプロパツール、ブタノール、イソブタノール、ベンジルアル コール;アルコール/水の混合物、例えばエタノール/水の混合物;脂肪族炭化 水素と芳香族炭化水素、例えばホワイトスピリット、トルエン、キシレン、ナフ サ溶媒−ケトン、例えばメチルエチルケトン、アセトン、メチルイソブチルケト ン、メチルイソアミルケトン、ジアセトンアルコール、シクロヘキサノン;エー テルアルコール、例えば2−ブトキシェタノール、プロピレングリコールモノメ チルエーテル、ブチルジグリコール;エステル、例えばメトキシプロピルアセテ ート、n−ブチルアセテート、2−エトキシエチルアセテート;塩素化炭化水素 、例えば塩化メチレン、トリクロロエチレン;これらの混合物;及びコーティン グ業界で通常使用される他の任意のキャリヤーがある。
汚れ防止塗料組成物AFPは塗料製造の分野で一般に使用される任意の適切な方 法によって調製することができる。したがって、種々の成分を高速ディスパーサ −、ボールミル、パールミル、3本ロールミル等を用いて一緒に混合することが できる。
本発明による汚れ防止塗料組成物は、塗料分野で一般に使用される任意の方法、 例えばブラシ、ローラー、パッド、浸漬、スプレー等を使用して保護すべき海洋 構造体に適用することができる。選択する的確な方法は保護する物体、特定の組 成物(その粘度等)、特定の適用箇所、例えばその目的物が水中か水の外かに依 存する。好ましい適用方法はスプレーであり、またブラシやローラーを用いる方 法である。
本発明による塗料組成物は海水に接触することになるいろいろな固体物体に適用 することができ、例えば船(ポート、ヨツト、モーターポート、モーターランチ 、大洋定期船、タグポート、タンカー、コンテナー船、その他の貨物船、潜水艦 (原子力及び普通型)、各種の軍艦を含むが限定されない);配管;海岸や沖の あらゆる種類の機械、構造物、物体、例えば桟橋、杭材、橋の構造、水面下のオ イル井戸構造物;網、その他の海中養殖装置:ブイであり、特には船やポートの 船体と配管に適用できる。
本発明の塗料組成物を海洋構造物に適用する前に、まず海洋構造物をプライマー で塗布することができ、プライマーは汚れ防止剤を含む又は含まないことができ るが、汚れ防止塗料AFPについて記載のような成分をほかの状態で含むことが できる。好ましい態様において、プライマーは汚れ防止塗料AFPと同様な組成 を有する海水非浸触性塗料であるが、10000海里につき1ミクロン未満の速 度で浸蝕する。このようなプライマーは、例えば(i、a、)セグメントIa− dを含むポリマーとしてポリマー坪のみを用いて得ることができる。
このように、本発明は、汚れ防止塗料の接着性の連続した露出の海水浸触性コー ティングを有する海洋構造物にも関係し、コーティングは、請求の範囲第1項に 限定したフィルム形成バインダー、少なくとも1mg/リットルの量で海水中に 溶解する少なくとも1種の顔料、該顔料又は該顔料の1種である少なくとも1種 の汚れ防止剤を含み、コーティングの合計顔料含有量はコーティングの固体体積 の10〜60%の範囲であり、海水可溶性顔料(複数種でもよい)はコーティン グの固体体積の少なくとも10%を構成し、海水不溶性顔料が存在する場合はコ ーティングの固体体積の高々50%を構成し、コーティングの平均の乾燥フィル ム厚さは少なくとも40ミクロン、特には40〜1000ミクロン、より好まし くは50〜600ミクロンである。
また、海洋構造物の塗料組成物AFPの平均合計ドライフィルムの有用な厚さは 、浸蝕速度に関係する期特有効寿命について表すことができる。したがって、ド ライフィルムの厚さは期特有効寿命の1力月につき1〜50ミクロンが好ましい と考えられ、通常は1〜5年の有効寿命に対して40〜600ミクロンの平均ド ライフィルム厚さであろう。所望の層の厚さは1回の被覆又は数回の被覆の適用 によって得ることができ、所望の平均合計ドライフィルム厚さを得る。
層の厚さと浸蝕速度の関係の観点より、本発明は船舶を運転する方法にも関係し 、船舶の外側部分に浸蝕性汚れ防止塗料コーティングを適用する第1塗装工程と 、船舶を運転する間に塗装部分を水に浸しながら航行腰次いで浸蝕性汚れ防止塗 料で第2塗装工程を行うことを含んでなる方法であって、 第1塗装過程と第2塗装過程の間に航行すべき船舶の距離Mを設定し、 被膜形成用バインダー、海水に少なくとも1mg/リットルの量で可溶な少なく とも1種の顔料、該顔料又は顔料の1種であることができる少なくともl稀の汚 れ防止剤を含み、組成物の合計顔料含有率は塗料組成物の固体体積の10〜60 %であり、海水可溶性顔料(複数でもよい)は塗料組成物の固体体積の少なくと も10%を構成し、任意の海水不溶性顔料が存在する場合は塗料組成物の固体体 積の多くて、50%を構成する汚れ防止塗料組成物を選択し、該バインダーは、 水不溶性である重量平均分子量が少なくとも2000である少なくとも1種のポ リマー巳を含み、該ポリマーは海水浸蝕性付与セグメントとして式1a、 Ib 、 Ic、又はIdのセグメントを含む。
ここで、R,とR7はそれぞれ独立して水素又はC1−、アルキル、Al 、A 、 、A、 、A、はそれぞれ独立してC1−、アルキレン又はフェニレン:B 3、B4、B5、B6はそれぞれ独立してO又は1;各々のB′基は独立してB ′基、又は基B1、B2、B3、B′=CD−0−D” (Bつ −C0−NH −D” (B’)−NFI−CO−D”(B3) −0−D” (B’)又は( IC)又は(ld)の2つの基B′は共にイミド基BSを構成し、又はり、であ り、 D。
■ D y/は基−(D+−0−)、Di又は基−D3−OHであり、ここで、D、 はC,、、□4アルキレン、B2は水素又はCI−4アルキル、dは2〜300 の整数、B3はC+−+アルキレン:所望によりl又は2の01−2アルキルで 置換されたフェニレン:又はフェニル環に結合した基り、を有するフェニル−0 1−、アルキル部分であって、フェニル環に位置する示したフリー結合及びアル キル部分に結合した基−0−D、を有し、逆は逆であり、フェニル部分は所望に よりヒドロキシとC1−+アルコキシから独立して選択されたl又は2の置換基 で置換されたアルキル部分、 D、は水素又はC+−<アルキル、 B5は水素、ヒドロキシ、又はC1−、アルコキシであり、又はり。
がC1−4アルキレンの場合、−0−D 、とり、は共にC7−4アルコキシを 形成し、 B7は水素又はC+−tアルキルである。
ポリマーが式1aのセグメントを含む場合、R1が水素、R2が水素又はメチル 、B3が0、B1が基B’ 、D、が(CH2)、−、であればB4は水素てあ り、D、が水素であればB′は基B′である。
固体の体積部として示した次の固体組成物のコーティング組成物S中にバインダ ーとして混和する場合、次のようにして選択すると、・ポリマーを60体積部 ・平均粒子径2〜4ミクロンの酸化第一銅を10体積部・平均粒子径約0.2ミ クロンの酸化亜鉛を26体積部・チクソトロピックベントナイトを4体積部37 〜38/1000の範囲の塩分の海水中では、直径1メートルの被覆した円筒の 凸面に連続して形成した被膜適用し、被覆した円筒が10〜30℃の温度の海水 中で15ノツトの周囲速度で回転する場合、10000海里につき少なくとも1 ミクロンの浸蝕速度になる。
被膜形成用バインダーが1種以上のポリマーを含む場合、それぞれのポリマーは 次のいずれかである。
■上記のPI、 ■重量平均分子量が少なくとも2000の水不溶性のポリマー照であって、上記 の式1a、1b、IC1又はIdのセグメントを含み、ポリ混和した場合、上記 の試験において10000海里につき1ミクロン未満の海水中でのコーティング の浸蝕速度になるように選択したポリマーP2、 ■重量平均分子量が少なくとも2000の被膜形成用ポリマー竪であって、セグ メントIa、lb、 Ic、又は1dを含まず、ポリマー印を上記のコーティン グ組成物S中のバインダーとして混和した場合、上記の試験において10000 海里につき1ミクロン未満の海水中1のコーティングの浸蝕速度になるポリマー 域■セグメントIa、Ib、 Ic、又は1dではない海水浸蝕性付与セグメン トを含む重量平均分子量が少なくとも2000のポリマーP4であて混和した場 合、上記の試験7において10000海里につき少なくとも1ミクロンの海水中 でのコーティングの浸蝕速度になるポリマー即・ また、被膜形成用バインダーが1種以上のポリマーからなる場合、固体体積部と して示した次の固体組成物のコーティング組成物SI中に混和した場合、合計バ インダーポリマー組成物は次のようになり、・バインダーを60体積部 ・平均粒子径2〜4ミクロンの酸化第一銅を10体積部・平均粒子径約0.2ミ クロンの酸化亜鉛を26体積部・チクソトロビックベントナイトを4体積部37 〜38/l 000の範囲の塩分の海水中では、直径1メートルの被覆した円筒 の凸面に連続して形成した被膜を適用し、被覆した円筒が10〜30℃の温度の 海水中で15ノツトの周囲速度で回転する場合、10000海里につき少なくと も1ミクロンの浸蝕速度000海里につき1〜50ミクロンの範囲の浸蝕速度を 有し、10000海里につきミクロンの単位表した浸蝕速度ER値をめ、少なく とも40ミクロンの平均乾燥被膜厚さTが得られ、船が航行する条件において少 なくとも被覆した部分の塗料のコーティングが船の航行距離Mを経過した後にも 充分な量を提供するように塗料組成物を適用し、 船舶を航行し、それによってコーティングが浸蝕され、第1の層が部分的に又は 完全に浸蝕される前又はされたときに、汚れ防止塗料の新しいコーティングを適 用することによる第2の塗装過程を行う。
特に理想化して簡単にしたモデルにおいて、平均ドライフィルム厚さTについて の非常に荒い指針は、次の式で表される。
ここで、当業者には明らかなように、上の式は経過した距離(covered  distance)とは別に、船の特定の塗料コーティングの浸蝕速度を決める 多くの他の因子を考慮することができない。このような因子には、平均航行速度 、高い速度は所与の間隔においてコーティングを早く浸蝕する傾向にあるためで ある;船が通る海洋領域の塩分と温度、これらのパラメーターはポリマーの水吸 収や水溶性顔料がコーティングから浸出する速度に影響することがあるためであ る:船の運転パターン、即ち主として海における時間と港における時間の比、船 が停まっているときはかなり遅い速度であってもコーティングの浸蝕は生じるた めである;があり(限定されない)、船体の塗料コーティングの浸触は船体の異 なる領域では同じ速度で進行しないという事実があり、コーティングは例えば船 首やかじでは浸蝕が速く、キールや水線では遅いといった傾向がある。
このような影響の結果、本発明の方法により操作する船の塗料コーティングの最 適乾燥被膜の厚さは、上記の簡単な式から計算した平均乾燥被膜の厚さに比べて かなり変わるものと考えられ、実際は、この計算値の0.1−10倍で変わるこ とがある。しかし、当業者であれば上記の種々の因子を考慮して、距離Mと浸蝕 速度ERが与えられた船について、平均乾燥被膜厚さと乾燥被膜厚さ分布をめる ことは可能であろう。
上記の議論は、まず1つの浸蝕性塗料組成物の1回の被覆を用いる状況に向けら れる。ここで、本発明の方法は、特に被膜が異なる浸蝕速度を有する場合に、船 舶の運転の際に水に漬かっている船舶の外面の部分を、数回の塗料の数回の重ね 塗り被膜を被覆する場合にも適用できる。したがって、場合により、船舶に例え ば3回の被覆を適用し、最初の又は最内側層は上記の試験においてtooo。
海里につき1〜5ミクロンのような比較的遅い浸蝕速度を有し、2番目の層は1 0000海里につき5〜10ミクロンのような比較的高い浸蝕速度を有し、3番 目の最外側層は10000海里につき10〜20ミクロン又はそれ以上のような さらに高い浸蝕速度を有することが有益であろう。このようなコーティングパタ ーンは、コーティング層が浸蝕されるにつれて浸蝕速度がしだいに遅くなるため 、船舶の運転の際に水に浸っている船舶の外面の一部又は全部に全ての浸蝕性コ ーティングが突然消えるといった機会を減らす長所を有するであろう。このよう な多層コーティングの適用もまた本発明に含まれることを理解すべきである。
次の例によって本発明をさらに説明するが、限定されるものではない。
例1 次の方法の溶液重合によってポリマーを合成した:331.2gのメトキシプロ パツール(MePr)、129.6gの2−ヒドロキシ−エチルメルカプタン( HEMA)、1.2gのジラウリルパーオキサイド(DLP)を1リツトルの閉 じた三角フラスコに入れ、80℃のオーブン中に21時間入れた。
得られた溶液の25℃において測定した(ASTM 111475−90)密度 D+nは1.00g/ミリリットルであった。不揮発分(ASTM 01644 −88゜試験法A)は29.0重量%であった。
ポリマー被膜が吸収した海水(SWA)の重量%は次のようにして測定した。ポ リマー溶液をドクターブレードアプリケーターを用いて、予め秤量したガラスパ ネル(重さA)の上に200ミクロンのクリアランスで適用した。次いて被膜を 45℃のオーブン中で24時間乾燥した後、ガラスパネルを再度秤量した(重さ B)。次いでパネルを空気にさらした人工海水(ASTM D 1141−75 )に72時間浸した。
次いで濾紙を用いてパネルの表面を優しく乾かし、再度秤量した(重さC)。次 の式からSWAを測定し、8の値を得た。
5WA= (C−B)X 100/ (B−A)例2 次の成分を用いて例1の重合を繰り返した。
331.2gのM e P r 55.1gのHEMA 62.1gのメチルメタクリレート(MMA)1.2gのDLP 例1と同様にして次の特性データを得た。
Dm=0.98 例3 次の方法による溶液重合によってポリマーを合成した:690gのMePr、3 60gの叶ブタノール(n−BU)、4.5gのN。
N−アゾビス−(イソブチロニトリル)(AIBN)を、温度計、コンデンサー 、モノマー添加のための離れた漏斗を備えた3つ口の2リツトル重合用フラスコ 中で混合した。溶液は80℃に加熱した。450gのHHMAを離れた漏斗から 機会的に攪拌している溶液に滴下により1時間にわたって添加した。添加の際に 温度は80℃に保った。添加が終了した後、加熱を止め、攪拌は1時間継続した 。
例1と同様にして次の特性データを得た。
Dm=0.98 NV=29.8 SWA=11 ガードナーホルトレター(ASTM D 1545−89)で表したポリマー溶 液の粘度(6H)はVであった。
例4 次の成分を用いて例3の重合を繰り返した。
690gのMePr 360gのn−BU 4.5gのAIBN 425.5gのHEMA 24.5gのn−ブチルメタクリレ−) (BMA)例1及び3と同様にして次 の特性データを得た。
Dm=0.97 NV=30.3 SWA=15 GH=P 例5 次の成分を用いて例3の重合を繰り返した。
690gのMePr 360gのn−BU 4,5gのAIBN 401.1gのHEMA 51.2gのローブチルメタクリレート(BMA)例1及び3と同様にして次の 特性データを得た。
Dm=0. 97 NV=30. 4 SWA=12 GH=S 例6 市販の参考用浸触性錫含有ポリマー溶液で試験を行った。使用したポリマーはM &A Chemicals社の旧oMet 300であった(ナフサ溶媒に溶解 したトリブチル錫メタクリレート/メチルメタクリレートコポリマー)。
例Iと同様にして次の特性データを得た。
Dm=1. 02 NV=50 SWA=0 例7 例1で調製したポリマーを用い、次の組成のコーティングを調製した(コーティ ング組成Sに対応)。
・例1のポリマー溶液:60体積部(p b v)・平均粒子径2〜4ミクロン の酸化第一銅:1Opbv・平均粒子径0.2ミクロンの酸化亜鉛:261)b v−5entone 38 : 4 p b V(Bentone 38はNL  Chemicalsの有機改質ベントナイト製品)成分の付加的キャリヤーと して、コーティング中の計算固体体積濃度(SVC)が19.8%となるように MePrを加えた。
完全に混合したコーティング組成物の200m1を、100m1(嵩容積)の直 径2〜3mmのガラスパールと一緒に0.5リツトルの容積の漏れのない金属容 器の中に入れた。次いで容器を機械式振盪機を用いて45分間振盪した。コーテ ィング組成物を濾過してガラスパールと分離し、分散の細度を測定(ASTM  D 1210−79)して30ミクロン未満を得た。
まず、直径1メートルの円筒に相当する曲率を有するアクリルテストパネル(1 3,5x7cm)表面を、空気スプレーによって市販のビニルポリ?−(HeI llpanyl Tar 1628、Hempel’ s Marine Pa 1ntsより)で80ミクロン(乾燥被膜の厚さ、DFT)に被覆した。次いて 下塗りパネルに上記の試験コーティング組成物を、ドクターブレードを用いて2 00ミクロンのDFTで被覆した。乾燥した後、市販の非浸蝕性ビニル系汚れ防 止コーティング(C1assic 7655、Hempel’s Marine  Pa1ntSより)を浸漬により各々の縦のエツジに幅1cmの帯状に適用し た。この結果、幅5cmの中央部分が非浸蝕性コーティングで被覆されずに残っ た。
直径1メートルの円筒ドラ、ムの凸面に固定したパネルを海水中で回転させた。
海水は塩分が1000分の37〜38の範囲であり、平均温度は26℃で、試験 場所はスペインの北東のVillanueva yGeltruの港とした(M orales E、 & Ar1as E、、 Rev、Iber、 Corr os、 yProt、、 vol XIX(2)、 198B、頁91−96も 参照されたい)。ローターは周囲速度を15ノツトで回転させ、相対距離は10 900海里とした。
塗料チップ(かけら)を、試験コーティングのみが被覆した部分、及び試験コー ティングと非浸蝕性コーティングの両方が被覆した部分のいずれの試験パネル表 面からも採取した。塗料チップはパラフィンワックスの中に埋封し、ミクロトー ムで切断した。試験コーティングの断面を顕微鏡で検査した。非浸蝕性コーティ ングで被覆していない部分と比較して、実験コーティングは38ミクロンの外側 層の乾燥被膜厚さの減少を示し、これは10000海里につき35ミクロンの浸 蝕速度(ER)に対応した。
また、上記の実験コーティングを、アクリルテストパネル(10x20cm)に ドクターブレードを用いて100±lθミクロンの乾燥被膜厚さくD F T) で適用し、汚れ防止特性について試験した。
上記のVillanueva y Ge1truの試験場所で、浮き桟橋より水 面下35cmの深さの海水中にテストパネルを浸した。また、被覆、していない アクリルパネルも同じようにして浸し、ブランクとした。
パネルは4週間毎に検査し、合計浸漬期間は20週間とした。各々の検査におい て、汚れの3つのカテゴリー、即ちスライム、藻、動物について、0(汚れなし )から5(100%の汚れ)の尺度でパネルを評価した。浸漬期間を終えたとき に各々の検査の全ての評価を累積し、同じ期間に試験したサンプルの群の中で相 対比較を得ることができる汚れ評価の集計(SFR)を提供した。
実験コーティングで被覆したパネルは6のSFRであり、ブランクは50のSF Rであった。
例8 例2のポリマー溶液を用い、例7と同様にして実験コーティングを調製した。コ ーティング組成物は次の特性を有した。
5VC=25.3 ER=0 SFR=17 例9 例3のポリマー溶液を用い、例7と同様にして実験コーティングを調製した。コ ーティング組成物は24.4のsvcを有した。
この例の実験コーティングと同様にして、次の組成を有する特殊なポリマーを調 製した。
・例3のポリマー溶液 40ppv ・ビニル系樹脂 15ppv ・酸化第一銅 26ppv ・酸化亜鉛 10ppv ・酸化チタン 4ppv (吸油量17〜23 (ASTM 0281))・湿潤剤(アミノ脂肪酸とのア ルキド) 1ppv#Bentone 38 4ppv (ビニル系樹脂はBASFのLaroflex MP 25 (塩化ビニルとビ ニルイソブチルエーテルのコポリマー)、湿潤剤はTennecoのNuosp erse特殊なポリマーは、ビニル系プライマーと実験コーティングの間の中間 コートとして、エアースプレーを用いて40ミクロンのDFTて曲がった試験パ ネルに適用した。浸蝕速度(E R)は10000海里につき38ミクロンであ った。
例10 例4のポリマー溶液を用いて例9の手順を繰り返した。実験コーティングのSV Cは29.4であり、浸蝕速度ERは6ミクロンであった。 。
例11 例5のポリマー溶液を用いて例9の手順を繰り返した。実験コーティングのSv Cは26.9であり、浸蝕速度ERは3ミクロンであった。
例12 例6て最初に試験した参照ポリマーを用い、付加的キャリヤーとしてMePrを キシレンに置き換える変更を加えて例7の手順を繰り返した。コーティング組成 物は次の特性を有した。
5VC=38.9 ER=32 SFR=9 例13 ポリ(2−ヒドロキシプロピルメタクリレート)500mlの4つ日丸底フラス コに、125gのメトキシプロパツールと0.25gのベンゾイルパーオキサイ ドを加える。溶液を80℃に加熱し、窒素を泡立たせる。その後100gの2− ヒドロキシプロピルメタクリレートと、25gのメトキシプロパツールに溶かし た0、75gのベンゾイルパーオキサイドを溶液を攪拌しながら滴下によって2 時間にわたって加え、次いで80℃でさらに4時間保持する。次いて反応混合物 を室温まで放冷する。
例14 ポリ(2−ヒドロキシエチルビニルエーテルーコー2−ヒドロキシエチルメタク リレート) 500mlの4つ日丸底フラスコに、140gのメトキシプロパツールと0.1 5gのN、N−アゾビス(イソブチロニトリル)を加える。溶液を80℃に加熱 し、窒素を泡立たせる。その後、24.2gの2−ヒドロキシエチルビニルエー テルと35.8gの2−ヒドロキシエチルメタクリレートの混合物に溶かした0 、45gのN、N−アゾビス(イソブチロニトリル)を、攪拌溶液に滴下によっ て4時間にわたって添加し、その後80℃の温度にさらに4時間保持する。次い で反応混合物を室温まで放冷する。
例15 ポリ〔ポリ(エチレングリコール)モノメタクリレート〕500m1の4つ日丸 底フラスコに、120gのn−ブタノールと0.3gのN、N−アゾビス(イソ ブチロニトリル)を加える。溶液を80℃に加熱し、窒素を泡立たせる。その後 、60gのポリ(エチレングリコール)440モノメタクリレート(メタクリル 酸でモノエステル化した平均分子量440のポリ(エチレングリコール))と、 20gのエタノールに溶かした0、9gのN、N−アゾビス(イソブチロニトリ ル)を、攪拌溶液に滴下によって2時間にわたって添加し、その後80℃の温度 にさらに4時間保持する。次いで反応混合物を室温まで放冷する。
例16 ポリ(プチルメタクリレートーコー2−ヒドロキシエチルメタクリレート) 2000mlの4つ日丸底フラスコに、360gのn−ブタノールと690gの メトキシプロパツールを加える。溶液を攪拌しながら80°Cに加熱し、窒素を 通して泡立たせる。その後、50gのブチルメタクリレートと400gの2−ヒ ドロキシエチルメタクリレートの混合物、及び20gのメトキシプロパツール中 の4.5gのN、 N−アゾビス(イソブチロニトリル)の溶液を、攪拌溶液に 別々に滴下することによって1. 5時間にわたって添加し、その後80℃の温 度にさらに2時間保持する。次いで反応混合物を室温まで放冷する。
例17 次のようにして溶液重合によってポリマーを合成した。50gのMePr、6. 5gのホルモアルデヒド、0.1gのトリエチルアミンを、温度計、コンデンサ ー、モノマー添加のための分離漏斗を備えた3つ口の0.5リツトルの重合用フ ラスコ中で混合して溶液Iを調製した。溶液を加熱して還流し、合成の全体で還 流を保持した。
55gのMePr、90gのブチルメタクリレート(HMA)、及び7gのアク リルアミドの溶液11を三角フラスコ中で混合して溶解した。3gの第三ブチル パーオキシベンゾエートを溶液I+に添加した。溶液を分離漏斗に移した。溶液 11の10重量%(W/W%)を分離漏斗から機械的に攪拌している溶液Iに加 えた。混合物を15分間還流した。
溶液!Iの残りを滴下によって2時間にわたって添加した。添加を終えた後、混 合物を2時間還流し、加熱と攪拌を止めてポリマーを放冷した。
次の特性データが得られた。
Dm=0.99 NV=47.4 分子量Mw=32. 500 例18 次の成分を用いて例1の重合を繰り返した。
−50,0gのMePr ・8.4gのホルムアルデヒド ・0.1gのトリエチルアミン 一55gのMePr ・80gのブチルメタクリレート ・10gのアクリルアミド ・3gの第三ブチルパーオキシベンゾエート例1と同じ方法で次の特性データが 得られた。
Dm=0.99 例19 次の成分を用いて例1の重合を繰り返した。
−50,0gのM e P r ・16.8gのホルムアルデヒド ・0.1gのトリエチルアミン 一55gのMePr ・59.7gのブチルメタクリレート ・20gのアクリルアミド ・3gの第三ブチルパーオキシベンゾエート例1と同じ方法で次の特性データが 得られた。
Dm=1. 04 NV=45. 9 分子量Mw=128 500 例20 次のようにして溶液重合によってポリマーを合成した。1. 0gのAIBN、  50 gのn−ブタノール、50gのトルエンを、温度計、コンデンサー、モ ノマー添加のための離れた漏斗を備えた250m1の三角フラスコ中で混合して 溶解した。溶液を80℃まで加熱した。
100gのイソブトキシメチルアクリルアミド(IHMA)を、離れた漏斗から 機械的に攪拌している溶液に2時間にわたって滴下によって加えた。添加の際に 温度は80℃に保持した。添加を終えた後、加熱を2時間継続した。この時間が 過ぎた後、攪拌と加熱を停止し、ポリマーを放冷した。
次の特性データが得られた。
Dm=0.94 NV=45.6 分子量Mw=236. 000 例21 次のようにして溶液重合によってポリマーを合成した。50gのn−ブタノール 、50gのトルエン、及び1.OgのAIBNを、温度計、コンデンサー、モノ マー添加のための離れた漏斗を備えた250m1の三角フラスコ中で混合して溶 解した。溶液を80℃まで加熱した。25gのイソブトキシメチルアクリルアミ ド(IHMA)と75gのMMA(メチルメタクリレート)を混合し、離れた漏 斗から機械的に攪拌している溶液に2時間にわたって滴下によって加えた。添加 の際に温度は80℃に保持した。添加を終えた後、加熱を2時間継続した。この 時間が過ぎた後、攪拌と加熱を停止し、ポリマーを放冷した。
次の特性データが得られた。
Dm=1.08 NV=45.0 分子量MW= 例22 次のようにして溶液重合によってポリマーを合成した。46.8gのn−ブタノ ール、46.8gのトルエン、及び0.94gのAIBNを、温度計、コンデン サー、七ツマー添加のための離れた漏斗を備えた250m1の三角フラスコ中で 混合して溶解した。溶液を80℃まで加熱した。25.2gのイソブトキシメチ ルアクリルアミド(IBMA)と68゜4gのDMA(ブチルメタクリレート) を混合し、離れた漏斗から機械的に攪拌している溶液に2時間にわたって滴下に よって加えた。添加の際に温度は80℃に保持した。添加を終えた後、加熱を2 時間継続した。この時間が過ぎた後、攪拌と加熱を停止し、ポリマーを放冷した 。
次の特性データが得られた。
分子量Mw− 例23 次のようにして溶液重合によってポリマーを合成した。420gのMePrを秤 量し、温度計、コンデンサー、モノマーと開始剤の添加のための離れた2つの漏 斗を゛備えた4つ口の1リーツトルの重合用フラスコに入れた。溶液を90℃ま で加熱した。231gのHEMAと36gの4−アセトキシスチレンを混合し、 離れた漏斗から機械的に攪拌している溶液に2時間にわたって滴下によって加え た。80gのMePrと0.8gのベンゾイルパーオキサイドを溶かし、離れた 漏斗から機械的に攪拌している溶液に2時間15分にわたって滴下によって同時 に加えた。添加の際に温度は90℃に保持した。添加を終えた後、加熱攪拌を4 時間継続した。この時間が過ぎた後、攪拌と加熱を停止し、ポリマーを放冷した 。
次の特性データが得られた。
Dm=1.03 NY=35.7 分子量Mw=220,000 例24 次の成分を用いて例7の重合を繰り返した。
−320gのM e P r ・234gのHEMA ・32gの4−アセトキシスチレン ・0.8gのベンゾイルパーオキサイド・80gのMePr 次の特性データが得られた。
Dm=1.03 NV=37.6 分子量Mw=275,000 例25 次の成分を用いて例7の重合を繰り返した。
−408gのMePr ・247gのHEMA ・16gの4−アセトキシスチレン ・0.8gのベンゾイルパーオキサイド−80gのM e P r 次の特性データが得られた。
Dm=1.03 分子量Mw−185,000 例26 次のようにして溶液重合によってポリマーを合成した。80gのイソプロピルア ルコール、27gの96%エタノール、20gのn−ブタノールを、温度計、コ ンデンサー、モノマーと開始剤の添加のための離れた2つの漏斗を備えた3つ口 の500m1重合用フラスコに入れた。溶液を80℃まで加熱した。49gのH EMAと14gのHPMA (ヒドロキシプロピルメタクリレート)を混合し、 1時間で滴下によって加えた。
0゜4g(7)ベンゾイルパーオキサイド(BP)、0. 1 gノAIBN、  2れた漏斗から機械的に攪拌している溶液にモノマーの添加を開始した。添加 の際に温度は80℃に保持した。添加を終えた後、加熱攪拌を1時間継続した。
この時間が過ぎた後、残りの開始剤溶液を滴下によって1時間にわたって添加し た。攪拌と加熱を停止し、ポリマーを放冷した。
次の特性データが得られた。
Dm=0.9O NV=27.8 分子量Mw=、108. OOO 国際調査報告 、PCT/DK 92101 国際調査報告 フロントベージの続き (51) Int、 C1,5識別記号 庁内整理番号CO9D 133/26  PFW 7921−4J139102 PGL 7921−4J(72)発明 者 ガルミン、ヘンリエッテデンマーク国、デーコー−3460ビルケレード、 ビヤゲルバイ 93 エステ−3べ一I (72)発明者 コドラール、サンチアーゴ アリアススペイン国、ニー−08 015バルセロナ。
ディブタチオン 27−37. 6オー 4アー

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.被膜形成用バインダー、海水に少なくとも1mg/リットルの量で可溶な少 なくとも1種の顔料、該顔料又は顔料の1種であることができる少なくとも1種 の汚れ防止剤を含んでなる海水浸蝕性汚れ防止塗料組成物AFPであって、組成 物の合計顔料含有率は塗料組成物の固体体積の10〜60%であり、海水可溶性 顔料(複数でもよい)は塗料組成物の固体体積の少なくとも10%を構成し、任 意の海水不溶性顔料が存在する場合は塗料組成物の固体体積の多くて50%を構 成し、 該バインダーは、重量平均分子量が少なくとも2000である少なくとも1種の 水不溶性ポリマーP1を含み、該ポリマーは海水浸蝕性付与セグメントとして式 Ia、Ib、Ic、又はIdのセグメントを含み、▲数式、化学式、表等があり ます▼(Ia)▲数式、化学式、表等があります▼(Ib)▲数式、化学式、表 等があります▼(Ic)▲数式、化学式、表等があります▼(Id)ここで、R 1とR2はそれぞれ独立して水素又はC1−4アルキル、A3、A4、A5、A 6はそれぞれ独立してC1−4アルキレン又はフェニレン、a3、a4、a5、 a6はそれぞれ独立して0又は1、各々のBx基は独立してDx基、又は基B1 、B2、B3、B4、−CO−O−Dx′(B1)−CO−NH−Dx(B2) −NH−CO−Dx(B3)−O−Dx(B4)又は(Ic)又は(Id)の2 つの基Bxは共にイミド基B5を構成し、▲数式、化学式、表等があります▼( B5)ここで、Dxは基−(D1−O−)■D2、▲数式、化学式、表等があり ます▼、又はD7であり、 Dx′は基−(D1−O−)dD2又は基▲数式、化学式、表等があります▼で あり、ここで、D1はC1−4アルキレン、 D2は水素又はC1−4アルキル、dは2〜300の整数、D3はC1−4アル キレン;所望により1又は2のC1−2アルキルで置換されたフェニレン;又は フェニル環に結合した基D5を有するフェニル−C1−4アルキル部分であって 、フェニル環に位置する示したフリー結合及びアルキル部分に結合した基−O− D4を有し、逆は逆であり、フェニル部分は所望によりヒドロキシとC1−4ア ルコキシから独立して選択された1又は2の置換基で置換されたアルキル部分、 D4は水素又はC1−4アルキル、 D5は水素、ヒドロキシ、又はC1−4アルコキシであり、又はD2がC1−4 アルキレンの場合、−O−D4とD5は共にC1−4アルコキシを形成し、 D7は水素又はC1−4アルキルであり、ポリマーが式Iaのセグメントを含む 場合、R1が水素、R2が水素又はメチル、a3がO、Bxが基B1、D2が( CH2)1−4であればD4は水素であり、D7が水素であればBxは基B4で あり、ポリマーP1中のセグメントIa、Ib、Ic、又はIdの種類と濃度は 、固体の体積部として示した次の固体組成物のコーティング組成物S中にバイン ダーとして混和する場合、次のようにして選択すると、・ポリマーを60体積部 ・平均粒子径2〜4ミクロンの酸化第一銅を10体積部・平均位子径約0.2ミ クロンの酸化亜鉛を26体積部・チクソトロピックベントナイトを4体積部37 〜38/1000の範囲の塩分の海水中では、直径1メートルの被覆した円筒の 凸面に連続して形成した被膜適用し、被覆した円筒が10〜30℃の温度の海水 中で15ノットの周囲速度で回転する場合、10000海里につき少なくとも1 ミクロンの浸蝕速度になり、 それにより、被膜形成用バインダーが1種以上のポリマーを含む場合、それぞれ のポリマーは次のいずれかであり、(1)上記のP1 (2)重量平均分子量が少なくとも2000の水不溶性のポリマーP2であって 、上記の式Ia、Ib、Ic、又はIdのセグメントを含み、ポリマーP2中の Ia、Ib、Ic、又はId、及び他のセグメントの種類と濃度は、ポリマーP 2を上記のコーティング組成物S中のポリマーとして混和した場合、上記の試験 において10000海里につき1ミクロン未満の海水中でのコーティングの浸蝕 速度になるように選択したポリマーP2 (3)重量平均分子量が少なくとも2000の被膜形成用ポリマーP3であって 、セグメントIa、Ib、Ic、又はIdを含まず、ポリマーP3を上記のコー ティング組成物S中のバインダーとして混和した場合、上記の試験において10 000海里につき1ミクロン未満の海水中でのコーティングの浸蝕速度になるポ リマーP3(4)セグメントIa、Ib、IC、又はIdではない海水浸蝕性付 与セグメントを含む重量平均分子量が少なくとも2000のポリマーP4であっ て、ポリマーP4を上記のコーティング組成物S中のポリマーとして混和した場 合、上記の試験において10000海里につき少なくとも1ミクロンの海水中で のコーティングの浸蝕速度になるポリマーP4 さらに、被膜形成用バインダーが1種以上のポリマーからなる場合、固体体積部 として示した次の固体組成物のコーティング組成物S1中に混和した場合、 ・バインダーを60体積部 ・平均粒子径2〜4ミクロンの酸化第1銅を10体積部・平均粒子径約0.2ミ クロンの酸化亜鉛を26体積部・チクソトロピックベントナイトを4体積部合計 バインダーポリマー組成物は、37〜38/1000の範囲の塩分の海水中では 、直径1メートルの被覆した円筒の凸面に連続して形成した被膜を適用し、被覆 した円筒が10〜30℃の温度の海水中で15ノットの周囲速度で回転する場合 、10000海里につき少なくとも1ミクロンの浸蝕速度になり、次の条件では 、汚れ防止塗料AFPは、上記の条件で試験した場合、海水中で10000海里 につき1〜50ミクロンの範囲の浸蝕速度を有する海水浸蝕性汚れ防止塗料組成 物:A.汚れ防止塗料は錫化合物、ヒ素化合物、鉛化合物、水銀化合物を含まず 、 B.塗料組成物は、次の任意の化合物又は次の化合物の任意の組み合わせを、組 成物の合計固体体積を基準に計算して8体積%未満で含む: ・ヘキサクロロフェン ・テトラクロロイソフタロニトリル ・顔料形態の1,2,3−トリクロロ−4,6−ジニトロベンゼン。 2.ポリマーP1の重量平均分子量(Mw)が2000〜1000000の範囲 である請求の範囲第1項に記載の塗料組成物。 3.ポリマーP1の重量平均分子量(Mw)が20000〜200000の範囲 である請求の範囲第2項に記載の塗料組成物。 4.ポリマーP2の重量平均分子量(Mw)が2000〜1000000の範囲 である請求の範囲第1項に記載の塗料組成物。 5.ポリマーP2の重量平均分子量(Mw)が20000〜200000の範囲 である請求の範囲第4項に記載の塗料組成物。 6.ポリマーP3の重量平均分子量(Mw)が2000〜1000000の範囲 である請求の範囲第1項に記載の塗料組成物。 7.ポリマーP3の重量平均分子量(Mw)が20000〜200000の範囲 である請求の範囲第6項に記載の塗料組成物。 8.ポリマーP4の重量平均分子量(Mw)が2000〜1000000の範囲 である請求の範囲第1項に記載の塗料組成物。 9.ポリマーP4の重重平均分子量(Mw)が20000〜200000の範囲 である請求の範囲第8項に記載の塗料組成物。 10.組成物中の合計顔料含有率が、塗料組成物の固体体積の25〜50%の範 囲である請求の範囲第1〜9項のいずれか1項に記載の塗料組成物。 11.海水可溶性顔料が塗料組成物の固体体積の少なくとも20%を構成する請 求の範囲第1〜10項のいずれか1項に記載の塗料組成物。 12.海水不溶性顔料が存在する場合、塗料組成物の固体体積の最大で40%を 構成する請求の範囲第1〜11項のいずれか1項に記載の塗料組成物。 13.A3、A4、A5、及びA6がそれぞれ独立してC1−4アルキレンであ る請求の範囲第1〜12項のいずれか1項に記載の塗料組成物。 14.各々の基Bxが独立して基B1、B2、B4、又はB5である請求の範囲 第1〜13項のいずれか1項に記載の塗料組成物。 15.D7が水素である請求の範囲第1〜14項のいずれか1項に記載の塗料組 成物。 16.各々の基Bxは独立して基B1又はB2であり、DxはD7と相違する請 求の範囲第1〜14項のいずれか1項に記載の塗料組成物。 17.a3、a4、a5、及びa6がそれぞれ0である請求の範囲第16項に記 載の塗料組成物。 18.R1とR2がそれぞれ独立して水素、メチル、又はエチルである請求の範 囲第17項に記載の塗料組成物。 19.D1がC1−2アルキレンであり、D2とD4はそれぞれ独立して水素、 メチル、又はエチルである請求の範囲第18項に記載の塗料組成物。 20.各々の基Bxは独立して基B1である請求の範囲第19項に記載の塗料組 成物。 21.R1が水素であり、R2が水素又はメチルである請求の範囲第20項に記 載の塗料組成物。 22.ポリマーPlの海水浸蝕性を付与するセグメントが式Ia又はIcを有す る請求の範囲第21項に記載の塗料組成物。 23.ポリマーP1の海水浸蝕性を付与するセグメントが式Iaを有する請求の 範囲第22項に記載の塗料組成物。 24.D4とD5がいずれも水素である請求の範囲第23項に記載の塗料組成物 。 25.Dxが基−D3(H)OHである請求の範囲第24項に記載の塗料組成物 。 26.Dxが−CH2CH2OHである請求の範囲第25項に記載の塗料組成物 。 27.汚れ防止剤が殺生剤又は汚れレリース剤である請求の範囲第1〜26項の いずれか1項に記載の塗料組成物。 28.殺生剤が殺生剤、殺菌剤、殺バクテリア剤である請求の範囲第27項に記 載の塗料組成物。 29.殺生剤が銅化合物、例えば酸化第一銅、チオシアネート第一銅、銅粉末、 銅合金粉末、銅ナフテネート、銅オクトエート、銅ロジネート;金属ジチオカル バメート、例えば亜鉛エチレンビス(ジチオカルバメート)、亜鉛メチレンビス (ジチオカルバメート)、銅エチレンビス(ジチオカルバメート)、亜鉛ジメチ ルジチオカルバメート;酸化亜鉛;亜鉛ピリジネチオン;テトラメチルチウラム ジサルファイド;メチレンビス(チオ尿素);n−ブチルカテコール;カプタン ;置換イソチアゾロン、例えば4,5−ジクロロ−2n−オクチル−n−イソチ アゾリン−3−オン;2−(N,N−ジメチル−チオカルバモイルチオ)−5− ニトロチアゾール;テトラクロロイソフタロニトリル;2−メチルチオ−4−( 第三ブチルアミノ)−6−(シクロプロピルアミノ)−S−トリアジン;N,N −ジメチル−N′−フェニル−N′−(フルオロジクロロメチルチオ)−スルフ アミド;N′−(3,4−ジクロロフェニル)−N,N−ジメチル尿素;及びこ れらの混合物から選択された請求の範囲第27項又は28項に記載の塗料組成物 。 30.汚れレリース剤がシリコーン化合物、例えばジメチルシロキサン含有の液 体又は樹脂、又は液体メチルフェニルシリコーン;又は炭化水素、例えばペトロ ラタム、ホワイトオイル、パラフィンオイル、パラフィンワックス;又はこれら の混合物である請求の範囲第27項に記載の塗料組成物。 31.海水不溶性顔料が二酸化チタン、赤酸化鉄、カーボンブラック、グラファ イト、黄酸化鉄、フタロシアニンブルー、フタロシアニングリーンのグレード、 及び炭酸カルシウム、ドロマイト、タルク、マイカ、硫酸バリウム、カオリン、 石英粉末の顔料状の成分から選択された請求の範囲第1〜30項のいずれか1項 に記載の塗料組成物。 32.水;アルコール、例えばメタノール、エタノール、プロパノール、イソプ ロパノール、ブタノール、イソブタノール、ベンジルアルコール、1,2−プロ パンジオール;アルコール/水の混合物、例えばエタノール/水の混合物;脂肪 族炭化水素と芳香族炭化水素、例えばホワイトスピリット、トルエン、キシレン 、ナフサ溶媒;ケトン、例えばメチルエチルケトン、アセトン、メチルイソブチ ルケトン、メチルイソアミルケトン、ジアセトンアルコール、シクロヘキサノン ;エーテルアルコール、例えば2−ブトキシエタノール、プロピレングリコール モノメチルエーテル、ブチルジグリコール;エステル、例えばメトキシプロピル アセテート、n−ブチルアセテート、2−エトキシエチルアセテート;塩素化炭 化水素、例えば塩化メチレン、トリクロロエチレン;これらの混合物;から選択 された液体キャリヤーを含む請求の範囲第1〜31項のいずれか1項に記載の塗 料組成物。 33.汚れ防止塗料の密着性の連続した露出する海水浸蝕性コーティング被膜を 有する海洋構造物であって、コーティングは、請求の範囲第1項に限定したフィ ルム形成用バインダー、少なくとも1mg/リットルの量で海水中に溶解する少 なくとも1種の顔料、該顔料又は顔料の1種であることができる少なくとも1種 の汚れ防止剤を含み、コーティングの合計顔料含有量はコーティングの固体体積 の10〜60%の範囲であり、海水可溶性顔料(複数種でもよい)はコーティン グの固体体積の少なくとも10%を構成し、海水不溶性顔料が存在する場合はコ ーティングの固体体積の高々50%を構成し、コーティングの平均の乾燥被膜の 厚さは少なくとも40ミクロンである海洋構造物。 34.コーティングの平均乾燥被膜の厚さが40〜1000ミクロンである請求 の範囲第33項に記載の塗海洋構造物。 35.コーティングの平均乾燥被膜の厚さが50〜600ミクロンである請求の 範囲第34項に記載の海洋構造物。 36.コーティングが請求の範囲第2〜31項のいずれか1項に記載の特徴をさ らに示す請求の範囲第33〜35項のいずれか1項に記載の海洋構造物。 37.船舶の外側部分に浸蝕性汚れ防止塗料コーティングを適用する第1工程と 、船舶を運転する間に塗装部分を水に浸しながら航行し、浸蝕性汚れ防止塗料で 第2塗装工程を行う過程を含む船舶の運転方法であって、次の各過程を含んでな る船舶の運転方法:1)第1塗装工程と第2塗装工程との間に経過すべき船舶の 航行距離Mを設定し、 2)被膜形成用バインダー、海水に少なくとも1mg/リットルの量で可溶な少 なくとも1種の顔料、該顔料又は顔料の1種であることができる少なくとも1種 の汚れ防止剤を含んでなる海水浸蝕性汚れ防止塗料組成物を選択し、ここで、組 成物の合計顔料含有率は塗料組成物の固体体積の10〜60%であり、海水可溶 性顔料(複数でもよい)は塗料組成物の固体体積の少なくとも10%を構成し、 任意の海水不溶性顔料が存在する場合は塗料組成物の固体体積の多くて50%を 構成し、 該バインダーは、重量平均分子量が少なくとも2000である少なくとも1種の 水不溶性ポリマーPlを含み、該ポリマーは海水浸蝕性付与セグメントとして式 Ia、Ib、Ic、又はIdのセグメントを含み、▲数式、化学式、表等があり ます▼(Ia)▲数式、化学式、表等があります▼(Ib)▲数式、化学式、表 等があります▼(Ic)▲数式、化学式、表等があります▼(Id)ここで、R 1とR2はそれぞれ独立して水素又はC1−4アルキル、A3、A4、A4、A 6はそれぞれ独立してC1−4アルキレン又はフェニレン、a3、a4、a5、 a6はそれぞれ独立して0又は1、各々のBx基は独立してDx基、又は基B1 、B2、B3、B4、−CO−O−Dx′(B1)−CO−NH−Dx(B2) −NH−CO−Dx(B3)−O−Dx(B4)又は(Ic)又は(Id)の2 つの基Bxは共にイミド基B5を構成し、▲数式、化学式、表等があります▼( B5)ここで、Dxは基−(D1−O−)dD2、基▲数式、化学式、表等があ ります▼、又はD7であり、 Dx′は基−(D1−O−)dD2又は基▲数式、化学式、表等があります▼で あり、ここで、D1はC1−4アルキレン、 D2は水素又はC1−4アルキル、dは2〜300の整数、D3はC1−4アル キレン;所望により1又は2のC1−2アルキルで置換されたフェニレン;又は フェニル環に結合した基D5を有するフェニル−C1−4アルキル部分であって 、フェニル環に位置する示したフリー結合及びアルキル部分に結合した基−O− D4を有し、逆は逆であり、フェニル部分は所望によりヒドロキシとC1−4ア ルコキシから独立して選択された1又は2の置換基で置換されたアルキル部分、 D4は水素又はC1−4アルキル、 D5は水素、ヒドロキシ、又はC1−4アルコキシであり、又はD3がC1−4 アルキレンの場合、−O−D4とD5は共にC1−4アルコキシを形成し、 D7は水素又はC1−4アルキルであり、ポリマーが式Iaのセグメントを含む 場合、R1が水素、R2が水素又はメチル、a3が0、Bxが基B1、D3が( CH2)1−4であればD4は水素であり、D7が水素であればBxは基B4で あり、ポリマーP1中のセグメントIa3、Ib、Ic、又はIdの種類と濃度 は、固体の体積部として示した次の固体組成物のコーティング組成物S中にバイ ンダーとして混和する場合、次のようにして選択すると、・ポリマーを60体積 部 ・平均位子径2〜4ミクロンの酸化第一銅を10体積部・平均粒子径約0.2ミ クロンの酸化亜鉛を26体積部・チクソトロピックベントナイトを4体積部37 〜38/1000の範囲の塩分の海水中では、直径1メートルの被覆した円筒の 凸面に連続して形成した被膜適用し、被覆した円筒が10〜30℃の温度の海水 中で15ノットの周囲速度で回転する場合、10000海里につき少なくとも1 ミクロンの浸蝕速度になり、 それにより、被膜形成用バインダーが1種以上のポリマーを含む場合、それぞれ のポリマーは次のいずれかであり、(1)上記のP1 (2)重量平均分子量が少なくとも2000の水不溶性のポリマーP2であって 、上記の式Ia、Ib、Ic、又はIdのセグメントを含み、ポリマーP2中の Ia、Ib、Ic、又はId、及び他のセグメントの種類と濃度は、ポリマーP 2を上記のコーティング組成物S中のポリマーとして混和した場合、上記の試験 において10000海里につき1ミクロン未満の海水中でのコーティングの浸蝕 速度になるように選択したポリマーp2 (3)重量平均分子量が少なくとも2000の被膜形成用ポリマーP3であって 、セグメントIa、Ib、Ic、又はIdを含まず、ポリマーP3を上記のコー ティング組成物S中のバインダーとして混和した場合、上記の試験において10 000海里につき1ミクロン未満の海水中でのコーティングの浸蝕速度になるポ リマーP3(4)セグメントIa、Ib、Ic、又はIdではない海水浸蝕性付 与セグメントを含む重量平均分子量が少なくとも2000のポリマーP4であっ て、ポリマーP4を上記のコーティング組成物S中のポリマーとして混和した場 合、上記の試験において10000海里につき少なくとも1ミクロンの海水中で のコーティングの浸蝕速度になるポリマーP4 さらに、被膜形成用バインダーが1種以上のポリマーからなる場合、固体体積部 として示した次の固体組成物のコーティング組成物S1中に混和した場合、 ・バインダーを60体積部 ・平均粒子径2〜4ミクロンの酸化第1銅を10体積部・平均粒子径約0.2ミ クロンの酸化亜鉛を26体積部・チクソトロピックベントナイトを4体積部合計 バインダーポリマー組成物は、37〜38/1000の範囲の塩分の海水中では 、直径1メートルの被覆した円筒の凸面に連続して形成した被膜を適用し、被覆 した円筒が10〜30℃の温度の海水中で15ノットの周囲速度で回転する場合 、10000海里につき少なくとも1ミクロンの浸蝕速度になり、汚れ防止塗料 は、上記の条件で試験した場合、海水中で10000海里につき1〜50ミクロ ンの範囲の浸蝕速度を有し、3)10000海里につきミクロンの単位で表され る浸蝕速度ER値を求め、 4)少なくとも40ミクロンの平均乾燥被膜厚さが得られ、船が航行する条件に おいて、少なくとも被覆した部分の塗料のコーティングが航行距離Mを経過した 後に足りるに等しい厚さが得られる量で塗料組成物を適用し、 5)船舶を航行し、それによってコーティングが浸蝕され、6)第1の層が部分 的に又は完全に浸蝕される前又はされたときに、汚れ防止塗料の新しいコーティ ングを適用することによって第2の塗装工程を行う。
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