JPS5919593B2 - 防汚塗料 - Google Patents

防汚塗料

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JPS5919593B2
JPS5919593B2 JP53109108A JP10910878A JPS5919593B2 JP S5919593 B2 JPS5919593 B2 JP S5919593B2 JP 53109108 A JP53109108 A JP 53109108A JP 10910878 A JP10910878 A JP 10910878A JP S5919593 B2 JPS5919593 B2 JP S5919593B2
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antifouling
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antifouling paint
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unsaturated
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09DCOATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D5/00Coating compositions, e.g. paints, varnishes or lacquers, characterised by their physical nature or the effects produced; Filling pastes
    • C09D5/16Antifouling paints; Underwater paints
    • C09D5/1656Antifouling paints; Underwater paints characterised by the film-forming substance
    • C09D5/1662Synthetic film-forming substance
    • C09D5/1668Vinyl-type polymers
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09DCOATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D135/00Coating compositions based on homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a carboxyl radical, and containing at least another carboxyl radical in the molecule, or of salts, anhydrides, esters, amides, imides or nitriles thereof; Coating compositions based on derivatives of such polymers
    • C09D135/02Homopolymers or copolymers of esters

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、塗膜が強靭でかつ適度な水可溶性を有する合
成樹脂組成物をビヒクルとして用いた防汚塗料に関する
ものである。
船舶や橋梁、海上タンク等の海中構造物や養殖網、定置
網などの海中没入部分には、フジツボ、セルプラ、カギ
、ホヤ、フサコケムシ、アオサ、アオノリなど多数の海
中生物が付着し、構造物体の腐食や船舶航行速度の低下
、網目閉塞のための潮通し不良による魚類の大量斃死な
どの大きな被害を発生するため、一般に防汚塗料を用い
た防止方法が行われている。
しかしながら従来の防汚塗料は防汚期間が短かく、僅か
に12〜16ケ月に過ぎず、止むなく再々の塗り替えを
必要とするため長期防汚性の有る防汚塗料が要望されて
いた。防汚塗料は、防汚作用を発揮するに至る機構のう
えから大略2種類に分類されている。一つは溶解マトリ
ックス型と呼ばれるもので、展色材となる樹脂分、いわ
ゆるマトリックスが海水に溶解すると、マトリックスに
分散せしめられていた亜酸化銅などの防汚剤が溶出して
、塗膜近傍の海中防汚剤濃度を海中生物の致死濃度以上
に保つことにより防汚目的を達成するものであり、他方
は不溶マトリックス型と呼ばれるもので、海水に不溶で
ある塩化ビニル、塩化ゴム、スチレン−ブタジエンなど
の樹脂と、ロジンなどの海水に溶解する成分よりマトリ
ックスが形成されている。
この不溶マトリックス型の防汚塗膜が海中に浸漬される
と、海水にロジンが溶解すると共にマトリックスに分散
せしめられていた防汚剤が溶出して、塗膜近傍の海中防
汚剤濃度を海中生物の致死濃度以上に保ち防汚目的を達
成するものである。前者の溶解マトリックス型ではロジ
ン、脂肪酸などがマトリックスになつているが、これら
は海水に対する溶解速度が大きく、塗膜の消耗が激しい
ため長期間にわたる防汚が出来ない欠点があり、またマ
トリックスが低分子である処から、塗膜の強度が小さく
柔らか過ぎるとか、脆いとか、厚塗りが困難である等の
欠陥も有しているため、海水に不溶の樹脂を塗膜補強剤
として用いている不溶マトリツクス型が市販防汚塗料の
大半を占めているのが現状である。この不溶マトリツク
ス型では、防汚剤の海水への初期溶出速度は大きいが、
海水に数ケ月浸漬された塗膜の切断面を顕微鏡観察およ
び分析して見ると、塗膜の上層部では不溶性樹脂のみが
残り、下層部では不溶性樹脂、ロジン、防汚剤が含まれ
て浸漬前の健全な状態と同様であることが見られる。
この様な状態になると、上層部のマトリツクス中の不溶
性樹脂残渣のためロジンおよび防汚剤の溶解が妨げられ
、防汚剤の溶出速度が徐々に低下し、浸漬後12〜16
ケ月を経過すると、下層部に十分防汚剤が残つているに
もかかわらず防汚剤の溶出速度が低下して溶出が不十分
となり、海中生物の致死濃度以下となつて生物が付着し
始める。以下の様に溶解マトリツクス型では溶解速度が
大き過ぎることと厚塗りが困難であるために、また不溶
マトリツクス型では不溶性樹脂残渣のために、いづれも
長期防汚が不可能となつていた。
以上の点から長期防汚性を与える防汚塗料としては、そ
の塗膜が充分な強度を持ち、かつ海水に適度に溶解し、
厚塗りが可能である溶解マトリツクス型が最も望ましい
ものと云う事が出来る。この様な意図から発明されたも
のとして特公昭40−21426号、特公昭44−95
79号、特公昭51−12049号の防汚塗料がある。
これらの発明はで表わされる有機錫化合物単量体を単独
重合した重合体、あるいは他の不飽和化合物と共重合し
た重合体がマトリツクスとなり、海水に接触すると加水
分解反応を生じ、防汚剤である有機錫化合物とカルボキ
シル基を含む重合体に分かれ、この重合体が海水に溶解
するため溶解マトリツクスとなるものである。
しかしこの有機錫化合物重合体は、不飽和基を持つた有
機錫化合物の合成が難しいこと、貯蔵安定性が悪く増粘
する傾向が有ること、加水分解により溶解するため海水
のPHに敏感で海域により溶出速度が異なることなどの
実用上の難点があつた。
そこで加水分解機構を採らずにマトリツクスの重合体に
溶解性を持たせる方法として、重合体に遊離のカルボキ
シル基やヒドロキシル基などの親水基を導入する事が行
われたが、これらの親水基は亜酸化銅、トリブチル錫化
合物、トリフエニル錫化合物などの金属系防汚剤と常温
で反応し易く、容器中で架橋反応を生じてゲル化を起し
使用不可能となる欠点があつた。
本願発明者は以上の点より鋭意研究した結果、上記欠点
を有しない溶解マトリツクスとなる高分子体を得ること
に成功した。
すなわち本発明においては、かかる遊離のカルボキシル
基やヒドロキシル基を含まずに水溶性を与えたものであ
つて、本発明の防汚塗料は、一般式〔式中、R1、R2
はメチル基またはエチル基、XlYは水素原子またはハ
ロゲンを表わす。
〕で示される不飽和酸エステル単量体の1種または2種
以上の不飽和酸エステル単量体とこれと共重合可能な不
飽和単量体との共重合で得られる重合体をビヒクルとす
るものである。
式〔A〕で示される不飽和酸エステル単量体は、アクリ
ル酸エステル、メタクリル酸エステル、エチレン、ブタ
ジエン、スチレンなどの化合物と比べると、エチレン基
1個に対して親水性のエステル基を2個持つため、この
式〔A〕で示される不飽和酸エステル単量体を含有する
重合体は、適度な微溶解性を持つ溶解マトリツクス型の
ビヒクルとなるものと推測される。
かくして得られた重合体をビヒクルとして着色顔料、体
質顔料、防汚剤、溶剤などと共に分散させて得られる防
汚塗料からの塗膜は溶解マトリツクス機構となり、従来
のロジンなどの低分子化合物による溶解マトリツクス型
には無い塗膜強度を持ち、しかも厚塗りが可能となる。
また最も重要な防汚剤の溶出速度は、不溶マトリツクス
型では初期において過剰溶出が多く、徐々に溶出速度が
低下するが、本発明による防汚塗料からの塗膜は、初期
の過剰溶出が少なく適度な溶出速度が安定して保たれる
ため、塗膜が残つている間は殆ど溶出速度は低下しない
。従つて塗膜厚を厚くして置けば防汚期間を延長させる
ことが出来る。例えば、乾燥塗膜厚として150μを塗
布すれば、36ケ月を経過してもなお防汚性は非常に優
れ、不溶マトリツクス型防汚塗料を同一塗膜厚に塗布し
たものと比べると防汚期間は3倍以上に延長される。ま
た加水分解によつて溶解マトリツクス型となる有機錫化
合物重合体と比較した場合、有機錫化合物重合体は海水
のPHの変化に敏感で、PH8.2で適当な溶出をする
重合体はPH〈8.0になると溶出速度がかなり小さく
なる傾向が認められるのに対し、本発明による防汚塗料
からの塗膜はPHによる影響は少なく、安定した溶出速
度を保つため、世界各地の異なるPHを持つ海域を航海
する船舶用として最も望ましいものである。本発明に用
いられる式〔A〕で示される不飽和酸エステル単量体は
シス異性体およびトランス異性体があり、シス異性体と
してはマレイン酸ジメチル、マレイン酸ジエチル、マレ
イン酸メチルエチル、α−クロロマレイン酸ジメチル、
α−クロロマレイン酸メチルエチル、α−クロロマレイ
ン酸ジエチル、α・β−ジクロロマレイン酸ジメチル、
α・β−ジクロロマレイン酸メチルエチル、α・β−ジ
クロロマレイン酸ジエチル等であり、トランス異性体と
してはフマル酸ジメチル、フマル酸ジエチル、フマル酸
メチルエチル等であつて、これらの1種または2種以上
とこれと共重合可能な不飽和単量体との共重合で得られ
る重合体をビヒクルとして用いる。また式〔A〕で示さ
れる不飽和酸エステル単量体と共重合可能な不飽和単量
体としては、遊離のカルボキシル基またはヒドロキシル
基を含まないエチレン性不飽和単量体であつて、アクリ
ル酸エステル、メタクリル酸エステル、クロトン酸エス
テル、イタコン酸エステル、アクリルアミド、アクリロ
ニトリル、エチレン、塩化ビニル、酢酸ビニル、塩化ビ
ニリデン、メチルビニルエーテル、ブタジエン、シクロ
ヘキサン、スチレン、ビニルトルエン、α−メチルスチ
レン、クロロスチレンなどがある。
式〔A〕の不飽和エステル単量体との共重合において、
一般に不飽和単量体の割合を増加すると樹脂の水溶解性
が減じて防汚性を低下する傾向があるが、アクリル酸メ
チル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、酢酸
ビニルなどの場合はその様なことは無く、相当量を配合
しても良好な塗膜物性を与え、良好な防汚性を示す樹脂
を得ることが出来る。重合方法としては、ビニル重合触
媒の存在下で溶液、乳化、懸濁、塊状などのいづれの重
合方法でも合成できるが、塗料用ワニスとして使用する
場合は溶液重合または乳化重合法が簡便である。
重合体の平均分子量(重量平均)は小さいほど水への溶
解速度は大きいが、1000未満では溶解が速過ぎ、1
00000を越えると溶解量が少な過ぎるため、100
0〜100000を使用可能範囲とするが好ましくは1
000〜50000である。また溶解速度は、使用する
不飽和酸エステル単量体と不飽和単量体の種類およびそ
の配合量によつても異なり、重合体の溶解速度を平均分
子量、単量体組成によつて容易に変えることが出来る。
得られた重合体は単独でビヒクルとなるが、ロジン、脂
肪酸などの公知の溶出助剤を併用することも可能である
。また従来公知の油性ワニスおよび、塩化ゴム、塩化ビ
ニル、スチレン−ブタジエン、アクリル等の樹脂ワニス
を併用することも出来るが、これらの樹脂は溶解性が無
いため本発明による重合体の溶解性を損わない程度に使
用しなければならない。本発明の防汚塗料に使用される
防汚剤としては、亜酸化銅、トリブチル錫化合物、トリ
フエニル錫化合物、チウラム系化合物などを始め従来公
知の防汚剤は全て使用することが出来る。
其のほか顔料、添加剤等も従来公知のものが使用可能で
ある。また本発明の防汚塗料の塗料化も公知のいづれの
方法を用いても良い。次に製造例、実施例によつて具体
的に説明する。
例中の部は重量部、粘度は25℃における測定値、分子
量はGPC法による重量平均分子量を表わす。製造例
1攪拌機付きのフラスコにキシレン40部、エチレング
リコールモノエチルエーテル40部を仕込み、80℃に
昇温し、攪拌しながらマレイン酸ジメチル48部、酢酸
ビニル24部、メタクリル酸メチル18部、アクリル酸
エチル12部、ベンゾイルパーオキサイド1.5部の混
合溶液を3時間で滴下し、滴下終了後100℃に昇温し
同温度で3時間撹拌を継続して重合反応を完結させ、次
いでキシレン20部を加え冷却し溶液Aを得た。
得られた溶液Aは透明で粘度が1.5ボイズ、樹脂の分
子量が16000の重合体溶液であつた。製造例 2攪
拌機付きのフラスコにマレイン酸ジエチル76部、酢酸
ビニル24部、水180部、非イオン界面活性剤5部、
過硫酸カリウム1部、ドデシルメルカプタン1部を仕込
み、混合攪拌しながら50℃で10時間乳化重合を行い
溶液Bを得た。
得られた溶液Bは白色で粘度が0.5ポイズ、樹脂の分
子量が12000の重合体溶液であつた。製造例 3攪
拌機付きのフラスコにα・β−ジクロロフマル酸ジメチ
ル36部、マレイン酸ジエチル24部、酢酸ビニル18
部、アクリル酸エチル12敵アクリル酸ブチル10部、
アゾビスイソブチロニトリル1部、エチレングリコール
モノエチルエーテル60敵キシレン40部を仕込み、3
0分間室温に放置した後、撹拌しながら100℃に昇温
し、同温度で9時間重合反応を行い溶液Cを得た。
得られた溶液Cは透明で粘度が13ポイズ、樹脂の分子
量が36000の重合体溶液であつた。製造例 4撹袢
機付きのフラスコにエチレングリコールモノエチルエー
テル50部を仕込み100℃に昇温し、攪拌しながらフ
マル酸ジメチル70部、酢酸ビニル30部、エチレング
リコールモノエチルエーテル50部、ベンゾイルパーオ
キサイド8V$.ドデシルメルカプタン3部の混合溶液
を3時間で滴下し、さらに同温度で3時間攪拌を続け重
合反応を完結し溶液Dを得た。
得られた溶液Dは透明で粘度が0.8ポイズ、樹脂の分
子量が4600の重合体溶液であつた。
製造例 5攪拌機付きのフラスコにマレイン酸メチルエ
チル40部、フマル酸ジエチル20V$.アクリル酸ブ
チル20部、アクリルアミド20部、ベンゾイルパーオ
キサイド4部、キシレン40敵エチレングリコールモノ
エチルエーテル60部を仕込み、攪拌しながら120℃
に昇温し同温度で6時間重合反応を行い溶液Eを得た。
得られた溶液Eは透明で粘度が1.2ポイズ、樹脂の分
子量が7800の重合体溶液であつた。
実施例1〜5、比較例1、2塗料化 製造例1〜5で得た重合体溶液A−Eを用いて、第1表
に示した塗料配合にて混線分散を行い、実施例1〜5の
防汚塗料の製造を行つた。
塗装試験板の作成 実施例1〜5の防汚塗料と、比較対照の一般市販の代表
的な溶解マトリツクス型防汚塗料(比較例1)および不
溶マトリツクス型防汚塗料(比較例2)を、サンドブラ
スト処理鋼板に予め防錆塗料を塗布してある塗板に乾燥
膜厚として150μとなる如く刷毛塗りを2回行い、防
汚性能試験板を作成した。
同様に一定の10い×20c1nの面積にのみ防汚塗料
を塗布した防汚剤の溶出速度測定用試験板を作成した。
浸漬試験 防汚性能試験板および溶出速度測定用試験板について、
兵庫県洲本市由良湾において36ケ月の海中浸漬を行つ
た。
浸漬試験結果 浸漬試験による防汚性能試験結果を第2表に、銅の溶出
速度測定結果を第3表に、錫の溶出速度測定結果を第4
表に示す。
一般に海水中での防汚剤それぞれ単独の最低防汚限界濃
度は、銅化合物では銅として10γ/CrA/Day、
錫化合物では錫として1γ/CfA/Dayであるとさ
れている。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 R_1OOC−CX=CY−COOR_2・・・・・・
    ・・・〔A〕〔式中、R_1、R_2はメチル基または
    エチル基、X、Yは水素原子またはハロゲンを表わす。 〕で示される不飽和酸エステル単量体の1種または2種
    以上とこれと共重合可能なアルキル基の炭素数1〜4の
    アクリル酸アルキルエステル、アルキル基の炭素数1〜
    4のメタクリル酸アルキルエステル、アクリルアミド、
    酢酸ビニルの中から選ばれた1種または2種以上の不飽
    和単量体との共重合で得られる重合体をビヒクルとして
    含有する防汚塗料。 2 式〔A〕で示される不飽和酸エステル単量体がシス
    異性体である特許請求の範囲第1項記載の防汚塗料。 3 式〔A〕で示される不飽和酸エステル単量体がトラ
    ンス異性体である特許請求の範囲第1項記載の防汚塗料
JP53109108A 1978-09-07 1978-09-07 防汚塗料 Expired JPS5919593B2 (ja)

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