JPS6135878A - 塗装ブ−ス - Google Patents

塗装ブ−ス

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Publication number
JPS6135878A
JPS6135878A JP15761584A JP15761584A JPS6135878A JP S6135878 A JPS6135878 A JP S6135878A JP 15761584 A JP15761584 A JP 15761584A JP 15761584 A JP15761584 A JP 15761584A JP S6135878 A JPS6135878 A JP S6135878A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
air
film plate
booth
water film
Prior art date
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Pending
Application number
JP15761584A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukizo Nonaka
野中 亨三
Takaharu Ochiai
落合 孝春
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Trinity Industrial Corp
Original Assignee
Trinity Industrial Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Trinity Industrial Corp filed Critical Trinity Industrial Corp
Priority to JP15761584A priority Critical patent/JPS6135878A/ja
Publication of JPS6135878A publication Critical patent/JPS6135878A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は塗装ブースに係り、特に塗料ミスト等を水に吸
収又は吸着させて流動的に回収処理する水洗ブースに関
する。
〔従来技術とその問題点〕
この種の塗装ブースは、オーバースプレーされた塗料の
回収率が高ぐ、而もトライブース等に比較して火災の危
険性も非常に少ないため、連続的に行われる多量塗装に
好適であるとされる。゛第2図は、このような従来の水
洗ブースBを示す側面図であって、本体1の前面にはそ
の下方に配設された水槽2の水面3との間に僅かな間隙
を形成するようにアルミニウム板、亜鉛板あるいはステ
ンレス板等から成る水膜板4が垂直に配設されている。
この水膜板4の上部には、該水膜板4の表面に流水によ
る水膜を形成してウオークスクリーンWを作るオーバー
フロータンク5が配設され、該オーバーフロータンク5
内にウオークスクリーン用給水配管6が配設されている
この給水配管6は、揚水にイブ7を介して渦巻ポンプ8
に接続され、該渦巻ポンプ8によって水槽2内に開口す
る吸入パイプ9から吸引された水が循環供給されるよう
に成されている。
本体1内には、その前面及び後面から所要数の衝突板1
0a〜10dがwA艶対向して突設されており、その上
方には軸流ファンあるいは多翼式ファン等の排気ファン
11が配設されている。
而して、渦巻ポンプ8を稼働させて水槽2゛内の水を吸
入グイプ9を通じて吸い込み、これを揚水バイブ7を通
じてウオークスクリーン用給水配管6に供給し、オーバ
ーフロータンク5から水膜板4の表面に沿って流下させ
て水膜から成るウオークスクリーンWを形成させる。
これにより、スプレーガン12から被塗装物(図示せず
)に塗着されずにオーバースプレーされた塗料ミスト等
がウォータスクリーンWを形成する水膜に衝突せられ、
該水膜中に吸着混入されて捕集され、水槽2内に落とし
込まれて水中に採り込まれる。
また同時に、排気ファン11により本体1内が負圧状態
となっているから、ブースB内の空気が本体1内に吸引
されて、水腹板4の下端部と水槽2の水面3との間に形
成される空気吸込口13を潜り抜ける際に水槽2内の水
がベンチュリー効果によって微粒化されて気液接触が行
われ、塗料粒子が捕集されることとなる。そして、衝突
板1゜a〜10dに順次当たりながら水滴が空気流中か
ら分離されて、空気のみがダクト14を経て外部に放出
される。
これにより、前記ウオークスゲリーンWでは捕集されず
に前記空気中に残存する塗料ミスト溶剤ガス等が、微粒
化された水滴に吸着混入されて捕集され、該水滴と共に
水槽2内に回収される。。
以上のように、水洗ブースにおいては、オーバースプレ
ーされた塗料ミストや溶剤ガス等のうちウオークスクリ
ーンWに吸着されなかったものが水槽2内の水と共に本
体1内に巻き込まれて水滴等に捕集されて回収されるよ
うに成されている。
ところで、上記のように水槽2内の水を微粒化させて塗
料ミスト等の捕集効率を高めるためには、水槽2の水位
を適宜に調整して水面3が水膜板4の下端部と常に適切
な関係位置に維持されるようにしなければならない。
即ち、水面3と水膜板4の下端部との間の間隙が広すぎ
ると、水槽2内の水が充分に微粒化されないから塗料ミ
スト等の捕集効率が著しく低下し、一方また前記間隙が
狭すぎると該間隙を通過する際の空気の抵抗が増大して
ブースB内の空′気を充分に吸引することが出来なくな
るからである。
然しなから、従来の水洗ブースにおいては、水槽2の水
位が必要以上に上昇しないように水槽2内の水をオーバ
ーフローさせるように成されているだけであり、水槽2
の水位が異常に下降してその水面3と水腹@4の下端部
とが離隔し過ぎた場合には水槽2内の水が微粒化されず
、したがって本体1内に巻き込まれる空気中に残存する
塗料ミスト等を充分に捕集することができないという欠
点を有していた。
〔発明の目的〕
そこで本発明は、水槽の水位の変動に関係なく水膜板の
下端部とこれに対向する水面とが常に所定の関係位置に
保持されて最適な空気吸込口が形成され、該空気吸込口
を通じて水が塗料ミスト等を含有するブース内の空気と
共に本体内に巻き込まれて微粒化され気液接触されて該
空気中の塗料ミスト等を確実に捕集し得る塗装ブースを
提供することを目的とする。
C発明の構成〕 この目的を達成するために、本発明は、流水により水膜
を形成させる水膜板の下端部に形成された空娠吸込口か
らブース内の空気を水と共に本体内に巻き込んで気液接
触させ、該空気中に含有された塗料ミスト等を捕集する
ように成された塗装ブースにおいて、前配水膜板の下端
部に対向して前記流水を一時貯溜するオーバーフロー樋
が配設され、該オーバーフロー柵の水面と前記水膜板の
下端部との間に前記空気吸込口が形成されていることを
特徴とするものである。
〔発明の作用〕
本発明によれば、流水が供給される水膜板の下端部に対
向して該流水を一時貯溜するオーバーフロー樋が配設さ
れているから、該オーバーフロー樋内にはこれを充填す
るに充分な量の流水が間断なく供給され且つ余剰の流水
が水槽内等に自動的に排出されて、オーバーフロー樋内
の水位が常時一定に維持される。
これにより、水膜板の下端部とオーバーフロー樋の水面
との間に形成される空気吸込口が氷に最適な状態に維持
され、オーバーフロー樋内の水がブース内の空気と共に
確実に本体内に巻き込まれ微粒化されて、常に良好な気
液接触状態が維持さ〔実施例〕 以下、本発明を図面に示す具体的な実施例に基づいて説
明する。
第1図は本発明による塗装ブースの一例を示す側面図で
あって、第2図との共通部分については同一符合を附し
てその詳細説明は省略する。
本発明においては、特に水膜板4の下端部に対向してオ
ーバーフロー柵20が配設されている。
なお、図中、21は水槽2内に回収されなかった塗料ミ
スト、水滴等を捕集するエリミネータ、22は溶剤ガス
及びその臭気を除去する活性炭層である。
オーバーフロー樋20は、水膜板4の下端部と平行にそ
の長手方向に沿って延長形成され、その内部に水を貯溜
させた状態で水面23が水膜板4の下端部との間に空気
吸込口13を形成するようにして水槽2内に配設されて
いる。
オーバーフロー柵20の底部には、その長手方向に沿っ
てじゃま板24が垂直に固設され、またオーバーフロー
樋20の本体1内に位置する側壁上端からは、該側壁の
長手方向に沿って本体19後面側に向けて斜め上方に延
長せられた液受は板25が一体に形成されている。
以上が本発明による塗装ブースの一例構成であり、次に
その作用について説明する。
まず、渦巻ポンプ8を稼働させて水槽2内に貯溜された
水を配管6に供給し、これをオーバーフロータンク5か
ら水膜板4゛の表面に沿って流下させてウオークスクリ
ーンWを形成させると同時に排気ファン11を稼働させ
て本体1内を負圧状態にしてブースB内の空気を本体1
内に吸引する。
この状態で、ウオークスクリーンWに対向配設されたス
プレーガン12を作動させて塗装を開始すると、該スプ
レーガン12からオーバースプレーされた塗料ミスト、
溶剤ガス等の大部分がウオークスクリーンWに接触して
捕集され、該ウオークスクリーンWを形成する流水と共
にオーバーフロー柵20内に一旦落とし込まれ、該オー
バーフロー樋20からオーバーフローして水槽2内に回
収される。
また、ウオークスクリーンWによって捕集されなかった
塗料ミスト等は、ブースB内の空気と共に本体1内に吸
引される。この際、オーバーフロー樋20内には水膜板
4から該オーバーフロー柵20を充填するに充分な量の
流水が間断なく供給され、且つ余剰の水が水槽2内にオ
ーバーフローされているから、該オーバーフロー樋20
内の水位が一定に維持され、その水面23と水膜板4の
下端部とが最適な関係位置に常時保持される。
したがって、ブースB内からオーバーフロー樋20の水
面23と水膜板4の下端部との間に形成される空気吸込
口13を通じて本体1内に吸引される空気によって、オ
ーバーフロー樋20内に貯溜された水が本体1内に確実
に巻き込まれ、巻き込まれて霧状になった水滴中に空気
中の塗料ミスト等が捕集される。
そして、このように塗料ミスト等を捕集した水滴は、そ
の大部分が本体1内に突設された衝突板108〜10d
に当たって付着せられ、液滴となって水槽2内に滴下し
て回収され、また衝突板10、a〜10dに付着されな
かった水滴は、エリミネータ21によって捕集される。
なお、液受は板25は、水膜板4からオーバーフロー樋
20を充填するに充分な流水が供給されない場合に、本
体1内に巻き込まれて一旦微粒化された水滴を受けて再
びオーバーフロー樋20内に循環回収するためのもので
ある。
また、実施例においては1−バーフロー柵20の底部に
じゃま板24が固設されているから、水槽2の水位が異
常に低下してその水面3がオーバーフロー樋20の底部
より低くなったとしても、ブースB内の空気が該オーバ
ーフロー柵20の底部を通じて本体1内に吸引されるこ
とがな(、常に最適状態に形成された空気吸込口13の
みを通じて吸引されて、水槽2の水位の変化に対し広範
囲にわたって対応できるという効果がある。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明によれば、流水が供給される
水膜板の下端部に対向して該流水を一時貯溜するオーバ
ーフロー樋が配設されているから、該オーバーフロー樋
内にはこれを充填するに充分な流水が間断疎く供給され
且つ余剰分が該オーバーフロー柵から自動的に排出され
、したがってオーバーフロー機内の水位が常時一定に維
、持されることとなり、水膜板の下端部とオーバーフロ
ー柵の水面との間に形成される空気吸込口が常に最適状
態に維持され水槽の水位に関係なく塗料ミスト等の捕集
効率が常に高い状態に維持できるという優れた効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による塗装ブースの一例を示す側面図、
第2図は従来の塗装ブースを示す側面図である。 符合の説明 B−ブース、1−・一本体、2−水槽、4・−水膜板、
5−オーバーフロータンク、6−・−ウォータスクリー
ン用給水配管、w−ウオークスクリーン、11−排気フ
ァン、12−スプレーガン、13−・・空気楓込口、2
0−オーバーフロー柵。 特許出願人 トリニティ工業株式会社 第 1 図 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 流水により水膜を形成させる水膜板の下端部に形成され
    た空気吸込口からブース内の空気を水と共に本体内に巻
    き込んで気液接触させ、該空気中に含有された塗料ミス
    ト等を捕集するように成された塗装ブースにおいて、前
    記水膜板の下端部に対向して前記流水を一時貯溜するオ
    ーバーフロー樋が配設され、該オーバーフロー樋の水面
    と前記水膜板の下端部との間に前記空気吸込口が形成さ
    れていることを特徴とする塗装ブース。
JP15761584A 1984-07-30 1984-07-30 塗装ブ−ス Pending JPS6135878A (ja)

Priority Applications (1)

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JP15761584A JPS6135878A (ja) 1984-07-30 1984-07-30 塗装ブ−ス

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JP15761584A JPS6135878A (ja) 1984-07-30 1984-07-30 塗装ブ−ス

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JPS6135878A true JPS6135878A (ja) 1986-02-20

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ID=15653598

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JP15761584A Pending JPS6135878A (ja) 1984-07-30 1984-07-30 塗装ブ−ス

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011088078A (ja) * 2009-10-22 2011-05-06 Tokai Rubber Ind Ltd 水洗ブース装置
JP2015066542A (ja) * 2013-10-01 2015-04-13 株式会社 ユーブイ・テクニカ 塗装ブース循環水の処理装置
JP2017148758A (ja) * 2016-02-26 2017-08-31 アネスト岩田株式会社 噴霧液回収ブース
JP2017148759A (ja) * 2016-02-26 2017-08-31 アネスト岩田株式会社 噴霧液回収ブース

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5746063U (ja) * 1980-08-25 1982-03-13

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