JPS6134381Y2 - - Google Patents

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JPS6134381Y2
JPS6134381Y2 JP12907382U JP12907382U JPS6134381Y2 JP S6134381 Y2 JPS6134381 Y2 JP S6134381Y2 JP 12907382 U JP12907382 U JP 12907382U JP 12907382 U JP12907382 U JP 12907382U JP S6134381 Y2 JPS6134381 Y2 JP S6134381Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
flange
washer
hole
screw
rib
Prior art date
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JP12907382U
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JPS5933869U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (考案の目的) 本考案は、フランジの外側面に環状の座金が固
着されたボビンに関するもので、その目的とする
ところは、回転始動時に大きな回転力が作用して
もフランジと座金との結合が緩むことのないボビ
ンを提供することにある。
(従来技術) プラスチツク製のフランジに金属製の座金を固
着したボビンとして実公昭52−1984号公報記載の
ものが知られている。この公報記載のボビンで
は、第6図に示すようにその座金Aの形状が平板
状でなく、バーリング加工等による内縁フランジ
Bが形成されている。そしてその内縁フランジB
には切欠きCが設けられ、ボビンのフランジに設
けられたリブと嵌合するようになつている。この
ボビンでは、複雑な形状のフランジ座金を要し、
そのフランジ座金のプレス型式が高くつく欠点が
ある。また、ボビン回転装置のトルクを受けて回
転をはじめるときに瞬間的に大きな始動トルクが
作用すると、座金Aの内縁フランジBがボビンの
リブに強く当たるために不都合を生じる。内縁フ
ランジBはその板厚分だけの面積でリブに当たる
から、各リブとの接圧部における圧力は大きく、
リブに変形や凹みを生じるおそれがある。そし
て、座金Aをリブに固定しているビスに始動時の
トルクが直接作用してビスを緩ませる結果とな
る。フランジに対する座金の取付けが緩むこと
は、ボビンを回転させる上で種々の不都合を生じ
る。
(考案の構成) 本考案は上述の不都合を解消するため、ボビン
のフランジ端面に放射状に形成されたリブに座金
取付け用の螺孔を設け、かつ座金に設けられた嵌
合孔に嵌合する嵌合突起をリブに設け、座金をフ
ランジに装着したときに座金の嵌合孔にフランジ
の嵌合突起が嵌入することによりフランジと座金
との回転のずれを防止し、かつビスの緩みを防止
するようにしたものである。以下実施例を図面に
基づいて説明する。
第1図ないし第5図において、プラスチツクス
製のボビン1におけるフランジ2は、軸心にスピ
ンドル挿通孔3が設けられ、そのスピンドル挿通
孔3を囲むように突出した内側周壁4が形成さ
れ、その内側周壁4を囲むように突出した中間周
壁5が形成され、フランジ2の外周縁には中間周
壁5を囲むように突出した外周周壁6が形成され
ている。内側周壁4と中間周壁5とは軸心から放
射状に形成され、かつ中間周壁5よりも背丈の低
いリブ7A,7Bが繋がつている。そのリブ7
A,7Bは中間周壁5の外側にもリブ7′として
延長され、外周周壁6へ繋がつている。内側周壁
4と中間周壁5とを繋ぐリブは形状の異なるリブ
7Aとリブ7Bとが1個おきに交互に形成されて
いる。リブ7Aの外側面には小判形の嵌合突起8
がリブ7Aの長さ方向と平行に突出して形成さ
れ、かつその嵌合突起8に近接して皿形に凹んだ
座9が設けられ、その座9と同心に螺孔10が設
けられている。リブ7Bには、座9及び螺孔10
が設けられるとともに、中間周壁5に近接して大
径の係合孔11が設けられている。
一方、フランジ2に装着される座金12は、中
間周壁5の内側に嵌入される円形平板状であつ
て、軸心にはスピンドル挿通孔3よりもやや大径
の透孔13が穿設されており、その透孔13の外
側は内側周壁4の内側へ嵌入させるため表面側か
ら裏面側へ張出させてある。14がその張出し部
である。張出し部14の外側には前記フランジ2
の皿形の座9に対応する位置を表面側から裏面側
へプレス成形によつて張出させることにより表面
側に円錐形の座15が設けられている。座15の
中心にはビス孔16が穿設されている。また、フ
ランジ2の嵌合突起8に対応する位置には嵌合突
起8が嵌合する嵌合孔17が設けられている。そ
して、フランジ2の係合孔11に対応する位置に
は係合孔11よりもやや小径の係合孔18が設け
られている。
座金12をフランジ2に装着するには、座金1
2の嵌合孔17とフランジ2の嵌合突起8とが対
応するように座金12をフランジ2のリブ7A,
7Bに密着させ、ビス孔16から螺孔10へビス
を螺入して強く締付ける。
(考案の効果) 本考案は上記の構成であるから以下の利点を有
する。
(1) 座金には従来例のような内縁フランジを必要
とせず簡単な形状となるからプレス成形が容易
で安価に製作できる。
(2) 座金に設けられた嵌合孔とフランジのリブに
設けられた嵌合孔と嵌合しているので、回転始
動時に大きなトルクが座金に作用しても座金が
フランジに対し円周方向へのずれを生じること
がない。従つて、従来品のようにフランジに対
する座金の位置がずれることによつてフランジ
に対し座金が浮上がりビスが緩む欠点があるも
のと異なり、座金の浮上がりがないからビスの
緩みを発生させない。
(3) フランジ側のリブの側面の一点にトルクが作
用せず、半径方向に所定の長さを有する突出部
に所定の長さを有する突出部にトルクが作用す
るから、突出部に発生する応力は小さくなりリ
ブが破壊するおそれが少ない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案一実施例の斜視図、第2図は第
1図のX−X線矢視断面図、第3図は第1図のY
−Y線矢視断面図、第4図はフランジの斜視図、
第5図は座金の斜視図、第6図は従来例断面図で
ある。 主要部分の符号の説明、2……フランジ、3…
…スピンドル挿孔、7A……リブ、8……嵌合突
起、10……螺孔、12……座金、16……ビス
挿孔、17……嵌合孔、19……ビス。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 プラスチツク製のフランジ2にはそのフランジ
    2の外側面の軸心にスピンドル挿孔3が設けら
    れ、そのスピンドル挿孔3の外側からフランジ外
    周方向へ放射状に伸びるリブ7Aが複数個所突設
    され、そのリブ7Aの外側面に嵌合突起8と螺孔
    10とが夫々設けられてなり、 金属板からなる環状の座金12は前記フランジ
    2の嵌合突起8に対応する位置にその嵌合突起8
    が嵌入する嵌合孔17と螺孔10に対応する位置
    にビス挿孔16とが夫々設けられてなり、 リブ7Aの外側面に座金12が密着されて嵌合
    突起8が嵌合孔17へ嵌合され、かつビス挿孔1
    6から螺孔10へビス19が螺入されて座金12
    がフランジ2に固着されたボビン。
JP12907382U 1982-08-26 1982-08-26 ボビン Granted JPS5933869U (ja)

Priority Applications (1)

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JP12907382U JPS5933869U (ja) 1982-08-26 1982-08-26 ボビン

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JP12907382U JPS5933869U (ja) 1982-08-26 1982-08-26 ボビン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5933869U JPS5933869U (ja) 1984-03-02
JPS6134381Y2 true JPS6134381Y2 (ja) 1986-10-07

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ID=30292579

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JP12907382U Granted JPS5933869U (ja) 1982-08-26 1982-08-26 ボビン

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5865889B2 (ja) * 2013-12-03 2016-02-17 株式会社フジクラ ボビン及びこれを用いた光ファイバ素線の巻取方法

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Publication number Publication date
JPS5933869U (ja) 1984-03-02

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