JPS6133831A - 真空吸着装置 - Google Patents
真空吸着装置Info
- Publication number
- JPS6133831A JPS6133831A JP15336184A JP15336184A JPS6133831A JP S6133831 A JPS6133831 A JP S6133831A JP 15336184 A JP15336184 A JP 15336184A JP 15336184 A JP15336184 A JP 15336184A JP S6133831 A JPS6133831 A JP S6133831A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wafer
- adsorption
- grooves
- base
- vacuum
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- Granted
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は吸気作用によって半導体ウエノ・−ガラス基板
等の被吸着部材を載台の吸着面上に吸着固定するための
真空吸着台に関するものである、〔発明の背景〕 例えは集積回路用のシリコンウエノ・に精密研磨加工を
施したり一液晶表示装置用のガラス基板に精密研磨を施
したり−または上記シリコンウェハ又はガラス基板等の
精密な測定をする場合などには、載台上に吸気作用によ
って前記シリコンウェハーガラス基板を吸着固定する。
等の被吸着部材を載台の吸着面上に吸着固定するための
真空吸着台に関するものである、〔発明の背景〕 例えは集積回路用のシリコンウエノ・に精密研磨加工を
施したり一液晶表示装置用のガラス基板に精密研磨を施
したり−または上記シリコンウェハ又はガラス基板等の
精密な測定をする場合などには、載台上に吸気作用によ
って前記シリコンウェハーガラス基板を吸着固定する。
この固定方法として従来は、金属製の載台の上面に溝や
穴を形成して吸着する方法や一多孔質の物質を載台とし
て用い吸着する方法が採用されている。
穴を形成して吸着する方法や一多孔質の物質を載台とし
て用い吸着する方法が採用されている。
しかし、金属製の吸着面に溝や穴などの凹凸部を形成す
る方法では1例えばシリコンウエノ・の場合にはシリコ
ンウェハと吸着面との間に空隙部分ができ一研磨加工時
にウェハが局部的に歪んで切断加工時には寸法に狂いが
生じたり一研磨表面に凹凸ができるという欠点があった
。
る方法では1例えばシリコンウエノ・の場合にはシリコ
ンウェハと吸着面との間に空隙部分ができ一研磨加工時
にウェハが局部的に歪んで切断加工時には寸法に狂いが
生じたり一研磨表面に凹凸ができるという欠点があった
。
例工ば厚さ01〜0.5 mmの薄いウエノ・を研磨す
るとき上から押圧すると、溝部分で下方へ湾曲し。
るとき上から押圧すると、溝部分で下方へ湾曲し。
そのま又研磨すると抑圧を解いた時、溝に位置した部分
だけ膨出して表面に現われ、これは平面精度がかなり厳
しい(例えば±5μm以内)精度を要求されるウェハ何
時においては無視できないものである。
だけ膨出して表面に現われ、これは平面精度がかなり厳
しい(例えば±5μm以内)精度を要求されるウェハ何
時においては無視できないものである。
また、多孔質物質を用(・る方法では一第1図−第2図
に示す如き構成を有している。第1図は真空吸着台11
の底面と接する基台14の部分に吸着用の溝15−11
17を設けた真空吸着装置である。このように構成され
た真空吸着装置は一ウェハを研磨するとき、研削液を真
空吸着装置内に吸引するため一真空度の低下および固定
力の不安定性を誘引する。また−第2図はウェハ外径よ
り一回り小さい多孔質の真空吸着台11とその外周を包
囲する如く通気性のない物質によって外縁部11bを構
成した真空吸着装置である。この場合、研削液の真空吸
着装置への吸引は少なくなり一固定力は安定するが−ウ
エノ・外周部分の吸引されない部分の固定力が弱くなる
ために一ワーク外周部分の研削精度が低下するという欠
点があった。
に示す如き構成を有している。第1図は真空吸着台11
の底面と接する基台14の部分に吸着用の溝15−11
17を設けた真空吸着装置である。このように構成され
た真空吸着装置は一ウェハを研磨するとき、研削液を真
空吸着装置内に吸引するため一真空度の低下および固定
力の不安定性を誘引する。また−第2図はウェハ外径よ
り一回り小さい多孔質の真空吸着台11とその外周を包
囲する如く通気性のない物質によって外縁部11bを構
成した真空吸着装置である。この場合、研削液の真空吸
着装置への吸引は少なくなり一固定力は安定するが−ウ
エノ・外周部分の吸引されない部分の固定力が弱くなる
ために一ワーク外周部分の研削精度が低下するという欠
点があった。
本発明は上述の如〈従来の真空吸着台の欠点妃鑑みなさ
れたもので一基台に設げられた吸気装置と連通ずる複数
個の吸着溝によって真空吸着台本体の側面と底面から別
系統の吸気装置により吸引することにより一真空度の低
下−不安定性を防ぐとともに、ウェハ外周部分の研磨精
度を向上させることのできる真空吸着台を提供しようと
するものである。
れたもので一基台に設げられた吸気装置と連通ずる複数
個の吸着溝によって真空吸着台本体の側面と底面から別
系統の吸気装置により吸引することにより一真空度の低
下−不安定性を防ぐとともに、ウェハ外周部分の研磨精
度を向上させることのできる真空吸着台を提供しようと
するものである。
つぎに本発明の一実施例としてシリコンウェハをダイヤ
モンド粒子の回転研磨砥石で超精密に研磨するための研
磨装置における真空吸着台について説明する。
モンド粒子の回転研磨砥石で超精密に研磨するための研
磨装置における真空吸着台について説明する。
図において−カップ形回転研磨砥石19は回転軸20を
中心に高速で回転する。被吸着部層であるシリコンウェ
ハ10は一上面にICやL S Iが所定の間隔で多数
個即設されるためのもので一表面が精密に研磨されなけ
ればならない。11は前記ウェハ10を吸着固定するた
めの真空吸着台で−この真空吸着台11は無機物−例え
ば磁器質やガラス質等を用いて一体に構成され、上面吸
着部11’aはウェハ10を載置したとき密接して相互
間に空隙ができないように平担に研磨される。真空吸着
台11の底面と基台14との接合部分には吸着および洗
浄用の溝1116−17が形成され、これら溝15−1
117は導通孔18を介して吸気装置25を洗浄装置2
6に連結され一吸気装置作動時には吸気用として一洗浄
装置作動時には洗浄用として作用する。また−真空吸着
台11の側面ど基台14との接合部分にも吸着用の溝2
k 22が形成され、これらの溝21−22は、導通孔
2124を介して前述の吸気装置25とは別の吸気装置
27に連結される。前記溝21−22は連通するリング
状又は複数個に分割されたポケット型など用途−形状に
応じ選択すればよい。
中心に高速で回転する。被吸着部層であるシリコンウェ
ハ10は一上面にICやL S Iが所定の間隔で多数
個即設されるためのもので一表面が精密に研磨されなけ
ればならない。11は前記ウェハ10を吸着固定するた
めの真空吸着台で−この真空吸着台11は無機物−例え
ば磁器質やガラス質等を用いて一体に構成され、上面吸
着部11’aはウェハ10を載置したとき密接して相互
間に空隙ができないように平担に研磨される。真空吸着
台11の底面と基台14との接合部分には吸着および洗
浄用の溝1116−17が形成され、これら溝15−1
117は導通孔18を介して吸気装置25を洗浄装置2
6に連結され一吸気装置作動時には吸気用として一洗浄
装置作動時には洗浄用として作用する。また−真空吸着
台11の側面ど基台14との接合部分にも吸着用の溝2
k 22が形成され、これらの溝21−22は、導通孔
2124を介して前述の吸気装置25とは別の吸気装置
27に連結される。前記溝21−22は連通するリング
状又は複数個に分割されたポケット型など用途−形状に
応じ選択すればよい。
また−図示されていないが一回転研磨砥石19の研磨個
所に対応して一冷却及び切屑排除のために水等を噴射す
るノズル等が設けられていることは従来構造と同じであ
る。
所に対応して一冷却及び切屑排除のために水等を噴射す
るノズル等が設けられていることは従来構造と同じであ
る。
このような構成において一吸気装置25−27により吸
気すると一導通孔18を介した溝15゜16−17で真
空吸着台11の内部のエアを吸引するのでウェハ10は
上面吸着部11aに略一様な力で吸着固定される。研磨
時においては一真空吸着台に吸引される研削液は一真空
吸着台11の側面と基台14との接合部分に設けた吸着
用の溝2122より導通孔23.24を介して吸気装置
27にそのほとんどが吸引され、真空吸着台11の中央
部分および真空吸着台11の底面と基台14との接合部
に設けた吸着および洗浄用の溝15.16−17よりは
一研削液はほとんど吸引されなくなるため一真空度の低
下および不安定性が防げる。
気すると一導通孔18を介した溝15゜16−17で真
空吸着台11の内部のエアを吸引するのでウェハ10は
上面吸着部11aに略一様な力で吸着固定される。研磨
時においては一真空吸着台に吸引される研削液は一真空
吸着台11の側面と基台14との接合部分に設けた吸着
用の溝2122より導通孔23.24を介して吸気装置
27にそのほとんどが吸引され、真空吸着台11の中央
部分および真空吸着台11の底面と基台14との接合部
に設けた吸着および洗浄用の溝15.16−17よりは
一研削液はほとんど吸引されなくなるため一真空度の低
下および不安定性が防げる。
ここで−研磨が終ると一吸気装置をとめてウェハ10の
吸着を解く。次に洗浄装置より洗浄用の水を送り出すと
、この水が導通孔18を介して溝15−1117から真
空吸着台11の内部に圧入されて、ウェハ1oを吸着部
11aから浮き上がらせ剥離し易(すると共に一気孔部
分に入り込んだ研磨層やゴミを洗い流して洗浄する。
吸着を解く。次に洗浄装置より洗浄用の水を送り出すと
、この水が導通孔18を介して溝15−1117から真
空吸着台11の内部に圧入されて、ウェハ1oを吸着部
11aから浮き上がらせ剥離し易(すると共に一気孔部
分に入り込んだ研磨層やゴミを洗い流して洗浄する。
上述の説明の如く一本発明の構成によれば、例えば−シ
リコンウエハの研磨を例にとれば、シリコンウェハ全面
を吸着し、さらに吸着台側面からも吸引するため一研削
初めで回転砥石の当り始め時に加わる剥離力にも充分耐
えることが可能となり、ウェハ全面に渡って高精度に研
磨できる。
リコンウエハの研磨を例にとれば、シリコンウェハ全面
を吸着し、さらに吸着台側面からも吸引するため一研削
初めで回転砥石の当り始め時に加わる剥離力にも充分耐
えることが可能となり、ウェハ全面に渡って高精度に研
磨できる。
更に、研削液を吸着台中央部分には吸引しないために、
真空度の低下を防ぎ、固定力の安定が計れる。
真空度の低下を防ぎ、固定力の安定が計れる。
また、研磨層やごみを含む研磨液を吸着台内およびその
底面に設けた吸着および洗浄用の溝内に吸引しないため
に、洗浄時に吸着台内およびその表面をよごしにくい。
底面に設けた吸着および洗浄用の溝内に吸引しないため
に、洗浄時に吸着台内およびその表面をよごしにくい。
第1図−第2図は従来の真空吸着装置を示す要部断面図
−第3図は本発明の真空吸着装置を示す要部断面図であ
る。 10・・・・・ウェハ、11・・・・・真空吸着合一1
4・・・・・・基台−21,22・・・・・・吸着溝。 第1図 第2図
−第3図は本発明の真空吸着装置を示す要部断面図であ
る。 10・・・・・ウェハ、11・・・・・真空吸着合一1
4・・・・・・基台−21,22・・・・・・吸着溝。 第1図 第2図
Claims (1)
- 半導体ウェハなどの被吸着部材を真空吸引により密着さ
せる平面状の吸着面を有する真空吸着装置において一真
空吸着装置は真空吸着台と基台と吸気装置とにより構成
され一前記基台には底面及び側面に吸気装置に連通する
複数個の吸着凹部が形成されており、真空吸着台の側面
と底面から別系統の吸気装置により吸引することを特徴
とする真空吸着装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15336184A JPS6133831A (ja) | 1984-07-24 | 1984-07-24 | 真空吸着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15336184A JPS6133831A (ja) | 1984-07-24 | 1984-07-24 | 真空吸着装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6133831A true JPS6133831A (ja) | 1986-02-17 |
JPH0567371B2 JPH0567371B2 (ja) | 1993-09-24 |
Family
ID=15560771
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15336184A Granted JPS6133831A (ja) | 1984-07-24 | 1984-07-24 | 真空吸着装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6133831A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002144180A (ja) * | 2000-11-09 | 2002-05-21 | Nippon Electric Glass Co Ltd | ガラス板の吸着保持装置及び吸着保持方法 |
JP2004028589A (ja) * | 2002-06-21 | 2004-01-29 | Hitachi Ltd | 分析チップ及び分析装置 |
GB2471712A (en) * | 2009-07-10 | 2011-01-12 | De Beers Centenary AG | Gemstone alignment system |
JP2016225337A (ja) * | 2015-05-27 | 2016-12-28 | 京セラ株式会社 | 真空チャック部材および真空チャック部材の製造方法。 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6342434B1 (en) * | 1995-12-04 | 2002-01-29 | Hitachi, Ltd. | Methods of processing semiconductor wafer, and producing IC card, and carrier |
-
1984
- 1984-07-24 JP JP15336184A patent/JPS6133831A/ja active Granted
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002144180A (ja) * | 2000-11-09 | 2002-05-21 | Nippon Electric Glass Co Ltd | ガラス板の吸着保持装置及び吸着保持方法 |
JP2004028589A (ja) * | 2002-06-21 | 2004-01-29 | Hitachi Ltd | 分析チップ及び分析装置 |
GB2471712A (en) * | 2009-07-10 | 2011-01-12 | De Beers Centenary AG | Gemstone alignment system |
US9079331B2 (en) | 2009-07-10 | 2015-07-14 | De Beers Centenary AG | Gemstone alignment |
JP2016225337A (ja) * | 2015-05-27 | 2016-12-28 | 京セラ株式会社 | 真空チャック部材および真空チャック部材の製造方法。 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0567371B2 (ja) | 1993-09-24 |
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