JPS6133760Y2 - - Google Patents

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JPS6133760Y2
JPS6133760Y2 JP1979095626U JP9562679U JPS6133760Y2 JP S6133760 Y2 JPS6133760 Y2 JP S6133760Y2 JP 1979095626 U JP1979095626 U JP 1979095626U JP 9562679 U JP9562679 U JP 9562679U JP S6133760 Y2 JPS6133760 Y2 JP S6133760Y2
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adapter
headphone
amplifier
power supply
supply circuit
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  • Electrostatic, Electromagnetic, Magneto- Strictive, And Variable-Resistance Transducers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はコンデンサヘツドフオン用アダプタに
関するものである。
種々の作動原理にもとづくヘツドフオンの中で
も、再生音質に関しては、コンデンサヘツドフオ
ンが最も優れていることは一般に知られている。
しかし、コンデンサヘツドフオンはダイナミツク
型のヘツドフオンと対比して所要電力、動作電圧
が相違し、また場合によつてはバイアス電源回路
を必要とするため、通常は音響機器の標準型ヘツ
ドフオンジヤツクに直接接続して使用することが
できず、専用の増幅器に接続して、または通常の
増幅器のスピーカ端子に接続された専用アダプタ
に接続して使用する。そのため、コンデンサヘツ
ドフオンを室外で使用することは余り一般的では
ないとされている。
エレクトレツトコンデンサヘツドフオンで昇圧
トランスを内蔵したもの(例えば特開昭50−
102304号公報参照)は、音響機器の標準型ヘツド
フオンジヤツクに直接接続して使用することがで
き、しかも特別の電源を必要としないために室外
でも簡便に使用することができる。しかし、この
ヘツドフオンでは、以下に述べるように、コンデ
ンサヘツドフオン本来の特長である良好な音質を
広帯域にわたつて保持することが困難である。
すなわち、一般のプリメインアンプ等における
ヘツドフオン出力部は、第1図Aに示すように、
各チヤンネルについて数W〜100W程度の出力を
有する増幅器1のスピーカ出力端子2が数10Ω〜
数100Ω程度の値を有する抵抗Rを介して標準型
ヘツドフオンジヤツク3に接続されている。ま
た、テープデツキ等におけるヘツドフオン出力部
は、第1図BまたはCに示すように、数10mW〜
数100mW程度の出力を有する専用増幅器4,5
(左チヤンネルのみを示す)が100Ω程度の値を有
する抵抗Rを介して、またはトランス6および同
様な抵抗Rを介して、標準型ヘツドフオン端子7
または8に接続されている。これらのヘツドフオ
ン出力部からの出力は、その出力インピーダンス
および出力電力等の値が不同である。またヘツド
フオン側の昇圧トランス(図示せず)の入力イン
ピーダンスも周波数に対して一定ではなく、第2
図に示すように変化する。このような昇圧トラン
スを有するエレクトレツトコンデンサヘツドフオ
ンをそのまま一般の音響機器の標準型ヘツドフオ
ンジヤツクに接続すれば、第1図に示した抵抗R
と昇圧トランスの入力インピーダンスのために総
合周波数特性は第3図に示すように約200〜4kHz
の範囲でしか平坦とならず、もはや高忠実度再生
は不可能となる。
この抵抗Rの悪影響は、昇圧トランスの入力イ
ンピーダンスを抵抗Rの値よりも十分大きくする
ことにより排除できるように思えるが、音質、音
圧を犠性にせずにこれを行うことは困難である。
また、第1図B,Cに示すような不十分な出力
電力しか得られない標準型ヘツドフオンジヤツク
を使用する場合にも昇圧トランスからすぐれた音
質、音圧を得ることが同様に困難である。
本考案の目的は、これらの欠点を排除するた
め、標準型ヘツドフオンジヤツクに適合する形状
のプラグを入力コード先端に具えるも標準型ヘツ
ドフオンジヤツクのインピーダンス、出力電圧の
大小にかかわらず常に一定の周波数特性を保ちコ
ンデンサヘツドフオン本来の性能を十分に発揮さ
せることのできるアダプタを提供することであ
る。
この目的を達成するため、本考案によるアダプ
タは、一般の音響機器等に設けられている標準型
のヘツドフオンジヤツクに接続しうるプラグを有
する入力コードを具え、このプラグから供給され
る入力信号の電力をコンデンサヘツドフオンを作
動させるのに十分な電力に増幅する増幅器と、こ
の増幅器の出力信号電圧をコンデンサヘツドフオ
ンを作動させるに十分な電圧に昇圧するステツプ
アツプトランスと、直流バイアス電圧を印加する
ことにより作動させるコンデンサヘツドフオンに
対応して設けられるバイアス電源回路とを単一の
ケーシング内に収め、そのケーシングの一側にコ
ンデンサヘツドフオンを接続する専用接続ジヤツ
クを配置し、この接続ジヤツクの各別の接点に前
記ステツプアツプトランスの二次巻線および前記
バイアス電源回路をそれぞれ接続し、さらに、前
記増幅器を駆動し、かつ前記バイアス電源回路の
一部を構成する電池を前記ケーシング内に内蔵可
能としたことを特徴とするものである。
本考案によるアダプタは、音量の適正位置への
調整を可能とすることができる。さらに、一般の
コンデンサヘツドフオンに必要なバイアス電圧を
供給するためDC−DCコンバータによるバイアス
電源回路を内蔵し、室内を始め室外において用い
る場合に内蔵電池により電力を供給可能とし、室
外にて連続使用する場合には一般に用いられてい
るACアダプタを電源として使用できるように構
成するものである。
以上の機能を具えた本考案のアダプタにより、
最優秀の音質を提供するコンデンサヘツドフオン
をダイナミツク型のヘツドフオンと同様に手軽
に、そして屋内、屋外を問わずあらゆる場所で使
用可能とすることができる。
以下、本考案を第4〜6図に示した実施例につ
いて説明する。
前述したところから明らかなように、本考案
は、プリアンプ、プリメインアンプ、カセツトデ
ツキ、テープレコーダ等の音響機器9の標準型ヘ
ツドフオンジヤツク10からコンデンサヘツドフ
オン11によつて再生すべき信号を取出そうとす
るものである。
そのため、図示例によるアダプタ13は、上記
ヘツドフオンジヤツク10に対応するプラグ14
が先端に接続された入力コード15と、入力コー
ド15によりの入力信号レベルを所要に応じて調
整するための可変抵抗器16と、レベル調整され
た入力信号をコンデンサヘツドフオン11を作動
させるに十分な電力に増幅するための増幅器17
と、この増幅器の出力電圧をコンデンサヘツドフ
オン11を作動させるに十分な電圧に昇圧するた
めのステツプアツプトランス18と、トランス1
8の2次巻線に接続された接点を有し、コンデン
サヘツドフオン11の接続プラグ12を接続する
専用接続ジヤツク19とを具える。アダプタ13
には更に、バイアス電圧を発生させるバイアス電
源回路(DC−DCコンバータ)20を設ける。こ
のバイアス電源回路20も接続ジヤツク19の別
の接点に接続する。増幅器17とバイアス電源回
路20とは、例えば作動電圧をDC12Vとし、8
個の単2乾電池よりなる内蔵電池21または外部
接続ACアダプタ22により選択的に作動可能と
する。参照数字23はACアダプタ22の接続ジ
ヤツクを表すものであり、この接続ジヤツク23
は対応するプラグを抜差しすることにより電池2
1とACアダプタ22とを切換える機能を有して
いる。
本考案においては、増幅器17、ステツプアツ
プトランス18、バイアス電源回路20および電
池21を単一のケーシング内に収め、このケーシ
ングの適宜の側面にコンデンサヘツドフオンの接
続ジヤツク19とACアダプタの接続ジヤツク2
3とを配置する。
第5図のアダプタにおけるDC12V電源21,
22を除く回路構成の一具体例は第6図に示すと
おりである。なお第6図はコンデンサヘツドフオ
ンを接続した状態に対応する。
上述の構成のアダプタによれば、増幅器17と
ステツプアツプトランス18とを設けたため、第
1図A〜Cに示すような音響機器の標準型ヘツド
フオンジヤツクに接続する場合でもその高い入力
インピーダンスによつてヘツドフオン出力部にお
ける抵抗Rの悪影響を排除することができ、しか
もそのために音質、音圧を犠性にする必要がな
い。第6図に示した回路により、標準型ヘツドフ
オンジヤツクのインピーダンスおよび出力電圧の
大小にかかわらず20〜20kHzの広範囲にわたつて
平坦な総合周波数特性が得られ、しかも十分な音
圧レベルで再生可能であることを確認した。
また、音量も抵抗器16によつて適当なレベル
に調整することにできる。さらに、増幅器、ステ
ツプアツプトランス、バイアス電源回路等、アダ
プタを機能させるに必要とされる構成要素の全て
が簡便に携帯することのできる単一のケーシング
内に収められ、しかも内蔵電池と商用電源とを切
替えて使用することができるので、音質の優れた
コンデンサヘツドフオンを室内のみならず室外に
おいても手軽に使用することが可能となる。
このように本考案は、付加価値の非常に高いコ
ンデンサヘツドフオン用アダプタを提供するもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図A〜Cは本考案のアダプタを接続する音
響機器のヘツドフオン出力部の回路構成を示す線
図、第2図は既知のコンデンサヘツドフオンに用
いる昇圧トランスのインピーダンス特性を示すグ
ラフ、第3図は音響機器の標準型ヘツドフオンジ
ヤツクに接続した既知のコンデンサヘツドフオン
による総合周波数特性を示すグラフ、第4図は本
考案のアダプタの使用状態を示す斜視図、第5図
は同じくその回路構成の概念図、第6図は第5図
の回路の一具体例を示す線図である。 9……音響機器、10……標準型ヘツドフオン
ジヤツク、11……コンデンサヘツドフオン、1
3……アダプタ、14……プラグ、15……入力
コード、16……可変抵抗器、17……増幅器、
18……ステツプアツプトランス、19……コン
デンサヘツドフオン専用接続ジヤツク、20……
バイアス電源回路、21……内蔵電池、22……
ACアダプタ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 一般の音響機器等に設けられている標準型の
    ヘツドフオンジヤツクに接続しうるプラグを有
    する入力コードを具え、このプラグから供給さ
    れる入力信号の電力をコンデンサヘツドフオン
    を作動させるに十分な電力に増幅する増幅器
    と、この増幅器の出力信号電圧をコンデンサヘ
    ツドフオンを作動させるに十分な電圧に昇圧す
    るステツプアツプトランスと、直流バイアス電
    圧を印加することにより作動させるコンデンサ
    ヘツドフオンに対応して設けられるバイアス電
    源回路とを単一のケーシング内に収め、そのケ
    ーシングの一側にコンデンサヘツドフオンを接
    続する専用接続ジヤツクを配置し、この接続ジ
    ヤツクの各別の接点に前記ステツプアツプトラ
    ンスの二次巻線および前記バイアス電源回路を
    それぞれ接続し、さらに、前記増幅器を駆動
    し、かつ前記バイアス電源回路の一部を構成す
    る電池を前記ケーシング内に内蔵可能としたこ
    とを特徴とするアダプタ。 2 請求の範囲第1項記載のアダプタにおいて、
    前記増幅器を駆動し、かつ前記バイアス電源回
    路の一部を構成する回路素子を具えるACアダ
    プタを接続する接続ジヤツクを前記ケーシング
    の一側に配置し、この接続ジヤツクには前記
    ACアダプタとの接続時に前記電池と前記増幅
    器およびバイアス電源回路の残部との接続をし
    や断する切替え機能をもたせたことを特徴とす
    るアダプタ。 3 請求の範囲第1項記載のアダプタにおいて、
    前記プラグから供給される入力信号のレベルを
    調整する可変抵抗器を有することを特徴とする
    アダプタ。
JP1979095626U 1979-07-13 1979-07-13 Expired JPS6133760Y2 (ja)

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JPS5615182U JPS5615182U (ja) 1981-02-09
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50102324A (ja) * 1974-01-10 1975-08-13

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50102324A (ja) * 1974-01-10 1975-08-13

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JPS5615182U (ja) 1981-02-09

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