JPS6133654B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6133654B2 JPS6133654B2 JP55146573A JP14657380A JPS6133654B2 JP S6133654 B2 JPS6133654 B2 JP S6133654B2 JP 55146573 A JP55146573 A JP 55146573A JP 14657380 A JP14657380 A JP 14657380A JP S6133654 B2 JPS6133654 B2 JP S6133654B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- alignment
- bearing
- rotating shaft
- abutment
- detection device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 23
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims description 9
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 4
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 4
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23P—METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; COMBINED OPERATIONS; UNIVERSAL MACHINE TOOLS
- B23P19/00—Machines for simply fitting together or separating metal parts or objects, or metal and non-metal parts, whether or not involving some deformation; Tools or devices therefor so far as not provided for in other classes
- B23P19/10—Aligning parts to be fitted together
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23P—METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; COMBINED OPERATIONS; UNIVERSAL MACHINE TOOLS
- B23P19/00—Machines for simply fitting together or separating metal parts or objects, or metal and non-metal parts, whether or not involving some deformation; Tools or devices therefor so far as not provided for in other classes
- B23P19/10—Aligning parts to be fitted together
- B23P19/12—Alignment of parts for insertion into bores
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Automatic Assembly (AREA)
- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
- Mounting Of Bearings Or Others (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
(産業上の利用分野)
本発明は回転軸に対する軸受の芯出しを高精度
に行うことができる調心装置に関する。
に行うことができる調心装置に関する。
(従来の技術)
一般に、ロータリーコンプレツサ、モータ、ポ
ンプ等を組み立てる場合は、シリンダ、ステータ
等の両端開口部に取付けられる軸受の中心と、シ
リンダ、ステータ等を貫通する軸芯とを一致させ
る必要がある。これが一致しないときには、軸受
部における機械損が大きくなるからである。
ンプ等を組み立てる場合は、シリンダ、ステータ
等の両端開口部に取付けられる軸受の中心と、シ
リンダ、ステータ等を貫通する軸芯とを一致させ
る必要がある。これが一致しないときには、軸受
部における機械損が大きくなるからである。
従来の、このようないわゆる調心作業は、作業
者が各自の感覚により行つており、芯が出るまで
何度も繰り返えしていた。従つて、熟練者でない
と作業性が悪く、また、手作業であるため、高精
度な調心に限界があつた。例えば、ロータリーコ
ンプレツサでは、軸受と回転軸の芯出しが不充分
な場合に、コンプレツサの性能(成績係数)が低
下する事態を生じていた。
者が各自の感覚により行つており、芯が出るまで
何度も繰り返えしていた。従つて、熟練者でない
と作業性が悪く、また、手作業であるため、高精
度な調心に限界があつた。例えば、ロータリーコ
ンプレツサでは、軸受と回転軸の芯出しが不充分
な場合に、コンプレツサの性能(成績係数)が低
下する事態を生じていた。
本発明は、以上の如き点に鑑みなされたもので
あり、その目的とするところは、回転軸外周に軸
受内壁を突き当てて、突き当たり位置を検出する
ことにより、軸受と回転軸とのクリアランスを計
測し、その計測値に基づいて回転軸に対する軸受
の芯出しを行うようになし、人手によることな
く、高精度な調心ができる調心装置を提供するに
ある。
あり、その目的とするところは、回転軸外周に軸
受内壁を突き当てて、突き当たり位置を検出する
ことにより、軸受と回転軸とのクリアランスを計
測し、その計測値に基づいて回転軸に対する軸受
の芯出しを行うようになし、人手によることな
く、高精度な調心ができる調心装置を提供するに
ある。
(問題点を解決するための手段)
本発明は、上記の目的を達成するために、回転
軸の軸方向に対して鉛直な方向に移動可能に設け
られ、前記回転軸が挿入された軸受を把持する調
心テーブルと、この調心テーブルを移動するテー
ブル駆動装置と、その調心テーブルの移動量を検
出するテーブル移動量検出装置と、テーブルと共
に移動する軸受の内壁が前記回転軸に突き当つた
ことを検知する突き当て検知装置とから成り、上
記テーブル駆動装置の移動部がスプリング部材を
介して調心テーブルに連結され、前記突き当て検
知装置が、前記テーブル駆動装置の移動部に設け
られた突き当り部と、調心テーブルに設けられ、
軸受と回転軸の突き当り時に、突き当り部の調心
テーブルに対する変位を検出する突き当りセンサ
ーとから構成される。
軸の軸方向に対して鉛直な方向に移動可能に設け
られ、前記回転軸が挿入された軸受を把持する調
心テーブルと、この調心テーブルを移動するテー
ブル駆動装置と、その調心テーブルの移動量を検
出するテーブル移動量検出装置と、テーブルと共
に移動する軸受の内壁が前記回転軸に突き当つた
ことを検知する突き当て検知装置とから成り、上
記テーブル駆動装置の移動部がスプリング部材を
介して調心テーブルに連結され、前記突き当て検
知装置が、前記テーブル駆動装置の移動部に設け
られた突き当り部と、調心テーブルに設けられ、
軸受と回転軸の突き当り時に、突き当り部の調心
テーブルに対する変位を検出する突き当りセンサ
ーとから構成される。
(作 用)
本発明の調心装置においては、テーブル駆動装
置の移動部が、スプリング部材を介して調心テー
ブルを移動させ、軸受の内壁と回転軸とが突き当
り、調心テーブルが停止し、突き当り部と突き当
てセンサからなる突き当て検知装置で、その突き
当りを検知する。すなわち、調心テーブルが停止
しても移動部は、スプリング部材を介して調心テ
ーブルに連結されるため、移動が可能で、その移
動部に設けられた突き当り部が共に移動し、調心
テーブルに設けられた突き当てセンサを作動して
軸受と回転の突き当りを検知する。この検知信号
はテーブル移動量検出装置に出力され、その移動
量が検出され、かくして往復移動方向での軸受と
回転軸との突き当り位置を検出し、その位置より
その移動方向の軸受と回転軸の中心位置を合せ、
かつこの移動方向に対して90度の方向で再度中心
位置を合せれば回転軸に対して軸受を容易に調心
することができる。
置の移動部が、スプリング部材を介して調心テー
ブルを移動させ、軸受の内壁と回転軸とが突き当
り、調心テーブルが停止し、突き当り部と突き当
てセンサからなる突き当て検知装置で、その突き
当りを検知する。すなわち、調心テーブルが停止
しても移動部は、スプリング部材を介して調心テ
ーブルに連結されるため、移動が可能で、その移
動部に設けられた突き当り部が共に移動し、調心
テーブルに設けられた突き当てセンサを作動して
軸受と回転の突き当りを検知する。この検知信号
はテーブル移動量検出装置に出力され、その移動
量が検出され、かくして往復移動方向での軸受と
回転軸との突き当り位置を検出し、その位置より
その移動方向の軸受と回転軸の中心位置を合せ、
かつこの移動方向に対して90度の方向で再度中心
位置を合せれば回転軸に対して軸受を容易に調心
することができる。
以下に本発明の好適一実施例を添付図面によつ
て詳述する。
て詳述する。
第1図はロータリーコンプレツサの回転軸と軸
受とを調心させる例を示す。ロータリーコンプレ
ツサは、シリンダ室を有するシリンダブロツク2
6と、そのシリンダ室内でローラ27を滑動させ
る回転軸1と、そのシリンダブロツク26に夫々
ボルト28,29で取り付けられ、シリンダ室を
区画すると共に回転軸1を支承するための主軸受
4と副軸受3とからなつている。
受とを調心させる例を示す。ロータリーコンプレ
ツサは、シリンダ室を有するシリンダブロツク2
6と、そのシリンダ室内でローラ27を滑動させ
る回転軸1と、そのシリンダブロツク26に夫々
ボルト28,29で取り付けられ、シリンダ室を
区画すると共に回転軸1を支承するための主軸受
4と副軸受3とからなつている。
この回転軸2に対して主軸受4と副軸受3を調
心させるにおいて、回転軸2は、その上下両端が
固定ツール1により支持され、回転軸2の位置が
決められる。回転軸2が挿入された軸受3,4を
把持するために、調心テーブル5,6が設けられ
る。すなわち、各調心テーブル5,6にはクラン
プ7,8及び突起9,10が設置され、副軸受3
はクランプ7及び突起9で、主軸受4はクランプ
8及び突起10で把持されるものである(以下、
一方の調心テーブル5について説明するが、他方
の調心テーブル6も同様に構成される。)。この調
心テーブル5は、回転軸2の軸方向に対して鉛直
な方向に移動可能に支持され、隣接して設けられ
たテーブル駆動装置11によつて往復移動するよ
うになつている。
心させるにおいて、回転軸2は、その上下両端が
固定ツール1により支持され、回転軸2の位置が
決められる。回転軸2が挿入された軸受3,4を
把持するために、調心テーブル5,6が設けられ
る。すなわち、各調心テーブル5,6にはクラン
プ7,8及び突起9,10が設置され、副軸受3
はクランプ7及び突起9で、主軸受4はクランプ
8及び突起10で把持されるものである(以下、
一方の調心テーブル5について説明するが、他方
の調心テーブル6も同様に構成される。)。この調
心テーブル5は、回転軸2の軸方向に対して鉛直
な方向に移動可能に支持され、隣接して設けられ
たテーブル駆動装置11によつて往復移動するよ
うになつている。
このテーブル駆動装置11は、ベース12に取
り付けられたブラケツト13と、そのブラケツト
13に設けられたモータ14と、そのモータ14
の回転駆動軸に取り付けた伸縮可能なフレキシブ
ルカツプリング15と、そのカツプリング15に
取り付けたネジ棒であるテーブル駆動軸16と、
その駆動軸16の移動部30を調心テーブル6に
連結するためのスプリング部材20,21とから
なつている。
り付けられたブラケツト13と、そのブラケツト
13に設けられたモータ14と、そのモータ14
の回転駆動軸に取り付けた伸縮可能なフレキシブ
ルカツプリング15と、そのカツプリング15に
取り付けたネジ棒であるテーブル駆動軸16と、
その駆動軸16の移動部30を調心テーブル6に
連結するためのスプリング部材20,21とから
なつている。
テーブル駆動軸16は、ブラケツト13のネジ
穴13aに螺合し、モータ14の正逆の回転で図
示の矢印のように調心テーブル5の移動方向にテ
ーブル駆動軸16が往復移動され、同時にフレキ
シブルカツプリング15が移動に伴つて伸縮す
る。テーブル駆動軸16の移動部30は、テーブ
ル駆動軸16に設けたつば部16aと、そのつば
部16aの両側に設けられた軸受24と、そのつ
ば部16a及び軸受24を包囲するように設けた
リング部18とからなり、調心テーブル5に設け
た穴31に挿入されると共に、その移動部30の
両側の穴31内にスプリング部材20,21が設
けられて調心テーブル5と連結される。すなわ
ち、図でみて移動部30の右側には穴31に着座
したスプリング部材20が設けられ、左側には穴
31内で移動自在な移動座金22を介してスプリ
ング部材21が設けられるとともに、そのスプリ
ング部材21が、穴31に固定された固定座金2
3に着座される。従つてテーブル駆動軸16が回
転移動する際、移動部30は、そのつば部16a
の回転を軸受24で受け、回転力を伝達せず移動
方向の力のみスプリング部材20,21を介して
調心テーブル5に伝達する。
穴13aに螺合し、モータ14の正逆の回転で図
示の矢印のように調心テーブル5の移動方向にテ
ーブル駆動軸16が往復移動され、同時にフレキ
シブルカツプリング15が移動に伴つて伸縮す
る。テーブル駆動軸16の移動部30は、テーブ
ル駆動軸16に設けたつば部16aと、そのつば
部16aの両側に設けられた軸受24と、そのつ
ば部16a及び軸受24を包囲するように設けた
リング部18とからなり、調心テーブル5に設け
た穴31に挿入されると共に、その移動部30の
両側の穴31内にスプリング部材20,21が設
けられて調心テーブル5と連結される。すなわ
ち、図でみて移動部30の右側には穴31に着座
したスプリング部材20が設けられ、左側には穴
31内で移動自在な移動座金22を介してスプリ
ング部材21が設けられるとともに、そのスプリ
ング部材21が、穴31に固定された固定座金2
3に着座される。従つてテーブル駆動軸16が回
転移動する際、移動部30は、そのつば部16a
の回転を軸受24で受け、回転力を伝達せず移動
方向の力のみスプリング部材20,21を介して
調心テーブル5に伝達する。
ベース12には、調心テーブル5がベース12
に対して移動する際、その調心テーブル5の移動
量を検出するテーブル移動量検出装置25が設け
られる。
に対して移動する際、その調心テーブル5の移動
量を検出するテーブル移動量検出装置25が設け
られる。
また調心テーブル5には、テーブル5が移動し
副軸受3の内壁が回転軸に突き当つたことを検知
する突き当て検知装置17が設けられる。この突
き当て検知装置17は、調心テーブル5に設けら
れた突き当てセンサ19と、移動部30のリング
部18に一体に設けた突き当り部18aとからな
つている。すなわち、突き当て検知装置17は、
副軸受3の内壁が回転軸2に突き当り、調心テー
ブル5が停止した際、調心テーブル5に対する移
動部30の移動を検出し、その突き当りを検出す
る。
副軸受3の内壁が回転軸に突き当つたことを検知
する突き当て検知装置17が設けられる。この突
き当て検知装置17は、調心テーブル5に設けら
れた突き当てセンサ19と、移動部30のリング
部18に一体に設けた突き当り部18aとからな
つている。すなわち、突き当て検知装置17は、
副軸受3の内壁が回転軸2に突き当り、調心テー
ブル5が停止した際、調心テーブル5に対する移
動部30の移動を検出し、その突き当りを検出す
る。
次に本発明の作用について述べる。
ロータリコンプレツサにおける調心作業に用い
た場合について説明すると、第1図に示す如く、
予め主軸受1とシリンダブロツク26とは、回転
軸2及びローラ27がシリンダブロツク26内径
と適当なクリアランスとなるように、ボルト28
によつて固定して組み付けておく、この状態で、
回転軸2を固定ツール1により位置決めして固定
すると共に、主軸受4及び副軸受3をクランプ
8,7により調心テーブル6,5に固定して取り
付ける。主軸受4を把持するクランプ8を設置し
た調心テーブル6は、副軸受3の調心作業中には
移動しないようにしておく。
た場合について説明すると、第1図に示す如く、
予め主軸受1とシリンダブロツク26とは、回転
軸2及びローラ27がシリンダブロツク26内径
と適当なクリアランスとなるように、ボルト28
によつて固定して組み付けておく、この状態で、
回転軸2を固定ツール1により位置決めして固定
すると共に、主軸受4及び副軸受3をクランプ
8,7により調心テーブル6,5に固定して取り
付ける。主軸受4を把持するクランプ8を設置し
た調心テーブル6は、副軸受3の調心作業中には
移動しないようにしておく。
副軸受3の調心には、まず、モータ14を回転
駆動し、フレキシブルカツプリング15を介して
テーブル駆動軸16を回す。テーブル駆動軸16
は、ブラケツト13のねじ穴13aに螺合されて
いることから、テーブル駆動軸16は回りながら
調心テーブル5に向つて突出する。この駆動軸1
6の先端には、移動部30が回転自在ではある
が、その一定の位置に固定して取り付けてあるた
め、その移動部30が、テーブル駆動軸16と共
に動き、スプリング20を介して調心テーブル5
を移動させる。調心テーブル5は、副軸受3と共
に回転軸2の軸方向に対して鉛直な方向に移動す
るが、その移動は、第2図に示す如く副軸受3の
内壁が回転軸2に突き当たるまでである。この移
動時における調心テーブル5の移動量はテーブル
移動量検出装置25によつて計測される。突き当
たることでテーブル駆動軸16及び移動部30の
突出は、直ちに停止しないので、スプリング20
に抗して移動部30は移動する。従つて、この移
動は、突き当り部18aの調心テーブル5の変位
として突き当てセンサ19で検知され、そのセン
サ19からテーブル移動量検出装置25の係数値
を記憶回路に入れるようにとの指令信号が出力さ
れる。よつて、副軸受3内壁が回転軸2の突き当
たるまでの変位Aを自動的に計測することができ
る。
駆動し、フレキシブルカツプリング15を介して
テーブル駆動軸16を回す。テーブル駆動軸16
は、ブラケツト13のねじ穴13aに螺合されて
いることから、テーブル駆動軸16は回りながら
調心テーブル5に向つて突出する。この駆動軸1
6の先端には、移動部30が回転自在ではある
が、その一定の位置に固定して取り付けてあるた
め、その移動部30が、テーブル駆動軸16と共
に動き、スプリング20を介して調心テーブル5
を移動させる。調心テーブル5は、副軸受3と共
に回転軸2の軸方向に対して鉛直な方向に移動す
るが、その移動は、第2図に示す如く副軸受3の
内壁が回転軸2に突き当たるまでである。この移
動時における調心テーブル5の移動量はテーブル
移動量検出装置25によつて計測される。突き当
たることでテーブル駆動軸16及び移動部30の
突出は、直ちに停止しないので、スプリング20
に抗して移動部30は移動する。従つて、この移
動は、突き当り部18aの調心テーブル5の変位
として突き当てセンサ19で検知され、そのセン
サ19からテーブル移動量検出装置25の係数値
を記憶回路に入れるようにとの指令信号が出力さ
れる。よつて、副軸受3内壁が回転軸2の突き当
たるまでの変位Aを自動的に計測することができ
る。
次に、モータ14を逆転させ、テーブル駆動軸
16を引つ込める。この駆動軸16と共に動く突
き当て移動部30は、スプリング21を介して調
心テーブル5を前述とは逆方向に移動させる。調
心テーブル5は副軸受3の内壁が回転軸2に突き
当たるまで移動し、その移動量はテーブル移動量
検出装置25によつて計測される。次に突き当て
センサー19が作動し、テーブル移動量検出装置
25の計測値を記憶回路に入れるようにとの指令
信号が出力される。従つて、副軸受3が前述とは
逆方向に動くことで回転軸2に突き当たるまでの
変位Bは、自動的に計測される。
16を引つ込める。この駆動軸16と共に動く突
き当て移動部30は、スプリング21を介して調
心テーブル5を前述とは逆方向に移動させる。調
心テーブル5は副軸受3の内壁が回転軸2に突き
当たるまで移動し、その移動量はテーブル移動量
検出装置25によつて計測される。次に突き当て
センサー19が作動し、テーブル移動量検出装置
25の計測値を記憶回路に入れるようにとの指令
信号が出力される。従つて、副軸受3が前述とは
逆方向に動くことで回転軸2に突き当たるまでの
変位Bは、自動的に計測される。
このようにして計測される変位A,Bは調心開
始時の位置原点とする変位であるから、(A+
B)/2なる点に調心テーブル5を位置させれ
ば、副軸受3の中心と回転軸2の中心とが一致す
ることは明らかである。そこで、記憶回路に記憶
させた変位A,Bを演算回路に入力し、(A+
B)/2なる演算を行い、その算出値に調心テー
ブル5を位置させるべく、モータ14を回転駆動
する。すなわち、テーブル移動検出装置25の計
測値が(A+B)/2なる値となるまで調心テー
ブル5を移動させ、その値となつた時点でモータ
14の駆動を止め、調心テーブル5を停止させ
る。
始時の位置原点とする変位であるから、(A+
B)/2なる点に調心テーブル5を位置させれ
ば、副軸受3の中心と回転軸2の中心とが一致す
ることは明らかである。そこで、記憶回路に記憶
させた変位A,Bを演算回路に入力し、(A+
B)/2なる演算を行い、その算出値に調心テー
ブル5を位置させるべく、モータ14を回転駆動
する。すなわち、テーブル移動検出装置25の計
測値が(A+B)/2なる値となるまで調心テー
ブル5を移動させ、その値となつた時点でモータ
14の駆動を止め、調心テーブル5を停止させ
る。
以上の如き動作を副軸受3における上記移動方
向に直交する方向について更に行うことで副軸受
3と回転軸2の調心がなされる。その後、ボルト
29により、副軸受3をシリンダ26に固定して
組み付ける。
向に直交する方向について更に行うことで副軸受
3と回転軸2の調心がなされる。その後、ボルト
29により、副軸受3をシリンダ26に固定して
組み付ける。
主軸受4の調心は、ボルト28を外すことで主
軸受4とシリンダブロツク26の係合を解き、主
軸受4を把持するクランプ8を設置した調心テー
ブル6を移動可能とする一方で、副軸受3を把持
するクランプ7を設置した調心テーブル5を主軸
受4の調心作業内には移動しないようにしてお
く。この状態で、前述の場合と同様にして主軸受
4と回転軸2の調心を行い、再びボルト28によ
つて主軸受4をシリンダブロツク26に固定して
組み付ける。
軸受4とシリンダブロツク26の係合を解き、主
軸受4を把持するクランプ8を設置した調心テー
ブル6を移動可能とする一方で、副軸受3を把持
するクランプ7を設置した調心テーブル5を主軸
受4の調心作業内には移動しないようにしてお
く。この状態で、前述の場合と同様にして主軸受
4と回転軸2の調心を行い、再びボルト28によ
つて主軸受4をシリンダブロツク26に固定して
組み付ける。
以上の如き操作により、ロータリコンプレツサ
における軸受3,4と回転軸2との高精度な調心
が行なえるものである。
における軸受3,4と回転軸2との高精度な調心
が行なえるものである。
尚、前記実施例では第1図に示す如く1つの調
心テーブル5に1組の突き当て検知装置17及び
テーブル移動量検出装置25を設け、また、1つ
のテーブル駆動装置11を対応させた場合につい
て説明したが、本発明は1つの調心テーブル5上
で固定ツール1を中心として90゜回転した位置
に、夫々突き当て検知装置17及びテーブル移動
量検出装置25を設け、また、各テーブル駆動装
置11を対応させた場合にも適用される。
心テーブル5に1組の突き当て検知装置17及び
テーブル移動量検出装置25を設け、また、1つ
のテーブル駆動装置11を対応させた場合につい
て説明したが、本発明は1つの調心テーブル5上
で固定ツール1を中心として90゜回転した位置
に、夫々突き当て検知装置17及びテーブル移動
量検出装置25を設け、また、各テーブル駆動装
置11を対応させた場合にも適用される。
以上の説明で明らかな如く本発明によれば次の
如き効果を発揮する。
如き効果を発揮する。
(1) テーブル駆動装置の移動部を、スプリング部
材を介して調心テーブルに連結し、その移動部
と調心テーブルの変位を検出する突き当て検知
装置を設けたので、軸受の内壁と回転軸との突
き当り位置を機械的に正確に求めることがで
き、その位置を元にして芯出しが高精度に行え
る。
材を介して調心テーブルに連結し、その移動部
と調心テーブルの変位を検出する突き当て検知
装置を設けたので、軸受の内壁と回転軸との突
き当り位置を機械的に正確に求めることがで
き、その位置を元にして芯出しが高精度に行え
る。
(2) あらゆる軸受と回転軸との芯出しが機械的に
高精度に行えることから、ロータリコンプレツ
サなど複雑な構造のものの調心に採用できる。
高精度に行えることから、ロータリコンプレツ
サなど複雑な構造のものの調心に採用できる。
(3) 芯出し位置のバラツキが減少するため、製品
の品質を安定させることができる。
の品質を安定させることができる。
(4) 調心作業を自動機械化することにより、作業
工数が減少し、熟練作業者でなくとも対応でき
る。
工数が減少し、熟練作業者でなくとも対応でき
る。
第1図は本発明に係る調心装置の一実施例を示
す断面図、第2図は第1図の装置による調心動作
の一状況を示す要部拡大断面図である。 図中、1は固定ツール、2は回転軸、3,4は
軸受、5,6は調心テーブル、11はテーブル駆
動装置、17は突き当て検知装置、18aは突き
当り部、19は突き当りセンサ、25はテーブル
移動量検出装置、30は移動部である。
す断面図、第2図は第1図の装置による調心動作
の一状況を示す要部拡大断面図である。 図中、1は固定ツール、2は回転軸、3,4は
軸受、5,6は調心テーブル、11はテーブル駆
動装置、17は突き当て検知装置、18aは突き
当り部、19は突き当りセンサ、25はテーブル
移動量検出装置、30は移動部である。
Claims (1)
- 1 回転軸の軸方向に対して鉛直な方向に移動可
能に設けられ、前記回転軸が挿入された軸受を把
持する調心テーブルと、この調心テーブルを移動
するテーブル駆動装置と、その調心テーブルの移
動量を検出するテーブル移動量検出装置と、テー
ブルと共に移動する軸受の内壁が前記回転軸に突
き当つたことを検知する突き当て検知装置とから
成り、上記テーブル駆動装置の移動量がスプリン
グ部材を介して調心テーブルに連結され、前記突
き当て検知装置が、前記テーブル駆動装置の移動
部に設けられた突き当り部と、調心テーブルに設
けられ、軸受と回転軸の突き当り時に、突き当り
部の調心テーブルに対する変位を検出する突き当
てセンサーとからなることを特徴とする調心装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14657380A JPS5771739A (en) | 1980-10-20 | 1980-10-20 | Aligning device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14657380A JPS5771739A (en) | 1980-10-20 | 1980-10-20 | Aligning device |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5771739A JPS5771739A (en) | 1982-05-04 |
JPS6133654B2 true JPS6133654B2 (ja) | 1986-08-04 |
Family
ID=15410741
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14657380A Granted JPS5771739A (en) | 1980-10-20 | 1980-10-20 | Aligning device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5771739A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4628575A (en) * | 1984-04-27 | 1986-12-16 | General Electric Company | Method and apparatus for welding turbine rotor shafts |
JPH0448897Y2 (ja) * | 1986-12-05 | 1992-11-18 | ||
AT405495B (de) * | 1996-06-05 | 1999-08-25 | Miba Sintermetall Ag | Vorrichtung zum zusammenbau einer synchronisiereinrichtung für ein zahnradwechselgetriebe |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51151875A (en) * | 1975-06-23 | 1976-12-27 | Hitachi Ltd | Positioning method |
JPS5345543A (en) * | 1976-10-07 | 1978-04-24 | Nippon Bunko Kogyo Kk | Spectrometer |
-
1980
- 1980-10-20 JP JP14657380A patent/JPS5771739A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51151875A (en) * | 1975-06-23 | 1976-12-27 | Hitachi Ltd | Positioning method |
JPS5345543A (en) * | 1976-10-07 | 1978-04-24 | Nippon Bunko Kogyo Kk | Spectrometer |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5771739A (en) | 1982-05-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5235228A (en) | Motor balancing structure | |
US4074946A (en) | Shaft-rotor coupling | |
KR101549879B1 (ko) | 중공 구동 모듈 | |
JP3867519B2 (ja) | モータ | |
ES2003496A6 (es) | Metodo, con su aparato correspondiente para el montaje de compresores rotativos de anillo giratorio | |
US5253417A (en) | Method of manufacturing crankshafts | |
JPS6133654B2 (ja) | ||
JP4661555B2 (ja) | エンジンアッシのバランス測定装置およびバランス測定方法 | |
EP0115538A1 (en) | Device for coupling servo motor to rotary detector | |
JPS62288744A (ja) | ダンパプ−リのバランス取り方法 | |
CN117664568A (zh) | 一种工程机械轴承检测装置 | |
EP2875247A1 (en) | Permanent visual indicator and diametrical to axial relation gage and method of using same | |
EP0564073B1 (en) | Improved eccentric crank assembly for a reciprocating piston air compressor | |
US20060237637A1 (en) | Motor-encoder system having a flexible coupling | |
KR200491723Y1 (ko) | 밸런싱머신용 회전체 고정구 | |
JP2003039204A (ja) | 配管加工装置、および配管加工用計測方法、並びに計測装置 | |
US3167676A (en) | Stator clamping structure for electric machines | |
CN112427978A (zh) | 一种主轴带四轴功能的结构及其装配方法 | |
JPH07132887A (ja) | 舵取機用アクチュエーター | |
JPH052276Y2 (ja) | ||
CN218194766U (zh) | 一种自动定位夹具 | |
US5620074A (en) | One way clutch | |
US20230235790A1 (en) | Eccentric shaft locking system for circular shafts | |
JPH08121560A (ja) | 回転阻止機構およびこの機構を用いたアクチュエータ | |
JPH081183B2 (ja) | ロータリコンプレッサのシリンダ組立装置 |