JPH0448897Y2 - - Google Patents

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JPH0448897Y2
JPH0448897Y2 JP1986187525U JP18752586U JPH0448897Y2 JP H0448897 Y2 JPH0448897 Y2 JP H0448897Y2 JP 1986187525 U JP1986187525 U JP 1986187525U JP 18752586 U JP18752586 U JP 18752586U JP H0448897 Y2 JPH0448897 Y2 JP H0448897Y2
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press
shaft
gear
holder
fitting
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JP1986187525U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はシヤフトにギヤを圧入する圧入装置に
係り、特にカムノーズが偏心して形成されたシヤ
フトのギヤ圧入部にギヤを圧入するに好適な圧入
装置に関する。
〔従来の技術〕
自動車のカムシヤフトにギヤを取付けるような
場合、シヤフトの外径寸法とギヤの外径寸法とに
大きな差がなければ、シヤフトとギヤとを一体に
製作することができるが、この寸法差が大きい場
合には一体に製作することはできない。
この場合には、シヤフトとギヤとを別体に製作
してシヤフトにギヤをネジ止め、または圧入など
の手段で固定している。
この種の圧入装置としては実開昭57−166630号
公報及び実開昭61−31625号公報によつて開示さ
れた提案が知られている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、カムシヤフトに形成されたカム
ノーズは一般にシヤフトに対して偏心しているた
めギヤとシヤフトの芯を同一にして圧入しようと
しても、カムノーズが干渉して圧入することがで
きないという問題があつた。
また、前記2つの公報による提案はいずれも圧
入の自動化の改良に関するものであり、カムノー
ズなどの突出部が偏心して形成されたシヤフトに
ギヤなどを自動的に圧入する手段については配慮
されていなかつた。
本考案は上記事情に鑑みてなされたものであ
り、突出部が離間して形成されたシヤフトのギヤ
圧入部に、自動的にギヤを圧入することのできる
簡単な構造のギヤ圧入装置を提供することを目的
とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記目的を達成するために、ギヤを圧
入する圧入部と該圧入部と離間して偏心した突出
部とが形成されたシヤフトに前記ギヤを該圧入部
に圧入するギヤ圧入装置において、前記シヤフト
の両端の中心部を1対の支持手段により挟持し、
該支持手段をそれぞれ軸方向に移動させる駆動手
段と、該支持手段の移動位置を検出する検知手段
とを設け、一方前記シヤフトに圧入される前記ギ
ヤを把持するホルダを設けるとともに、該ホルダ
を前記シヤフトの軸と直角方向に移動させる駆動
手段を設けて、前記シヤフトに偏心して形成され
た突出部を前記ホルダに把持されたギヤに形成さ
れた圧入孔を通過させるため、前記検知手段の信
号によりシヤフトの軸と直角方向に移動させる駆
動手段を作動させて、前記圧入孔を軸と直角方向
の前記突出部と干渉しない位置に移動させて該突
出部が圧入孔を通過できるように構成したもので
ある。
〔作用〕
上記の構成によると、突出部が前記ホルダに把
持されたギヤに形成された圧入孔を通過する際
に、検知手段によりシヤフトの軸と直角方向に移
動させる駆動手段を作動させて、ホルダを移動さ
せホルダに把持されたギヤの圧入孔と、シヤフト
に偏心して形成された突出部とが干渉しない位置
に設定した後、軸方向の駆動手段により支持部材
を介して前記シヤフトを軸方向に移動させて、前
記突出部を前記ギヤに形成された圧入孔を通過さ
せる。
この通過完了を検知手段により検知して前記軸
に直角方向の駆動手段により再びホルダを移動さ
せ、シヤフトに形成された圧入部の中心に前記ギ
ヤの圧入孔の中心を一致させ、次に軸方向の駆動
手段により支持部材を介してさらにシヤフトを軸
方向に移動させて、部材の圧入孔にシヤフトの圧
入部を圧入する。その後、検知手段により圧入完
了を検知してシヤフトの移動を停止してギヤ圧入
を完了する。
〔実施例〕
以下、本考案に係る圧入装置の一実施例を図面
を参照して説明する。
第1図、第2図及び第3図に本考案の一実施例
を示す。圧入される部材であるギヤ1はホルダ2
の一面に形成された凹部2aに嵌合把持されてい
る。このホルダ2はほぼ矩形状に形成されてお
り、対向する二辺は装置本体に固設された1対の
案内板3によつて摺動自在に案内されている。
ホルダ2の前記二辺と直角方向の1辺には第3
のシリンダ4によつて駆動されるロツド5が接続
されており、ホルダ2を案内板3と平行の方向に
駆動するようになつている。そしてホルダ2の上
下にはそれぞれ装置本体に固設された2対のスト
ツパ6,7が設けられている。
一方、ホルダ2の中心に形成された貫通孔2b
には第2のシリンダ8によつて駆動されるロツド
9が貫通しており、このロツド9の先端には第2
のセンタリングバー10が同軸上に固設されてい
る。
このセンタリングバー10に対向して同軸上に
第1のセンタリングバー11が設けられており、
このセンタリングバー11は連結バー12を介し
て、第1のシリンダ13によつて駆動されるロツ
ド14に連結されている。
そして、このロツド14は前記ロツド9と平行
に移動するようになつており、前記第1及び第2
のセンタリングバー11,10間には前記ギヤ1
が圧入される圧入部15が形成されたシヤフト1
6が同軸上に挟持されている。このシヤフト16
には偏心してシヤフト16の外周側に突出したカ
ムノーズ17が形成されている。
また、前記第1のシリンダ13のロツド14に
沿つて3個のリミツトスイツチ18,19,20
が設けられており、前記連結バー12の延長部1
2aと係合してシヤフト16の移動位置を検知
し、前記3個のシリンダ4,8,13を駆動する
ようになつている。
次に、本実施例の動作を説明する。
ギヤ1をホルダ2の凹部2aに嵌合把持させ、
この状態でギヤ1の中心に形成された圧入孔1a
及びホルダ2の中心に形成された貫通孔2bを通
して、ロツド9の先端に設けられた第2のセンタ
リングバー10を突出させ、この第2のセンタリ
ングバー10と第1のセンタリングバー11との
間にシヤフト16を挟持する。
このときの第1のセンタリングバー11の位置
は第1のリミツトスイツチ18と連結バー12の
延長部12aとが係合する位置に、第1及び第2
のシリンダ13,8によつて保持される。この
際、ホルダ2は第3のシリンダ4によつて、あら
かじめギヤ1の中心とシヤフト16の中心とが一
致するように設定されたストツパ7に当接押圧さ
れている。
次に、第1のリミツトスイツチ18の検知信号
により第3のシリンダ4を駆動させてホルダ2を
ストツパ6に当接する位置まで移動させる。この
ストツパ6の位置はあらかじめギヤ1の圧入孔1
aと、シヤフト16に偏心して突出形成されたカ
ムノーズ17とが干渉しない位置に設定してお
く。
ホルダ2がこの位置に到達すると、第1及び第
2のシリンダ13,8によりシヤフト16が図中
右方向に移動し、カムノーズ17がギヤ1の圧入
孔1aを通過する。この通過を連結バー12の延
長部12aを介して第2のリミツトスイツチ19
が検知し、シリンダ13,8の駆動は一時停止す
る。
この時点で、第3のシリンダ4が駆動され、ホ
ルダ2はストツパ7に押圧当接され、シヤフト1
6とギヤ1の圧入孔1aとのそれぞれの中心が一
致する。次に、上記第2のリミツトスイツチ19
の検知信号により第1及び第2のシリンダ13,
8が駆動され、シヤフト16はさらに図中右方向
に移動して、シヤフト16に形成された圧入部1
5がギヤ1の圧入孔1aに圧入される。圧入が完
了すると第3のリミツトスイツチ20の検知信号
により第1及び第2のシリンダ13,8が逆方向
に駆動され、ギヤ1はホルダ2から離脱してシヤ
フト16と一体となつて図中左方向に移動し、原
位置に戻される。
本実施例によれば、カムノーズ17がシヤフト
16に偏心して設けられ、このカムノーズ17の
シヤフト16の中心に対する外径がギヤ1の圧入
孔1aより大きい場合でも、ギヤ1をホルダ2に
取付けてホルダ2を自動的にギヤ1の半径方向に
移動できるようにしたので、簡単な構造で自動的
にギヤ1をシヤフト16に圧入することができ
る。しかもホルダ2はあらかじめ設定されたスト
ツパ6,7により正確に位置決めできるので、確
実に圧入を行なうことができる。
〔考案の効果〕
上述したように本考案によれば、偏心した突出
部が形成されたシヤフトの圧入部にギヤを圧入す
るために、ギヤをホルダに支持させてホルダを駆
動手段によつて前記シヤフトの軸と直角の方向に
移動可能としたので、シヤフトにギヤの圧入部と
離間して形成された突出部に干渉されずに、簡単
な構造で、かつ容易にギヤをシヤフトに圧入する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る圧入装置の一実施例を示
す一部破断側面図、第2図は第1図のA−A矢視
図、第3図は第2図のB−B線断面図である。 1……ギヤ(部材)、2……ホルダ、4……第
3のシリンダ、8……第2のシリンダ、10,1
1……センタリングバー(支持手段)、13……
第1のシリンダ、15……圧入部、16……シヤ
フト、17……カムノーズ(突出部)、18,1
9,20……リミツトスイツチ(検知手段)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ギヤを圧入する圧入部と該圧入部と離間して偏
    心した突出部とが形成されたシヤフトに前記ギヤ
    を該圧入部に圧入するギヤ圧入装置において、前
    記シヤフトの両端の中心部を1対の支持手段によ
    り挟持し、該支持手段をそれぞれ軸方向に移動さ
    せる駆動手段と、該支持手段の移動位置を検出す
    る検知手段とを設け、一方前記シヤフトに圧入さ
    れる前記ギヤを把持するホルダを設けるととも
    に、該ホルダを前記シヤフトの軸と直角方向に移
    動させる駆動手段を設けて、前記シヤフトに偏心
    して形成された突出部を前記ホルダに把持された
    ギヤに形成された圧入孔を通過させるため、前記
    検知手段の信号によりシヤフトの軸と直角方向に
    移動させる駆動手段を作動させて、前記圧入孔を
    軸と直角方向の前記突出部と干渉しない位置に移
    動させるように構成したことを特徴とするギヤ圧
    入装置。
JP1986187525U 1986-12-05 1986-12-05 Expired JPH0448897Y2 (ja)

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JP1986187525U JPH0448897Y2 (ja) 1986-12-05 1986-12-05

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986187525U JPH0448897Y2 (ja) 1986-12-05 1986-12-05

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Publication Number Publication Date
JPS6394635U JPS6394635U (ja) 1988-06-18
JPH0448897Y2 true JPH0448897Y2 (ja) 1992-11-18

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ID=31138067

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JP1986187525U Expired JPH0448897Y2 (ja) 1986-12-05 1986-12-05

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5771739A (en) * 1980-10-20 1982-05-04 Toshiba Corp Aligning device

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5771739A (en) * 1980-10-20 1982-05-04 Toshiba Corp Aligning device

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Publication number Publication date
JPS6394635U (ja) 1988-06-18

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