JPS6133447A

JPS6133447A - ロ−ルホルダ

Info

Publication number: JPS6133447A
Application number: JP8302984A
Authority: JP
Inventors: イヨセフ・クルツ; アンドレア・シユテイングルヴアーグナー
Original assignee: KURUTSU KUNSUTOSHIYUTOTSUFUE G; KURUTSU KUNSUTOSHIYUTOTSUFUE GmbH
Current assignee: KURUTSU KUNSUTOSHIYUTOTSUFUE G; KURUTSU KUNSUTOSHIYUTOTSUFUE GmbH
Priority date: 1983-04-26
Filing date: 1984-04-26
Publication date: 1986-02-17
Also published as: US4556160A; DE3314991A1; DE3466519D1; EP0123270B1; DE3314991C2; EP0123270A2; EP0123270A3; ATE30004T1; JPH042501B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明はロールホルダ、特にロールから繰出されるテー
プないしシート状製品のロール用のホルダに関する。

この種のロールホルダは、紙、詰め物シート（ｗａｄｄ
ｉｎｇ）、織物、合成樹脂フィルム、またはアルばフォ
イルに使用し得る。

〔従来技術と解決すべき問題点〕

従来のロールホルダは、保持ないし懸吊部分と制動部分
とを有する。上述のシート状製品用のロールホルダは産
業用並びに家庭用として広く使用ばれている。ロール内
に巻込まれたテープ状の製品は所定の間隔で距離を置い
て平らな製品の繰出し方向に直交する方向に延在してそ
の場所で製品の強ζを弱めてロールから製品を切取るの
を容易にしているごシン目によってその場で屡々分割さ
れる。別の場合、切裂端がロールに巻取られた平らな製
品に設けられている。

公仰のテープロールホルダでは、巻取られた材料はホル
ダの基板上に固定して、または移動自在に叉持し得る伸
長シャフト上に位置する。ある場合、シャフトは片側で
開いた固定または移動自在のヨークで形成し得る。

巻込んだ製品の切取りに当って、シャフト上に載置した
ａ−ルが無制限に回転するの、を防ぐために、基板に対
するロールの摩擦力、またはロール上にある取外し自在
の枢着取付てれたカバーを使用することができる。

ロールに充分な制動作用を与える部材の付いた従来のロ
ールホルダの１種が西ドイツ実用新案Ｇ８１２２３２．
７号の明細書で開示されている。ロール材料はシャフト
上に載置されるが、該シャフトはその両端でホルダの後
壁に同かつて傾斜した下方に同けて走る溝を設けた側方
部分中に支承され、又、第２シヤフトも同様な溝中に位
置して、ロールから引張り出されたテープ材がこの第２
シヤフトをロールの上面上に動かし、切取り操作がロー
ルの制動作用で補助される様になっている。

然し、この従来のテープロールホルダに関しては、自由
支持されているシャフトが、操作中にガイドから滑り出
してホルダ本来の機能が達成されないというおそれが存
在する。更に、この公仰のテープロールホルダは少くと
も６個の部品で構成され、簡単な操作指示誉が素人のた
めに必要ときれる。更に、ロールをロールホルダに取付
けるのに使用者は両手を使わねばならない。

紛失の可能性のある部品がなく、ホルダに挿入すべきロ
ール用に僅少の場所しか必要としない改良形の平たい製
品のロールホルダを提供することが本発明の目的である
。

本発明の別の目的は、ホルダ内にロールを挿入すること
も含めて、全操作が使用者の片手によって行い得るテー
プロールホルダを提供することである。

〔問題点の解決手段と作用〕

本発明のこれらのおよびその他の目的は、軸を有する基
板と、懸吊ヨークと制動ヨークとを有して成ジ、各ヨー
クは、Ｕ字形断面を有し、基板の前記軸の方向に延在し
前記軸に対して枢支きれている第１アームと、第２自由
アームとを有し、前記懸吊ヨークの自由アームと制動ヨ
ークの自由アームとが前記軸から半径方向に等しい距離
だけ離れて位置して相互に重なり合い、前記懸吊ヨーク
と制動ヨークとは反対方向に開口する横向きＵ字形の側
部を有するところのロールホルダ、特にロールから繰出
これる平らな製品のロール用のロールホルダに、よって
達せられる。

この構造において、ロールは内方に位置する懸吊ヨーク
の自由アーム上で滑動し、外方に位置する制動ヨークの
自由アームはロールの外面に位置してこれに制動作用を
与える。ロールから繰出される材料のウェブが制動ヨー
クの自由アーム上に銹導されると、所要のウェブの切取
り中に強い制動作用が生じて、この作用がロールが更に
回転するのを防止する。

不発明の別の特徴によれば、制動ヨークの自由アームは
Ｕ字形断面を有し、凹みを取囲んでその中に懸吊ヨーク
の自由アームが挿入可能である。

この様にしてロールホルダが設けられるが、これはホル
ダ内にロールを入れない時は極くわずかな場所を必要と
するのみで、ロールホルダの良好な外観が保証される。

更に、制動ヨークのＵ字形アームの両端はロールの外面
に対し平滑な表面よりも強いブレーキ作用を与える。

本発明の別の特徴によれば、懸吊ヨークの第１アームと
制動ヨークの第１アームとは共に各ヨークの第２自由ア
ームよりも短く、基板上に共通線内で並んで位置してい
る。

ホルダは更に各ヨークの第１アームを前記基板上に枢支
する枢動連結部材を持ってもよく、各ヨークの連結部材
は相互対称的に位置している。

更に、各ヨークの枢動連結部材は２個の枢支点を有して
もよく、前記基板内に形成され前記枢支点の１万に位置
する第１軸受と、前記第１軸受内に枢動自在に支承され
て−る第１軸受ピンと、軸受ブロックで形成され前記第
２の点に位置する第２軸受と、前記軸受ブロック内に枢
支される第２軸受ピンとを有する。

ロールホルダは対称軸を有し、各ヨークの第１アームは
前記対称軸に関して内端と外端とを有し、前記第１軸受
ピンは前記内端にあυ、又、前記第２軸受ピンは前記外
端に位置する。

軸受ブロックは円筒形の孔を有し第２軸受ピンを納める
。

第１軸受ピンは前記第１軸受内に納まる円筒形部分と、
前記円筒形部分よりも大きな直径の切頭円錐部分と、を
有しその中心に延在して前記円筒形部分の中央部に達す
る長手方向溝を有し、前記切頭円錐部分は゛前記第１軸
受を貫通してそのうしろでスナップ止めされている。

この構造は、ロールホルダの簡単な製造および組立を可
能にしている。というのは、各ヨークは外側から両軸受
内に挿入可能で、基板の各ヨークを取外し不能にロック
している位置は各ヨークの枢動可能なアーム上に及ぶ軽
い圧力によって得られるからであり、合成明脂材の使用
によ１４付円錐のこの部分の軸受内への挿入時のばね作
用が保証される。全懸吊点は両ヨークの外壁で覆われた
取付位置内にあるので枢着構造は見えない。所要の部品
Ａ数は最小限に減らされている。このロールホルダの製
造は安価でその組立は容易である。

本発明の更に別の特徴によれば、各ヨークの第１アーム
は上側部を有しそこに突起を設けてもよく、前記基板は
制限リブヲ有し各ヨークの第１ア−ムの前記突起は前記
リブの後部に係合可能である。

ヨークのアーム上の若干数のカム状突起の角度分布によ
って、ヨークは適当な位置に停止され、空ロールを新品
ロールと取換えることが使用者の片手で可能となる。好
プしくけ、懸吊ヨークは基板に対して４５度以上の角度
で基数上に係合、係止でき、制動ヨークは基板に対して
９０度以上の角度で基板上に係止可能である。ホルダ内
への新品ロールの挿入後、両ヨーク上へのわずかな加圧
がこれらの保止位置からの解放のために充分である。

更に、基板にはこれから外側へ突出して懸吊ヨークの領
域に設けられた台形のリブを形成してもよい。懸吊ヨー
クの開放端を越えてホルダからロールが横向きに外れる
ことがこの台形リブによって防止される。

ブレーキ用ヨークの第２自由アームは一列の突起を形成
した外（１１面を持たせてもよい。本発明のこの特徴は
ａ−ル巻材料にば７ン孔が無くてもその切取りが容易に
なる。

更に、基板には三角形の各頂点に分布した６個の孔を形
成してもよく、前記孔の１つは円形で、前記孔の２つは
長手方向軸が直角な長孔である。

この実施態様によって、ロールホルダは壁に固着し得る
。通常、ホルダは両ヨークが水平方向に向き、制動ヨー
クが懸吊ヨークに対して重力で押し付けられる。

制動ヨークはばねによって前記懸吊ヨークの方向に加圧
することもできる。この実施態様においては、両ヨーク
は壁に任意の位置、好ましくは垂直位置に固定すること
もできる。

本発明に対して％機内と考えられる新規な特徴を特に添
付特許請求の範囲各項に記載する。発明それ自体は、然
し、その構造およびその操作法、並びにその付加的目的
および長所に関して、物足の実施例に関する以下の説明
を添付図面と関連付けて読むことによって最もよく了解
されよう。

〔実施例〕

ここで図面、まず最初に第１図、第６図および第４図を
参照すると、本発明のロールホルダは基板、即ちフレー
ム（２）ヲ有し、その中央上部に懸吊ヨーク（４）と制
動ヨーク（６）が枢支されている。ヨーク（４）および
（６）の連結長形アーム（８）および（ＩＣＪの各々は
゛各ヨークの幅全体の半分より若干短く、アーム（８）
および００は基板（２）の軸方向に相互間で調節可能で
ある。両ヨーク（４）および（６）はほぼＵ字形の断面
を有する。懸吊ヨーク（４）の下部自由アームは伸長シ
ャフト（ロ）として形成され、その上にチーツーロール
例えばペーパーロールを装着し得る。

第６図で最もよく分かる様に、制動ヨーク（６）はＵ字
形断面を有し従ってこのヨークの壁部は目出内部空所を
有ｔ／、これに通常その上にベーパーロールｆ載せてい
る伸長シャフト（イ）の本体よりも若干大キい。従って
、ペーパーロールカ伸長シャフ゛　　ト（イ）上で小さ
くなると、制動ヨーク（６）の下部アームｏ０は懸吊ヨ
ーク（４）の伸長シャフト＠に重なｐ合い、シャフト（
ハ）とアームＱＱは同一面上に位置して、通常、例えは
壁に取付けられているテープロールホルタ用の必要場所
は最小限に納まり、ホルダの良好な外観が維持される。

伸長シャフト０からベーパーロールが次第に横に移動し
なりようにするため、台形のリブ（１８が基板（２）の
側部に、ペーパーロールの無い時の伸長シャフト（２）
の端部が位置する領域に位置している。

伸長シャフト（２）上に載ったペーパーロールα◆はリ
ブα印のうしろに保持されている。ペーパーロールα→
の側部を基板（２）のリブ（１均に係合したのち、ベー
パーウェブ（４）の始端を制動ヨークの目在アームＨ上
にかけ渡し、これで全装置の使用準備が完了する。ペー
パーロール（１４）をやは９手で伸長シャフト（至）に
移すのに、第５図および第６図に見られる様に、両ヨー
ク（４）および（６）の短いアーム（８）およびαＯの
上面にカム状の突起（財）を設け、−万、基板（２）の
上部に、ヨーク（４）および（６）のカム状突起（社）
と係合可能の制限用リブ０４を形成する。懸吊ヨーク（
４）のカム状突起（財）は、このヨークが懸吊位置にあ
り、基板のリブ（ハ）と係合したとき、垂直基鈑（２）
との間に４５度よりも若干大きな角度を張る様に配列す
る。基板（２）のリブ（ハ）と係合した位置での制動ヨ
ーり（６）と基板（２）との間の角度はこの時第５図に
示す様に９０度以上であり、ペーパーロールα尋が問題
なしに伸長シャフト（２）上で回転できる様でなければ
ならない。テープロールホルダのすべての部分は弾性の
ある合成プラスチック材で作られているので、両ヨーク
（４）および（６）のリブ（ハ）との保合、取外しは比
較的小さ彦抗圧力に打ち勝つのみで行い得る。

各ヨーク（４）および（６）は基板（２）に２個の支持
ジヨイントで支持され、それぞれの軸受部材が両ヨーク
用に対称に設けられている。第７図を参照すると、アイ
レットないし突起（ハ）として形成された軸受が制動ヨ
ーク用として基板（２）に設けられる。このアイレット
（ハ）は制動ヨークの一方の軸受を形成し１他方、アー
ムαＯ用の別の軸受が円筒状の溝（至）を有するＬ字状
支持ブロック（ハ）によって形成される。軸受ブロック
（ハ）は第９図に示す様に基板の一体部分として形成さ
れている。ヨーク（６）の円筒形溝輪に面する短いアー
ムαＯの内側には軸受ピン０りが設けられ、これが溝中
にはまり込む。他方の軸受ピンは、直径が突起（ハ）内
の溝（ハ）に対応する円筒形部分と、拡径円錐延長部（
ト）とを有するが、これがアームαＱ、の表部からアイ
レットに向けて突出している。細長いｍ（２）が第２軸
受ピン（ロ）、（２）の中心を通ってその軸方向に設け
られ−１この溝は円筒状部分（ロ）の中央部にまで達し
ている、本発明によるテープロールホルダの組立時、ヨ
ーク（４）と（６）の短アーム（８）とαＧの両軸受ピ
ンは各軸受部四および（１）の中に挿入する。軸受ピン
（ロ）、００１作っている弾力性プラスチック材の弾性
によって、このピンの溝付拡径部分（至）は半径方向に
圧縮されて突起□□□内の溝を通過しこの麦起の通過後
、円錐状延長部（至）は突起のうしろに係止され、基板
（２）とヨーク（６）のアームαＯとの取外し不能の連
結が果される。

第８図は基板（２）と懸吊ヨーク（４）との間の枢動連
結を示す。懸吊ヨーク（４）の支持構造は第７図を参照
して説明した制動ヨークの支持構造に対して鏡像反転で
ある。第９図に示す軸受ブロック翰と同様に基板（２）
に一体形成された軸受ブロック（２８ａ）はアーム（８
）に固着された軸受ピン（３２ａ）　ｋ受入れ支承する
溝（３０ａ）を有し、一方制動ヨークのアームａＯ用の
アイレット（ハ）と同様に基板（２）と一体形成された
突起（２６ａ）は延長部（３６ａ）と溝（３８ａ）の付
いたピン（３４ａ）を支持する溝を有し、ピン（５９ａ
）はアーム（８）の端面に固着され、アーム＜１０の場
合と同様なやり方で突出部（２６ａ）の溝内にはめ込ま
れる。即ち上述の支持構造によって両ヨーク（４）、！
：　（６）の基板（２）への取外し不能の連結が果され
る。

このテープロールホルダには、ゆるみ得る部品は無く、
組立用の補助的固定部材、例えとピンないしねじ、を必
要としない。

第１４図は基板（２）の突起に）に枢着されたピン（ロ
）。

（ロ）を有する制動ヨークの短いアーム（１Ｇの一部を
示す。この実施例においては細い円筒状部分−がアーム
αＯから外に延びるピンの円錐状延長部と円筒部分（ロ
）の間に形成されている。一端が突起（ハ）の横向に支
持されたコイルばね輪が円筒部分類全取囲んでいる。こ
のコイルばねは制動ヨーク（６）ヲ懸吊ヨーク（４）の
方向に押し付ける作用をなし、そのため制動ヨーク（６
）はホルダに挿入されたペーパーロールに向かってその
重量以上の圧力を及はす。

テープロールホルダを、例えば壁に定置固定するには、
基板（２）の裏側の自己横着部材によるが、又はボルト
ヲ使用して竹う。この目的で基板に第１６図に示す様に
６個ないしそれ以上の孔を設けてもよく、その１つに）
は基板の下部位置の中央に設けてよく円形でよいが、−
万他の２個の孔（財）。

（ト）は長孔がよく、その中の一方輪は水平方向に、他
方の孔（へ）は垂直方向に長くしてよい。第１６図に見
られる様にヨーク（４）および（６）中に切込みを設け
て基板の孔（財）、（ハ）および（ロ）を見える様にす
る。

孔（財）１輪、に）中にボルトによって基板を壁に仮付
けしたのち、円形孔輪中に挿入した図示しないポル）を
他のボルトの最終的固定の前にわずかの時間回転する。

さもないと、基板全水平方向に正確に調節できない。次
いで長孔＠４およびθりに挿入したボルトをこれらの孔
にきつくねじ込み、基板を最終的に壁に固定する。

ロールα◆の長さはヨーク（４）の伸長シャフト（２）
の長さに正確に対応させる必要はない。短いロールも本
発明のロールホルダに本ホルダの機能を損うことなしに
使用することができる。

本発明のテープホルダが、ホルダの寸法に応じてトイレ
ット紙ロールホルダ又は紙タオルロールホルダとして使
用するために製造し得ることは勿論理解し得る。

ヨーク（６）の前部アーム上に鋸歯状突起またはナイフ
状の刃を設けることによって、ばシン目のないロール材
料の切取りを行わせることができる。

第１０図ないし第１２図を参照すると、制動ヨーク（６
）の自由アーム０６の上部外端にその全長にわたって第
１０図および第１１図に示す様に上向きに付けられた鋸
歯状刃即ち突起（イ）、或いは第１０図および第１２図
に示す様に矢張り上方に向いたナイフ状刃をその全長に
わたって取付けて紙ウェブ翰をロールの残シ部分から容
易に切取る様にできることがわかる。第１′５＠に示す
構造が第１０図の実施例と共に使用し得ることに注目さ
れたい。

使用に当っては、ロールα◆から引き出すために紙ウェ
ブ（ホ）を水平方向に引き出す。この動作によって・懸
吊ヨーク（４）はロールα噌の内面と伸長シャフト０２
の外面との間の摩擦のため前方に若干移動し、そのた、
め基板（２）とロール０４間の摩擦が減少する。制動ヨ
ーク（６）の自由アームが紙ロールαゆと繰出された紙
ウェブ翰の間のエツジを形成し、そのため紙ロールαΦ
はそれ自体では回転しない。ロールの運動の難易は引張
力によっておよび若干上方又は下方となる可能性のある
引張り方向に応じて影響を受ける。

ロールから紙ウエブＣ２１１１ｎ切取るために、紙ロー
ル（１４）が基板（２）に押し付けられる様にウェブを
垂直下方に引張ると、そこに摩擦抵抗が生じる。更に、
制動フシーク（６）が紙ロール（１４）全上方から押付
けて更に摩擦力を増加する。制動ヨーク（６）の自白ア
ームＨがＵ字形断面であるため、ヨーク（６）のブレー
キ端上の紙のねじれ、従ってブレーキ作用がヨークの閉
止形状によって増加する。従って紙は紙ロールが回転し
ない状態で切取られる。伸長シャフト（６）とヨーク（
６）の自由アーム◇Ｑとは懸吊ラインから半径方向等距
離に配置されているので、ブレーキ１″作用は紙ロール
ｏ４の繰出しが完了しない限り維持される、というのは
伸長シャフト（至）と制動ヨーク（６）との間にロール
α勇のクラン５プカが無くなるからである。

上述した各部相それぞれ、またはその２またはそれ以上
の組合わせも上述したタイプとは違うタイプのロールホ
ルダに有用な応用が見付は得ることは理解できよう。

本発明はロールホルダに実施されるものとして図示説明
したが、本発明の精神から何隻外れることなしに各種の
変形および構造上の変更がなし得るので、上述した詳細
に限定するものではない。

これ以上の説明をしなくても、以上の説明によって、先
行技術の見地から本発明の一般的ないし特定的な態様の
本質的な特徴を正しく構成する要件を除くことなく各種
の応用に対して当業者が現在の知識全応用して容易に適
用可能な程度に本発明の要旨が明らかでちる。

〔発明の効果〕

以上に述べた如く、本発明によればひとつの基板とふた
つのヨークとの合計三部品からなるロールホルダが得ら
れ、ホルダ内にロールを入れないときは両３．−りが重
なって平らになるので場所をとらず、制動ヨークは約９
０８はね上げ位置に係止できまた懸吊ヨークは約４５°
のもち上げ位置に係止できるから、ロールの装着が片手
で行なえ、製品の繰り出し時に製品を引張ることによっ
て制動ヨークがロールの回転を適度に制動し、さらに製
品に与える引張力によって制動ヨークがロールの回転を
効果的に停止させて製品の切断も片手で行なえるという
、操作性にも優れたロールホルダが提供されるものであ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は挿入ロールなしの本発明によるロールホルダの
斜視図、第２図は紙ロールを挿入した第１図のロールホ
ルダの斜視図、第６図は紙ロールからの紙ウェブを引出
し位置にしたロールホルダの一部切欠側面図、第４図は
紙ロールのウェブが切取り位置にある第６図のロールホ
ルダの同様の側面図、第５図は両ヨークがロールをホル
ダ内に挿入するときの静止位置にあるロールホルダの側
面図、第６図は第５図の静止位置にある懸吊ヨークの拡
大部分側面図、第７図は基板と制動ヨークの枢支部分の
分解斜視図、第８図は基板と懸吊ヨークの枢支部分の分
解斜視図、第９図は第７図の軸受ブロックを有する基板
の部分断面図、第１０図は制動ヨークにウェブ切取ジ用
の刃を設けたロールホルダの側面図゛、第１１図は制動
ヨークの自由アームが鋸歯状刃を有するロールホルダの
斜視図、第１２図は制動ヨークがナイフ形の刃を有する
ロールホルダの斜視図、第１６図はホルダ１に壁に取付
ける孔を有する切取部付ロールホルダの前面図、第１４
図は制動ヨークのアームに取付けたばねを有する制動ヨ
ークの部分斜視図である。図中、２・・・基板、４・・・懸吊ヨーク、６・・・制
動ヨーク、８．１０・・・第１アーム、１２・・・懸吊
ヨークの自由アーム、１４−・・ロール、１６・・・制
動ヨークの自由アーム、１８・・・台形リブ、２０・・
・平らな製品、２２・・・カム状突起、２４・・・制限
リブ、２６・・・第１軸受内の円筒状孔、２８・・・第
２軸受（軸受ブロック）、３０・・・円筒状孔（軸受ブ
ロック内の）、３２・・・第２軸受ピン、３４・・・第
１軸受ピン円筒部分、３６・・・第１軸受ピン切頭円錐
部分、４０゜４２・・・列の突起（第２自由アーム上の
）、４４・・・円形の基板取付孔、４６．４８・・・長
孔形の基板取付孔、をそれぞれ示す。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）軸を有する基板と、懸吊ヨークと、制動ヨークと
を有して成り、各ヨークは、Ｕ字形断面を有して基板の
前記軸の方向に延在し前記軸に関して基板に枢支されて
いる第１アームと、第２自由アームとを有し、前記懸吊
ヨークの自由アームと制動用アームの自由アームとは前
記軸から等距離にあって重なり合い、前記懸吊ヨークと
制動ヨークとは互いに反対方向に開口する横向きＵ字形
の側部を有するロールホルダ。
（２）前記制動ヨークの自由アームは前記懸吊ヨークが
挿入され得る凹部を画成するＵ字形断面を有する特許請
求の範囲第１項に記載のロールホルダ。
（３）前記懸吊ヨークの第１アームと前記制動ヨークの
第１アームはそれぞれ各ヨークの第２自由アームより短
く、前記基板上で共通線上に相並んで位置している特許
請求の範囲第２項に記載のロールホルダ。
（４）対称軸を有し、更に各ヨークを前記基板に枢支す
る枢動連結部材を有し、各ヨークの連結部材は対称軸に
関して相互に対称に位置している特許請求の範囲第３項
に記載のロールホルダ。
（５）各ヨークの枢動連結部材は２個の枢支点を有し、
前記基板に形成され、前記枢支点の１つに位置する第１
軸受と、前記第１軸受内に枢支される第１軸受ピンと、
軸受ブロックで形成され前記第２の点に位置する第２軸
受と、前記軸受ブロック内に枢支される第２軸受ピンを
有する特許請求の範囲第４項に記載のロールホルダ。
（６）各ヨークの第１アームは前記対称軸に関して内側
および外側端を有し、前記第１軸受ピンは内側端に位置
し、前記第２軸受ピンは前記外側端に位置している特許
請求の範囲第５項に記載のロールホルダ。
（７）前記軸受ブロックは前記第２軸受ピンを受入れる
円筒状孔を有する特許請求の範囲第６項に記載のロール
ホルダ。
（８）前記第１軸受ピンは前記第１軸受内に受入れられ
る円筒状部分と、円筒状部分よりも大直径を有する切頭
円錐部分であって前記円筒部分の中央部にまで達し、か
つ中心を通る長溝を有する切頭円錐部分とを有し、前記
切頭円錐部分は前記第１軸受を通り越してその後部で係
止されている特許請求の範囲第７項記載のロールホルダ
。
（９）前記基板には、円筒状孔を有すると共に前記第１
軸受を形成するアイレットが形成されている特許請求の
範囲第８項に記載のロールホルダ。
（１０）前記ヨークの第１アームは少く共１個のカム状
突起が形成された上側部を有し、前記基板は制限リブを
有し、各ヨークの第１アームの前記突起は前記リブのう
しろに係合可能である特許請求の範囲第９項に記載のロ
ールホルダ。
（１１）前記基板にはこれから外方に延在して前記懸吊
ヨーク領域内に設けられた台形リブが設けられている特
許請求の範囲第１０項に記載のロールホルダ。
（１２）制動ヨークの第２自由アームは一列の突起付き
の外側部を有する特許請求の範囲第１１項に記載のロー
ルホルダ。
（１３）前記突起が鋸歯状である特許請求の範囲第１１
項に記載のロールホルダ。
（１４）前記突起はナイフ状の刃である特許請求の範囲
第１１項に記載のロールホルダ。
（１５）前記基板には三角形の各頂点に分布する３個の
孔が形成され、前記孔の１つは円形であり、前記孔の他
の２個は長孔で長軸が相互に直角をなしている特許請求
の範囲第１１項に記載のロールホルダ。
（１６）前記制動ヨークは前記懸吊ヨークの方向にばね
負荷を与えられている特許請求の範囲第１１項に記載の
ロールホルダ。