JPS6133220Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6133220Y2 JPS6133220Y2 JP12849681U JP12849681U JPS6133220Y2 JP S6133220 Y2 JPS6133220 Y2 JP S6133220Y2 JP 12849681 U JP12849681 U JP 12849681U JP 12849681 U JP12849681 U JP 12849681U JP S6133220 Y2 JPS6133220 Y2 JP S6133220Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- crankcase
- wall
- peripheral wall
- engine
- fixed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 20
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims description 7
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims description 7
- 238000010248 power generation Methods 0.000 claims description 6
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 7
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 5
- 235000014676 Phragmites communis Nutrition 0.000 description 3
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 2
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 2
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 238000005553 drilling Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N iron(III) oxide Inorganic materials O=[Fe]O[Fe]=O JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、クランクケース上に配置したフライ
ホイルフアンの外周部を、クランクケースから立
設した防塵周壁で覆つた縦軸エンジンに関し、防
塵周壁内に侵入した水を簡単な排水装置でエンジ
ン外へ排出して、水がエンジン内部に侵入した
り、マグネトーが冠水して故障するのを防止する
ことを目的とする。
ホイルフアンの外周部を、クランクケースから立
設した防塵周壁で覆つた縦軸エンジンに関し、防
塵周壁内に侵入した水を簡単な排水装置でエンジ
ン外へ排出して、水がエンジン内部に侵入した
り、マグネトーが冠水して故障するのを防止する
ことを目的とする。
一般に、縦軸エンジンでは、クランクケースの
上下にわたつて枢支したクランク軸の上端にフラ
イホイルフアンを固定し、このフライホイルフア
ンの回転で起風された冷却風をシリンダブロツク
にフアンケースで案内してエンジンを冷却するよ
うになつている。
上下にわたつて枢支したクランク軸の上端にフラ
イホイルフアンを固定し、このフライホイルフア
ンの回転で起風された冷却風をシリンダブロツク
にフアンケースで案内してエンジンを冷却するよ
うになつている。
ところが、第5図に示すように、フライホイル
フアン40の外周が防塵周壁41で覆われている
ことから、冷却風と一諸に吸込まれた雨水が防塵
周壁41内に溜り、クランク軸42の軸受部43
から、クランクケース44内に侵入してエンジン
を錆付かせたり、フライホイルフアン40の内部
空間に設けた電気点火装置T′を冠水して故障さ
せたりする。
フアン40の外周が防塵周壁41で覆われている
ことから、冷却風と一諸に吸込まれた雨水が防塵
周壁41内に溜り、クランク軸42の軸受部43
から、クランクケース44内に侵入してエンジン
を錆付かせたり、フライホイルフアン40の内部
空間に設けた電気点火装置T′を冠水して故障さ
せたりする。
本考案は上記欠点を解消するために提案された
もので、点火装置の発電コイルを防塵周壁の外側
に配置し、防塵周壁内のフライホイルの外面に固
定した磁鋼の回転軸に発電コイルのコアを対面さ
せるための切除部を防塵周壁の一部に形成し、防
塵周壁内に侵入した水をその切除部から防塵周壁
外に流出させて、さらに発電コイルの取付部の底
壁に明けた排水孔からエンジン外へ排出するよう
にした点に特徴を有する。
もので、点火装置の発電コイルを防塵周壁の外側
に配置し、防塵周壁内のフライホイルの外面に固
定した磁鋼の回転軸に発電コイルのコアを対面さ
せるための切除部を防塵周壁の一部に形成し、防
塵周壁内に侵入した水をその切除部から防塵周壁
外に流出させて、さらに発電コイルの取付部の底
壁に明けた排水孔からエンジン外へ排出するよう
にした点に特徴を有する。
以下、本考案の実施例を図面に基き説明する。
第1図は、強制空冷縦軸エンジンの一部横断平
面図を示し、第2図は第1図の−線断面図で
ある。
面図を示し、第2図は第1図の−線断面図で
ある。
このエンジンEは、クランクケース1の一側壁
にシリンダヘツド2で蓋されるシリンダブロツク
3が形成される。
にシリンダヘツド2で蓋されるシリンダブロツク
3が形成される。
クランクケース1にはクランク軸(回転軸)4
が上下にわたつて枢支され、クランク軸4の上部
4aにはフライホイルフアン5が固定される。
が上下にわたつて枢支され、クランク軸4の上部
4aにはフライホイルフアン5が固定される。
フライホイルフアン5の回転で起風されたエン
ジン冷却風は、フアンケース6でシリンダブロツ
ク3及びシリンダヘツド2に案内されてエンジン
Eを冷却する。
ジン冷却風は、フアンケース6でシリンダブロツ
ク3及びシリンダヘツド2に案内されてエンジン
Eを冷却する。
このフアンケース6は、クランクケース1の側
壁1aから外方に向けて一体に突出形成されたフ
アンケース取付部7にビス8止めされる。
壁1aから外方に向けて一体に突出形成されたフ
アンケース取付部7にビス8止めされる。
また、フライホイルフアン5は、上面に複数の
フイン9を形成するとともに、下方を短かい円筒
状に形成し、筒状肉壁部10にはその外周面10
aに臨ませて発電磁鋼11が鋳込んである。
フイン9を形成するとともに、下方を短かい円筒
状に形成し、筒状肉壁部10にはその外周面10
aに臨ませて発電磁鋼11が鋳込んである。
筒状肉壁部10の外周はクランクケース1の上
壁1bから一体に突出形成された防塵周壁12で
覆われ、その一部が切除されている。
壁1bから一体に突出形成された防塵周壁12で
覆われ、その一部が切除されている。
この防塵周壁12の切除部13には無接点点火
ユニツトu及び発電コイル14とからなる点火装
置Tの発電コイル14のコア15が挿入され、コ
ア先端面15aがフライホイルフアン5の発電磁
鋼11に近接するように、発電コイル14のコア
15をフアンケース取付部7に形成した取付ボス
16にビス17止めしてある。
ユニツトu及び発電コイル14とからなる点火装
置Tの発電コイル14のコア15が挿入され、コ
ア先端面15aがフライホイルフアン5の発電磁
鋼11に近接するように、発電コイル14のコア
15をフアンケース取付部7に形成した取付ボス
16にビス17止めしてある。
前記取付ボス16の中間のフアンケース取付部
7にはその一部を角穴状に凹入させ、その下壁7
aに円形の孔を明けて排水孔18が形成してあ
る。
7にはその一部を角穴状に凹入させ、その下壁7
aに円形の孔を明けて排水孔18が形成してあ
る。
このように、防塵周壁12の一部に切除部13
を設け、フアンケース取付部7に排水孔18を設
けると、フライホイルフアン5の回転でエンジン
E外から吸入され、防塵周壁12内に侵入した冷
却風中の雨水は、防塵周壁12の切欠き部13か
らフアンケース6内に流出し、フアンケース取付
部7の排水孔18からエンジンEの外部へ放出さ
れる。
を設け、フアンケース取付部7に排水孔18を設
けると、フライホイルフアン5の回転でエンジン
E外から吸入され、防塵周壁12内に侵入した冷
却風中の雨水は、防塵周壁12の切欠き部13か
らフアンケース6内に流出し、フアンケース取付
部7の排水孔18からエンジンEの外部へ放出さ
れる。
このとき、フアンケース6内は冷却風で加圧状
態になつていることから、雨水は排水孔18から
確実に放出される。
態になつていることから、雨水は排水孔18から
確実に放出される。
尚、図中符号20は、ブリーザ装置を示し、こ
のブリーザ装置20は、クランクケース1の側壁
1aの外面にブリーザ室21を箱状に形成すると
ともに、ブリーザ室21とこれを蓋するカバー2
2との間にブリーザ機構Bを挾着固定したもので
ある。
のブリーザ装置20は、クランクケース1の側壁
1aの外面にブリーザ室21を箱状に形成すると
ともに、ブリーザ室21とこれを蓋するカバー2
2との間にブリーザ機構Bを挾着固定したもので
ある。
ブリーザ機構Bは、第2図及び第3図に示すよ
うに、基板23の裏面24に邪魔板25を固着
し、表面26には基板23を設けたガス流出孔2
7を覆う薄板制のリード弁28と、このリード弁
28の過剰動作を抑制するストツパ片29とが固
着してあり、ストツパ片29は一側辺を折曲げて
リフレクタ30を形成し、基板23のガス流出孔
27から流出したブローバイガスがカバー22に
装着されたパイプ31に直接吸引されるのを防ぐ
のでブリーザ装置20の油分離性能が高くなる。
うに、基板23の裏面24に邪魔板25を固着
し、表面26には基板23を設けたガス流出孔2
7を覆う薄板制のリード弁28と、このリード弁
28の過剰動作を抑制するストツパ片29とが固
着してあり、ストツパ片29は一側辺を折曲げて
リフレクタ30を形成し、基板23のガス流出孔
27から流出したブローバイガスがカバー22に
装着されたパイプ31に直接吸引されるのを防ぐ
のでブリーザ装置20の油分離性能が高くなる。
また、クランクケース1の下部には第4図に示
すように遠心式ガバナ装置Gを設けるとともに、
ガバナ装置Gのガバナレバー35が反転した状態
のまま誤まつて組付けられるのを防ぐリブ36が
クランク軸4の下部4bの軸受ボス37の外面に
設けてある。
すように遠心式ガバナ装置Gを設けるとともに、
ガバナ装置Gのガバナレバー35が反転した状態
のまま誤まつて組付けられるのを防ぐリブ36が
クランク軸4の下部4bの軸受ボス37の外面に
設けてある。
即ち、図中想像線Aで示すように、ガバナレバ
ー35が反転してその遊端部がリブ36の上端に
乗せられると、先端部がクランク軸4のクランク
ギア38に接当して組付を阻止するので組付作業
がガバナレバー35の反転に気付き、ガバナレバ
ー35が組付直すので誤組付けを確実に防止する
ことができる。
ー35が反転してその遊端部がリブ36の上端に
乗せられると、先端部がクランク軸4のクランク
ギア38に接当して組付を阻止するので組付作業
がガバナレバー35の反転に気付き、ガバナレバ
ー35が組付直すので誤組付けを確実に防止する
ことができる。
本考案は、以上に述べたように構成され作用す
るので次の効果を奏する。
るので次の効果を奏する。
防塵周壁に侵入した水は、切除部から防塵周壁
外に流れ出て発電コイルの取付部不壁に明けた排
水孔からエンジン外へ排出される。
外に流れ出て発電コイルの取付部不壁に明けた排
水孔からエンジン外へ排出される。
これにより、その水が防塵周壁内からクランク
ケース内に侵入してエンジンを錆付かしたり、マ
グネトー等の電気部品に冠水して故障させるのを
確実に防止することができる。
ケース内に侵入してエンジンを錆付かしたり、マ
グネトー等の電気部品に冠水して故障させるのを
確実に防止することができる。
しかも、その排水のための構造として、フライ
ホイルフアンの外面に固定した磁鋼の回転面に発
電コイルのコアを臨ませるための切除部を防塵周
壁内からの排水口にそのまま兼用させ、発電コイ
ルの取付部の下壁に排水孔を明けるだけの簡単な
構成で済み、安価に実施できる。
ホイルフアンの外面に固定した磁鋼の回転面に発
電コイルのコアを臨ませるための切除部を防塵周
壁内からの排水口にそのまま兼用させ、発電コイ
ルの取付部の下壁に排水孔を明けるだけの簡単な
構成で済み、安価に実施できる。
第1図は縦軸エンジンの一部横断平面図、第2
図は第1図−線断面図、第3図はブリーザの
分解斜視図、第4図はガバナレ装置付近の構造を
示す縦断面図であり第5図は従来例を示す要部の
縦断面図である。 E……エンジン、T……点火装置、1……クラ
ンクケース、1b……1の上壁、4……回転軸
(クランク軸)、4a……4の上部、5……フライ
ホイルフアン、7…取付部(フアンケース取付
部)、10a……外周面、11……磁鋼、12…
…防塵周壁、13……12の切除部、14……発
電コイル、15……コア、18……排水孔。
図は第1図−線断面図、第3図はブリーザの
分解斜視図、第4図はガバナレ装置付近の構造を
示す縦断面図であり第5図は従来例を示す要部の
縦断面図である。 E……エンジン、T……点火装置、1……クラ
ンクケース、1b……1の上壁、4……回転軸
(クランク軸)、4a……4の上部、5……フライ
ホイルフアン、7…取付部(フアンケース取付
部)、10a……外周面、11……磁鋼、12…
…防塵周壁、13……12の切除部、14……発
電コイル、15……コア、18……排水孔。
Claims (1)
- 縦軸エンジンEのクランクケース1の上壁1b
上に突出する回転軸4の上部4aにフライホイル
フアン5を固定し、フライホイルフアン5の外周
を覆う防塵周壁12をクランクケース上壁から一
体に突設し、クランクケース上壁1b上で防塵周
壁12の外側に取付部7を形成し、防塵周壁12
の取付部7に臨む部分に切除部13を形成し、点
火装置Tの発電コイル14を取付部7に取付ける
とともに、発電コイル14のコア15を切除部1
3からフライホイルフアン5の外周面10aに臨
ませ、フライホイルフアン5の外周面10aに磁
鋼11を固定し、クランクケース1の側壁1aか
ら外方に突出する取付部7の下壁7aに排水孔1
8を明けたことを特徴とする縦軸エンジンのクラ
ンクケース上壁からの排水装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12849681U JPS5833726U (ja) | 1981-08-28 | 1981-08-28 | 縦軸エンジンのクランクケ−ス上壁からの排水装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12849681U JPS5833726U (ja) | 1981-08-28 | 1981-08-28 | 縦軸エンジンのクランクケ−ス上壁からの排水装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5833726U JPS5833726U (ja) | 1983-03-04 |
JPS6133220Y2 true JPS6133220Y2 (ja) | 1986-09-29 |
Family
ID=29922193
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12849681U Granted JPS5833726U (ja) | 1981-08-28 | 1981-08-28 | 縦軸エンジンのクランクケ−ス上壁からの排水装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5833726U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62135491U (ja) * | 1986-02-19 | 1987-08-26 | ||
JPH01266799A (ja) * | 1988-04-18 | 1989-10-24 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 小形受信装置 |
-
1981
- 1981-08-28 JP JP12849681U patent/JPS5833726U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5833726U (ja) | 1983-03-04 |
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